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河内尚子による、奈良市での展覧会「家具と空間」。“家具と空間”をテーマに実践的研究も行う建築家の展示。登録有形文化財の正木家住宅を会場とし、革・大理石・杉を用いて制作した家具を配置。訪問者に空間と家具が“相互に与える影響”についての考察を促す
photo©澤木亮平

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日程
2024年11月9日(土)
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11月16日(土)
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11月17日(日)
architecture|design|exhibition|feature
河内尚子田中林子牧野正幸澤木亮平奈良プロダクト建築展
河内尚子による、奈良市での展覧会「家具と空間」。“家具と空間”をテーマに実践的研究も行う建築家の展示。登録有形文化財の正木家住宅を会場とし、革・大理石・杉を用いて制作した家具を配置。訪問者に空間と家具が“相互に与える影響”についての考察を促す革の間仕切り、2023年 photo©澤木亮平
河内尚子による、奈良市での展覧会「家具と空間」。“家具と空間”をテーマに実践的研究も行う建築家の展示。登録有形文化財の正木家住宅を会場とし、革・大理石・杉を用いて制作した家具を配置。訪問者に空間と家具が“相互に与える影響”についての考察を促す革の敷物(四角)、2023年 photo©澤木亮平
河内尚子による、奈良市での展覧会「家具と空間」。“家具と空間”をテーマに実践的研究も行う建築家の展示。登録有形文化財の正木家住宅を会場とし、革・大理石・杉を用いて制作した家具を配置。訪問者に空間と家具が“相互に与える影響”についての考察を促す杉の台(丸)、2024年 photo©澤木亮平

河内尚子による、奈良市での展覧会「家具と空間」です。
“家具と空間”をテーマに実践的研究も行う建築家の展示です。建築家は、登録有形文化財の正木家住宅を会場とし、革・大理石・杉を用いて制作した家具を配置しました。そして、訪問者に空間と家具が“相互に与える影響”についての考察を促します。
河内は、妹島和世建築設計事務所を経て自身の事務所を設立した建築家です。また、現在、奈良女子大学大学院博士前期課程に在籍しています(※2024年11月時点の情報です)。会期は、2024年11月9日・10日・16日・17日。

初めての個展を開催します。
「家具と空間」、その関係性を主題としています。

場所は、奈良市にある、登録有形文化財、正木家住宅です。
通土間、座敷、中庭など、町家の姿を残す静穏な空間に、革、大理石、杉を用いてデザインした家具を配置します。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

河内尚子による、奈良市での展覧会「家具と空間」。“家具と空間”をテーマに実践的研究も行う建築家の展示。登録有形文化財の正木家住宅を会場とし、革・大理石・杉を用いて制作した家具を配置。訪問者に空間と家具が“相互に与える影響”についての考察を促す正木家住宅、外観 photo©澤木亮平
河内尚子による、奈良市での展覧会「家具と空間」。“家具と空間”をテーマに実践的研究も行う建築家の展示。登録有形文化財の正木家住宅を会場とし、革・大理石・杉を用いて制作した家具を配置。訪問者に空間と家具が“相互に与える影響”についての考察を促す石のスタンド、2024年 photo©澤木亮平
河内尚子による、奈良市での展覧会「家具と空間」。“家具と空間”をテーマに実践的研究も行う建築家の展示。登録有形文化財の正木家住宅を会場とし、革・大理石・杉を用いて制作した家具を配置。訪問者に空間と家具が“相互に与える影響”についての考察を促す石のスタンド、2024年 photo©澤木亮平
河内尚子による、奈良市での展覧会「家具と空間」。“家具と空間”をテーマに実践的研究も行う建築家の展示。登録有形文化財の正木家住宅を会場とし、革・大理石・杉を用いて制作した家具を配置。訪問者に空間と家具が“相互に与える影響”についての考察を促す正木家住宅、土間 photo©澤木亮平
河内尚子による、奈良市での展覧会「家具と空間」。“家具と空間”をテーマに実践的研究も行う建築家の展示。登録有形文化財の正木家住宅を会場とし、革・大理石・杉を用いて制作した家具を配置。訪問者に空間と家具が“相互に与える影響”についての考察を促すbook shelf、2021年 photo©澤木亮平
河内尚子による、奈良市での展覧会「家具と空間」。“家具と空間”をテーマに実践的研究も行う建築家の展示。登録有形文化財の正木家住宅を会場とし、革・大理石・杉を用いて制作した家具を配置。訪問者に空間と家具が“相互に与える影響”についての考察を促す革の間仕切り、2023年 photo©澤木亮平
河内尚子による、奈良市での展覧会「家具と空間」。“家具と空間”をテーマに実践的研究も行う建築家の展示。登録有形文化財の正木家住宅を会場とし、革・大理石・杉を用いて制作した家具を配置。訪問者に空間と家具が“相互に与える影響”についての考察を促す正木家住宅、玄関 photo©澤木亮平
河内尚子による、奈良市での展覧会「家具と空間」。“家具と空間”をテーマに実践的研究も行う建築家の展示。登録有形文化財の正木家住宅を会場とし、革・大理石・杉を用いて制作した家具を配置。訪問者に空間と家具が“相互に与える影響”についての考察を促す革の敷物(パッチワーク)、2023年 photo©澤木亮平
河内尚子による、奈良市での展覧会「家具と空間」。“家具と空間”をテーマに実践的研究も行う建築家の展示。登録有形文化財の正木家住宅を会場とし、革・大理石・杉を用いて制作した家具を配置。訪問者に空間と家具が“相互に与える影響”についての考察を促す手前:革の敷物(パッチワーク)、2023年、中央:革の敷物(鞣し)、2023年、奥:革の敷物(四角)、2023年 photo©澤木亮平
河内尚子による、奈良市での展覧会「家具と空間」。“家具と空間”をテーマに実践的研究も行う建築家の展示。登録有形文化財の正木家住宅を会場とし、革・大理石・杉を用いて制作した家具を配置。訪問者に空間と家具が“相互に与える影響”についての考察を促す革の敷物(鞣し)、2023年 photo©澤木亮平
河内尚子による、奈良市での展覧会「家具と空間」。“家具と空間”をテーマに実践的研究も行う建築家の展示。登録有形文化財の正木家住宅を会場とし、革・大理石・杉を用いて制作した家具を配置。訪問者に空間と家具が“相互に与える影響”についての考察を促す革の敷物(四角)、2023年 photo©澤木亮平
河内尚子による、奈良市での展覧会「家具と空間」。“家具と空間”をテーマに実践的研究も行う建築家の展示。登録有形文化財の正木家住宅を会場とし、革・大理石・杉を用いて制作した家具を配置。訪問者に空間と家具が“相互に与える影響”についての考察を促す杉の台(四角)、2024年 photo©澤木亮平
河内尚子による、奈良市での展覧会「家具と空間」。“家具と空間”をテーマに実践的研究も行う建築家の展示。登録有形文化財の正木家住宅を会場とし、革・大理石・杉を用いて制作した家具を配置。訪問者に空間と家具が“相互に与える影響”についての考察を促す杉の台(四角)、2024年 photo©澤木亮平
河内尚子による、奈良市での展覧会「家具と空間」。“家具と空間”をテーマに実践的研究も行う建築家の展示。登録有形文化財の正木家住宅を会場とし、革・大理石・杉を用いて制作した家具を配置。訪問者に空間と家具が“相互に与える影響”についての考察を促す杉の台(丸)、2024年 photo©澤木亮平
河内尚子による、奈良市での展覧会「家具と空間」。“家具と空間”をテーマに実践的研究も行う建築家の展示。登録有形文化財の正木家住宅を会場とし、革・大理石・杉を用いて制作した家具を配置。訪問者に空間と家具が“相互に与える影響”についての考察を促す杉の台(丸)、2024年 photo©澤木亮平
河内尚子による、奈良市での展覧会「家具と空間」。“家具と空間”をテーマに実践的研究も行う建築家の展示。登録有形文化財の正木家住宅を会場とし、革・大理石・杉を用いて制作した家具を配置。訪問者に空間と家具が“相互に与える影響”についての考察を促す平面図 image©牧野正幸

以下、建築家によるテキストです。


河内尚子によるテキスト「家具と空間」

何かを作る時、心動かされた時から始まることが多い。

例えば、素材との出会い。
革、石、木。
ただその存在だけで、感動するような美しさがある。
その特徴をどう引き出し、形にするかに興味がある。
なるべく自然な姿で、無理はせず、少ない手数で、純粋なものにしたい。
一見、何事もないような佇まいは、
プロポーションの徹底的な見極めから生み出している。
そして、構造家や職人との対話による、緻密なディテールを、静かに施している。

もうひとつ、例えば、空間との出会い。
差し込む光や、微かに聞こえる外の音。
美しい空間に身を置いた時、
それと呼応し、引き立て合うようなものの在り方に思い巡らす。
ものの寸法、置く位置や向き、存在感の強弱、
あらゆる関係性に、注意深く意識を向け、思考を行き来させる。
そうやって、空間の中に立体的に描くように、組み立てていく。

正木家には、「静穏」と言えるような、静かで穏やかな空気がある。
土間、座敷、中庭など、空間の様相にじっくりと向き合い、
ひとつひとつ、家具を配置していった。

建築は、環境と強く結びついたものである。
建つ環境から影響を受け、建つことで影響を与える。
家具もまた、置かれる空間、という環境の中にあり、
家具と空間は、相互に影響するものと考えられる。
今回の展覧会は、これら「家具と空間」について考察するきっかけとしたい。

何故か。それは私が、空間から影響を受け、
同時に、空間に影響を与えるような作品を作りたいと考えているからである。
今のところ家具という形をとっているが、
その本質が何であるかを、突き詰めていきたい。
(河内尚子)


エキシビションアドバイザーの田中林子によるテキスト

本展を通じて河内と対話を進める中で、彼女のバックグラウンドである抽象画と建築の関係性を再考することで、彼女の作品の根幹に迫ることができると考えた。

1917年に同名の雑誌の刊行とともに活動を開始したオランダの造形運動「デ・ステイル」では、画家、彫刻家、建築家などが全体主義の理念のもとに参画し、当時の芸術家達は抽象画からの拡張性を試み、家具や建築へと表現を広げていった。

河内もまた、抽象画を学んでいた際、建築現場での墨だしと似た手法で作品を制作し、後にそれを空間に構成することで立体作品へと昇華させた。その後、建築の世界に進み自身の表現を分野や次元を超え拡張していった。

河内にとって、建築設計における敷地でのボリュームスタディと抽象画におけるキャンバス上のコンポジションには、表現媒体の違いこそあれ、思考の上での大きな違いがないように思う。彼女は、現在の自身の活動において「それが、彫刻なのか、家具なのか、建築なのかを超えて、ある環境の中に佇み、新たな空気感を作り出す。そんな言葉や理屈を超えた美しいものを目指している」と語っている。

彼女の作品には、両価性から生まれる美しさが宿っているのではないだろうか。
(田中林子)


会場について

奈良町に残る典型的な町家。つし二階建て、しっくいの虫籠窓がある。戸を開けると、広い土間が迎え入れる。見上げると、吹き抜けとなっており、梁と小屋組みが目に入る。奥には、通り土間が続き、箱階段や、竈、井戸が見られる。平面は3列の構成で、土間、次が4室、最後に3室。式台を上がると、4畳半の玄関。左に1部屋と右に2部屋。そのまま奥に進んだ6畳の和室は、前庭に面し、西から光が入る。右へ折れると、8畳の板の間、床と棚のある座敷と続く。座敷は、床と棚が設られ、東の中庭から、障子越しに光が届く。主屋から中庭を挟んで建つ蔵は、縁側、外廊下でつながる。
(河内尚子)

正木家住宅
所在地:奈良県奈良市
用途:住宅 / 蔵
構造:木造 / 土蔵造
階数:平屋一部2階建 / 2階建
建築面積:169㎡ / 51㎡
建築年:不詳(江戸後期-明治中期頃)
改修年:昭和前期、2008年 / 2010年頃
登録有形文化財


以下の写真はクリックで拡大します

河内尚子による、奈良市での展覧会「家具と空間」。“家具と空間”をテーマに実践的研究も行う建築家の展示。登録有形文化財の正木家住宅を会場とし、革・大理石・杉を用いて制作した家具を配置。訪問者に空間と家具が“相互に与える影響”についての考察を促す展覧会ヴィジュアル image©牧野正幸

■展覧会概要

展覧会名:河内尚子「家具と空間」
会期:2024年11月9日(土)、10日(日)、16日(土)、17日(日)
時間:12:00-17:00 予約不要
会場:正木家住宅(登録有形文化財、奈良女子大学奈良町セミナーハウス)
住所:奈良県奈良市毘沙門町13-2 
エキシビションアドバイザー:田中林子
グラフィックデザイン:牧野正幸
撮影:澤木亮平

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    ©SANAA

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    SANAAによる、長野・飯田市での建築展「妹島和世+西沢立衛 / SANAA 小笠原資料館25周年特別企画展」が開催されています。
    設計者自身が1999年に完成させた建築を会場として実施されています。図面や模型に加えて、当時のエピソードを収録した動画も公開されます。会期は2024年12月27日まで。展覧会の公式サイトはこちら。

    ※会期が2025年3月31日まで延長されました ※2025/1/10追記

    「SANAA(サナア)(1995-) 」は、妹島和世(せじま・かずよ)、西沢立衛(にしざわ・りゅうえ)による建築家ユニットで、2010年に建築のノーベル賞と言われるプリツカー賞、2022年に高松宮殿下世界文化賞建築家部門など様々な賞を受賞しています。

    本会場である「飯田市小笠原資料館」は、重要文化財として指定された「旧小笠原家書院」を同敷地内に隣接し、SANAAによって1999年に設計された初期の建築作品です。この度、小笠原資料館開館25周年を記念した、特別企画展を開催いたします。

    本展は小笠原資料館の図面・模型に加え、設計当初の話を撮影した特別動画、以降の代表作である金沢21世紀美術館などの図面や写真を伏せて紹介することで、建築空間を体感しながら、建築への考え方やその魅力についてより深く体験することができます。

    リリーステキストより

    以下に、詳細な情報を掲載します。

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    長野SANAA妹島和世西沢立衛建築展
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    北村直也建築設計事務所による、岐阜の「かまや多治見」。明治の長屋を改修した複合施設。伝統も新規も尊重する地域性に着想を得て、道側は周辺と調和する“黒色”とし庭側を“銀色”とした“表裏の印象”が異なる建築を考案。用途同士の相乗効果も意図して透明素材を多用
    photo©miyashita design office 加瀬秋彦

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    architecture|feature
    建材(内装・床)澤崎工務店mPmiyashita design office加瀬秋彦建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・天井)建材(内装・壁)複合施設図面ありコンバージョン北村直也岐阜リノベーション
    北村直也建築設計事務所による、岐阜の「かまや多治見」。明治の長屋を改修した複合施設。伝統も新規も尊重する地域性に着想を得て、道側は周辺と調和する“黒色”とし庭側を“銀色”とした“表裏の印象”が異なる建築を考案。用途同士の相乗効果も意図して透明素材を多用外観、通り側より見る、夕景 photo©miyashita design office 加瀬秋彦
    北村直也建築設計事務所による、岐阜の「かまや多治見」。明治の長屋を改修した複合施設。伝統も新規も尊重する地域性に着想を得て、道側は周辺と調和する“黒色”とし庭側を“銀色”とした“表裏の印象”が異なる建築を考案。用途同士の相乗効果も意図して透明素材を多用外観、庭側より見る、夕景 photo©miyashita design office 加瀬秋彦
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    北村直也建築設計事務所による、岐阜の「かまや多治見」。明治の長屋を改修した複合施設。伝統も新規も尊重する地域性に着想を得て、道側は周辺と調和する“黒色”とし庭側を“銀色”とした“表裏の印象”が異なる建築を考案。用途同士の相乗効果も意図して透明素材を多用2階、中央廊下からテナント6を見る。 photo©miyashita design office 加瀬秋彦

    北村直也建築設計事務所が設計した、岐阜の「かまや多治見」です。
    明治の長屋を改修した複合施設です。建築家は、伝統も新規も尊重する地域性に着想を得て、道側は周辺と調和する“黒色”とし庭側を“銀色”とした“表裏の印象”が異なる建築を考案しました。また、用途同士の相乗効果も意図して透明素材を多用しました。施設の公式サイトはこちら。

    敷地は岐阜県多治見市、観光の中心に位置し、面する通りでは陶磁器に因んだイベントが頻繁に開催される。
    長屋をリノベーションし、新しく1階は飲食・物販のテナント、レンタルスペース、茶室、2階はオフィスを中心としたテナントとした。

    プロジェクトは当初の規模から拡大し個人だけでなく、国、地方自治体である多治見市、多治見まちづくりNPOであるDMOが関係する官民共同のものとなった。中心となるクライアントは陶芸を作るための電気窯の職人であるが、若手陶芸家育成のためのシェア工房を主催し、自らも陶芸家としてなど多技にわたり活躍している。この度、当施設複合施設「かまや」のオーナーとなる。

    建築家によるテキストより

    同地域は陶磁器関係の産業を主要として成り立っている。タイルを代表とした量生産を行う大企業、伝統的な作品を作り続ける人間国宝、海外でアートピースとして取引されている作品を作る若い作家、陶磁器関係といっても多様な活動が行われている。この街の気風として昔からの伝統的なこと、新しい出来事もどちらも同様に大切にされている。そういった生き生きとした対比からインスピレーションを得て新しくリノベーションを行った。

    建築家によるテキストより

    計画敷地に面するオリベストリートの街並みは景観条例があるわけではないがそれぞれの建物所有者がお互い気遣いあって昔ながらの風景を守っている。
    計画建物について、明治時代に建てられ2023年現在で築145年となり、元々は住居、商店、借家など長い期間の中で様々な使われ方をされ何度も増改築が行われてた形跡があった。
    メイン通りに面する北側ファサードは近隣建物の例に漏れず昔ながらの街並みに合わせた佇まいとなっていた。一方、裏側となる南側は昭和以降に増築され、木構造部は手で触るとボロボロ崩れてしまうほどに全体的に損傷が大きかった。

    リノベーションはメインストリートに面する北側は昔ながらの街並みに合わせ瓦屋根は傷みが激しかったので新たに瓦を葺き直し、木の真っ黒な外観とし、裏面は全て撤去し全く新しくガルバリウム素地の屋根と外壁で銀色の外観とし、表裏の印象を大きく変えた。

    建築家によるテキストより
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    2024.11.15 Fri 15:31
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