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2024.11.21Thu
2024.11.20Wed
2024.11.22Fri
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する
photo©スキーマ建築計画

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architecture|feature
沖縄長坂常宿泊施設面出薫図面ありスキーマ建築計画イジュヨン新洋NCNアカナ設備設計
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する鳥瞰、南東側より敷地周辺と「(sea)」を見る。 photo©スキーマ建築計画
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する俯瞰、南西側より「(sea)」を見下ろす。 photo©スキーマ建築計画
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する外観、北東側の道路より「(sea)」を見る。 photo©イ ジュヨン
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する客室、裏庭側からテラスを見る。 photo©イ ジュヨン

長坂常 / スキーマ建築計画が設計した、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」です。
独立型のヴィラ群からなる建築です。建築家は、ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案しました。また、沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働しました。施設の公式サイトはこちら。

沖縄の古宇利島に、訪れる人々が美しい海を眺めながらゆったりと時間を過ごせる場所を計画した。
家族やグループなど複数名が泊まれる独立型のヴィラであり、互いに隣接する宿泊者の音を気にすることなく、プライバシーを保ちながら滞在できるように設計されている。

建築家によるテキストより

敷地は2つのエリアに分かれており、一つは道路を背にした細長い敷地で、凸凹した地形が特徴。もう一つは高低差のある台形の敷地である。こうした狭く歪んだ敷地にヴィラを建てる計画だが、同じ形の建物を反復して建てることは難しいと感じた。かといって、個々に異なるプランも不効率と考え、効率的なデザイン方法を考えた。そこで考案したのが、2つの定型プランを組み合わせた「ハの字」型のユニットである。

このユニットは、海のビューや敷地の形状に合わせて「ハ」の開き方や位置を調整し、異なる配置の上に異なる屋根をかけることで、敷地の歪みを活かしながら、個々に異なる外観を持つヴィラ群を形成する。

建築家によるテキストより

この半屋外の楽しさを活かした建物を、新しい沖縄のヴィラタイプとして位置づけ、建築の新洋さんに限らず、家具などもできる限り「メイドイン沖縄」にこだわり、沖縄の文化を宿泊者に体験してもらえる場を目指した。

沖縄の多くの作家とコラボレーションを行い、その中でもLuft(真喜志奈美、桶田千夏子)さんからは、沖縄産の木材、琉球煉瓦、琉球石灰岩などの材料、そしてそれを加工する現地のチーム(ゆりあ木工房、八幡瓦工場、琉幸建設)をご紹介いただき、デザインから制作に至るまでご協力をいただいた。また、周辺の自然環境と敷地内の調和を目指し、沖縄の植生に詳しいHarvest High!(岩村浩生)さんにもご協力いただいた。

さらに、Luftさんのご紹介で、沖縄在住のアーティスト丹治りえさんが、壁紙を利用し、その凹凸を活かしたテクスチャのパターンで構成した平面を制作設置してくれた。沖縄にまつわる本の選定・設置もLuftさんにご担当いただいた。料理においては、沖縄を代表する料理家、傳饗(上江田崇)さんがメニューからお膳のセットまでを監修し、このプロジェクトに新たな沖縄の味わいを加えていただいた。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する鳥瞰、南東側より敷地周辺と「(sea)」を見る。 photo©スキーマ建築計画
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する鳥瞰、左奥:「(sea)」、右手前:「(hill)」 photo©スキーマ建築計画
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する鳥瞰、南西の海側より「(hill)」を見る。 photo©スキーマ建築計画
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する俯瞰、南西側より「(hill)」を見下ろす。 photo©スキーマ建築計画
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する鳥瞰、南西の海側より「(sea)」を見る。 photo©スキーマ建築計画
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する俯瞰、南西側より「(sea)」を見下ろす。 photo©スキーマ建築計画
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する外観、北東側道路より「(sea)」を見る。 photo©イ ジュヨン
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する外観、北東側の道路より「(sea)」を見る。 photo©イ ジュヨン
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する外観、「(sea)」、サイン photo©イ ジュヨン
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する「(sea)」、レセプション photo©イ ジュヨン
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する「(sea)」、客室、屋外通路から海側を見る。 photo©イ ジュヨン
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する「(sea)」、客室、屋外通路から他のヴィラを見る。 photo©イ ジュヨン
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する外観、「(sea)」、客室のエントランスを見る。 photo©イ ジュヨン
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する客室、裏庭 photo©イ ジュヨン
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する客室、裏庭側からテラスを見る。 photo©イ ジュヨン
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する客室、テラス photo©イ ジュヨン
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する客室、前室の建具 photo©イ ジュヨン
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する客室、前室からテラスを見る。 photo©イ ジュヨン
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する客室、寝室から洗面側を見る。 photo©イ ジュヨン
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する客室、洗面 photo©イ ジュヨン
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する客室、浴室からプール越しに海側を見る。 photo©イ ジュヨン
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する客室、プールから他のヴィラを見る。 photo©イ ジュヨン
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する客室、テラスから主室を見る。 photo©イ ジュヨン
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する客室、主室、カウンター photo©イ ジュヨン
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する客室、主室、カウンターの詳細 photo©イ ジュヨン
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する客室、前室から寝室を見る。 photo©イ ジュヨン
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する客室、畳間 photo©イ ジュヨン
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する客室、畳間の詳細 photo©イ ジュヨン
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する客室、前室から寝室と裏庭を見る。 photo©イ ジュヨン
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する客室、寝室 photo©イ ジュヨン
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する客室、寝室からテラスとプールを見る。 photo©イ ジュヨン
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する客室、プール photo©イ ジュヨン
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する客室、プール photo©イ ジュヨン
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する客室からの風景 photo©イ ジュヨン
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する客室、テラスからプール越しに海側を見る、夕景 photo©イ ジュヨン
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する外観、北東側より見る、夜景 photo©イ ジュヨン
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する外観、北東側より見る、夜景 photo©イ ジュヨン
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する「(sea)」、アクソノメトリック図 image©スキーマ建築計画
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する「(hill)」、アクソノメトリック図 image©スキーマ建築計画
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する配置図 image©スキーマ建築計画
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する「(sea)」、平面図 image©スキーマ建築計画
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する「(hill)」、平面図 image©スキーマ建築計画
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する「(sea)」、平面図 image©スキーマ建築計画
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する「(sea)」、平面図 image©スキーマ建築計画
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する「(sea)」、平面図 image©スキーマ建築計画
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する「(sea)」、平面図 image©スキーマ建築計画
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する「(sea)」、平面図 image©スキーマ建築計画
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する「(hill)」、平面図 image©スキーマ建築計画
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する「(hill)」、平面図 image©スキーマ建築計画
長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する断面図 image©スキーマ建築計画

以下、建築家によるテキストです。


沖縄の古宇利島に、訪れる人々が美しい海を眺めながらゆったりと時間を過ごせる場所を計画した。
家族やグループなど複数名が泊まれる独立型のヴィラであり、互いに隣接する宿泊者の音を気にすることなく、プライバシーを保ちながら滞在できるように設計されている。

敷地は2つのエリアに分かれており、一つは道路を背にした細長い敷地で、凸凹した地形が特徴。もう一つは高低差のある台形の敷地である。こうした狭く歪んだ敷地にヴィラを建てる計画だが、同じ形の建物を反復して建てることは難しいと感じた。かといって、個々に異なるプランも不効率と考え、効率的なデザイン方法を考えた。そこで考案したのが、2つの定型プランを組み合わせた「ハの字」型のユニットである。

このユニットは、海のビューや敷地の形状に合わせて「ハ」の開き方や位置を調整し、異なる配置の上に異なる屋根をかけることで、敷地の歪みを活かしながら、個々に異なる外観を持つヴィラ群を形成する。
さらに、「ハ」の開いた部分には最も眺めが良い半屋外スペースを設け、ダイニングとしてダイニングテーブルとプールを配置した。ユニットの各棟は寝室として機能し、一方にはキッチン、もう一方にはバスルームを海側に設置。キッチンとダイニングテーブル、バスルームとプールが連続する構成により、シンプルで機能的なプランが実現した。

ここでは、朝日を浴びながらダイニングテーブルで朝食をとり、暑くなったらプールに入ってクールダウンする。涼しくなれば再びダイニングテーブルで本を読んだり、お酒を飲んだりして怠惰な時間を過ごす。夕方には、海に映る美しい夕陽を眺めながら過ごし、寒くなってきたら風呂に入る。食事はキッチンで用意し、ダイニングで夕食を楽しむ。そして、眠くなったら奥の寝室でゆっくりと休む。そんな室内外を行き来するシームレスで怠惰な時間を過ごせる「ハの字」の空間が生まれた。

この半屋外の楽しさを活かした建物を、新しい沖縄のヴィラタイプとして位置づけ、建築の新洋さんに限らず、家具などもできる限り「メイドイン沖縄」にこだわり、沖縄の文化を宿泊者に体験してもらえる場を目指した。

沖縄の多くの作家とコラボレーションを行い、その中でもLuft(真喜志奈美、桶田千夏子)さんからは、沖縄産の木材、琉球煉瓦、琉球石灰岩などの材料、そしてそれを加工する現地のチーム(ゆりあ木工房、八幡瓦工場、琉幸建設)をご紹介いただき、デザインから制作に至るまでご協力をいただいた。また、周辺の自然環境と敷地内の調和を目指し、沖縄の植生に詳しいHarvest High!(岩村浩生)さんにもご協力いただいた。

さらに、Luftさんのご紹介で、沖縄在住のアーティスト丹治りえさんが、壁紙を利用し、その凹凸を活かしたテクスチャのパターンで構成した平面を制作設置してくれた。沖縄にまつわる本の選定・設置もLuftさんにご担当いただいた。料理においては、沖縄を代表する料理家、傳饗(上江田崇)さんがメニューからお膳のセットまでを監修し、このプロジェクトに新たな沖縄の味わいを加えていただいた。

私の沖縄の印象として濃い緑に青い海、そして、自然で色褪せた木材、そしてところどころに置かれる朱色の存在がイメージされ、センターのダイニングテーブルでは木目を生かした朱色の円卓が置かれているのだが、その卓は状況に応じて持ち運ぶことができる。それに合わせてダイニングの照明もポータブルタイプで計画し、こちらは東京なのですが、全体の照明計画を行うLPA(面出薫)さんに監修いただき、トキコーポレーションさんとの間で制作し反射面の少し高いYawn Lightは完成した。サイン計画などグラフィック関係を全般的にNDC(色部義昭)さんが担当した。
(長坂常)

■建築概要

題名:YAWN YARD Kouri Island
所在地:沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利西原
主用途:ホテル
設計:長坂常 / スキーマ建築計画 担当/服部秀生、増田啓介、上野黄、小見山尚
施工:株式会社新洋
構造設計:NCN
設備設計:アカナ設備設計
家具デザイン協力:luft 担当/真喜志奈美、桶田千夏子
照明計画:LPA 担当/面出薫
サイン計画:NDC 担当/色部義昭
植栽計画・施工:harvest high! 担当/岩村浩生
彫刻家:丹治りえ
フードデザイン:傳饗 担当/上江田崇
プロジェクトディレクション:GOODTIME 担当/明山淳也
家具制作:ゆりあ木工房
赤瓦:八幡瓦工場
琉球石灰岩:琉幸建設
ポータブルライト:トキコーポレーション
階数:地上1階
構造:木造(SE工法)
床面積:921.85㎡
竣工:2024年8月
開業:2024年9月
写真:イ ジュヨン、スキーマ建築計画


On Kouri Island, Okinawa, we designed a place for visitors to relax and enjoy a beautiful sea view. It consists of freestanding villas for families and groups of several people, all designed to allow guests to stay in privacy without worrying about the noise of adjoining guests.

The premises are divided into two areas: one is a long, narrow site along the road, with an undulating topography; the other is a trapezoidal site, with a difference in elevation. The plan was to build a series of villas on these narrow and distorted sites, but repeating buildings of the same shape there seemed difficult. Considering the inefficiency of making different plans for the individual buildings, we developed a more efficient design method using an inverted V-shaped unit combining two standardized plans. 


The openings of the V-shape are adjusted and each unit is positioned according to the direction of the sea view and the site shape. Taking advantage of the distortion of the site, we created a group of villas with distinct appearances by arranging these units differently and covering them with uniquely shaped roofs. We also provided a semi-outdoor space with the best view in the opening of the V that serves as a dining area with a dining table and a small swimming pool. The two parts of each unit respectively function as a bedroom with the kitchen and the bedroom with the bathroom facing the sea. The simple and functional plan was achieved by seamlessly connecting the kitchen, dining table, bathroom, and swimming pool.


Here, guests can have breakfast at the dining table under the morning sun, and when it gets too hot, take a dip in the pool to cool down. When it cools down again, they can enjoy leisurely time, reading a book or having a drink at the dining table. In the evening, they can enjoy the beautiful sunset reflected on the sea and then take a bath when it gets chilly. They can cook in the kitchen and enjoy dinner in the dining room. When they start to feel sleepy, they can go to the bedroom at the back for a good night’s rest. The inverted V-shaped spaces allow guests to spend a seamless and leisurely time as they move between indoors and outdoors. 


We regarded these buildings as a new Okinawan villa capitalizing on enjoying semi-outdoor living. Aiming to create a place where guests could experience Okinawan culture, we worked with an Okinawan construction company, Shinyo, for the buildings and used as much Okinawan-made furniture as possible. We also collaborated with many Okinawan artists. In particular, Luft (Nami Makishi and Chinako Okeda) introduced us to local teams (including Yuria Wood Workshop, Hachiman Tile Factory, and Ryuko Construction) that process local materials such as Okinawan wood, Ryukyu bricks and limestone and worked with us throughout all stages from design to production. Hiroki Iwamura of Harvest High!, an expert on the vegetation of Okinawa, also helped to harmonise the site with the surrounding natural environment.


Rie Tanji, an artist living in Okinawa who was introduced to us by Luft, created a two-dimensional artwork comprising a pattern inspired by uneven texture of wallpaper. Luft also selected and displayed books about Okinawa. For the food, Takashi Ueta of Denkyo, a leading chef of Okinawa, supervised everything from the menu to the presentation of dishes, adding a new Okinawan flavor to the project. 


My impression of Okinawa is of deep green and blue sea, naturally weathered wood, and the presence of vermillion-colored objects here and there. The dining table in the center is a round red table featuring wood grain, which can be moved around as needed. We decided to use portable lighting in the dining area to accompany the portable table. Under the supervision of LPA (led by Kaoru Mende), who undertook the overall lighting design, we collaborated with Toki Corporation to develop the Yard Lamp with a slightly higher reflector. Yoshiaki Irobe of NDC undertook the overall graphic design, including the signage design.
(Jo Nagasaka)

YAWN YARD Kouri Island
Architects: Jo Nagasaka / Schemata Architects
Project team: Shu Hattori, Keisuke Masuda, Ou Ueno, Sho Komiyama
Location: Kouri Nishihara, Nakijin-son, Kunigami-gun, Okinawa
Usage: Hotel
Construction: Shinyo
Structural Design: NCN
Equipment Design: Akana Equipment Design
Furniture Design Collaboration: Nami Makishi, Chikako Okeda / Luft
Lighting Design: Kaoru Mende / LPA
Art Direction, signage planning: Yoshiaki Irobe / NDC
Landscape: Hiroki Iwamura / harvest high!
Sculptor: Rie Tanji
Food Design: Takashi Ueta / Denkyo
Project Direction: Junya Akeyama / GOODTIME
Furniture Manufacturing: Yuria Wood Workshop
Red Tile: Hachiman Tile Factory
Ryukyu Limestone: Ryuko Construction
Portable Lamp: TOKI Corporation
Number of stories: 1 Floor
Type of structure: Wooden (SE construction method)
Total floor area: 921.85㎡
Completion: 8/2024
Opening: 9/2024
Photo: Ju Yeon Lee

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    パナソニックが運営する、東京・新橋の“BRIDGEHEAD Shimbashi”を会場に「『現し』を考える。展 ver.1.0」が開催。スキーマ建築計画出身の西原将が企画監修する、“現し”をテーマとした展示会。浅子佳英・桝永絵理子・向山裕二・森田美紀が参加するトークやイベントも実施

    SHARE パナソニックが運営する、東京・新橋の“BRIDGEHEAD Shimbashi”を会場に「『現し』を考える。展 ver.1.0」が開催。スキーマ建築計画出身の西原将が企画監修する、“現し”をテーマとした展示会。浅子佳英・桝永絵理子・向山裕二・森田美紀が参加するトークやイベントも実施

    日程
    2024年12月4日(水)
    ・
    12月5日(木)
    architecture|exhibition|promotion
    パナソニックが運営する、東京・新橋の“BRIDGEHEAD Shimbashi”を会場に「『現し』を考える。展 ver.1.0」が開催。スキーマ建築計画出身の西原将が企画監修する、“現し”をテーマとした展示会。浅子佳英・桝永絵理子・向山裕二・森田美紀が参加するトークやイベントも実施会場の様子 image courtesy of BRIDGEHEAD Shimbashi
    パナソニックが運営する、東京・新橋の“BRIDGEHEAD Shimbashi”を会場に「『現し』を考える。展 ver.1.0」が開催。スキーマ建築計画出身の西原将が企画監修する、“現し”をテーマとした展示会。浅子佳英・桝永絵理子・向山裕二・森田美紀が参加するトークやイベントも実施左上:西原将(スタジオパルマコン)、右上:浅子佳英(PRINT AND BUILD)、左下:桝永絵理子(AATISMO)、中央下:向山裕二(ULTRA STUDIO)、右下:森田美紀(mok architects)
    新橋のライブオフィス“BRIDGEHEAD Shimbashi”で開催される「『現し』を考える。展 ver.1.0」の展示会およびイベント参加の申込はこちらから
    forms.office.com

    パナソニックが運営する、東京・新橋のライブオフィス“BRIDGEHEAD Shimbashi”を会場に「『現し』を考える。展 ver.1.0」が開催されます。
    スキーマ建築計画出身の西原将が企画監修する、“現し”をテーマとした展示会です。また、浅子佳英・桝永絵理子・向山裕二・森田美紀が参加するトークイベントやイベントも実施されます。開催日は、2024年12月4日(水)・5日(木)。参加費無料です(要事前申込 / 締切:2024年12月3日 17時)。展示会およびイベントへの参加はこちらのページから。(会場の詳細な住所は申込後に案内されます)。【ap・ad】

    最近は「現し」のインテリア表現も多く見受けられます。
    「現し」とは元々付いていた仕上げを取り除いた状態、もしくは仕上げを取り付ける前の状態の、建築の構造となるものがそのまま見えている状態をいいます。

    ただ既存の壁や天井をとっただけで「現し」にはなりますが、今まで天井裏に隠されていた配線の処理や、照明器具の取り付け方法、エアコンや換気設備の設置方法、配置計画、法規など、天井を取ることで今まで考える必要がなかったことまで考える必要性が出てきます。

    そこで、パナソニックの電気、照明、空調換気の専門家のチームと、シンプルで美しく、快適な「現し」空間をどのように作っていくかということを考えてきました。

    「現し」のデザイン
    「現し」の環境
    「現し」の法規

    と、3つのテーマで「現し」について検討する企画展示を開催し、展示内容は12月を皮切りに2025年3月までアップデートする予定です。

    まず今回は、「現し」のデザインをご紹介します。レースウェイと配線ダクトの組み合わせで構成されたシーリングストラクチャーと呼んでいる天井に、必要な機器を取り付けるための構造を見学いただけます。配線ダクトは照明器具の変更、増設が容易で、レースウェイは重いものを取り付ける下地としても使うことができます。

    2025年1月以降、「現し」の法規、「現し」の環境について公開致します。
    「現し」の法規では、現しにする場合に検討するべき建築基準法などを整理し、また現しの電設機器の取り付けに関わる内線規定などを検討しています。「現し」の環境では、現し空間における空調機器、換気設備などのさまざまな在り方を検討しています。

    これらの3つの要素を考えることで適切な「現し」空間を設計することができるのではないかと考えています。

    企画監修:西原将(スタジオパルマコン)
    グラフィックデザイン:山口日和

    リリーステキストより

    以下に、展示会と関連イベントの詳細を掲載します。

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