ODS / 鬼木孝一郎による、東京・新宿区の「ABE galerie TOKYO」。建具等を手掛ける企業の本社1階での計画。自社製品とアーティストの絵画を展示する場として、“画廊”をコンセプトとした空間を志向。袖壁で視界に入る情報を制限して“1点1点に集中して鑑賞できる”状況を構築 外観、南側の歩道より開口部越しに展示エリアを見る。夜景 photo©太田拓実
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・新宿区の「ABE galerie TOKYO」。建具等を手掛ける企業の本社1階での計画。自社製品とアーティストの絵画を展示する場として、“画廊”をコンセプトとした空間を志向。袖壁で視界に入る情報を制限して“1点1点に集中して鑑賞できる”状況を構築 左奥:エントランス、中央奥:ミーティングルーム、左:展示エリア。夜景 photo©太田拓実
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・新宿区の「ABE galerie TOKYO」。建具等を手掛ける企業の本社1階での計画。自社製品とアーティストの絵画を展示する場として、“画廊”をコンセプトとした空間を志向。袖壁で視界に入る情報を制限して“1点1点に集中して鑑賞できる”状況を構築 展示エリア。夜景 photo©太田拓実
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・新宿区の「ABE galerie TOKYO」。建具等を手掛ける企業の本社1階での計画。自社製品とアーティストの絵画を展示する場として、“画廊”をコンセプトとした空間を志向。袖壁で視界に入る情報を制限して“1点1点に集中して鑑賞できる”状況を構築 展示エリア、袖壁を見る。夜景 photo©太田拓実
ODS / 鬼木孝一郎 が設計した、東京・新宿区の「ABE galerie TOKYO」です。
建具等を手掛ける企業の本社1階での計画です。建築家は、自社製品とアーティストの絵画を展示する場として、“画廊”をコンセプトとした空間を志向しました。そして、袖壁で視界に入る情報を制限して“1点1点に集中して鑑賞できる”状況を構築しました。
木製ドア・建具・家具のトータルサプライヤーである阿部興業の新宿本社1階のインテリアデザインを担当。
「ABE galerie_TOKYO」は「画廊」をコンセプトに計画され、組子・金箔・漆などの伝統的な工芸技術を応用して制作した木製ドアと共に、障害をお持ちのアーティストたちの絵画を展示する空間となっている。
木製ドア、絵画の各作品の間には仕切りとなる袖壁を計画。左官材で仕上げた袖壁は円弧を描いて天井の下がり壁とつなげ、視界に入る情報を制限することにより、作品1点1点に集中して鑑賞できる仕掛けとした。
また、この仕切りをファサードと並行に5枚並べ、奥の壁面をミラー仕上げにすることで空間全体に連続感と伸びやかさを与えている。
展示空間の床には壁面と同じ左官材で仕上げたタイルを採用。職人により丁寧に施された左官仕上げは、「手仕事」が生み出す豊かさを大切にするブランドの理念を反映したものとなっている。
「個」として強さのある各作品にフォーカスした場であると共に、それが集まった「集合」としての画廊にアイデンティティを同時に持たせることを目指した。
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ODS / 鬼木孝一郎による、東京・新宿区の「ABE galerie TOKYO」。建具等を手掛ける企業の本社1階での計画。自社製品とアーティストの絵画を展示する場として、“画廊”をコンセプトとした空間を志向。袖壁で視界に入る情報を制限して“1点1点に集中して鑑賞できる”状況を構築 南側の道路よりギャラリーが入る建物全体を見る。 photo©太田拓実
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・新宿区の「ABE galerie TOKYO」。建具等を手掛ける企業の本社1階での計画。自社製品とアーティストの絵画を展示する場として、“画廊”をコンセプトとした空間を志向。袖壁で視界に入る情報を制限して“1点1点に集中して鑑賞できる”状況を構築 外観、南側の道路より見る。 photo©太田拓実
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・新宿区の「ABE galerie TOKYO」。建具等を手掛ける企業の本社1階での計画。自社製品とアーティストの絵画を展示する場として、“画廊”をコンセプトとした空間を志向。袖壁で視界に入る情報を制限して“1点1点に集中して鑑賞できる”状況を構築 外観、南側の道路より見る。夜景 photo©太田拓実
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・新宿区の「ABE galerie TOKYO」。建具等を手掛ける企業の本社1階での計画。自社製品とアーティストの絵画を展示する場として、“画廊”をコンセプトとした空間を志向。袖壁で視界に入る情報を制限して“1点1点に集中して鑑賞できる”状況を構築 外観、南側の歩道より開口部越しに展示エリアを見る。夜景 photo©太田拓実
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・新宿区の「ABE galerie TOKYO」。建具等を手掛ける企業の本社1階での計画。自社製品とアーティストの絵画を展示する場として、“画廊”をコンセプトとした空間を志向。袖壁で視界に入る情報を制限して“1点1点に集中して鑑賞できる”状況を構築 外観、南側の歩道より開口部越しに展示エリアを見る。夜景 photo©太田拓実
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・新宿区の「ABE galerie TOKYO」。建具等を手掛ける企業の本社1階での計画。自社製品とアーティストの絵画を展示する場として、“画廊”をコンセプトとした空間を志向。袖壁で視界に入る情報を制限して“1点1点に集中して鑑賞できる”状況を構築 外観、エントランスへのアプローチから開口部越しに展示エリアを見る。夜景 photo©太田拓実
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・新宿区の「ABE galerie TOKYO」。建具等を手掛ける企業の本社1階での計画。自社製品とアーティストの絵画を展示する場として、“画廊”をコンセプトとした空間を志向。袖壁で視界に入る情報を制限して“1点1点に集中して鑑賞できる”状況を構築 エントランスから展示エリア側を見る。夜景 photo©太田拓実
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・新宿区の「ABE galerie TOKYO」。建具等を手掛ける企業の本社1階での計画。自社製品とアーティストの絵画を展示する場として、“画廊”をコンセプトとした空間を志向。袖壁で視界に入る情報を制限して“1点1点に集中して鑑賞できる”状況を構築 エントランス。夜景 photo©太田拓実
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・新宿区の「ABE galerie TOKYO」。建具等を手掛ける企業の本社1階での計画。自社製品とアーティストの絵画を展示する場として、“画廊”をコンセプトとした空間を志向。袖壁で視界に入る情報を制限して“1点1点に集中して鑑賞できる”状況を構築 エントランス側から展示エリアを見る。夜景 photo©太田拓実
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・新宿区の「ABE galerie TOKYO」。建具等を手掛ける企業の本社1階での計画。自社製品とアーティストの絵画を展示する場として、“画廊”をコンセプトとした空間を志向。袖壁で視界に入る情報を制限して“1点1点に集中して鑑賞できる”状況を構築 展示エリア。夜景 photo©太田拓実
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・新宿区の「ABE galerie TOKYO」。建具等を手掛ける企業の本社1階での計画。自社製品とアーティストの絵画を展示する場として、“画廊”をコンセプトとした空間を志向。袖壁で視界に入る情報を制限して“1点1点に集中して鑑賞できる”状況を構築 左奥:エントランス、中央奥:ミーティングルーム、左:展示エリア。夜景 photo©太田拓実
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・新宿区の「ABE galerie TOKYO」。建具等を手掛ける企業の本社1階での計画。自社製品とアーティストの絵画を展示する場として、“画廊”をコンセプトとした空間を志向。袖壁で視界に入る情報を制限して“1点1点に集中して鑑賞できる”状況を構築 展示エリア。夜景 photo©太田拓実
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・新宿区の「ABE galerie TOKYO」。建具等を手掛ける企業の本社1階での計画。自社製品とアーティストの絵画を展示する場として、“画廊”をコンセプトとした空間を志向。袖壁で視界に入る情報を制限して“1点1点に集中して鑑賞できる”状況を構築 展示エリア、袖壁を見る。夜景 photo©太田拓実
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・新宿区の「ABE galerie TOKYO」。建具等を手掛ける企業の本社1階での計画。自社製品とアーティストの絵画を展示する場として、“画廊”をコンセプトとした空間を志向。袖壁で視界に入る情報を制限して“1点1点に集中して鑑賞できる”状況を構築 展示エリア、袖壁を見る。夜景 photo©太田拓実
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・新宿区の「ABE galerie TOKYO」。建具等を手掛ける企業の本社1階での計画。自社製品とアーティストの絵画を展示する場として、“画廊”をコンセプトとした空間を志向。袖壁で視界に入る情報を制限して“1点1点に集中して鑑賞できる”状況を構築 展示エリア、袖壁と建具 photo©太田拓実
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・新宿区の「ABE galerie TOKYO」。建具等を手掛ける企業の本社1階での計画。自社製品とアーティストの絵画を展示する場として、“画廊”をコンセプトとした空間を志向。袖壁で視界に入る情報を制限して“1点1点に集中して鑑賞できる”状況を構築 展示エリア、展示されている建具の詳細。 photo©太田拓実
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・新宿区の「ABE galerie TOKYO」。建具等を手掛ける企業の本社1階での計画。自社製品とアーティストの絵画を展示する場として、“画廊”をコンセプトとした空間を志向。袖壁で視界に入る情報を制限して“1点1点に集中して鑑賞できる”状況を構築 展示エリア、展示されている建具の詳細。 photo©太田拓実
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・新宿区の「ABE galerie TOKYO」。建具等を手掛ける企業の本社1階での計画。自社製品とアーティストの絵画を展示する場として、“画廊”をコンセプトとした空間を志向。袖壁で視界に入る情報を制限して“1点1点に集中して鑑賞できる”状況を構築 展示エリア、展示されている建具の詳細。 photo©太田拓実
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・新宿区の「ABE galerie TOKYO」。建具等を手掛ける企業の本社1階での計画。自社製品とアーティストの絵画を展示する場として、“画廊”をコンセプトとした空間を志向。袖壁で視界に入る情報を制限して“1点1点に集中して鑑賞できる”状況を構築 平面図 image©ODS
以下、建築家によるテキストです。
木製ドア・建具・家具のトータルサプライヤーである阿部興業の新宿本社1階のインテリアデザインを担当。
「ABE galerie_TOKYO」は「画廊」をコンセプトに計画され、組子・金箔・漆などの伝統的な工芸技術を応用して制作した木製ドアと共に、障害をお持ちのアーティストたちの絵画を展示する空間となっている。
木製ドア、絵画の各作品の間には仕切りとなる袖壁を計画。左官材で仕上げた袖壁は円弧を描いて天井の下がり壁とつなげ、視界に入る情報を制限することにより、作品1点1点に集中して鑑賞できる仕掛けとした。
また、この仕切りをファサードと並行に5枚並べ、奥の壁面をミラー仕上げにすることで空間全体に連続感と伸びやかさを与えている。
展示空間の床には壁面と同じ左官材で仕上げたタイルを採用。職人により丁寧に施された左官仕上げは、「手仕事」が生み出す豊かさを大切にするブランドの理念を反映したものとなっている。
「個」として強さのある各作品にフォーカスした場であると共に、それが集まった「集合」としての画廊にアイデンティティを同時に持たせることを目指した。
■建築概要
名称:ABE galerie TOKYO
所在地:東京都新宿区新宿1-7-10
用途:ショールーム・ギャラリー
設計:ODS / 鬼木デザインスタジオ 担当/鬼木孝一郎、藤木景介
計画面積:100.4㎡
竣工:2025年10月
写真:太田拓実