architecturephoto®

  • 特集記事
  • 注目情報
  • タグ
  • 建築
  • アート
  • カルチャー
  • デザイン
  • ファッション
  • 書籍
  • 展覧会
  • コンペ
  • 動画
  • テレビ
  • すべてのタグ

建築求人情報

Loading...
2025.3.10Mon
2025.3.09Sun
2025.3.11Tue
若手建築家4人が既製品電材を“ハック”した作品を展示する「電材HACK展」が開催。パナソニックが運営する東京・新橋の“BRIDGEHEAD Shimbashi”が会場。スキーマ建築計画出身の西原将が企画監修。出展者の桝永絵理子・向山裕二・森田美紀も参加するギャラリートークも実施

SHARE 若手建築家4人が既製品電材を“ハック”した作品を展示する「電材HACK展」が開催。パナソニックが運営する東京・新橋の“BRIDGEHEAD Shimbashi”が会場。スキーマ建築計画出身の西原将が企画監修。出展者の桝永絵理子・向山裕二・森田美紀も参加するギャラリートークも実施

日程
2025年3月13日(木)
–
3月19日(水)
architecture|exhibition|promotion
若手建築家4人が既製品電材を“ハック”した作品を展示する「電材HACK展」が開催。パナソニックが運営する東京・新橋の“BRIDGEHEAD Shimbashi”が会場。スキーマ建築計画出身の西原将が企画監修。出展者の桝永絵理子・向山裕二・森田美紀も参加するギャラリートークも実施上段:左から、西原将(スタジオパルマコン)、桝永絵理子(AATISMO)、向山裕二(ULTRA STUDIO)、森田美紀(mok architects)、下段:展示作品の一部

若手建築家4人が既製品電材を“ハック”した作品を展示する「電材HACK展」が開催されます。
パナソニックが運営する東京・新橋の“BRIDGEHEAD Shimbashi”が会場です。スキーマ建築計画出身の西原将が企画監修しています。また、出展者の桝永絵理子・向山裕二・森田美紀が参加するトークも実施されます。
会期は、2025年3月13日(木)~3月19日(水)(※日曜日は休み)。観覧無料、事前申込不要です(※ギャラリートーク開催日のみ要予約)。会場の場所はこちら(Google Map)。ギャラリートークへの参加予約はこちらのページから(締切:2025年3月12日17時)。【ap・ad】

「現し」を考える。展とはパナソニックの電気、照明、空調換気の専門家のチームと、シンプルで美しく、快適な「現し」空間をどのように作っていくかと考えてきたことを公開する企画展示です。

その展示のイベントとして既製品HACKワークショップを行い、パナソニックのスイッチ、コンセント、ダウンライト、ライトバー(照明器具)を改造して、新しい表現を模索しました。そこでは製品の種類を絞って行っていた検討をパナソニックの電材に広げて、若手建築家4組にデザインをしてもらい、製作し展示を行います。

大量に生産する製品は、生産性、施工性が良く、その規格化の中で体系が出来上がっています。そのような在り方は改造する余地が残っていると考えました。

電材をHACKし、使い方の拡張を考えることは、建物に必要不可欠な電材の新たな在り方を模索することにつながるのではないかと考えています。

(スタジオパルマコン / 西原将)

リリーステキストより

以下に、展示作品の一部の写真と関連イベントの詳細を掲載します。


展示作品の一部

以下の写真はクリックで拡大します

若手建築家4人が既製品電材を“ハック”した作品を展示する「電材HACK展」が開催。パナソニックが運営する東京・新橋の“BRIDGEHEAD Shimbashi”が会場。スキーマ建築計画出身の西原将が企画監修。出展者の桝永絵理子・向山裕二・森田美紀も参加するギャラリートークも実施「バネ付きソケットと約Φ49mmの穴が開いたもの / socket with spring」 西原将(スタジオパルマコン) photo©西原将
若手建築家4人が既製品電材を“ハック”した作品を展示する「電材HACK展」が開催。パナソニックが運営する東京・新橋の“BRIDGEHEAD Shimbashi”が会場。スキーマ建築計画出身の西原将が企画監修。出展者の桝永絵理子・向山裕二・森田美紀も参加するギャラリートークも実施「Hexagon / ヘキサゴン」 桝永絵理子(AATISMO) photo©桝永絵理子
若手建築家4人が既製品電材を“ハック”した作品を展示する「電材HACK展」が開催。パナソニックが運営する東京・新橋の“BRIDGEHEAD Shimbashi”が会場。スキーマ建築計画出身の西原将が企画監修。出展者の桝永絵理子・向山裕二・森田美紀も参加するギャラリートークも実施「ウルトラ・パナ・ライト(10段) / ULTRA PANA LIGHT (10 units)」 向山裕二(ULTRA STUDIO ) photo©向山裕二
若手建築家4人が既製品電材を“ハック”した作品を展示する「電材HACK展」が開催。パナソニックが運営する東京・新橋の“BRIDGEHEAD Shimbashi”が会場。スキーマ建築計画出身の西原将が企画監修。出展者の桝永絵理子・向山裕二・森田美紀も参加するギャラリートークも実施「さわりたいスイッチ / Fluffy switch」 森田美紀(mok architects) photo©森田美紀

作品リスト

スタジオパルマコン / 西原将
1)バネ付きソケット / socket with spring
2)粒々/ grains
3)MM光 / magic mirror light
4)スリムベースボード/ slim base board
5)パナフレランプ / pana flexible lamp
6)ヒモ付きソケット(PolyETシェード) / socket with string (PolyET shade)
7)ユニバーサルLBBL / universal LB bracket lamp
8)スイッチ溝 / switch crack
9)DCブロック / DC block
10)サイバーパンク蝋燭 / cyberpunk candle
11)キャップランプ / cap lamp
12)タケノコ / bamboo shoots
13)寸切 / threaded rod

AATISMO / 桝永絵理子
14)Pedestal / ペデスタル
15)Tegula / テグラ
16)Fragment 01-05 / フラグメント01-05
17)Toggle flower / トグルフラワー
18)Pendant down light S4 / ペンダントダウンライト S4
19)Pendant down light C1 / ペンダントダウンライト C1
20)Switch bag / スイッチバッグ
21)Mirage / ミラージュ
22)Twilight / トワイライト
23)Hexagon / ヘキサゴン
24)Brico 01-02 / ブリコ 01-02
25)Control box / コントロールボックス

ULTRA STUDIO / 向山裕二
26)ウルトラ・ステッキ/ ULTRA STICK
27)ウルトラ・パイロット/ ULTRA PILOT
28)ウルトラ・パナ・ライト(10段)/ ULTRA PANA LIGHT (10 units)
29)ウルトラ・パナ・ライト(3段)/ ULTRA PANA LIGHT (3 units)

mok architects / 森田美紀
30)おおげさなスイッチ / Wriggly Switch
31)カスタム電線管 / Valet El-pipe
32)さわりたいスイッチ / Fluffy Switch
33)かけたいスイッチ / Hook Switch
34)はじきたいスイッチ / Jiggly Switch
35)スイッチプレート仕上げ / Switch Plate Finish

リリーステキストより

2024年12月に、パナソニックが運営する“BRIDGEHEAD Shimbashi”で開催された「『現し』を考える。展 ver.1.0」のスピンオフ企画「電材HACK展」が開催されます。

スキーマ建築計画出身の西原将が本展示をプロデュースし、桝永絵理子・向山裕二・森田美紀と共に作品を展示しています。
開催日は、2025年3月13日(木)~19日(水)(日曜日は休み)。参加費無料です。

出展者
スタジオパルマコン / 西原将
AATISMO / 桝永絵理子
ULTRA STUDIO / 向山裕二
mok architects / 森田美紀

会場住所
東京都港区東新橋2-8-5 東京茶業会館1F

開催時間
2025年3月13日(木)17:00~
以下日程は予約不要
2025年3月14日(金)15:00~19:00
2025年3月15日(土)10:00~17:00
2025年3月17日(月)15:00~19:00
2025年3月18日(火)15:00~19:00
2025年3月19日(水)15:00~19:00

開催初日の13日(木)18:00から出展作品を解説する4名のギャラリートークが行われます。
お申込みはこちらのページから。(要事前申込 / 締切:2025年3月12日17時)。
https://forms.office.com/r/Zc0zgJcDvM

リリーステキストより

パナソニックの協力の下、若手建築家4人が既製品電材を“ハック”した作品を展示する「電材HACK展」のギャラリートーク参加の申込はこちらから
forms.office.com

出展者のプロフィール

若手建築家4人が既製品電材を“ハック”した作品を展示する「電材HACK展」が開催。パナソニックが運営する東京・新橋の“BRIDGEHEAD Shimbashi”が会場。スキーマ建築計画出身の西原将が企画監修。出展者の桝永絵理子・向山裕二・森田美紀も参加するギャラリートークも実施西原将(にしはらしょう)

西原将(にしはらしょう)

1985年 愛媛県生まれ。
松山工業高校卒業後、小田急電鉄に整備士として勤務。
2012年 京都大学工学部建築学科卒業。
2016-2018年 スキーマ建築計画に勤務。
2020年 snaとして活動。
2024年 スタジオパルマコン一級建築士事務所開設

受賞歴など
2012年 JIA全国学生卒業設計コンクール2012 金賞
2021年 Under 35 Architects exhibition 2021出展

リリーステキストより

若手建築家4人が既製品電材を“ハック”した作品を展示する「電材HACK展」が開催。パナソニックが運営する東京・新橋の“BRIDGEHEAD Shimbashi”が会場。スキーマ建築計画出身の西原将が企画監修。出展者の桝永絵理子・向山裕二・森田美紀も参加するギャラリートークも実施桝永絵理子(ますながえりこ)

桝永絵理子(ますながえりこ)

1988年 東京都生まれ
2013年 慶應義塾大学環境情報学部卒業
2015年 東京藝術大学大学院修了
2015年~2021年 伊東豊雄建築設計事務所勤務
2022年 AATISMO(アアティズモ)を主宰

受賞歴など
2022年 SaloneSatellite2023, Euroluce 2022 Milan, Italy
2023年 Under 35 Architects exhibition 2023
2024年 Giorgetti Collection 2024 Milan, Italy
2024年 DESIGNTIDE TOKYO 2024

リリーステキストより

若手建築家4人が既製品電材を“ハック”した作品を展示する「電材HACK展」が開催。パナソニックが運営する東京・新橋の“BRIDGEHEAD Shimbashi”が会場。スキーマ建築計画出身の西原将が企画監修。出展者の桝永絵理子・向山裕二・森田美紀も参加するギャラリートークも実施向山裕二(むかいやまゆうじ)

向山裕二(むかいやまゆうじ)

ウルトラスタジオ共同主宰
1985年 広島県生まれ
2008年 東京大学工学部建築学科卒業
2008年 渡邉健介建築設計事務所(kwas)に勤務
2011年 スイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETHZ)に交換留学
2012年 クリスチャン・ケレツにてインターンシップ
2013年 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修了
2015年 ドレル・ゴットメ・タネ・アーキテクツに勤務
2018年 ウルトラスタジオ設立
2021年 東京大学大学院工学系研究科非常勤講師

受賞歴
2024年 東京建築士会 住宅建築賞2024入賞
2022年 iF Design Award 2022 window display部門
2021年 Frame Awards 2021 Set Design of the Year

リリーステキストより

若手建築家4人が既製品電材を“ハック”した作品を展示する「電材HACK展」が開催。パナソニックが運営する東京・新橋の“BRIDGEHEAD Shimbashi”が会場。スキーマ建築計画出身の西原将が企画監修。出展者の桝永絵理子・向山裕二・森田美紀も参加するギャラリートークも実施森田美紀(もりたみき)

森田美紀(もりたみき)

1989年 京都府生まれ
2012年 大阪公立大学居住環境学科卒業
2016年 デンマーク王立芸術大学建築学校修士課程卒業
2017-2022年 Space Copenhagen勤務
2022年- mok architects共同主宰

リリーステキストより

BRIDGEHEAD Shimbashiについて

若手建築家4人が既製品電材を“ハック”した作品を展示する「電材HACK展」が開催。パナソニックが運営する東京・新橋の“BRIDGEHEAD Shimbashi”が会場。スキーマ建築計画出身の西原将が企画監修。出展者の桝永絵理子・向山裕二・森田美紀も参加するギャラリートークも実施会場の様子 photo courtesy of BRIDGEHEAD Shimbashi

BRIDGEHEAD Shimbashiは、設計事務所との共創を目的としてパナソニックが運営するスペースです。
オフィスとしての用途だけでなく、さまざまな実証実験やイベントなども行っています。

パナソニックでは意匠設計者の皆様への空調・換気・照明の機器選定や、配置提案等省エネを考慮した無料サポートを行う「設備設計サポートサービス」を開始しました。

ご興味のある方には、会場にて、本サービスの詳細をご説明致します。

設備設計サポートサービス:https://solution.hvac.panasonic.com/business_arch

リリーステキストより

パナソニックの協力の下、若手建築家4人が既製品電材を“ハック”した作品を展示する「電材HACK展」のギャラリートーク参加の申込はこちらから
forms.office.com

あわせて読みたい

ULTRA STUDIOによる、東京の「残像の家」。空間への愛着や所有の感覚を主題に計画。心情の源泉を探求し、“個人的なイメージ群の蓄積”に焦点をあて設計。空間を分断する“螺旋階段の黒い筒”を中央に配置し、全体に“装飾的要素としての色彩”を散りばめる
  • SHARE
2025.03.10 Mon 07:30
0
permalink

建築求人情報

Loading...

 

    公式アカウントをフォローして、見逃せない建築情報を受け取ろう。

    60,853
    • Follow
    82,867
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    この日更新したその他の記事

    【ap job更新】 プロポーザル等に積極的に取り組み、アートとの関わりが深く芸術祭にも参加する「宮本佳明建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・新卒)を募集中

    ap job 【ap job更新】 プロポーザル等に積極的に取り組み、アートとの関わりが深く芸術祭にも参加する「宮本佳明建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・新卒)を募集中

    architecture|job|promotion
    建築求人情報
    【ap job更新】 プロポーザル等に積極的に取り組み、アートとの関わりが深く芸術祭にも参加する「宮本佳明建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・新卒)を募集中
    【ap job更新】 プロポーザル等に積極的に取り組み、アートとの関わりが深く芸術祭にも参加する「宮本佳明建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・新卒)を募集中常泉寺新位牌堂
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
    job.architecturephoto.net

    プロポーザル等に積極的に取り組み、アートとの関わりが深く芸術祭にも参加する「宮本佳明建築設計事務所」の、設計スタッフ(経験者・既卒・新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    株式会社宮本佳明建築設計事務所では 設計スタッフを募集しています。

    当社では小さな戸建住宅から大きな公共建築やランドスケープまで、さまざまなジャンルの設計を行っています。

    また実施コンペ、プロポーザルに積極的に参加するとともに、アートとの関わりも深く、展覧会や芸術祭への参加が多いことも特徴のひとつです。設計はわいわいとフラットな関係で議論しながら進めるのが楽しいと感じています。

    そんな雰囲気を共有することができる、意欲のある設計スタッフを募集します。
    (宮本佳明)

    job.architecturephoto.net
    • ap job
    建築求人情報
    2025.03.10 Mon 15:57
    0
    permalink
    松本光索 / KOSAKUによる、東京の住戸改修「音のいる日常」。ピアノを演奏する施主家族の為に計画。音が日常の中にある生活を目指し、ピアノを含めた様々な生活の要素が“ヒエラルキーなく”存在する空間を志向。其々に角度を付けて“散らばる”様に配置する構成を考案
    photo©西村祐一

    SHARE 松本光索 / KOSAKUによる、東京の住戸改修「音のいる日常」。ピアノを演奏する施主家族の為に計画。音が日常の中にある生活を目指し、ピアノを含めた様々な生活の要素が“ヒエラルキーなく”存在する空間を志向。其々に角度を付けて“散らばる”様に配置する構成を考案

    architecture|feature
    BeansfabricscapeKOSAKU建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・照明)図面あり住戸リノベーション東京西村祐一松本光索
    松本光索 / KOSAKUによる、東京の住戸改修「音のいる日常」。ピアノを演奏する施主家族の為に計画。音が日常の中にある生活を目指し、ピアノを含めた様々な生活の要素が“ヒエラルキーなく”存在する空間を志向。其々に角度を付けて“散らばる”様に配置する構成を考案キッチンからダイニング側を見る。 photo©西村祐一
    松本光索 / KOSAKUによる、東京の住戸改修「音のいる日常」。ピアノを演奏する施主家族の為に計画。音が日常の中にある生活を目指し、ピアノを含めた様々な生活の要素が“ヒエラルキーなく”存在する空間を志向。其々に角度を付けて“散らばる”様に配置する構成を考案キッチンからピアノを見る。 photo©西村祐一
    松本光索 / KOSAKUによる、東京の住戸改修「音のいる日常」。ピアノを演奏する施主家族の為に計画。音が日常の中にある生活を目指し、ピアノを含めた様々な生活の要素が“ヒエラルキーなく”存在する空間を志向。其々に角度を付けて“散らばる”様に配置する構成を考案寝室 photo©西村祐一

    松本光索 / KOSAKUが設計した、東京の住戸改修「音のいる日常」です。
    ピアノを演奏する施主家族の為に計画されました。建築家は、音が日常の中にある生活を目指し、ピアノを含めた様々な生活の要素が“ヒエラルキーなく”存在する空間を志向しました。そして、其々に角度を付けて“散らばる”様に配置する構成を考案しました。

    家族3人のためのマンションリノベーションプロジェクト。

    夫婦は共にピアノを演奏することから、家にはグランドピアノがあった。しかし、以前暮らしていた住宅では、狭い部屋にピアノが押し込められ、演奏ができるような状態ではなかった。

    施主に要望やさまざまな話を伺っていると、幼少期には廊下の途中にピアノが置いてあり、トイレに行く時に少し弾いてみたり、テレビのCMの合間にCMで流れている曲を即興で演奏するなど、ピアノが日常の中に溶け込んだ生活を送っていたことがわかった。

    建築家によるテキストより

    設計にあたり、どのように彼らの新しい住まいに、音のいる日常を取り戻すことができるかと考えた。

    1LDK、床面積の合計が50㎡という限られた空間の中で、グランドピアノ、キッチン、家具などを等価なオブジェクトとして扱い、それぞれの関係性にヒエラルキーが生まれないものの置き方を模索した。

    建築家によるテキストより

    1LDK、床面積の合計が50㎡という限られた空間の中で、グランドピアノ、キッチン、家具などを等価なオブジェクトとして扱い、それぞれの関係性にヒエラルキーが生まれないものの置き方を模索した。

    結果的に、LDKに置かれたグランドピアノの周辺に散らばるように、キッチンや家具、クローゼットを角度をつけながら配置することで、空間のどこにいてもピアノと近い距離感で生活ができる空間の構成となった。

    音が日常の中心に戻り、新たに始まる彼らの生活はどのようなものだろうか。
    楽しげな音と空間が混ざり合い、続いていく心地よい暮らしを、時々お邪魔しながら体験してみたいと思っている。

    建築家によるテキストより
    • 残り19枚の写真と建築家によるテキスト
    • SHARE
    BeansfabricscapeKOSAKU建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・照明)図面あり住戸リノベーション東京西村祐一松本光索
    2025.03.10 Mon 15:48
    0
    permalink
    リュウ・ジャークン / Jiakun Architectsによる、中国・成都の複合施設「West Village」。プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2015年に完成。建物・インフラ・ランドスケープ・公共スペースをひとつの環境内に内包。歩行者等の為のスロープが開放的でありながらも囲まれた境界を形成
    photo courtesy of Chen Chen

    SHARE リュウ・ジャークン / Jiakun Architectsによる、中国・成都の複合施設「West Village」。プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2015年に完成。建物・インフラ・ランドスケープ・公共スペースをひとつの環境内に内包。歩行者等の為のスロープが開放的でありながらも囲まれた境界を形成

    architecture|culture|feature
    Jiakun Architectsリュウ・ジャークン複合施設商業施設コミュニティ施設中国
    リュウ・ジャークン / Jiakun Architectsによる、中国・成都の複合施設「West Village」。プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2015年に完成。建物・インフラ・ランドスケープ・公共スペースをひとつの環境内に内包。歩行者等の為のスロープが開放的でありながらも囲まれた境界を形成West Village, 2015 (Chengdu, People's Republic of China) photo courtesy of Chen Chen
    リュウ・ジャークン / Jiakun Architectsによる、中国・成都の複合施設「West Village」。プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2015年に完成。建物・インフラ・ランドスケープ・公共スペースをひとつの環境内に内包。歩行者等の為のスロープが開放的でありながらも囲まれた境界を形成West Village, 2015 (Chengdu, People's Republic of China) photo courtesy of Arch-Exist
    リュウ・ジャークン / Jiakun Architectsによる、中国・成都の複合施設「West Village」。プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2015年に完成。建物・インフラ・ランドスケープ・公共スペースをひとつの環境内に内包。歩行者等の為のスロープが開放的でありながらも囲まれた境界を形成West Village, 2015 (Chengdu, People's Republic of China) photo courtesy of Qian Shen Photography
    リュウ・ジャークン / Jiakun Architectsによる、中国・成都の複合施設「West Village」。プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2015年に完成。建物・インフラ・ランドスケープ・公共スペースをひとつの環境内に内包。歩行者等の為のスロープが開放的でありながらも囲まれた境界を形成West Village, 2015 (Chengdu, People's Republic of China) photo courtesy of Arch-Exist

    リュウ・ジャークン / Jiakun Architectsが設計した、中国・成都の複合施設「West Village」です。
    プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2015年に完成した建築です。建物・インフラ・ランドスケープ・公共スペースをひとつの環境内に内包しています。また、歩行者等の為のスロープが開放的でありながらも囲まれた境界を形成しています。
    アーキテクチャーフォトでは、リュウの2025年のプリツカー賞受賞を特集記事として紹介しています。


    こちらはプロジェクトに関するテキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

    ウェスト・ヴィレッジは、建物、インフラ、ランドスケープ、公共スペースなど、さまざまなタイポロジーをひとつの環境内に示しています。
    密度と開放空間は対立するものではなく、その建築家は多様な社会の幅広い要件を支えるために公共空間の役割を再考しています。

    この5層のプロジェクトは一つの区画全体にわたり、視覚的にも文脈的にも、特徴的な中高層建築が並ぶ周辺の街並みと対照をなしています。

    サイクリストや歩行者のための傾斜した通路が開かれていながらも囲まれた境界を形成し、その内側に文化、スポーツ、レクリエーション、ビジネス活動が活気づく独自の都市を包み込んでいます。一方で、周囲の自然環境や建築環境を公衆が見通せるようになっています。

    地元の植物や野生の草花が取り入れられており、レンガは縦向きに敷かれて中心の穴から草が生い茂るようになっています。また、自生する竹林が日陰を作り、憩いの場を提供しています。

    • 残り14枚の写真を見る
    • SHARE
    Jiakun Architectsリュウ・ジャークン複合施設商業施設コミュニティ施設中国
    2025.03.10 Mon 07:01
    0
    permalink
    最も注目を集めたトピックス[期間:2025/3/3-3/9]

    SHARE 最も注目を集めたトピックス[期間:2025/3/3-3/9]

    architecture|feature
    最も注目を集めたトピックス
    最も注目を集めたトピックス[期間:2025/3/3-3/9]

    アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2025/3/3-3/9)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


    1. 2025年のプリツカー賞を、中国人建築家のリュウ・ジャークンが受賞
    2. 中山大介 / 中山建築設計事務所による、島根の「奥出雲の家」。山間部の広大な農地に囲まれた敷地。施主の“素朴な生活”と呼応する住まいを求め、現代的でありながらも近くに建つ“農小屋”の様な在り方の建築を志向。忠実・簡素・謙虚を意識して素材を選定し形を与える
    3. OMA / 重松象平+レム・コールハースによる、ニューヨークの、ニューミュージアムの拡張棟が2025年秋にオープン。SANAA設計の既存棟を増築する計画。歴史を作る“未来志向の美術館”の為に、集い・交流・創造を促進する透明性と開放性のある建築を志向。協働者としてクーパー・ロバートソンも参画
    4. 日建設計 / 伊庭野大輔+北潟寛史による、秋田・湯沢市の「Orbray [TRAD]」。地域との関係に向き合う企業の工場の改修。“地域との接点”を創出する存在を求め、働く姿を観覧できる“見学通路”や地域にも開かれる“食堂”を備えた建築を考案。現場での“即興的なアイデア”を積み上げて作る
    5. 青木淳のファサードデザインによる、東京の「ティファニー 銀座」が、2025年7月に開業。アジア最大の旗艦店として計画。インテリアはピーター・マリノが担当。日本文化に敬意を表したデザインで、これまでにない体験を提供
    6. 長谷川欣則+堀越ふみ江 / UENOA architectsによる、東京・千駄ヶ谷の店舗「fil cream」。ビルの出入口に増築されたソフトクリーム店。其々の利用者の動線を“扇形平面”で緩やかに分け、新設壁面の上部を斜めにして小屋の様な“愛らしい印象”を付与。階段の一部をベンチに変え“人々の拠り所”も作る
    7. BIGによる、ブータンの「ゲレフ国際空港」。同建築家たちが手掛けるマスタープランの一環として計画。国の文化も体現する存在を目指し、地域の柱から着想を得て“彫刻と彩色”を構造体に施す建築を考案。山並みを想起させる木造フレームは将来の拡張性も考慮
    8. BIGとArts Groupによる、中国・蘇州の「ジンジー湖パヴィリオン」。湖畔の遊歩道に面した交流の場。伝統的形式と現代的機能の融合も意図し、全方向から中庭にアクセス出来るように4つの空間を配置する構成を考案。瓦を参照しピクセル化した屋根は周辺のスケールとの調和も意図
    9. ザハ・ハディド・アーキテクツによる、イタリア・ナポリの、東部地域の再生マスタープラン。地域の産業の廃止で孤立した地域を対象とした計画。“分断された都市の構造”の再接続に加え、物理的心理的な障壁の排除と公共空間の増加も志向。深刻な交通渋滞の解消も目指す
    10. 大阪・関西万博の、若手建築家が設計を手掛ける全20施設のパース画像とコンセプト(前編)。前編では、休憩所・ギャラリー・展示施設・ポップアップステージの10施設を紹介
    11. リュウ・ジャークンが2015年に完成させた、中国・成都市の、コミュニティスペースの役割を果たす巨大な中庭を持ち立体的な公園のような構成の商業施設「West Village」の動画。市民に建築が使いこなされる様子をレポート
    12. axonometricによる、福岡・行橋市の宿泊施設「SOLASUNA」。海浜公園の中での計画。公園とホテルの“緩やかな統合”を求め、園内にもあるデッキを“立体的に拡張”させて“全体を覆う”建築を考案。階段状のデッキは海への動線になると共に日除けのルーバーとしても機能
    13. 工藤浩平建築設計事務所による、秋田市の住宅「楢山の別邸」。風土と環境に応える“普遍的な開き方”を追求。断熱性能のある“ガラスのダブルスキン”で包まれ、生活と風景が混じり合う連続性のある平面構成の建築を考案 / 立石遼太郎の論考“ドミノというシステム”も掲載
    14. 佐藤光彦・古澤大輔・妹島和世が登壇した「日本の名作住宅からの学び」の動画。進行は種田元晴が務める。東京都庭園美術館で2024年11月に行われたもの
    15. ザハ・ハディド・アーキテクツによる、サウジアラビア・リヤドの、地下鉄駅舎。国内初の公共交通機関で世界最長の無人運転鉄道の拠点駅。太陽熱の侵入を低減する多孔質なファサードは、地域の風土的建築の環境保護を現代的に再解釈したもの。開業11週間で1800万人以上が利用
    16. 茅ヶ崎市美術館での「美術館建築-アートと建築が包み合うとき」の入場チケットをプレゼント。山口洋一郎・内藤廣・坂茂・三分一博志・西沢立衛らによる美術館建築を紹介。模型・図面・スケッチなどを通して建築家の思考を辿る。会期中には5名の出展者の講演会も実施
    17. 妹島和世+西沢立衛 / SANAAによる、東京・渋谷区の店舗「無印良品 代官山」。商品そのものが“クローズアップ”され“インテリア”となるスペースを志向
    18. ザハ・ハディド・アーキテクツによる、イタリアの、新しい地中海文化センター。南部の海峡に面する街での計画。海岸地域の再開発の一環として設計され、展示ギャラリーに加えて水族館や会議場なども内包。地域の気象条件に対応した外観と海洋環境から着想した内部空間を備えた建築を造る
    19. 日本橋高島屋での「ヒュッゲな暮らしをデザイン 北欧のあかり展」の入場チケットをプレゼント。北欧で誕生した約100点の名作照明器具とそのデザイナーを紹介。照明と家具をコーディネートし、あかりを体験できる場も用意
    20. 武田慎太良+篠元貴之+住野裕樹 / MYSTによる、愛知・名古屋市の店舗「鮨 まつざき」。カウンター席が二つある鮨店の計画。伝統と革新の間にある“新たな体験”を目指し、和風の形式に“異質な要素”を介在させる計画を考案。“和紙や木材”と“鉱物的な素材”の対比させて非現実な質感を生み出す

    • 過去の「最も注目を集めたトピックス」はこちらでどうぞ
    • SHARE
    最も注目を集めたトピックス
    2025.03.10 Mon 06:51
    0
    permalink
    2025.3.09Sun
    • グラフィックデザイナーの佐藤卓を特集したテレビ番組「Style2030 賢者の映す未来」の動画。2025年2月に放送されたもの
    2025.3.11Tue
    • 湯浅良介による、建築展「Anybody Seen The Same River Twice?」。プリズミックギャラリーを会場に開催。オフィスユアサ・スタジオユアサ・ゴッティンガム・湯浅良介が出展し、“不可逆な時間に対する空間の可逆性”を“視覚的な問い”として投げかける
    • リュウ・ジャークン / Jiakun Architectsによる、中国・ルージョウの「The Renovation of Tianbao Cave District of Erlang Town」。プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2021年に完成。地域の遺産保全と酒造文化を伝える為の施設として、緑豊かな崖の風景の中に様々な用途の建築を分散配置。数千年を遡る伝統的な東屋も再解釈して造る

    Subscribe and Follow

    公式アカウントをフォローして、
    見逃せない建築情報を受け取ろう。

    「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
    様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

    60,853
    • Follow
    82,867
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    architecturephoto® News Letter

    メールマガジンでも最新の更新情報を配信中

    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    Copyright © architecturephoto.net.

    • 建築
    • アート
    • カルチャー
    • デザイン
    • ファッション
    • 書籍
    • 展覧会
    • コンペ
    • 動画
    • テレビ
    • 特集記事
    • 注目情報
    • タグ
    • アーキテクチャーフォト ジョブボード
    • アーキテクチャーフォト・ブック
    • アーキテクチャーフォト・プロダクト
    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    メールマガジンで最新の情報を配信しています

    この記事をシェア
    タイトルタイトルタイトルタイトルタイトル
    https://architecturephoto.net/permalink

    記事について#architecturephotonetでつぶやいてみましょう。
    有益なコメントは拡散や、サイトでも紹介させていただくこともございます。

    architecturephoto®
    • black
    • gray
    • white