高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureによる「トンネルをくぐって」。美術館でのグループ展の為に制作。土地を読み解き“相互関係を新たに整える”設計思想を基に、場の“全てを包みこむ背景”を志向。過程を伝える“思考のトンネル”であり“中身を増幅する鈍い鏡”となる作品を考案展示室への出入口から見る。 photo©関拓弥
高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureによる「トンネルをくぐって」。美術館でのグループ展の為に制作。土地を読み解き“相互関係を新たに整える”設計思想を基に、場の“全てを包みこむ背景”を志向。過程を伝える“思考のトンネル”であり“中身を増幅する鈍い鏡”となる作品を考案展示室から見る。 photo©関拓弥
高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureによる「トンネルをくぐって」。美術館でのグループ展の為に制作。土地を読み解き“相互関係を新たに整える”設計思想を基に、場の“全てを包みこむ背景”を志向。過程を伝える“思考のトンネル”であり“中身を増幅する鈍い鏡”となる作品を考案展示室から見る。 photo©関拓弥
高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureによる「トンネルをくぐって」。美術館でのグループ展の為に制作。土地を読み解き“相互関係を新たに整える”設計思想を基に、場の“全てを包みこむ背景”を志向。過程を伝える“思考のトンネル”であり“中身を増幅する鈍い鏡”となる作品を考案展示室から見る。 photo©関拓弥
高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureが設計した「トンネルをくぐって」です。
富山県美術館でのグループ展の為に制作されました。建築家は、土地を読み解き“相互関係を新たに整える”設計思想を基に、場の“全てを包みこむ背景”を志向しました。そして、過程を伝える“思考のトンネル”であり“中身を増幅する鈍い鏡”となる作品を考案しました。展覧会の公式ページはこちら。会期は、2026年1月25日まで。
暗い中で手探りをするようにスケッチや模型制作を繰り返しながら、徐々にアイディアが収斂していき、遂にトンネルを抜けた先に実存としての風景と出会う。
富山へ向かうとき、いくつもの長いトンネルを抜けると、ふと日本海が眼前に広がります。背景には美しい立山連峰が延びて、街のどこにいても大きな風景に包まれていることが感じられます。
「DESIGN with FOCUS デザイナーの冒険展」は11組のデザイナーの思考を、作品を通じて発見する試みです。
経歴や思考のプロセスや作品は各々異なるものの、同じ時代に生きている中で、何か関連するテーマを持っていたり、近しい素材を扱っていたり、そこには見えない関係があるようです。
会場は、さまざまな思考と作品が一堂に会するこの場所で、まだ知らない相互の関係を鈍く映し取りながら、全てを包みこむ背景になろうと考えました。
建築は土地に根ざすものです。そこには歴史があり、風土があり、環境があり、生態系が住まい、コミュニケーションが行われています。土地を深く読み解き、そこに手を重ねることで、相互の関係を新たに整えていくことが、私たちの目指す建築設計の在り方です。
まだ見ぬ私たちにはどこか共通した時代意識があり、同じ社会の中で課題を共有していること、また富山のまちや風景についても調べ、この場所で展示をする価値に目を凝らしました。そして私たち自身の作品として、この会場を設計するプロセスを軸にした「思考のトンネル」を入口につくったのです。
「思考のトンネル」をくぐると、5組のデザイナーの作品を内包する大きな空間に出逢います。空間は中身を増幅する鈍い鏡に包まれて、作品に囲まれ、またそこに立つあなたも映し取った風景をつくります。そして次には再び5組のデザイナーの暗い思考の中へと潜っていきます。
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高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureによる「トンネルをくぐって」。美術館でのグループ展の為に制作。土地を読み解き“相互関係を新たに整える”設計思想を基に、場の“全てを包みこむ背景”を志向。過程を伝える“思考のトンネル”であり“中身を増幅する鈍い鏡”となる作品を考案展示室への出入口から見る。 photo©関拓弥

高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureによる「トンネルをくぐって」。美術館でのグループ展の為に制作。土地を読み解き“相互関係を新たに整える”設計思想を基に、場の“全てを包みこむ背景”を志向。過程を伝える“思考のトンネル”であり“中身を増幅する鈍い鏡”となる作品を考案壁面の展示を見る。 photo©関拓弥

高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureによる「トンネルをくぐって」。美術館でのグループ展の為に制作。土地を読み解き“相互関係を新たに整える”設計思想を基に、場の“全てを包みこむ背景”を志向。過程を伝える“思考のトンネル”であり“中身を増幅する鈍い鏡”となる作品を考案壁面の展示 photo©関拓弥

高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureによる「トンネルをくぐって」。美術館でのグループ展の為に制作。土地を読み解き“相互関係を新たに整える”設計思想を基に、場の“全てを包みこむ背景”を志向。過程を伝える“思考のトンネル”であり“中身を増幅する鈍い鏡”となる作品を考案仮想天井 photo©関拓弥

高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureによる「トンネルをくぐって」。美術館でのグループ展の為に制作。土地を読み解き“相互関係を新たに整える”設計思想を基に、場の“全てを包みこむ背景”を志向。過程を伝える“思考のトンネル”であり“中身を増幅する鈍い鏡”となる作品を考案仮想天井 photo©関拓弥

高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureによる「トンネルをくぐって」。美術館でのグループ展の為に制作。土地を読み解き“相互関係を新たに整える”設計思想を基に、場の“全てを包みこむ背景”を志向。過程を伝える“思考のトンネル”であり“中身を増幅する鈍い鏡”となる作品を考案展示室から見る。 photo©関拓弥

高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureによる「トンネルをくぐって」。美術館でのグループ展の為に制作。土地を読み解き“相互関係を新たに整える”設計思想を基に、場の“全てを包みこむ背景”を志向。過程を伝える“思考のトンネル”であり“中身を増幅する鈍い鏡”となる作品を考案展示室から見る。 photo©関拓弥

高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureによる「トンネルをくぐって」。美術館でのグループ展の為に制作。土地を読み解き“相互関係を新たに整える”設計思想を基に、場の“全てを包みこむ背景”を志向。過程を伝える“思考のトンネル”であり“中身を増幅する鈍い鏡”となる作品を考案展示室から見る。 photo©関拓弥

高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureによる「トンネルをくぐって」。美術館でのグループ展の為に制作。土地を読み解き“相互関係を新たに整える”設計思想を基に、場の“全てを包みこむ背景”を志向。過程を伝える“思考のトンネル”であり“中身を増幅する鈍い鏡”となる作品を考案展示室から見る。 photo©関拓弥

高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureによる「トンネルをくぐって」。美術館でのグループ展の為に制作。土地を読み解き“相互関係を新たに整える”設計思想を基に、場の“全てを包みこむ背景”を志向。過程を伝える“思考のトンネル”であり“中身を増幅する鈍い鏡”となる作品を考案展示室から見る。 photo©関拓弥

高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureによる「トンネルをくぐって」。美術館でのグループ展の為に制作。土地を読み解き“相互関係を新たに整える”設計思想を基に、場の“全てを包みこむ背景”を志向。過程を伝える“思考のトンネル”であり“中身を増幅する鈍い鏡”となる作品を考案展示室から見る。 photo©関拓弥

高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureによる「トンネルをくぐって」。美術館でのグループ展の為に制作。土地を読み解き“相互関係を新たに整える”設計思想を基に、場の“全てを包みこむ背景”を志向。過程を伝える“思考のトンネル”であり“中身を増幅する鈍い鏡”となる作品を考案作品の詳細 photo©関拓弥

高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureによる「トンネルをくぐって」。美術館でのグループ展の為に制作。土地を読み解き“相互関係を新たに整える”設計思想を基に、場の“全てを包みこむ背景”を志向。過程を伝える“思考のトンネル”であり“中身を増幅する鈍い鏡”となる作品を考案作品の詳細 photo©関拓弥

高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureによる「トンネルをくぐって」。美術館でのグループ展の為に制作。土地を読み解き“相互関係を新たに整える”設計思想を基に、場の“全てを包みこむ背景”を志向。過程を伝える“思考のトンネル”であり“中身を増幅する鈍い鏡”となる作品を考案作品の詳細 photo©関拓弥

高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureによる「トンネルをくぐって」。美術館でのグループ展の為に制作。土地を読み解き“相互関係を新たに整える”設計思想を基に、場の“全てを包みこむ背景”を志向。過程を伝える“思考のトンネル”であり“中身を増幅する鈍い鏡”となる作品を考案平面図 image©MARU。architecture

高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureによる「トンネルをくぐって」。美術館でのグループ展の為に制作。土地を読み解き“相互関係を新たに整える”設計思想を基に、場の“全てを包みこむ背景”を志向。過程を伝える“思考のトンネル”であり“中身を増幅する鈍い鏡”となる作品を考案立断面図 image©MARU。architecture
以下、建築家によるテキストです。
暗い中で手探りをするようにスケッチや模型制作を繰り返しながら、徐々にアイディアが収斂していき、遂にトンネルを抜けた先に実存としての風景と出会う。
富山へ向かうとき、いくつもの長いトンネルを抜けると、ふと日本海が眼前に広がります。背景には美しい立山連峰が延びて、街のどこにいても大きな風景に包まれていることが感じられます。
「DESIGN with FOCUS デザイナーの冒険展」は11組のデザイナーの思考を、作品を通じて発見する試みです。
経歴や思考のプロセスや作品は各々異なるものの、同じ時代に生きている中で、何か関連するテーマを持っていたり、近しい素材を扱っていたり、そこには見えない関係があるようです。
会場は、さまざまな思考と作品が一堂に会するこの場所で、まだ知らない相互の関係を鈍く映し取りながら、全てを包みこむ背景になろうと考えました。
建築は土地に根ざすものです。そこには歴史があり、風土があり、環境があり、生態系が住まい、コミュニケーションが行われています。土地を深く読み解き、そこに手を重ねることで、相互の関係を新たに整えていくことが、私たちの目指す建築設計の在り方です。
まだ見ぬ私たちにはどこか共通した時代意識があり、同じ社会の中で課題を共有していること、また富山のまちや風景についても調べ、この場所で展示をする価値に目を凝らしました。そして私たち自身の作品として、この会場を設計するプロセスを軸にした「思考のトンネル」を入口につくったのです。
「思考のトンネル」をくぐると、5組のデザイナーの作品を内包する大きな空間に出逢います。空間は中身を増幅する鈍い鏡に包まれて、作品に囲まれ、またそこに立つあなたも映し取った風景をつくります。そして次には再び5組のデザイナーの暗い思考の中へと潜っていきます。
立山連峰と日本海に囲まれる富山のまち、そこを歩く体験から連続して、新しい風景を感じていただけると幸いです。
■建築概要
作品名称:トンネルをくぐって
設計:MARU。architecture
担当/高野洋平、森田祥子、西那巳子、王嘉宝(元所員)
施工:宝来社
面積:展示室4 約530㎡
設計:2025年5月~2025年10月
工事:2025年11月
竣工:2025年11月
写真:関拓弥