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2025.10.30Thu
2025.10.29Wed
BIGなどが設計に参加した、ニューヨークの「イーストサイド・コースタル・レジリエンシー・プロジェクト」。河岸からの水害対策として計画。都市を水際から切り離さない在り方を目指し、土地のかさ上げや防護システムの設置と同時に様々な用途を備えた公園の連続とする“パーキペラゴ”を考案
photo©Iwan Baan

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architecture|design|feature
ビャルケ・インゲルスBIGアメリカニューヨーク公園
BIGなどが設計に参加した、ニューヨークの「イーストサイド・コースタル・レジリエンシー・プロジェクト」。河岸からの水害対策として計画。都市を水際から切り離さない在り方を目指し、土地のかさ上げや防護システムの設置と同時に様々な用途を備えた公園の連続とする“パーキペラゴ”を考案 photo©Iwan Baan
BIGなどが設計に参加した、ニューヨークの「イーストサイド・コースタル・レジリエンシー・プロジェクト」。河岸からの水害対策として計画。都市を水際から切り離さない在り方を目指し、土地のかさ上げや防護システムの設置と同時に様々な用途を備えた公園の連続とする“パーキペラゴ”を考案 photo©Jeff Tao for BIG
BIGなどが設計に参加した、ニューヨークの「イーストサイド・コースタル・レジリエンシー・プロジェクト」。河岸からの水害対策として計画。都市を水際から切り離さない在り方を目指し、土地のかさ上げや防護システムの設置と同時に様々な用途を備えた公園の連続とする“パーキペラゴ”を考案 photo©Iwan Baan
BIGなどが設計に参加した、ニューヨークの「イーストサイド・コースタル・レジリエンシー・プロジェクト」。河岸からの水害対策として計画。都市を水際から切り離さない在り方を目指し、土地のかさ上げや防護システムの設置と同時に様々な用途を備えた公園の連続とする“パーキペラゴ”を考案 photo©Iwan Baan

BIGなどが設計に参加した、ニューヨークの「イーストサイド・コースタル・レジリエンシー・プロジェクト」です。
河岸からの水害対策として計画されました。建築家とランドスケープデザイナーたちは、都市を水際から切り離さない在り方を目指し、土地のかさ上げや防護システムの設置と同時に様々な用途を備えた公園の連続とする“パーキペラゴ”を考案しました。
正式な設計者クレジットは本文中および末尾に掲載しています。


こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

BIGが、ニューヨーク市のイーストリバーパークに強靭性とレクリエーションをもたらす

イーストサイド・コースタル・レジリエンシー・プロジェクト(ESCR)と名付けられた全長2.25マイル(約3.6キロメートル)の洪水防止システムは、イーストリバーパークの主要エリアが開放されたことで、大きな節目を迎えました。イーストリバーのウォーターフロント沿いに連なる公園群「パーキペラゴ(parkipelago)」として構想されたこのプロジェクトは、一連のかさ上げされた緑地を造成し、それらが洪水防止壁として機能する一方で、周辺のロウアーイーストサイド地域に新たな公共設備も提供しています。

ニューヨーク市設計建設局(NYCDDC)の主導のもと、BIG–ビャルケ・インゲルス・グループ、マシューズ・ニールセン・ランドスケープ・アーキテクツ(MNLA)、ONEアーキテクチャー&アーバニズム、AKRF、そしてロウアーイーストサイドの住民によって設計されたESCRは、モンゴメリー・ストリートからイースト25丁目までを対象とする、14億5千万ドル(約2,170億円)規模の沿岸防護プロジェクトです。スーパー・ストーム・サンディの後に10マイルにわたる防災型の公園と公共空間を提唱した2014年の「BIG U」構想に基づくこのプロジェクトは、将来の暴風雨や高潮から11万人以上のニューヨーカーを守るためにデザインされました。

FEMAの定める100年洪水浸水域内に位置するESCRは、洪水防止壁、スライド式ゲート、連結土手、かさ上げされた公園を一体化し、ロウアー・マンハッタンの大部分に電力を供給する変電所や主要なポンプ場、多くの学校や図書館といった重要インフラを保護する、連続した防護システムを構築しています。単なる防護壁にとどまらず、ESCRはインフラが活発でアクセスしやすい公共空間としても機能し得ることを示すモデルであり、日常生活を豊かにしながら強靭性を高めるものとなっています。

2024年にESCRの第1段階が完了したのに続き、ウィリアムズバーグ・ブリッジ周辺のイーストリバーパーク内にある複数の主要エリアの再開放によって、沿岸の再開発が続けられています。重要な洪水対策として平均8~9フィート(約2.4~2.7メートル)かさ上げされたこの公園には、新たに600本の樹木と21,000本以上の低木、草花、多年生植物が植えられ、沿岸の強化と生態的特徴の向上が図られています。この公園には、新設されたバスケットボールコートやテニスコート、ピクニックおよびバーベキューエリア、多目的に使える芝生のフィールド、芝地、自然観察や水遊び専用のエリア、新しい円形劇場、延長された遊歩道、さらにデランシー・ストリートとコーリアーズ・フック・パークにかかる2つの新しい歩道橋なども備えられています。

「私たちの沿岸強靭化プロジェクトは、開かれた空間を保護しながら、より良いレクリエーションの機会を提供し続けています。今回は、イーストリバーパークの新しい円形劇場やテニスコートに加え、新設されたコーリアーズ・フック・ブリッジを通じた公園へのアクセス改善も含まれています。新たなイーストリバーパークのエリアは、南側のピア42とも接続しており、そこには過去数年の間にNYCパークスとNYC経済開発公社(NYC EDC)によって整備された各種設備があります。公園内および周辺地域に植樹される約3,000本の新たな樹木とともに、イーストサイド・コースタル・レジリエンシーは、これを必要とするニューヨーカーのために、より良く、より緑豊かで、より安全な地域を創出しています」エドゥアルド・デル・バレ(Eduardo del Valle)、ニューヨーク市設計建設局(NYCDDC)局長代行

「イーストリバーパークの再開放により、私たちは10年にわたるビジョンが初めて形となった姿を目にしています。それは、かさ上げされた起伏のある新しい地形を形成する公園の群島、すなわち『パーキペラゴ(parkipelago)』です。それぞれの緑の島は、地域コミュニティによって決められた用途と個性を担っています。都市をウォーターフロントから切り離すのではなく、私たちはFDR(フランクリン・D・ルーズベルト・ドライブ)を横断する新たなつながりを通じて人々を引き込む公共空間を設計し、洪水対策を日常の体験が織りなすタペストリーへと変化させました。その結果として生まれたインフラは、都市の海岸線を強化するだけでなく、その魅力も高めています。それは守り、つなぎ、そして刺激を与えます ― 洪水から安全でありながら、活気にもあふれた都市の未来が実現可能であることの証です」ビャルケ・インゲルス(Bjarke Ingels)、BIG 創設者 兼 クリエイティブ・ディレクター

イースト23丁目とアベニューCに位置し、ESCRの北側の玄関口となるのが、新しいソーラー・ワン環境教育センターです。この施設は、BIGがNYC経済開発公社(NYCEDC)、ギルベイン・ビルディング・カンパニー、TYLin(旧Silman)、コセンティーニ・アソシエイツ、MNLAなどとともに設計しました。太陽光発電パネルと蓄電池を最初から組み込んだニューヨーク市初の建物として、この6,409平方フィート(約595平方メートル)の木材で覆われた施設は、旧ソーラー・ワンの建物の後継となります。旧施設は、ハリケーン・サンディの際に34丁目以南で電力網が停止した際、地域住民に太陽光による充電電力を提供し、重要な避難所となりました。現在、この2階建てのセンターは、ニューヨーク市全域で環境教育、研修、技術支援を提供するというソーラー・ワンの使命をさらに拡大しています。その中には、NYCの公立学校におけるK-12(幼稚園から高校まで)のSTEM教育プログラムや、地域のイベントのための柔軟に使える教室も含まれています。

外装にはFSC認証を受けた木製スラットを使用し、屋根全体には太陽光パネルが敷き詰められ、さらに蓄電システムも備えたこの建物は、コンクリートの使用を最小限に抑えています。コンクリートは浸水想定高さの部分にのみ用い、それより上の階層には軽量でリサイクル可能な鋼材を取り入れています。教室は海抜19フィート(約5.8メートル)の高さに設置されており、地上階の収納スペースは透水性のある金属グレーチングで囲まれているため、嵐の際には水が自由に流れるようになっています。室内には床から天井まで広がる窓があり、イーストリバーやブルックリン、クイーンズの壮大な景色を望むことができます。窓には三重ガラスが使用されており、鳥に優しい仕様となっているほか、隣接するFDRドライブからの騒音も軽減します。教室はESCR内の連続するテラスと庭園を備えた遊歩道とシームレスにつながっており、イーストリバーのすぐそばで現実に即した学びの体験を生み出しています。

このセンターは、蓄電池を備えた21kWの太陽光パネル群によって電力を生成しており、停電時にも近隣のニューヨーカーを支援するために開館を継続できる可能性があります。ESCRの「感嘆符」ともいえる存在として、この建物は、1,340フィート(約408メートル)にわたる新たな洪水防止壁、スライド式の防水ゲート、そして洪水に強い堤防と隣接しています。これらは沿岸洪水から周辺地域を守るために導入された強靭化対策です。LEEDシルバー認証の取得に向けて進んでいるソーラー・ワン環境教育センターは、現代的な洪水防止のモデルであると同時に、気候変動への適応を学ぶための教材でもあります。

これらの強靭化の取り組みは南へと続いており、BIGは現在、ターナー&EEクルーズ・ジョイントベンチャー、SCAPEランドスケープ・アーキテクチャー、アルカディスとともに、ノース/ウェスト・バッテリー・パークシティ・レジリエンシー・プロジェクト(NWBPCR)の設計にも携わっています。このプロジェクトは、トライベッカのサウス・コーブからノース・ムーア・ストリートまでの区間を対象としています。これらの相互に連携した取り組みが合わさって、将来にわたりロウアー・マンハッタンを守る、連続性のある気候強靭なウォーターフロントが形成されることになります。


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BIGなどが設計に参加した、ニューヨークの「イーストサイド・コースタル・レジリエンシー・プロジェクト」。河岸からの水害対策として計画。都市を水際から切り離さない在り方を目指し、土地のかさ上げや防護システムの設置と同時に様々な用途を備えた公園の連続とする“パーキペラゴ”を考案 photo©Iwan Baan
BIGなどが設計に参加した、ニューヨークの「イーストサイド・コースタル・レジリエンシー・プロジェクト」。河岸からの水害対策として計画。都市を水際から切り離さない在り方を目指し、土地のかさ上げや防護システムの設置と同時に様々な用途を備えた公園の連続とする“パーキペラゴ”を考案 photo©Iwan Baan
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BIGなどが設計に参加した、ニューヨークの「イーストサイド・コースタル・レジリエンシー・プロジェクト」。河岸からの水害対策として計画。都市を水際から切り離さない在り方を目指し、土地のかさ上げや防護システムの設置と同時に様々な用途を備えた公園の連続とする“パーキペラゴ”を考案 photo©NYCDDC Matthew Lapiska
BIGなどが設計に参加した、ニューヨークの「イーストサイド・コースタル・レジリエンシー・プロジェクト」。河岸からの水害対策として計画。都市を水際から切り離さない在り方を目指し、土地のかさ上げや防護システムの設置と同時に様々な用途を備えた公園の連続とする“パーキペラゴ”を考案 photo©NYCDDC Matthew Lapiska
BIGなどが設計に参加した、ニューヨークの「イーストサイド・コースタル・レジリエンシー・プロジェクト」。河岸からの水害対策として計画。都市を水際から切り離さない在り方を目指し、土地のかさ上げや防護システムの設置と同時に様々な用途を備えた公園の連続とする“パーキペラゴ”を考案 photo©Iwan Baan
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BIGなどが設計に参加した、ニューヨークの「イーストサイド・コースタル・レジリエンシー・プロジェクト」。河岸からの水害対策として計画。都市を水際から切り離さない在り方を目指し、土地のかさ上げや防護システムの設置と同時に様々な用途を備えた公園の連続とする“パーキペラゴ”を考案 photo©BIG Bjarke Ingels Group
BIGなどが設計に参加した、ニューヨークの「イーストサイド・コースタル・レジリエンシー・プロジェクト」。河岸からの水害対策として計画。都市を水際から切り離さない在り方を目指し、土地のかさ上げや防護システムの設置と同時に様々な用途を備えた公園の連続とする“パーキペラゴ”を考案 photo©BIG Bjarke Ingels Group
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以下、リリーステキストです。


BIG BRINGS RESILIENCE AND RECREATION TO NEW YORK CITY’S EAST RIVER PARK

The 2.25-mile flood protection system dubbed the East Side Coastal Resiliency Project (ESCR) has reached a major milestone with the opening of key areas of East River Park. Conceived as a “parkipelago” of interconnected parks along the East River waterfront, the project creates a series of elevated green spaces that double as flood barriers while offering new public amenities for the surrounding Lower East Side neighborhood.

Developed under the leadership of the NYC Department of Design and Construction (NYCDDC) and designed by BIG-Bjarke Ingels Group, Mathews Nielsen Landscape Architects (MNLA), ONE Architecture & Urbanism, AKRF, and residents of the Lower East Side, ESCR is a $1.45 billion coastal protection initiative spanning Montgomery to East 25th Streets. Following the original 2014 BIG U vision for 10 continuous miles of protective park and public realm in the wake of Superstorm Sandy, the project is designed to safeguard more than 110,000 New Yorkers from future storms and tidal flooding.

Located within the FEMA 100-year floodplain, ESCR integrates floodwalls, sliding gates, bridging berms, and elevated parkland into an unbroken protective system that shields critical infrastructure – including a major pump station, an electrical substation powering much of Lower Manhattan, and numerous schools and libraries. More than a barrier, ESCR is a model for how infrastructure can double as active and accessible public space – strengthening resilience while enhancing daily life.

Following the completion of ESCR’s first phase in 2024, the coastal redevelopment continues with the reopening of several major sections within East River Park around the Williamsburg Bridge. Elevated an average of 8-9 ft to provide vital flood protection, the park has been infused with 600 new trees and over 21,000 shrubs, grasses, and perennials – strengthening the shoreline and enhancing ecological character. The park also features new basketball and tennis courts, picnic and BBQ areas, a multi-use turf field, grassy lawns, dedicated zones for nature exploration and water play, a new amphitheater, an extended esplanade, and two new pedestrian bridges at Delancey Street and Corlears Hook Park.

“Our coastal resiliency projects continue to create better recreational opportunities while protecting open space, this time with a new East River Park amphitheater plus tennis courts and better park access via the new Corlears Hook Bridge. The new East River Park areas also connect to Pier 42 to the south and the amenities built there in the last few years by NYC Parks and NYC EDC. Along with close to 3,000 new trees to be planted in the park and in surrounding communities, East Side Coastal Resiliency is creating better, greener, and safer neighborhoods for New Yorkers who need them.” – Eduardo del Valle, NYCDDC Acting Commissioner

“With the re-opening of East River Park, we see the first physical manifestation of a decade-long vision: an archipelago of parks forming an elevated, undulating new landscape – a ‘parkipelago’ if you will. Each island of green is devoted to a use and character decided by the community. Rather than separating the city from the waterfront, we’ve designed a public realm that invites people in with new connections across the FDR, transforming flood protection into a tapestry of everyday experiences. The result is infrastructure that not only strengthens, but also enhances the city’s coastline. It protects, connects, and inspires – proof that the future of our cities can be both safe from flood and full of life.” – Bjarke Ingels, Founder & Creative Director, BIG

Standing as the northern gateway to ESCR at East 23rd Street and Avenue C is the new Solar One Environmental Education Center – designed by BIG with the NYC Economic Development Corporation (NYCEDC), Gilbane Building Company, TYLin (formerly Silman), Cosentini Associates, MNLA, and others. As the city’s first building to include ground-up solar photovoltaics and battery storage, the 6,409-sq-ft timber-clad facility replaces the former Solar One building, which became a vital refuge during Hurricane Sandy by providing solar charging power to local residents when the grid failed south of 34th Street. Today, the two-story center expands Solar One’s mission to deliver environmental education, training, and technical assistance across New York City, including flexible classrooms for K-12 STEM educational programming for NYC Public Schools and community events.

Defined by FSC-certified timber slats on the exterior, a roof fully clad in photovoltaic panels, and a battery storage system, the building minimizes the use of concrete – employing the material only at the flood level while incorporating lightweight, recyclable steel in the spaces above. The classrooms are elevated 19 ft above sea level, with ground-level storage areas enclosed by permeable metal grating, allowing water to flow freely during storm events. Inside, floor-to-ceiling windows frame sweeping views of the East River, Brooklyn, and Queens, while triple-glazed, bird-friendly glass mitigates sound from the adjacent FDR Drive. The classrooms seamlessly connect to a promenade of connected terraces and gardens within ESCR, creating a real-world learning experience right at the edge of the East River.

The center generates energy via a 21kW solar array with battery storage, allowing it to potentially stay open to support nearby New Yorkers in the event of power outages. As the exclamation point of ESCR, the building neighbors 1,340 ft of new flood barrier wall, sliding flood gates, and flood resilient embankments – resiliency measures implemented to protect neighboring areas from coastal flooding. On track for LEED Silver certification, the Solar One Environmental Education Center stands as both a model for modern flood protection and a learning tool for climate adaptation.

These resiliency efforts continue south, where BIG is also designing the North/West Battery Park City Resiliency Project (NWBPCR) with Turner & EE Cruz Joint Venture, SCAPE Landscape Architecture, and Arcadis – running from South Cove to North Moore Street in Tribeca. Together, these linked initiatives will form a continuous, climate-resilient waterfront that safeguards Lower Manhattan for generations to come.

■建築概要

EAST SIDE COASTAL RESILIENCY PROJECT FACTS
Name: East Side Coastal Resiliency
Size: 69,700,000 sq ft
Location: New York, New York, United States
Client: City of New York | NYC Department of Design & Construction
Collaborators: MNLA, ONE Architecture & Urbanism, AKRF & KSE, Arcadis, Jacobs, Hardesty Hanover, Siteworks, Wesler Cohen, Hazen & Sawyer, Pentagram, Hortus Environmental Design, FHI Studio, Starr Whitehouse, James Lima Planning + Development
───
EAST SIDE COASTAL RESILIENCY BIG TEAM
Partner-in-Charge: Bjarke Ingels, Beat Schenk, Daniel Sundlin, Kai-Uwe Bergmann
Project Director: Jeremy Alain Siegel
Project Manager: Stephanie Hui, Andreas Buettner
Project Architect: Kate Cella
Project Designer: Autumn Visconti, Simon David, Nicole Passarella
Technical Director: Benjamin Caldwell, Margaret Tyrpa
Project Team: Adam Robert Poole, Agnieszka Majkowska, Alejandro Guadarrama, Andreea Vasile Hoxha, Ania Podlaszewska, Aslan Taheri, Athena Morella, Benjamin DiNapoli, Chao-Wei Wesley Chiang, Daniele Pronesti, Deborah Campbell, Douglas Breuer, Douglass Alligood, Emily Bauer, Emmett Walker, Erik Kreider, Fiona Lu, Gabriel Hernandez Solano, Gaurav Sardana, Guillaume Evain, Isela Liu, Jakub Kulisa, James Donaldson, Jamie Maslyn Larson, Jessica Jiang, John Sng, Jonathan Steffen Hein, Jonathan Ong, Jordan Felber, Juan David Ramirez, Juan Diego Perez, Kalina Pilat, Kalliopi Caroline Bouros, Kam Chi Cheng, Kathleen Cella, Kayeon Lee, Kelly Neill, Kurt Nieminen, Lisbet Christensen, Mai Lee, Malcolm Rondell Galang, Manon Otto, Margaret Kim, Mateusz Wieckowski-Gawron, Maxime Le Droupeet, Max Moriyama, Mo Li, Morgan Mangelsen, Nandi Lu, Nasiq Khan, Nicholas Potts, Oliver Siekierka, Robert Ryan Harvey, Ruicong Tang, Sang Ha Jung, Seo Young Shin, Tammy Teng, Taylor Burgess, Taylor Fulton, Taylor Hewett, Terrence Chew, Thomas McMurtrie, Tracy Sodder, Veronica Acosta, Vincenzo Polsinelli, Wells Barber, Will Campion, Yaziel Juarbe, Yixin Li, Ziyu Guo
───
SOLAR ONE ENVIRONMENTAL EDUCATION CENTER PROJECT FACTS
Name: Solar One Environmental Education Center
Size: 6,409 sq ft
Location: New York, New York, United States
Client: Solar One, NYC Economic Development Corporation (EDC), Gilbane Building Company
Collaborators: TYLin, AKRF, Cosentini Associates, MNLA, KM Associates, Cerami Associates, HLB, Lerch Bates, CCI, Construction Specification Inc., Socotec
───
SOLAR ONE ENVIRONMENTAL EDUCATION CENTER BIG TEAM
Partner-in-Charge: Bjarke Ingels, Daniel Sundlin, Douglass Alligood
Project Manager: Ryan Harvey
Project Team: Adam Robert Poole, Ahmad Tabbakh, Ania Podlaszewska, Aran Coakley, Beat Schenk, Benjamin Caldwell, Catrina Nelson, Daniella Eskildsen, Deborah Campbell, Fiona Lu, Haochen Yu, Jakob Henke, Jan Leenknegt, Jennifer Dudgeon, Jeremy Alain Siegel, Ji-Young Yoon, Kayeon Lee, Margaret Tyrpa, Martynas Norvila, Maxwell Moriyama, Neha Sadruddin, Nicolas Lapierre, Rasmus Streboel, Sang Ha Jung, Seth Byrum, Tony-Saba Shiber, Veronica Lalli, Vi Madrazo, Yu Inamoto, Zach Walters

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ビャルケ・インゲルスBIGアメリカニューヨーク公園
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    BIGによる、ブータンの「ゲレフ国際空港」。同建築家たちが手掛けるマスタープランの一環として計画。国の文化も体現する存在を目指し、地域の柱から着想を得て“彫刻と彩色”を構造体に施す建築を考案。山並みを想起させる木造フレームは将来の拡張性も考慮
  • 2025.2.27Thu
    BIGとArts Groupによる、中国・蘇州の「ジンジー湖パヴィリオン」。湖畔の遊歩道に面した交流の場。伝統的形式と現代的機能の融合も意図し、全方向から中庭にアクセス出来るように4つの空間を配置する構成を考案。瓦を参照しピクセル化した屋根は周辺のスケールとの調和も意図
  • 2025.1.25Sat
    ビャルケ・インゲルスが率いるBIGの、ニューヨークオフィスの様子を紹介している動画。2025年1月に公開されたもの
  • 2024.10.30Wed
    BIGによる、デンマーク・コペンハーゲンの「BIG HQ」。国際的に活動する設計事務所の自社ビル。湾岸地域の先端部分を敷地として、コンクリート壁が支え合う“ピラネージ風”の“開放的”な空間を備えた建築を考案。社内の5つの専門部署が綿密に協働して造り上げる
  • 2024.10.26Sat
    ビャルケ・インゲルス率いるBIGの、自社設計の本社ビル「BIG HQ」を紹介している動画。2024年10月に公開されたもの
  • 2024.9.25Wed
    BIGによる、デンマークの「ペーパーアートミュージアム」。元スーパーマーケットをペーパーアートの美術館に転用する計画。伝統を未来に引継ぐ存在として、“一枚の紙”の様な屋根で既存建物を覆う構成を考案。既存壁面には“折紙”を参照した音響調整機能層が付加される
  • 2024.6.01Sat
    BIGのビャルケ・インゲルスの講演「建築家としての私の進化の旅」の動画。2024年4月に行われたもの
  • 2024.5.18Sat
    BIGのビャルケ・インゲルスが、自身が設計している瀬戸内海の佐木島のヴィラについて解説している動画(日本語字幕付)
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#公園の関連記事

  • 2025.10.22Wed
    ヘザウィック・スタジオによる、韓国・ソウルの「サウンドスケープ」。人工島を再構想する計画。国の音楽を称えると共に探索できる“地形”の創出を目指し、音波のパターンと都市を囲む山岳風景から着想した“高架トレイル”を備えた空間を考案。誰もが楽しめる公共性の高い場所を意図
  • 2024.12.06Fri
    田根剛がランドスケープデザイン等を手掛ける、東京・渋谷区の、玉川上水旧水路緑道再整備事業。江戸時代からの歴史を繋ぐ緑道を再整備する計画。“未来のための世代を超えた場所”を求め、地域住民とのワークショップを経て“参加・活動型の緑道公園”を志向。完成イメージ等を伝える“情報発信施設”も開設
  • 2024.10.07Mon
    宮崎晃吉 / HAGISOによる、茨城・笠間市の「ATAGO FOREST HOUSE」。自然公園にある建物と周辺環境を整備する計画。“地域の憩いの場”で“観光拠点”を目指し、“心も体も切り替わる中継地点”としての建築を志向。既存への“円弧状のテラス”などの増築と共にサインまでも見直す
  • 2023.1.24Tue
    二俣公一 / ケース・リアルによる、兵庫・豊岡市の「玄武洞公園整備計画」。景勝地として親しまれる場の再整備計画。自然の彫刻と呼ばれる“柱状節理”の見せ方を主題として、様々な要素の形と色彩や素材を考慮。“再編集”の整備で自然の迫力を体感できる環境を作る
  • 2022.7.12Tue
    MVRDVとスタジオポッドによる、インドの公共空間「One Green Mile」。主要幹線道路の高架下に計画。負の影響への対処と緑化や快適さを目指して、全体性を伝えるアクセントカラーを備え様々な公共機能を提供する空間を考案。大都市での再現可能なアプローチとなる事も意図
  • 2022.5.10Tue
    /
    畑友洋建築設計事務所による、大阪・堺市の、バーベキューフィールド「原池公園拠点施設」の写真
  • 2022.1.11Tue
    平瀬有人+平瀬祐子 / yHa architectsによる、福岡の公園施設「天神中央公園 ハレノガーデン」。Park-PFIでの再整備計画として園内の3棟を設計、既存の重要文化財を引き立てる風景となる事を意図し、地形と建築が連続しヴォリューム感を低減する“地形的建築”で一体感ある風景の創出を目指す
  • 2021.12.15Wed
    ザハ・ハディド・アーキテクツによるキプロス・ニコシアの「エレフテリア広場」。祭典や公共イベントの為の市民広場として計画され、敷地形状と機能配置から生まれた流動的な幾何学的形状をもち、旧市街と近代地区のコミュニティーの分断を解消し統一を提案するプロジェクト
  • 2021.10.01Fri
    //
    元木大輔 / DDAAが設計した、長崎・波佐見町の、陶器メーカー・マルヒロが運営する公園のような施設「HIROPPA」の写真
  • 2021.5.28Fri
    へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介
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    ラッパーの環ROYと建築家の藤原徹平と中山英之が審査する、日本ペイント主催の国際学生コンペ「AYDA2025」が開催。テーマは「空間と詩、その間」。最優秀賞には国際アワードセレモニーへの招待と賞金30万円が贈呈

    SHARE ラッパーの環ROYと建築家の藤原徹平と中山英之が審査する、日本ペイント主催の国際学生コンペ「AYDA2025」が開催。テーマは「空間と詩、その間」。最優秀賞には国際アワードセレモニーへの招待と賞金30万円が贈呈

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    ラッパーの環ROYと建築家の藤原徹平と中山英之が審査する、日本ペイント主催の国際学生コンペ「AYDA2025」が開催。テーマは「空間と詩、その間」。最優秀賞には国際アワードセレモニーへの招待と賞金30万円が贈呈
    ラッパーの環ROYと建築家の藤原徹平と中山英之が審査する、日本ペイント主催の国際学生コンペ「AYDA2025」が開催されます
    ayda.jp

    ラッパーの環ROYと建築家の藤原徹平と中山英之が審査する、日本ペイント主催の国際学生コンペ「AYDA2025」が開催されます。テーマは「空間と詩、その間」。最優秀賞には国際アワードセレモニーへの招待と賞金30万円が贈呈されます。登録締切は2026年1月8日(木)。提出期限は2026年1月15日(木)です。【ap・ad】

    テーマ:空間と詩、その間

    詩は、言語の獲得とともに長い時間をかけて育まれてきた、私たちとこの世界の生を謳いあげる創造的な手段です。そして詩は、正確な情報伝達とはまた違った象限で、言語による表現世界の輪郭を今も押し広げています。

    情景や空間の印象を形容するとき、「詩的」という表現がつい口をつくこともよくあるでしょう。けれども、「では詩的な空間とはいったいどんなレシピでできているのか」と問われたら、少し考え込んでしまうかもしれません。

    意味伝達のためだけではない、配置や感触に比重を置く言葉の連なり。仮に詩をそんなふうに定義するなら、この「言葉」を色や形、素材や具体的なモノ、あるいはそれらを取り巻く環境に置き換えてみて、これを空間の生成原理として考えてみることができるのではないか。たとえばそんな問いかけに、あなたならどんなふうに応えますか?

    ヒントは、やはり詩の中にあります。意味に縛られず、文章とは異なる方向へ開かれた言葉の連なり。前の言葉が後の言葉と響き合い、あるいは反発し合い、言葉と書いたそれさえ、時に意味から離れて音になる。優れた詩的表現が、知っていたはずの日常に新しい輪郭を与えるように、あなたなりの方法で、空間と詩、その間を描き出してください。

     
    課題

    テーマに沿った提案をするための具体的な都市、場所、あるいは環境を選び、建築空間化してください。スケールや目的に制限はありません。表現方法は自由です。

    ayda.jp

    賞金

    ●インターナショナルアワード 最優秀賞(1名)
    賞金 10,000 USドル
    ハーバード大学での6週間のサマースクールへの招待
    (旅費滞在費を含む)

    ●日本地区最優秀賞(1名)
    賞金 30万円
    インターナショナルアワードセレモニーへの招待
    (旅費滞在費含む)
    日本地区審査員とのインターンシップツアーへの招待

    ●日本地区インテリア部門優秀賞(2名)
    賞金 各5万円
    日本地区審査員とのインターンシップツアーへの招待

    ●日本地区建築・ランドスケープ部門優秀賞(2名)
    賞金 各5万円
    日本地区審査員とのインターンシップツアーへの招待

    ayda.jp

    以下に、募集概要等を掲載します。

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    2025.10.30 Thu 07:40
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    2025.10.28Tue
    • 大室佑介アトリエによる、香川・多度津町の「鳥のための塔」。アート祭への出展作品として計画。“雄大な自然への敬意”と“墓地に近接する立地”も考慮し、島の一部となる“ささやかな塔”を志向。正八角形の柱の中に“円筒状”の内部空間を作って中谷ミチコのレリーフを配置

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