architecturephoto®

  • 特集記事
  • 注目情報
  • タグ
  • 建築
  • アート
  • カルチャー
  • デザイン
  • ファッション
  • 動画
  • 展覧会
  • コンペ
  • 書籍
  • 建築求人
  • すべてのタグ

建築求人情報

Loading...
2025.9.17Wed
2025.9.16Tue
奈良祐希 / EARTHENによる、富山市の住戸改修「Cave」。竪穴住居が多数存在した地域での計画。喧騒から離れた“安息の住処”を求め、“土の洞窟”の様な“原初的な”空間を志向。合理的な躯体にフリーハンドの線を重ねて“直線と曲線の緩やかな融合”を試みる
photo©MASATOMO MORIYAMA

SHARE 奈良祐希 / EARTHENによる、富山市の住戸改修「Cave」。竪穴住居が多数存在した地域での計画。喧騒から離れた“安息の住処”を求め、“土の洞窟”の様な“原初的な”空間を志向。合理的な躯体にフリーハンドの線を重ねて“直線と曲線の緩やかな融合”を試みる

architecture|feature
EARTHEN森山雅智建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)図面あり住戸リノベーション富山奈良祐希
奈良祐希 / EARTHENによる、富山市の住戸改修「Cave」。竪穴住居が多数存在した地域での計画。喧騒から離れた“安息の住処”を求め、“土の洞窟”の様な“原初的な”空間を志向。合理的な躯体にフリーハンドの線を重ねて“直線と曲線の緩やかな融合”を試みる玄関から廊下越しにバルコニー側を見る。 photo©MASATOMO MORIYAMA
奈良祐希 / EARTHENによる、富山市の住戸改修「Cave」。竪穴住居が多数存在した地域での計画。喧騒から離れた“安息の住処”を求め、“土の洞窟”の様な“原初的な”空間を志向。合理的な躯体にフリーハンドの線を重ねて“直線と曲線の緩やかな融合”を試みるダイニング photo©MASATOMO MORIYAMA
奈良祐希 / EARTHENによる、富山市の住戸改修「Cave」。竪穴住居が多数存在した地域での計画。喧騒から離れた“安息の住処”を求め、“土の洞窟”の様な“原初的な”空間を志向。合理的な躯体にフリーハンドの線を重ねて“直線と曲線の緩やかな融合”を試みるリビングと寝室 photo©MASATOMO MORIYAMA

奈良祐希 / EARTHENが設計した、富山市の住戸改修「Cave」です。
竪穴住居が多数存在した地域での計画です。建築家は、喧騒から離れた“安息の住処”を求め、“土の洞窟”の様な“原初的な”空間を志向しました。そして、合理的な躯体にフリーハンドの線を重ねて“直線と曲線の緩やかな融合”を試みました。

富山の住戸改修、マンションのリノベーション。



初めて現地に訪れた際の新鮮な感動は今でも鮮明に覚えている。玄関のドアを開け廊下を歩いていくと突き当りの窓からは由緒正しい富山護国神社が僕たちを迎える。その神社の森に住処を構える白鷺が神々しく飛んでいる。

驚きとともにダイニングに向かうと正面の窓からは神通川の桜並木と奥にある御皇城山を一望できる。クライアントがこの場所に都会の喧騒から離れて安息の住処を求めたことをすぐに理解できた。

建築家によるテキストより

この付近には、土葺の竪穴住居が多数存在し、日本最大級の遺跡も発見されている。空間を“形づくる”ことを意識しながら、土で模型をつくりスタディを重ねていった。

建築家によるテキストより

もともとあった間仕切り壁を可能な限り撤去し配管や水回りの位置も集約し可能な限り空間全体にシークエンスを持たせる。構造的な合理性と経済的な効率性によるグリッドの束縛から抜けきれない直線的な平面配置に、フリーハンドで描かれた柔らかな曲線をオーバーレイして直線と曲線の緩やかな融合を試みる。

「線」の重なりがさまざまな悪戦苦闘や紆余曲折を経てひとつの「壁」として徐々に成立をしていく。その「線」が分岐して、家具やアートワークのデザインに変質し、形作っていく。



建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

奈良祐希 / EARTHENによる、富山市の住戸改修「Cave」。竪穴住居が多数存在した地域での計画。喧騒から離れた“安息の住処”を求め、“土の洞窟”の様な“原初的な”空間を志向。合理的な躯体にフリーハンドの線を重ねて“直線と曲線の緩やかな融合”を試みる玄関から廊下越しにバルコニー側を見る。 photo©MASATOMO MORIYAMA
奈良祐希 / EARTHENによる、富山市の住戸改修「Cave」。竪穴住居が多数存在した地域での計画。喧騒から離れた“安息の住処”を求め、“土の洞窟”の様な“原初的な”空間を志向。合理的な躯体にフリーハンドの線を重ねて“直線と曲線の緩やかな融合”を試みるバルコニーからの景色(建築家による解説:バルコニーからは遠景に立山連峰、手前には神通川が流れている風景が広がる。) photo©MASATOMO MORIYAMA
奈良祐希 / EARTHENによる、富山市の住戸改修「Cave」。竪穴住居が多数存在した地域での計画。喧騒から離れた“安息の住処”を求め、“土の洞窟”の様な“原初的な”空間を志向。合理的な躯体にフリーハンドの線を重ねて“直線と曲線の緩やかな融合”を試みるダイニング photo©MASATOMO MORIYAMA
奈良祐希 / EARTHENによる、富山市の住戸改修「Cave」。竪穴住居が多数存在した地域での計画。喧騒から離れた“安息の住処”を求め、“土の洞窟”の様な“原初的な”空間を志向。合理的な躯体にフリーハンドの線を重ねて“直線と曲線の緩やかな融合”を試みるダイニング、テーブル側から床の間を見る。 photo©MASATOMO MORIYAMA
奈良祐希 / EARTHENによる、富山市の住戸改修「Cave」。竪穴住居が多数存在した地域での計画。喧騒から離れた“安息の住処”を求め、“土の洞窟”の様な“原初的な”空間を志向。合理的な躯体にフリーハンドの線を重ねて“直線と曲線の緩やかな融合”を試みるダイニング、床の間 photo©MASATOMO MORIYAMA
奈良祐希 / EARTHENによる、富山市の住戸改修「Cave」。竪穴住居が多数存在した地域での計画。喧騒から離れた“安息の住処”を求め、“土の洞窟”の様な“原初的な”空間を志向。合理的な躯体にフリーハンドの線を重ねて“直線と曲線の緩やかな融合”を試みるダイニング、床の間の詳細 photo©MASATOMO MORIYAMA
奈良祐希 / EARTHENによる、富山市の住戸改修「Cave」。竪穴住居が多数存在した地域での計画。喧騒から離れた“安息の住処”を求め、“土の洞窟”の様な“原初的な”空間を志向。合理的な躯体にフリーハンドの線を重ねて“直線と曲線の緩やかな融合”を試みるダイニング、天井と壁の詳細 photo©MASATOMO MORIYAMA
奈良祐希 / EARTHENによる、富山市の住戸改修「Cave」。竪穴住居が多数存在した地域での計画。喧騒から離れた“安息の住処”を求め、“土の洞窟”の様な“原初的な”空間を志向。合理的な躯体にフリーハンドの線を重ねて“直線と曲線の緩やかな融合”を試みる廊下からキッチン側を見る。 photo©MASATOMO MORIYAMA
奈良祐希 / EARTHENによる、富山市の住戸改修「Cave」。竪穴住居が多数存在した地域での計画。喧騒から離れた“安息の住処”を求め、“土の洞窟”の様な“原初的な”空間を志向。合理的な躯体にフリーハンドの線を重ねて“直線と曲線の緩やかな融合”を試みるキッチン photo©MASATOMO MORIYAMA
奈良祐希 / EARTHENによる、富山市の住戸改修「Cave」。竪穴住居が多数存在した地域での計画。喧騒から離れた“安息の住処”を求め、“土の洞窟”の様な“原初的な”空間を志向。合理的な躯体にフリーハンドの線を重ねて“直線と曲線の緩やかな融合”を試みるキッチンから開口部越しに外部を見る。 photo©MASATOMO MORIYAMA
奈良祐希 / EARTHENによる、富山市の住戸改修「Cave」。竪穴住居が多数存在した地域での計画。喧騒から離れた“安息の住処”を求め、“土の洞窟”の様な“原初的な”空間を志向。合理的な躯体にフリーハンドの線を重ねて“直線と曲線の緩やかな融合”を試みるリビングと寝室 photo©MASATOMO MORIYAMA
奈良祐希 / EARTHENによる、富山市の住戸改修「Cave」。竪穴住居が多数存在した地域での計画。喧騒から離れた“安息の住処”を求め、“土の洞窟”の様な“原初的な”空間を志向。合理的な躯体にフリーハンドの線を重ねて“直線と曲線の緩やかな融合”を試みる寝室からリビングを見る。 photo©MASATOMO MORIYAMA
奈良祐希 / EARTHENによる、富山市の住戸改修「Cave」。竪穴住居が多数存在した地域での計画。喧騒から離れた“安息の住処”を求め、“土の洞窟”の様な“原初的な”空間を志向。合理的な躯体にフリーハンドの線を重ねて“直線と曲線の緩やかな融合”を試みるダイニング、家具の詳細 photo©MASATOMO MORIYAMA
奈良祐希 / EARTHENによる、富山市の住戸改修「Cave」。竪穴住居が多数存在した地域での計画。喧騒から離れた“安息の住処”を求め、“土の洞窟”の様な“原初的な”空間を志向。合理的な躯体にフリーハンドの線を重ねて“直線と曲線の緩やかな融合”を試みるダイニング、家具の詳細 photo©MASATOMO MORIYAMA
奈良祐希 / EARTHENによる、富山市の住戸改修「Cave」。竪穴住居が多数存在した地域での計画。喧騒から離れた“安息の住処”を求め、“土の洞窟”の様な“原初的な”空間を志向。合理的な躯体にフリーハンドの線を重ねて“直線と曲線の緩やかな融合”を試みるダイニング、家具の詳細 photo©MASATOMO MORIYAMA
奈良祐希 / EARTHENによる、富山市の住戸改修「Cave」。竪穴住居が多数存在した地域での計画。喧騒から離れた“安息の住処”を求め、“土の洞窟”の様な“原初的な”空間を志向。合理的な躯体にフリーハンドの線を重ねて“直線と曲線の緩やかな融合”を試みるダイニング、家具の詳細 photo©MASATOMO MORIYAMA
奈良祐希 / EARTHENによる、富山市の住戸改修「Cave」。竪穴住居が多数存在した地域での計画。喧騒から離れた“安息の住処”を求め、“土の洞窟”の様な“原初的な”空間を志向。合理的な躯体にフリーハンドの線を重ねて“直線と曲線の緩やかな融合”を試みるダイニング、家具の詳細 photo©MASATOMO MORIYAMA
奈良祐希 / EARTHENによる、富山市の住戸改修「Cave」。竪穴住居が多数存在した地域での計画。喧騒から離れた“安息の住処”を求め、“土の洞窟”の様な“原初的な”空間を志向。合理的な躯体にフリーハンドの線を重ねて“直線と曲線の緩やかな融合”を試みる脱衣室からシャワールームを見る。 photo©MASATOMO MORIYAMA
奈良祐希 / EARTHENによる、富山市の住戸改修「Cave」。竪穴住居が多数存在した地域での計画。喧騒から離れた“安息の住処”を求め、“土の洞窟”の様な“原初的な”空間を志向。合理的な躯体にフリーハンドの線を重ねて“直線と曲線の緩やかな融合”を試みるトイレ photo©MASATOMO MORIYAMA
奈良祐希 / EARTHENによる、富山市の住戸改修「Cave」。竪穴住居が多数存在した地域での計画。喧騒から離れた“安息の住処”を求め、“土の洞窟”の様な“原初的な”空間を志向。合理的な躯体にフリーハンドの線を重ねて“直線と曲線の緩やかな融合”を試みる平面図 image©EARTHEN

以下、建築家によるテキストです。


富山の住戸改修、マンションのリノベーション。



初めて現地に訪れた際の新鮮な感動は今でも鮮明に覚えている。玄関のドアを開け廊下を歩いていくと突き当りの窓からは由緒正しい富山護国神社が僕たちを迎える。その神社の森に住処を構える白鷺が神々しく飛んでいる。

驚きとともにダイニングに向かうと正面の窓からは神通川の桜並木と奥にある御皇城山を一望できる。クライアントがこの場所に都会の喧騒から離れて安息の住処を求めたことをすぐに理解できた。

この付近には、土葺の竪穴住居が多数存在し、日本最大級の遺跡も発見されている。空間を“形づくる”ことを意識しながら、土で模型をつくりスタディを重ねていった。



もともとあった間仕切り壁を可能な限り撤去し配管や水回りの位置も集約し可能な限り空間全体にシークエンスを持たせる。構造的な合理性と経済的な効率性によるグリッドの束縛から抜けきれない直線的な平面配置に、フリーハンドで描かれた柔らかな曲線をオーバーレイして直線と曲線の緩やかな融合を試みる。

「線」の重なりがさまざまな悪戦苦闘や紆余曲折を経てひとつの「壁」として徐々に成立をしていく。その「線」が分岐して、家具やアートワークのデザインに変質し、形作っていく。



「土の洞窟」、そんな原初的な住処を夢見て。

■建築概要

名称:Cave
所在地:富山県富山市
用途:住宅
建築:EARTHEN / 奈良祐希 担当/林大樹、松本千賀来、小松直樹
施工:家元
工事種別:内装のみ 鉄筋コンクリート造5階 / 全面改装
延床面積:67.17㎡
設計:2021年8月~2022年3月
工事:2022年4月~2023年6月
竣工:2023年7月
写真:MASATOMO MORIYAMA

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
内装・床LDK 床

左官本塗り

内装・床シャワールーム 床

磁器質特製タイル貼

内装・壁LDK 壁

左官搔き落とし

内装・壁シャワールーム 壁

磁器質特製タイル貼

内装・天井LDK 天井

左官本塗り

内装・天井シャワールーム 天井

磁器質特製タイル貼

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

あわせて読みたい

サムネイル:イクスデザイン+増田建築計画事務所による、愛知県清須市の「よこい歯科クリニック」
イクスデザイン+増田建築計画事務所による、愛知県清須市の「よこい歯科クリニック」
  • SHARE
EARTHEN森山雅智建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)図面あり住戸リノベーション富山奈良祐希
2025.09.17 Wed 14:27
0
permalink

#奈良祐希の関連記事

  • 2025.7.15Tue
    奈良祐希 / EARTHENによる、石川・金沢市の店舗「FIL D’OR」。フランス料理とワインを提供する店。“金の糸”という意味の店名を起点に、背景にある“繋がりを大切にする哲学”や“金沢の風土”を想起させる場を志向。“約3万本の糸”を吊るした“土の洞窟”の様な空間を考案
  • 2023.10.24Tue
    奈良祐希 / EARTHENによる、石川・金沢市の「Node Kanazawa」。カフェ等も内包する建築企業の新社屋。賑わいの創出等の地域社会への貢献も求め、周辺と繋がる“緑のミチ”と“街のミチ”が建築を貫通する構成を考案。“歴史や記憶”の現代への継承も意図し地元の古建築等も参照
  • 2018.11.06Tue
    奈良祐希の設計・デザインによる、金沢21世紀美術館での工芸建築展に出展されている「障子の茶室」
  • view all
view all

#富山の関連記事

  • 2025.8.01Fri
    studioSHUWARIによる、富山市の「風景をつくる家」。連峰を望む土手沿いの敷地。地域に存在する多様な風景との繋がりを求め、斜面を越えた先にある景色を取り込む建築を志向。上階にリビング等を配置して大開口も設ける計画を考案
  • 2025.3.14Fri
    浜田晶則建築設計事務所による「Floating wood」。“新しい民藝”も追求したテーブル。“画一的ではない質”と“量産”の両立を求め、デジタル技術で制作した脚と虫食いの木材を原料とする天板を組合わせるデザインを考案。廃棄後も想定して分解される素材を選択
  • 2024.10.23Wed
    キー・オペレーションとパーク・コーポレーションによる、富山市の「十全化学本社社屋」。医薬関係の製造企業の新社屋。自由な交流の尊重を意図し、“集中”と“交流”の切替が可能となるゾーニングの建築を考案。四周のバルコニーは環境調整や気分転換の役割に加えて“陰影のあるファサード”も生み出す
  • 2024.7.10Wed
    本瀬あゆみ+齋田武亨 / 本瀬齋田建築設計事務所による、富山市の「雑貨の森のカウンター」。生活雑貨店の為に計画。少し冷静になり“物と向き合える”ように、余白のような存在の“有機的な形をした”ひとつながりのカウンターを考案。3つの“場所”があり商品の梱包・相談・閲覧などの用途にも応える
  • 2024.7.03Wed
    本瀬あゆみ+齋田武亨 / 本瀬齋田建築設計事務所による、富山・南砺市の「消滅集落のオーベルジュ」。消滅集落に移住して開業する施主の為の飲食店と宿泊施設。“地域に根差した”存在を目指し、場の魅力を引出すと共に“自立した維持管理”も可能とする建築を志向。旧集落の配置や地域で使われる意匠も参照して造る
  • 2023.9.28Thu
    studioSHUWARIによる、富山市の「2枚屋根の家」。丘陵地にある住宅街の中の敷地。街との“緩やかな繋がり”を求め、敷地の高低差を斜面で処理して勾配に沿う“2枚の屋根”を持つ建築を考案。窓の位置等の工夫で景観を取り込み日常の中に“季節感”を持ち込む
  • 2023.8.29Tue
    studioSHUWARIによる、富山・高岡市の「Wood Cylinder Wall」。事務所のエントランスの改修計画。“地場産材”を有効活用した空間を目指し、材の特性を考慮し“小径に加工した杉材”を用いた“柔らかな壁面”を考案。密度や高さを変化させて独自の“表情”と“視覚効果”も意図
  • 2023.7.04Tue
    studioSHUWARIによる、富山・射水市の、創業支援施設「HIBARI NEST」。テナント空間も備えた民営施設。入居者の“新たな交流”を生む場を目指し、一室空間の中に段差を設けて“一体感”と“心地よい距離感”を両立する構成を考案。天井の構造体は施設の“象徴”でもあり在来工法で実現
  • 2023.6.06Tue
    studioSHUWARIによる、富山市の、スポーツ施設「Luxe training」。自動車販売店だった建物を改修。以前の用途の為に作られた空間の特徴を活かしながら、諸室を視覚的に連続させ“アクティビティ”を繋げる構成を考案。利用体験を豊かにする照明や色彩の計画等も行う
  • 2023.4.07Fri
    種昻哲 / studioSHUWARIによる、富山市の店舗「ideal coffee&bake」。個性的な店舗が並ぶ通りに計画。施主の持つ“凛とした空気感”の表現を目指し、シンプルな塗装で壁面等を仕上げて特注照明を“オブジェの様に”配した空間を考案。全面開放可能な出入口も設けて街と店内を繋ぐ
  • view all
view all

建築求人情報

Loading...

 

    公式アカウントをフォローして、見逃せない建築情報を受け取ろう。

    61,226
    • Follow
    84,363
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    この日更新したその他の記事

    【ap job更新】 京都を拠点に、建築における革新性を追求する「HOSOO architecture」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)を募集中

    ap job 【ap job更新】 京都を拠点に、建築における革新性を追求する「HOSOO architecture」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)を募集中

    architecture|job|promotion
    建築求人情報
    【ap job更新】 京都を拠点に、建築における革新性を追求する「HOSOO architecture」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)を募集中
    【ap job更新】 京都を拠点に、建築における革新性を追求する「HOSOO architecture」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)を募集中洛和会京都看護学校 ©Kei Sugino
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
    job.architecturephoto.net

    京都を拠点に、建築における革新性を追求する「HOSOO architecture」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    HOSOO architectureは新しいスタッフを募集します。

    わたしたちは、建築や美術の重厚な歴史を背景に、真正でクラッシックな建築をつくることを目指しています。
    素材の一つひとつの質感やディテール、ヒューマンスケールを大切にしながら、人々の暮らしや風景を豊かに織りなしたいと考えています。

    社屋や看護学校、工場から住宅に至るまで、さまざまな作品を手掛けていますが、独創的な価値を設計するラボラトリーであることが、わたしたちの一貫した姿勢です。

    現在、新しい里山の風景を創出する養蚕・製糸場をはじめとして、多岐にわたる文化的なプロジェクトに取り組んでいます。

    job.architecturephoto.net
    • ap job
    建築求人情報
    2025.09.17 Wed 15:04
    0
    permalink
    OMA / 重松象平の会場デザインによる、上海での展覧会「ミス ディオール:ある女性の物語」。ブランドの香水の創造的進化と影響力を辿る展示。製品の物語を新たな“舞台美術的体験”として創造する為、香水のオーラと中国文化のモチーフを融合させる空間を志向。製品を象徴するピンクを様々な諧調で用いる
    photography by Boris Shiu

    SHARE OMA / 重松象平の会場デザインによる、上海での展覧会「ミス ディオール:ある女性の物語」。ブランドの香水の創造的進化と影響力を辿る展示。製品の物語を新たな“舞台美術的体験”として創造する為、香水のオーラと中国文化のモチーフを融合させる空間を志向。製品を象徴するピンクを様々な諧調で用いる

    architecture|culture|fashion|feature
    会場構成重松象平上海OMA中国
    OMA / 重松象平の会場デザインによる、上海での展覧会「ミス ディオール:ある女性の物語」。ブランドの香水の創造的進化と影響力を辿る展示。製品の物語を新たな“舞台美術的体験”として創造する為、香水のオーラと中国文化のモチーフを融合させる空間を志向。製品を象徴するピンクを様々な諧調で用いる photography by Boris Shiu
    OMA / 重松象平の会場デザインによる、上海での展覧会「ミス ディオール:ある女性の物語」。ブランドの香水の創造的進化と影響力を辿る展示。製品の物語を新たな“舞台美術的体験”として創造する為、香水のオーラと中国文化のモチーフを融合させる空間を志向。製品を象徴するピンクを様々な諧調で用いる photography by Boris Shiu
    OMA / 重松象平の会場デザインによる、上海での展覧会「ミス ディオール:ある女性の物語」。ブランドの香水の創造的進化と影響力を辿る展示。製品の物語を新たな“舞台美術的体験”として創造する為、香水のオーラと中国文化のモチーフを融合させる空間を志向。製品を象徴するピンクを様々な諧調で用いる photography by Boris Shiu
    OMA / 重松象平の会場デザインによる、上海での展覧会「ミス ディオール:ある女性の物語」。ブランドの香水の創造的進化と影響力を辿る展示。製品の物語を新たな“舞台美術的体験”として創造する為、香水のオーラと中国文化のモチーフを融合させる空間を志向。製品を象徴するピンクを様々な諧調で用いる photography by Boris Shiu

    OMA / 重松象平の会場デザインによる、中国・上海での展覧会「ミス ディオール:ある女性の物語」です。
    ブランドの香水の創造的進化と影響力を辿る展示です。建築家は、製品の物語を新たな“舞台美術的体験”として創造する為、香水のオーラと中国文化のモチーフを融合させる空間を志向しました。また、製品を象徴するピンクを様々な諧調で用いています。会期は、2025年10月8日まで。


    こちらはリリーステキストと展覧会ガイドの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

    OMA / 重松象平による「ミス ディオール:ある女性の物語」展が上海で開幕

    「ミス ディオール:ある女性の物語」は、1947年にクリスチャン・ディオールの初コレクションとともに誕生したアイコニックな香水、ミス ディオールの78年にわたる創造的進化と影響力をたどるものです。2024年に東京・六本木ミュージアムで開催されたOMAによる展覧会に続くものです。上海では、地元文化の要素と現代中国人アーティストの作品展示を統合し、香水にまつわる物語を新たな舞台美術的体験として創造しています。

    OMAパートナーの重松象平「この展覧会を、非常に活気ある文化的風景を備えた都市・上海に届けることができて、とてもワクワクしています。テーマごとの空間は、ミス ディオールのオーラと中国文化のモチーフの両方を取り入れることで、対照的でありながらもつながりを持つ空間を創出し、香水の本質を直感的に感じ取り、理解できるようにしています。その結果として舞台美術は、土地に根ざしながらも、ミス ディオールの時を超えた物語を拡張するものとなっています」

    本展は、フォースン財団の2フロアにわたり、合計630㎡を占めています。1階では、建物の可動式ファサードが完全に引き込まれ、中山路や外灘を望む周囲の都市景観に向けて展覧会が開かれています。カフェ、ギフトショップ、カンファレンスセンターなどのチケット不要のスペースが広場の公共的な機能を拡張しており、広場は、1952年にディオールの愛犬ボビーを模してデザインされた香水ボトル「ボビー」の大型レプリカによって特徴づけられています。

    上階には6つのテーマ別ギャラリーがあり、アーカイブ資料や文書、現代および特別版の製品、クチュールとレディ・トゥ・ウェアの衣服、特別版の製品、現代アーティストによる作品など、合計200点の展示物が紹介されています。ミス ディオールの重層的な物語は、空間的なスペクトラムとして表現されています。部屋は直線的な幾何学と有機的な幾何学、柔らかい素材と硬い素材、ミス ディオールを象徴するピンクのさまざまな色調の間を移ろっていきます。

    ミス ディオールの視覚的および嗅覚的なアイデンティティは、中国文化のモチーフと融合されています。床から天井まで届く紙で作られた花の壁が、展覧会の入口を印象づけています。一本のリボンがほどかれ、歴史を通り抜けるような月門風のポータルを形づくっています。地形的なランドスケープが展示のまとまりを形成すると同時に、伝統的な水墨画に描かれる山の風景を想起させます。これらの空間は一体となって、ミス ディオールの過去と現在を融合させると同時に、ディオールが多様な文化や芸術分野と継続的に関わっていることを際立たせています。

    • 残り28枚の写真と建築家によるテキスト
    • SHARE
    会場構成重松象平上海OMA中国
    2025.09.17 Wed 06:42
    0
    permalink
    2025.9.15Mon
    • 【ap job更新】 都心の中規模新築プロジェクトを数多く設計する「Field Design Architects」が、設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)を募集中
    • 写真家の傍島利浩による「甚吉邸建築写真講座」が、前田建設の主催で開催。国登録有形文化財の“旧渡辺甚吉邸”を会場に、撮影技術の基本講座と撮影の個別アドバイスを実施。建築関係者と建築学生が対象。参加費無料
    • OSTR / 太田翔+武井良祐による、兵庫・神戸市の「中山手通りの家」。路地に面した谷の様な場所の小敷地。“広がりのある住宅”を求め、“都市までが家とも見える”関係性の構築を志向。周辺要素を“サンプリング”して建築に取り込んで“都市の残余”の様な光庭を介して環境と繋げる

    Subscribe and Follow

    公式アカウントをフォローして、
    見逃せない建築情報を受け取ろう。

    「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
    様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

    61,226
    • Follow
    84,363
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    architecturephoto® News Letter

    メールマガジンでも最新の更新情報を配信中

    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    Copyright © architecturephoto.net.

    • 建築
    • アート
    • カルチャー
    • デザイン
    • ファッション
    • 動画
    • 展覧会
    • コンペ
    • 書籍
    • 建築求人
    • 特集記事
    • 注目情報
    • タグ
    • アーキテクチャーフォト ジョブボード
    • アーキテクチャーフォト・ブック
    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    メールマガジンで最新の情報を配信しています

    この記事をシェア
    タイトルタイトルタイトルタイトルタイトル
    https://architecturephoto.net/permalink

    記事について#architecturephotonetでつぶやいてみましょう。
    有益なコメントは拡散や、サイトでも紹介させていただくこともございます。

    architecturephoto®
    • black
    • gray
    • white