SHARE 長岡勉によるインスタレーション”Labyrinth of Woods”のプレビュー
pointの長岡勉によるインスタレーション”Labyrinth of Woods”が東京のDIESEL DENIM GALLERY AOYAMAで行われます。会期は2010年2月10日~7月12日。(※詳しくは再下部の概要をご参考ください。)ここでは、模型写真とリリース文によって展示をプレビューします。
以下、建築家による作品の概要です。
ディーゼルというブランドが、日常的な作業着であるジーンズ(デニム)に手を加えることでエッジの効いたアイテムをつくりだしているように、ベニヤというありふれた素材に手を加えることで、訪れた人がワクワクして奥へ奥へと入りたくなるような、非日常的なショップ空間をつくります。
Labyrinth of Woodsは天井に向けて広がるベニヤの柱がランダムに林立する迷宮のような空間です。上部で連結した柱は空間の高さを強調しながら、ショップの中に様々な場所をつくりだします。
また、手の届く高さでは、柱が広がることで、ものを置いたり掛けたりできる什器になります。他にも、ステッチのような穴、所々に貼られたミラーなど、ベニヤに一手間かけることで、遊び心のある楽しい空間が生まれます。
ARTIST PROFILE: 長岡 勉
1970年、東京生まれ。建築家。1997年、慶応義塾大学大学院政策メディア研究科修了。1999年、パートナーの田中正洋とpoint設立し代表となる。2003年、クリエイター集団のシェアオフィス”co-lab”の共同運営に携わる。現在、桑沢デザイン研究所、慶應義塾大学 ICSカレッジオブアーツで非常勤講師。住宅作品もメディアに取り上げられている。
www.point-tokyo.jp
<受賞歴>
2008 JCDデザインアワード金賞受賞
2009 JCDデザインアワード金賞受賞
CUTATOR PROFILE: 高橋正明
オランダのインテリア誌Frame、建築誌Markをはじめ、海外の雑誌に日本の建築、デザイン、アートについて寄稿。ベルリンでアートを学び、ロンドン・メトロポリタン大学を経てニューヨークのF.I.T.を卒業。ニューヨーク大学の国際関係論コース修得。1996年編集プロダクション「ブライズヘッドwww.brizhead.jp」を設立、各種書籍の企画、制作を行なう。著作に「建築プレゼンの掟」「次世代の空間デザイン21名の仕事」「Japan The New Mix」「Design City Tokyo」等。建築と社会を結びつける団体SHA-ken(シャケン, www.sha-ken.org)を2009年に立ち上げる。
About DIESEL DENIM GALLERY
東京とNYにしかないDIESEL DENIM GALLERYは、ディーゼルの中で最もプレステージの高いDIESEL DENIM GALLERYのコレクションと、ギャラリースペースが融合したストア。新進気鋭のアーティストのサポートも積極的に行っており、フロアを作品の発表の場として開放している。
DIESEL DENIM GALLERY AOYAMAでは、フロアごとに異なるアーティストを起用し、1Fは年2回のインスタレーション、2Fは年4回のアート展を開催しており、アート作品の販売も行っている。
独自のユニークなアイディアで革新的なライフスタイルを提案するディーゼルのアートな空間をDIESEL DENIM GALLERYで是非お楽しみください。
www.diesel.co.jp/denimgallery
INFORMATION
タイトル: Labyrinth of Woods
アーティスト: 長岡勉 / point
キュレーター: 高橋正明(ブライズヘッド)
会期:2010.2.10 (Wed)-2010.7.12 (Mon)
場所:DIESEL DENIM GALLERY AOYAMA 1F
住所:東京都港区南青山6-3-3
TEL:03-6418-5323
営業時間: 13:00-20:00
定休日:不定休
Web: www.diesel.co.jp/denimgallery