SHARE 京都の聴竹居で”聴竹居との出会い−栗本夏樹・漆芸展”が開催
京都の聴竹居で”聴竹居との出会い−栗本夏樹・漆芸展”が開催されます
京都・大山崎の藤井厚二が設計した聴竹居で”聴竹居との出会い−栗本夏樹・漆芸展”が開催されます。開催期間は2009年5月22,23,24,27,29,30,31日10:00-19:00要予約。建築史家の松隈洋が参加するトークも開催されます。
以下、詳しい展示概要です。
◎展覧会名
聴竹居との出会い-栗本夏樹・漆芸展
◎会期
2009年5月22,23,24,27,29,30,31日
10:00-19:00
要予約
◎会場
聴竹居
〒618-0071京都府乙訓郡大山崎町大山崎
www.chochikukyo.com
◎見学料
大人¥1,000
学生・児童¥500
◎申込方法
http://www.chochikukyo.com/
◎関連企画
1.サロントーク「聴竹居と近代建築の保存活用をめぐって」
会期 2009年5月23日(土)17:30-19:00
会場 聴竹居
話し手
松隈章(聴竹居倶楽部代表,竹中工務店設計部)
栗本夏樹(漆作家,京都市立芸術大学准教授)
松隈洋(建築史家,京都工芸繊維大学教授)
定員 20名(要予約)
参加料 ¥1,500(見学料込)
2.茶話会「栗本夏樹の漆器であじわう『日月餅』」
会期 2009年5月24日(日)
a.15:30-16:30 b.17:30-18:30
2009年5月31日(日)
c.15:30-16:30 d.17:30-18:30
会場 聴竹居
話し手 栗本夏樹(漆作家,京都市立芸術大学准教授)
石田嘉宏(菓匠日月餅店主)
定員 各10名(要予約)
参加料 ¥1,500(見学料込,お茶と当展オリジナル和菓子つき)
3.実演+トーク「漆造形のエコロジー」
会期 2009年5月30日(土)17:30-19:00
会場 聴竹居
話し手 栗本夏樹(漆作家,京都市立芸術大学准教授)
鞍田崇(思想家,総合地球環境学研究所上級研究員)
定員 20名(要予約)
参加料 ¥1,500(見学料込)
◎主催
主催 聴竹居との出会い-栗本夏樹・漆芸展実行委員会
協力 柳々堂,菓匠日月餅,ISOLATION UNIT
後援 聴竹居倶楽部
企画協力 森オフィス
◎主旨
京都・大山崎に1928年に完成した「聴竹居」は、建築家の藤井厚二が設計した自邸で
昭和初期の近代建築の名作として知られています。
近年では採光や換気に工夫をこらしたエコハウスの先駆けとして注目を集めています。
当展は昨夏より始まった建物の保存活用運動の一環として、聴竹居の魅力を多面的に体験していただくために企画されました。
栗本夏樹は漆の伝統の継承にとどまらず、自動車のパーツを作品として再生させる等
新しい試みを続けており、伝統とモダニズムが融合する聴竹居の理念と相通じるものがあります。
当展では、竹を使った新作やモダンな漆器を数多く展示し、気候や風土と調和した暮らしのあり方を提案します。
会期中には、茶話会、漆の実演やトークなどイベントも開催します。
新緑の美しい大山崎にどうぞおでかけください。
◎プロフィル
○藤井厚二/建築家(1888-1938)
1888広島県福山市生まれ。
1913東京帝国大学工学科建築学科卒業
1913-1919竹中工務店勤務
1920-京都帝国大学工学部建築学科で教鞭をとる
大山崎の12,000坪の土地に住みながら、
自ら理論化した環境工学を設計に取り入れた実験住宅を
次々と建て、実証と改善を重ねた。
その完成形が「聴竹居」。
○栗本夏樹/漆作家,京都市立芸術大学准教授(1961-)
1961大阪府堺市生まれ
1987京都市立芸術大学大学院修了
主な展覧会に
1994「Japanese Design」米国/フィラデルフィア美術館
1995「日本の現代工芸 伝統と前衛」英国/ヴィクトリア&アルバート美術館
2004,2008 「個展」東京・京都/高島屋
2006「Japan & Korea 漆 arts exhibition」東京芸術大学大学美術館
2006「ジュエリーの今:変貌のオブジェ」東京国立近代美術館工芸館