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村野藤吾設計の「旧横浜市庁舎行政棟」(1959年竣工) が、宿泊施設に転用され2026年4月にオープン。改修設計は竹中工務店。利用客使用部分のインテリアの基本設計と監修を成瀬・猪熊建築設計事務所が手掛ける

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architecture|culture|remarkable
成瀬・猪熊建築設計事務所宿泊施設神奈川猪熊純村野藤吾竹中工務店横浜成瀬友梨保存関連
村野藤吾設計の「旧横浜市庁舎行政棟」(1959年竣工) が、宿泊施設に転用され2026年4月にオープン。改修設計は竹中工務店。利用客使用部分のインテリアの基本設計と監修を成瀬・猪熊建築設計事務所が手掛ける外観イメージ
村野藤吾設計の「旧横浜市庁舎行政棟」(1959年竣工) が、宿泊施設に転用され2026年4月にオープン。改修設計は竹中工務店。利用客使用部分のインテリアの基本設計と監修を成瀬・猪熊建築設計事務所が手掛けるフロント
村野藤吾設計の「旧横浜市庁舎行政棟」(1959年竣工) が、宿泊施設に転用され2026年4月にオープン。改修設計は竹中工務店。利用客使用部分のインテリアの基本設計と監修を成瀬・猪熊建築設計事務所が手掛けるかたりばルーム

村野藤吾設計の「旧横浜市庁舎行政棟」(1959年竣工) が、宿泊施設に転用され2026年4月にオープンします。
改修設計は竹中工務店です。そして、利用客使用部分のインテリアの基本設計と監修を成瀬・猪熊建築設計事務所が手掛けます。
施設名は「OMO7横浜 by 星野リゾート」となります。施設の公式サイトはこちら。

旧横浜市庁舎は、横浜開港100周年記念事業として1959年に村野藤吾氏の設計により竣工し、60年以上にわたり横浜市政を支えてきました。

市民に親しまれた旧横浜市庁舎の景観を継承するため、行政棟を原位置に残し、観光の賑わいの拠点となるようレガシーホテルとして活用します。今年8月には、戦後の建造物として初めて「横浜市認定歴史的建造物」に認定されました。「長きにわたり地域のシンボルであった旧横浜市庁舎行政棟の保全と活用により、新旧が融合した新たな都市のランドマークが形成される」点を評価を頂きました。

横浜の街の記憶と風景を継承し、関内駅周辺地区の新たなにぎわいを創出するホテルになることを目指します。

【引用元サイト名】

以下に、その他のパース画像と概要を掲載します。

以下の写真はクリックで拡大します

村野藤吾設計の「旧横浜市庁舎行政棟」(1959年竣工) が、宿泊施設に転用され2026年4月にオープン。改修設計は竹中工務店。利用客使用部分のインテリアの基本設計と監修を成瀬・猪熊建築設計事務所が手掛ける外観イメージ
村野藤吾設計の「旧横浜市庁舎行政棟」(1959年竣工) が、宿泊施設に転用され2026年4月にオープン。改修設計は竹中工務店。利用客使用部分のインテリアの基本設計と監修を成瀬・猪熊建築設計事務所が手掛けるフロント
村野藤吾設計の「旧横浜市庁舎行政棟」(1959年竣工) が、宿泊施設に転用され2026年4月にオープン。改修設計は竹中工務店。利用客使用部分のインテリアの基本設計と監修を成瀬・猪熊建築設計事務所が手掛けるフロント
村野藤吾設計の「旧横浜市庁舎行政棟」(1959年竣工) が、宿泊施設に転用され2026年4月にオープン。改修設計は竹中工務店。利用客使用部分のインテリアの基本設計と監修を成瀬・猪熊建築設計事務所が手掛けるダイニング
村野藤吾設計の「旧横浜市庁舎行政棟」(1959年竣工) が、宿泊施設に転用され2026年4月にオープン。改修設計は竹中工務店。利用客使用部分のインテリアの基本設計と監修を成瀬・猪熊建築設計事務所が手掛けるドッグガーデン ドッグラウンジ
村野藤吾設計の「旧横浜市庁舎行政棟」(1959年竣工) が、宿泊施設に転用され2026年4月にオープン。改修設計は竹中工務店。利用客使用部分のインテリアの基本設計と監修を成瀬・猪熊建築設計事務所が手掛けるカフェ
村野藤吾設計の「旧横浜市庁舎行政棟」(1959年竣工) が、宿泊施設に転用され2026年4月にオープン。改修設計は竹中工務店。利用客使用部分のインテリアの基本設計と監修を成瀬・猪熊建築設計事務所が手掛けるかたりばルーム
村野藤吾設計の「旧横浜市庁舎行政棟」(1959年竣工) が、宿泊施設に転用され2026年4月にオープン。改修設計は竹中工務店。利用客使用部分のインテリアの基本設計と監修を成瀬・猪熊建築設計事務所が手掛けるドッグフレンドリースイート
村野藤吾設計の「旧横浜市庁舎行政棟」(1959年竣工) が、宿泊施設に転用され2026年4月にオープン。改修設計は竹中工務店。利用客使用部分のインテリアの基本設計と監修を成瀬・猪熊建築設計事務所が手掛けるやぐらスイート
村野藤吾設計の「旧横浜市庁舎行政棟」(1959年竣工) が、宿泊施設に転用され2026年4月にオープン。改修設計は竹中工務店。利用客使用部分のインテリアの基本設計と監修を成瀬・猪熊建築設計事務所が手掛けるやぐらルーム

外観

コンクリート打ち放しの骨格を暗褐色のタイルで埋めている外観はそのまま活かし、街の景観に溶け込んでいる旧横浜市庁舎の雰囲気は昔と変わらず感じられます。シンプルな姿を保ちながらも、凹凸のある変化に富んだ表情豊かな外観が特徴的です。

かつての面影を感じられる「OMOベース」

多くの人々の目に触れる1階OMOベースには、旧市会棟本会議場にあった円形照明の要素を取り入れた特殊照明を設置します。照明の光の漏れ方や素材は、新たにデザインし直し、ホテルのエントランスに相応しい高揚感のある雰囲気を生み出します。また、旧横浜市庁舎の象徴的存在でもあった元市民広間大階段のデザインは継承・再構築し、1階と2階を繋ぐ大階段として形成。村野藤吾氏の特徴的デザインである滑らかな曲線を含む手すりの一部も再活用します。

OMOベーカリー

「OMOベーカリー」の壁面には、村野藤吾氏と交流のあった彫刻家・辻晉堂氏による泰山タイルレリーフ「海・波・船」を原位置保存します。この泰山タイルレリーフは、かつて旧市長室・旧市長応接室エントランスを彩り、横浜市民にとって馴染み深い作品です。タイルの重なりが生み出す見ごたえのある美しい作品のある空間で、こだわりの焼き立てパンを楽しむことができます。

旧横浜市庁舎から着想を得た「客室」

全276室、広さ20㎡から73㎡の全9タイプを用意。客室のテーマカラーである赤・青・緑は、それぞれ旧市庁舎内で使用されていた色を落とし込んでいます。赤は旧市長室の絨毯の色、青は旧市庁舎内の艶のある磁器質タイルの色、緑は旧市会棟本会議場議員席の色をイメージしています。また、最大6名まで宿泊できる「やぐらスイート」は、広さと高さを兼ね備え、友人グループや家族で利用する際も同じ空間でゆったりと過ごせます。最大4名定員の「かたりばルーム」は、2名で広々と贅沢に過ごすのも良し、4名でソファを囲み、語らいながら楽しむのもおすすめです。そのほか部屋タイプの異なる個性豊かな客室を用意し、旅のシチュエーションごとに選ぶことができます。

愛犬との旅をもっと気軽に。1フロアすべてが愛犬家専用の快適ステイ

愛犬との旅に最適な街、横浜。公園や海辺など、散歩に適したスポットが多いこの地で、OMO7横浜は愛犬との宿泊を歓迎します。客室タイプは、「ドッグフレンドリーダブルルーム」・「ドッグフレンドリーデラックスルーム」・「ドッグフレンドリースイート」の全3タイプを用意。中でも、ドッグフレンドリースイートは、6名定員に加え、小~大型犬2頭まで一緒に過ごせるため、家族3世代やグループ旅行など多様な旅のニーズに応えられます。また、屋外ドッグランと屋内ドッグラウンジの両方を備えた「OMOドッグガーデン」では、ドッグランで思いきり遊んだり、屋内で飲食を楽しみながらリラックスしたりと、愛犬と心ゆくまで思い思いの時間を過ごせます。

リリーステキストより

■施設概要

施設名:OMO7横浜(おも)by 星野リゾート
所在地:神奈川県横浜市中区港町1丁目1番1
客室数:276室
設計:当初設計…村野、森建築事務所
   改修基本設計・実施設計…株式会社竹中工務店
   ホテルFOH(*1)部 インテリア基本設計・インテリアデザイン監修…株式会社成瀬・猪熊建築設計事務所
   ホテルFOH部 造作家具実施設計…アイリスオーヤマ株式会社・I.P.Mプロジェクトマネジメント合同会社
   ホテルサインデザイン…UMA / design farm
   数字フォントデザイン…村野、森建築事務所・MURANO design
   FFE(*2)設計・監理…株式会社成瀬・猪熊建築設計事務所
施工:当初施工…免震改修工事:戸田組(現・戸田建設株式会社)
   改修施工…株式会社竹中工務店
開業日:2026年4月21日
*1:Front of House ホテルの延床面積のなかで、利用客に使用される面積部分。客室、パブリックスペースなど
*2:Furniture Fixture & Equipment 家具や据え付け設備、什器など
*記載の内容は提供予定のものです。変更になる場合があります

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    photography by Bridgit Beyer for Vyrao and AMO

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    AMOインスタレーションデイヴィッド・ジャーノッテン店舗
    AMO / デイヴィッド・ジャーノッテンによる、ニューヨークの「バイラオ・マーサー」。香水ブランドのポップアップ。企業指針“エネルギーは全て”から着想し、製品に込められた“感覚的実験”を“交流の為の物理的な環境”へと変換する計画を志向。様々なゾーンに分割しつつもカーテンで一体感を創出 photography by Bridgit Beyer for Vyrao and AMO
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    AMO / デイヴィッド・ジャーノッテンによる、ニューヨークの「バイラオ・マーサー」。香水ブランドのポップアップ。企業指針“エネルギーは全て”から着想し、製品に込められた“感覚的実験”を“交流の為の物理的な環境”へと変換する計画を志向。様々なゾーンに分割しつつもカーテンで一体感を創出 photography by Bridgit Beyer for Vyrao and AMO

    AMO / デイヴィッド・ジャーノッテンによる、アメリカ・ニューヨークの「バイラオ・マーサー」です。
    香水ブランドのポップアップのプロジェクトです。建築家は、企業指針“エネルギーは全て”から着想し、製品に込められた“感覚的実験”を“交流の為の物理的な環境”へと変換する計画を志向しました。そして、様々なゾーンに分割しつつもカーテンで一体感を創出しています。会期は、2025年11月28日まで。イベントの公式ページはこちら。


    こちらは建築家によるテキストです(文責:アーキテクチャーフォト)

    Vyrao Mercer(バイラオ・マーサー)は、AMOとバイラオによる共同インスタレーションであり、エネルギーと自然の具現化を探求しています。バイラオのモットー「エネルギーはすべて」に着想を得て、このポップアップは感覚的な実験を、交流と対話のための物理的な環境へと変換しています。

    このインスタレーションは、かつて衣料品店だった建物の既存の建築構造を活かし、空間を様々なテンポのゾーンに分けながらも、連続する柔らかなカーテンによって一体化しています。エントランス付近には、投影映像、環境音、来場者の動きによって脈動するダイナミックな回廊があります。鏡はバイラオのサインとして機能すると同時に、空間のエネルギーを増幅させています。

    中心部には、カーテンで囲まれた空間があり、そこにはトーテムのような展示スタンドが配置されています。それぞれのスタンドは、異なる周波数を想起させるエネルギーの波形を参照しています。中央の台座にはバイラオの製品が展示されており、共用のダイニングテーブルへと変形することも可能です。半透明の素材と金属的な素材が光と重ね合わされることで、バイラオの高次な感覚体験という理念を反映した、儀式的な雰囲気が生み出されています。

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    展示スタンドのために開発されたモジュール式のシンボルは、拡張性と適応性を備えており、今後のポップアップや小売スペース、旗艦店にも展開できるよう設計されています。

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    AMOインスタレーションデイヴィッド・ジャーノッテン店舗
    2025.10.28 Tue 15:57
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    フォスター+パートナーズによる展覧会「Civic Vision」。オーストラリア・シドニーで開催。初期のプロジェクトと近年の開発を並べて展示し、同事務所の建築やアイデアの持つ持続性と進化する力を表現。“香港上海銀行本社ビル”などの代表作品も多数公開
    photo©Alicia Taylor

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    日程
    2025年10月25日(土)
    –
    12月21日(日)
    architecture|exhibition|feature
    ノーマン・フォスター建築展
    フォスター+パートナーズによる展覧会「Civic Vision」。オーストラリア・シドニーで開催。初期のプロジェクトと近年の開発を並べて展示し、同事務所の建築やアイデアの持つ持続性と進化する力を表現。“香港上海銀行本社ビル”などの代表作品も多数公開 photo©Alicia Taylor
    フォスター+パートナーズによる展覧会「Civic Vision」。オーストラリア・シドニーで開催。初期のプロジェクトと近年の開発を並べて展示し、同事務所の建築やアイデアの持つ持続性と進化する力を表現。“香港上海銀行本社ビル”などの代表作品も多数公開 photo©Alicia Taylor
    フォスター+パートナーズによる展覧会「Civic Vision」。オーストラリア・シドニーで開催。初期のプロジェクトと近年の開発を並べて展示し、同事務所の建築やアイデアの持つ持続性と進化する力を表現。“香港上海銀行本社ビル”などの代表作品も多数公開 photo©Alicia Taylor
    フォスター+パートナーズによる展覧会「Civic Vision」。オーストラリア・シドニーで開催。初期のプロジェクトと近年の開発を並べて展示し、同事務所の建築やアイデアの持つ持続性と進化する力を表現。“香港上海銀行本社ビル”などの代表作品も多数公開 photo©Alicia Taylor

    フォスター+パートナーズによる展覧会「Civic Vision」です。
    オーストラリア・シドニーで開催されています。建築家は、初期のプロジェクトと近年の開発を並べて展示し、同事務所の建築やアイデアの持つ持続性と進化する力を表現しています。また、“香港上海銀行本社ビル”などの代表作品も多数公開されています。会期は、2025年12月21日まで。


    こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

    フォスター+パートナーズ|Civic Vision展がシドニーのパークライン・プレイスで開幕

    フォスター+パートナーズ|Civic Visionは、オーストラリアで初めて開催されるフォスター+パートナーズの包括的な展覧会であり、1967年にノーマン・フォスターによって設立されて以来の、同事務所のグローバルな作品群を深く紹介するものです。フォスター+パートナーズがオーストラリアで手がけた最新プロジェクトであるパークライン・プレイスを会場とする本展は、都市環境やインフラへの貢献に焦点を当て、都市を集合的かつ持続可能な未来にとって不可欠なものとして捉えています。

    フォスター+パートナーズのスタジオ責任者であるジェラード・エヴェンデン(Gerard Evenden)は次のように述べています。「私たちが25年以上にわたって取り組んできたシドニーという街で、このような初めての展覧会を開催できることを大変うれしく思います。れは、1960年代以来私たちの仕事の基盤となってきたシビック・アーキテクチャーへの全体的なアプローチを振り返り、それが現代の課題に対応するためにどのように進化し続けているかを見つめ直す絶好の機会です」

    フォスター+パートナーズのパートナーであるミューア・リヴィングストン(Muir Livingstone)は次のように付け加えました。「過去6年間取り組んできたプロジェクトであり、私たちのシドニー・スタジオの新たな拠点でもあるパークライン・プレイスで、事務所の仕事を披露できることは大きな名誉です。この都市における私たちのプロジェクトは、本展が中心に据えているシビックかつ持続可能なアプローチの実例となっています。我々のシドニーでの最初のプロジェクトであるドイチェ・バンク・プレイス(基部に4階建ての公共広場を備えています)から、都市全体で何千人もの人々の移動のあり方を変革しているシドニー・メトロでの取り組みに至るまで」

    初期のプロジェクトと近年の開発を並べて展示することで、本展は同事務所の構造物やアイデアの持つ持続性、そして進化する力を強調しています。過去の成果と現代の志を結びつけることで、フォスター+パートナーズ|Civic Visionは、今日そして未来の都市に対する新たな視点を喚起することを目指しています。

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    ノーマン・フォスター建築展
    2025.10.28 Tue 06:49
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