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浜田晶則建築設計事務所による「Floating wood」。“新しい民藝”も追求したテーブル。“画一的ではない質”と“量産”の両立を求め、デジタル技術で制作した脚と虫食いの木材を原料とする天板を組合わせるデザインを考案。廃棄後も想定して分解される素材を選択
photo©田中祐樹

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architecture|feature
田中祐樹建材(内装・家具)図面あり富山浜田晶則プロダクト
浜田晶則建築設計事務所による「Floating wood」。“新しい民藝”も追求したテーブル。“画一的ではない質”と“量産”の両立を求め、デジタル技術で制作した脚と虫食いの木材を原料とする天板を組合わせるデザインを考案。廃棄後も想定して分解される素材を選択 photo©田中祐樹
浜田晶則建築設計事務所による「Floating wood」。“新しい民藝”も追求したテーブル。“画一的ではない質”と“量産”の両立を求め、デジタル技術で制作した脚と虫食いの木材を原料とする天板を組合わせるデザインを考案。廃棄後も想定して分解される素材を選択 photo©田中祐樹
浜田晶則建築設計事務所による「Floating wood」。“新しい民藝”も追求したテーブル。“画一的ではない質”と“量産”の両立を求め、デジタル技術で制作した脚と虫食いの木材を原料とする天板を組合わせるデザインを考案。廃棄後も想定して分解される素材を選択 photo©田中祐樹

浜田晶則建築設計事務所が設計した「Floating wood」です。
“新しい民藝”も追求したテーブルです。建築家は、“画一的ではない質”と“量産”の両立を求め、デジタル技術で制作した脚と虫食いの木材を原料とする天板を組合わせるデザインを考案しました。また、廃棄後も想定して分解される素材を選択しています。

実際の樹木を3Dスキャンし、それをデジタルデータ上で加工・編集し、3Dプリンターによってテーブルの脚を出力した。

建築家によるテキストより

脚上部を正円の形にモーフィングすることで脚を自由に回転させ、樹木の不定形な形が異なる角度で立つことによって、自然の木立のような佇まいを生む。

脚に用いている酢酸セルロースという素材は、木材繊維や綿花等、自然由来の資源を用いた素材である。高い生分解性を持ち、使い終わった後は土に埋めたり、海中に沈めることで、水と二酸化炭素に分解される。

可塑剤には、食品添加剤や宇宙食にも使用される自然、人体への影響のない素材を使用している。その有機的で透明な脚の上にのる矩形の天板には、虫に食われた楢材を用いている。この材の多くは製品に使われずにチップにされるが、虫が生み出す自然なドットの紋様が、それぞれの天板ごとに異なる表情を生み出す。

建築家によるテキストより

自然界の形状をデジタルデータとしてサンプリングし、オートクチュールな形状をより汎用的に3Dプリンターによって生産する。また、自然界の虫が関与するバイオファブリケーションによって紋様をつくり、一つとして同じ紋様がない矩形の天板が透明な木の上に浮遊する。それは現代における「新しい民藝」のありようと言えるのではないかと考えている。

現代のテクノロジーによって自然の不定型を再現し、かつ生物が製作プロセスに関与することによって、画一的ではない質をもつプロダクトを比較的安価に量産することが可能になる。そこには自然と共生し美しく生活することへの祈りが込められ、室内に静かな佇まいを生み出すだろう。

建築家によるテキストより

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浜田晶則建築設計事務所による「Floating wood」。“新しい民藝”も追求したテーブル。“画一的ではない質”と“量産”の両立を求め、デジタル技術で制作した脚と虫食いの木材を原料とする天板を組合わせるデザインを考案。廃棄後も想定して分解される素材を選択 photo©田中祐樹
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浜田晶則建築設計事務所による「Floating wood」。“新しい民藝”も追求したテーブル。“画一的ではない質”と“量産”の両立を求め、デジタル技術で制作した脚と虫食いの木材を原料とする天板を組合わせるデザインを考案。廃棄後も想定して分解される素材を選択 image©浜田晶則建築設計事務所

以下、建築家によるテキストです。


実際の樹木を3Dスキャンし、それをデジタルデータ上で加工・編集し、3Dプリンターによってテーブルの脚を出力した。

脚上部を正円の形にモーフィングすることで脚を自由に回転させ、樹木の不定形な形が異なる角度で立つことによって、自然の木立のような佇まいを生む。

脚に用いている酢酸セルロースという素材は、木材繊維や綿花等、自然由来の資源を用いた素材である。高い生分解性を持ち、使い終わった後は土に埋めたり、海中に沈めることで、水と二酸化炭素に分解される。

可塑剤には、食品添加剤や宇宙食にも使用される自然、人体への影響のない素材を使用している。その有機的で透明な脚の上にのる矩形の天板には、虫に食われた楢材を用いている。この材の多くは製品に使われずにチップにされるが、虫が生み出す自然なドットの紋様が、それぞれの天板ごとに異なる表情を生み出す。

自然界の形状をデジタルデータとしてサンプリングし、オートクチュールな形状をより汎用的に3Dプリンターによって生産する。また、自然界の虫が関与するバイオファブリケーションによって紋様をつくり、一つとして同じ紋様がない矩形の天板が透明な木の上に浮遊する。それは現代における「新しい民藝」のありようと言えるのではないかと考えている。

現代のテクノロジーによって自然の不定型を再現し、かつ生物が製作プロセスに関与することによって、画一的ではない質をもつプロダクトを比較的安価に量産することが可能になる。そこには自然と共生し美しく生活することへの祈りが込められ、室内に静かな佇まいを生み出すだろう。

■建築概要

題名:Floating wood
所在地:富山県南砺市
主用途:家具
設計:浜田晶則建築設計事務所 担当/浜田晶則、ホウヤニン
3D Print:Boolean 担当/濵﨑トキ
家具:松本雄太郎家具製作所
設計:2021年10月〜2022年1月
制作:2021年11月〜2022年2月
竣工:2022年3月
写真:田中祐樹

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
内装・家具天板

虫食いナラ

内装・家具脚

酢酸セルロース

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません


We 3D-scanned a real tree, and edited and produced table legs using a 3D printer. The upper part of each table leg was morphed into a perfect circle for it to rotate freely, and by letting the tree trunk with irregular shape to stand at different angles, we created ‘a grove of trees’.

The material used for the legs, cellulose acetate, is made from wood fiber, cotton, and other natural resources. It is highly biodegradable and converts into water and bicarbonate once buried in soil or submerged into sea water after use. We used the plasticizer that is also made from a natural, non-hazardous material, which is also used for food additives and space food.

Sitting on top of the organic transparent legs is the rectangular table top made out of oak wood with holes eaten by insects. Although most of this kind of wood material is chipped without being made into products, those natural dot patterns created by insects give each tabletop a unique appearance.

Natural shapes are sampled as digital data, customized, and those haute couture shapes are manufactured with 3d printers for more generic use. Additionally, using insect related bio-fabrication for pattern-making creates one of a kind appearance for each rectangular tabletop that floats on top of transparent wood trunks. I believe that this can be regarded as the “new folk art” in the modern age.

By applying modern technology to simulate natural irregularities and by involving living creatures in the production process, we will be able to mass-produce those unique products at a low cost. I believe that by placing the hope of living beautifully in harmony with nature, we will be able to create a tranquil atmosphere inside.

Floating wood
Location: Toyama
Program: furniture
Design: Aki Hamada Architects (Aki Hamada, Yanning Hou)
3D Print: Boolean (Toki Hamasaki)
Wood furniture: Yutaro Matsumoto
Year: 2022
Photo: Yuuki Tanaka

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田中祐樹建材(内装・家具)図面あり富山浜田晶則プロダクト
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    日程
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    –
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    architecture|fashion|exhibition
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    MOCK-UP LUXURY —ULTRA STUDIOの驚異の部屋—

    ここは雑多なモノに溢れたアトリエであり、ダイニングでもあり、ガラクタ置き場でもあり、怪しい骨董屋でもある。
    ただし、その全てがフェイクだ。

    建築コレクティブULTRA STUDIOが手がけたプロダクトやプロジェクトの模型、ドローイング、素材サンプルなど、さまざまなデザインの断片を一つの空間に展示。

    N.HOOLYWOODとのコラボレーションのきっかけとなったフェイク大理石の「スカリオーラ」を柄として展開し、さまざまなスケールや素材、用途のオブジェクトが混在する眩惑的な空間が来客を迎えます。また、今回の展示ではスカリオーラ製のトレー(お香立て)を販売。さらに、会期最終日にはオリジナルのトレーを制作できるスカリオーラ・ワークショップを開催いたします。ぜひこの機会にご参加くださいませ。

    リリーステキストより

    以下に、詳細な情報を掲載します。

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    リュウ・ジャークン / Jiakun Architectsによる、中国の、オフィスビル「ノバルティス(上海)- ブロックC6」。プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2014年に完成。国の古典建築の現代的解釈と言えるベランダを備え、必然と偶発の出会いを生み出す柔軟な構成の建築を考案。伝統家屋を参照したルーバーで日照も調整Novartis (Shanghai) Block - C6, 2014 (Shanghai, People's Republic of China) photo courtesy of Arch-Exist
    リュウ・ジャークン / Jiakun Architectsによる、中国の、オフィスビル「ノバルティス(上海)- ブロックC6」。プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2014年に完成。国の古典建築の現代的解釈と言えるベランダを備え、必然と偶発の出会いを生み出す柔軟な構成の建築を考案。伝統家屋を参照したルーバーで日照も調整Novartis (Shanghai) Block - C6, 2014 (Shanghai, People's Republic of China) photo courtesy of Arch-Exist
    リュウ・ジャークン / Jiakun Architectsによる、中国の、オフィスビル「ノバルティス(上海)- ブロックC6」。プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2014年に完成。国の古典建築の現代的解釈と言えるベランダを備え、必然と偶発の出会いを生み出す柔軟な構成の建築を考案。伝統家屋を参照したルーバーで日照も調整Novartis (Shanghai) Block - C6, 2014 (Shanghai, People's Republic of China) photo courtesy of Arch-Exist

    リュウ・ジャークン / Jiakun Architectsによる、中国の、オフィスビル「ノバルティス(上海)- ブロックC6(Novartis (Shanghai) Block – C6)」です。
    プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2014年に完成した建築です。建築家は、国の古典建築の現代的解釈と言えるベランダを備え、必然と偶発の出会いを生み出す柔軟な構成の建築を考案しました。また、伝統家屋を参照したルーバーで日照も調整しています。
    アーキテクチャーフォトでは、リュウの2025年のプリツカー賞受賞を特集記事として紹介しています。


    こちらはプロジェクトに関するテキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

    ノバルティス(上海)- ブロックC6の張り出した軒やカンチレバー構造のベランダは、中国の古典建築に見られる楼閣を彷彿とさせ、現代的な解釈としての役割を果たしています。

    中央の庭園、内部の中庭、屋内レジャースペースを含む開放的なレイアウトと非規定的なエリアは、計画的な出会いと偶発的な出会いの両方に対応する柔軟なオフィス空間を提供します。

    縦型アトリウム内の階段の側面にはリビングウォールが設けられており、地上階から6層の建物の天井まで伸び、その高さは31m以上に達します。さらに、地下には2層のフロアが追加されています。

    地上階の各フロアには周囲を囲むベランダが設けられ、中国の伝統的な家屋の上吊り式窓に着想を得た回転式の積層竹ルーバーが備えられています。これにより、一日を通して必要に応じた自然光を柔軟に調整することができます。

    光はまた、建物を構成する3つのボリュームの隙間や上部からも差し込みます。これらのボリュームは、「リバースブリック」(2008年のウェンチュアン地震の瓦礫を再利用したレンガ)と、高効率の低放射(Low-E)ガラスで構成されています。

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    Jiakun Architectsリュウ・ジャークン事務所上海中国
    2025.03.14 Fri 06:45
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    2025.3.13Thu
    • 世田谷美術館での「横尾忠則 連画の河」の入場チケットをプレゼント。和歌を複数人で分担して詠みあう“連歌”と似て非なる、昨日の自作を他人の絵のように眺めて制作した“連画”の作品を公開。新作油彩画約60点に加え関連作品やスケッチ等も展示
    • リュウ・ジャークン / Jiakun Architectsによる、中国・麗水の「Songyang Culture Neighborhood」。プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2020年に完成。地域の精神的中心地の再生として、既存建物を活かしつつ周囲の小道とも繋がる“鉄製の回廊”等を挿入する計画を考案。人口と自然の環境の対話も意図
    2025.3.15Sat
    • グラフィックデザイナーの菊地敦己による講演の動画。自身の展覧会「グラフィックデザインのある空間」に合わせて2025年1月に行われたもの。青木淳をはじめとする建築家との協働でも知られる

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