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2026.1.22Thu
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ランサ・アトリエによる、イギリス・ロンドンのサーペンタイン・パヴィリオン。毎年1組が選ばれ造られる期間限定の建築。国や周辺環境の文脈等を考慮し、果樹壁“サーペンタイン・ウォール”から着想を得たレンガ壁を特徴とする建築を考案。光と風を導入して閉鎖性と開放性の境界の軟化も行う
© LANZA atelier. Courtesy Serpentine.

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ランサ・アトリエパヴィリオンイギリスサーペンタイン・パヴィリオンロンドン
ランサ・アトリエによる、イギリス・ロンドンのサーペンタイン・パヴィリオン。毎年1組が選ばれ造られる期間限定の建築。国や周辺環境の文脈等を考慮し、果樹壁“サーペンタイン・ウォール”から着想を得たレンガ壁を特徴とする建築を考案。光と風を導入して閉鎖性と開放性の境界の軟化も行うSerpentine Pavilion 2026 a serpentine, designed by Isabel Abascal and Alessandro Arienzo, LANZA atelier. Design render, aerial view. © LANZA atelier. Courtesy Serpentine.
ランサ・アトリエによる、イギリス・ロンドンのサーペンタイン・パヴィリオン。毎年1組が選ばれ造られる期間限定の建築。国や周辺環境の文脈等を考慮し、果樹壁“サーペンタイン・ウォール”から着想を得たレンガ壁を特徴とする建築を考案。光と風を導入して閉鎖性と開放性の境界の軟化も行うSerpentine Pavilion 2026 a serpentine, designed by Isabel Abascal and Alessandro Arienzo, LANZA atelier. Design render, exterior © LANZA atelier. Courtesy Serpentine.
ランサ・アトリエによる、イギリス・ロンドンのサーペンタイン・パヴィリオン。毎年1組が選ばれ造られる期間限定の建築。国や周辺環境の文脈等を考慮し、果樹壁“サーペンタイン・ウォール”から着想を得たレンガ壁を特徴とする建築を考案。光と風を導入して閉鎖性と開放性の境界の軟化も行うSerpentine Pavilion 2026 a serpentine, designed by Isabel Abascal and Alessandro Arienzo, LANZA atelier. Design render, interior © LANZA atelier. Courtesy Serpentine.

ランサ・アトリエによる、イギリス・ロンドンのサーペンタイン・パヴィリオンです。
毎年1組が選ばれ造られる期間限定の建築です。建築家は、国や周辺環境の文脈等を考慮し、果樹壁“サーペンタイン・ウォール”から着想を得たレンガ壁を特徴とする建築を考案しました。また、光と風を導入して閉鎖性と開放性の境界の軟化も行っています。会期は、2026年6月6日~10月26日まで。


こちらはリリーステキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)

イサベル・アバスカル(Isabel Abascal)とアレッサンドロ・アルテンツォ(Alessandro Arienzo)によって設立されたランサ・アトリエ(LANZA atelier)が、2026年サーペンタイン・パヴィリオンのために選出されました

サーペンタインは、イサベル・アバスカル(Isabel Abascal)とアレッサンドロ・アルテンツォ(Alessandro Arienzo)によって設立されたメキシコの建築スタジオ、ランサ・アトリエ(LANZA atelier)が、2026年サーペンタイン・パヴィリオンの設計者として選出されたことを、喜びをもって発表します。ア・サーペンタインと題されたランサ・アトリエによるパヴィリオンは、ゴールドマン・サックスが12年連続でこの年次プロジェクトを支援するなか、2026年6月6日にサーペンタイン・サウスにて一般公開されます。パヴィリオンが第25回目を迎えるにあたり、サーペンタインはザハ・ハディド財団との特別なパートナーシップを通じて、この記念すべき節目を祝います。

その歴史を通じて、サーペンタイン・パヴィリオンは、新進気鋭の才能を紹介する、高い期待を集めるショーケースへと成長してきました。パヴィリオンは年月を重ねるなかで、サーペンタインによる実験的で学際的な、コミュニティおよび教育プログラムのための、参加型の公共的かつ芸術的なプラットフォームとして発展してきました。

ランサ・アトリエは、イサベル・アバスカルとアレッサンドロ・アルテンツォによって2015年に設立された、メキシコシティを拠点とする建築スタジオです。彼らの協働的な実践は、日常的なものやインフォーマルなものに根ざしつつ、テクノロジーやクラフト、そして空間的知性が予期せぬ状況のなかでどのように立ち現れるかに注意を払っています。彼らの仕事は、使われ方や組み立て、そして出会いのなかに美を見出し、対話や集合的な体験を前景化する建築のあり方を提案しています。

このデュオは、ドローイングや模型制作といった手を動かすデザイン手法を特に重視し、それらを素材、形態、構造について思考するための能動的なツールとして捉えています。グローバルに活動する同スタジオは、建築の実践を、批評的かつ主体的な視点を通して、文化的な空間、住宅プロジェクト、公共インフラ、家具デザインのあいだを流動的に横断するものとして捉えています。

本年のサーペンタイン・パヴィリオンに向けて、ランサ・アトリエは、サーペンタインあるいはクリンクル・クランクル・ウォールとして知られるイギリス建築の要素から着想を得ました。この要素は、パヴィリオンの一辺を成しています。この種のレンガ壁は、交互に連なる曲線によって構成されており、古代エジプトに起源を持ち、のちにオランダの技師によってイングランドにもたらされました。その曲線的な形態は、横方向の支持によって安定性を生み出し、1枚分の厚さしかないサーペンタイン・ウォールであっても、直線の壁より少ないレンガで構築できることを意味しています。この名を冠した要素は、穏やかな曲線にちなんで名付けられた近隣のサーペンタイン湖にもさりげなく呼応しており、蛇のかたちを想起させます。

周囲のランドスケープとの対話のもと、第二の壁は樹冠を損なうことなくそれと調和して機能し、主構造は敷地の北側に配置されています。半透明の屋根が、林立する樹木を想起させるレンガの柱の上に、軽やかに載せられています。パヴィリオンの構成は、光と風が空間に行き渡ることを可能にし、囲われた状態と開放性との境界をやわらかくしています。

ランサ・アトリエは、英国固有の庭園の伝統を称えるとともに、かつてティー・パヴィリオンであったサーペンタイン・サウス・ギャラリーの既存のレンガのファサードとの対話を生み出すため、レンガを主要な素材として選びました。不透明な壁を透過的なものへと変化させる、リズミカルに反復されたレンガの柱によって造られたこのパヴィリオンは、ヨーロッパとアメリカ大陸の地理のあいだにある、比喩的な架け橋となります。

ランサ・アトリエは次のように述べています。「本コミッションにとって記念すべき節目の年となる第25回サーペンタイン・パヴィリオンの設計者として選出されたことを、大変光栄に思います。私たちは、自身の仕事をより広い公共に共有し、空間的実験と集合的な出会いというパヴィリオンの継続的なレガシーに貢献できる機会を得られたことに、心から感謝しています。自然界を想起させる庭園のなかに設えられた本プロジェクトは、明らかにすると同時に覆い隠す装置として構想されたサーペンタイン・ウォールの形を取っています。それは、動きを形づくり、リズムを調整し、近接性や方向性、そして立ち止まりのための境目をかたちづくります。

生成的で保護的な力としての蛇の姿に着想を得た私たちは、その姿と、気候を和らげ、庇護を生み、成長を可能にする構造物であるイングランドの蛇行する果樹壁とのあいだに、共通性を見出しています。この着想から、素朴な粘土レンガによって造られたパヴィリオンが立ち現れ、土着的なクラフトと、人々を結びつける建築の根源的な力を前景化しています。2026年のパヴィリオンは、透過性を備え、穏やかな幾何学によって形づくられ、支えられながら、そこを行き交う人々に対して絶えず応答し続ける建築のかたちを提示しています」

サーペンタインのチーフ・エグゼクティブであるベッティナ・コレック(Bettina Korek)は、次のように述べています。「25年にわたり、サーペンタイン・パヴィリオンは建築的実験のための世界有数のプラットフォームであり続けてきました。初期にはロンドンで未だ建設実績のなかった国際的に重要な建築家を招き、その後は新進の声を積極的に支援してきました。それは、開かれたアクセス可能な環境のもとで意欲的なアイデアを試すという、稀有な設計条件を提示しています。壁を越えて広がる構造として構想されたパヴィリオンは、建築、ランドスケープ、そして人々を結びつけています。ランサ・アトリエとともに、私たちはメキシコとの文化的交流を強化し、つながりのための自由で公共的な空間としてのパヴィリオンを、あらためて確認します。パヴィリオンを可能にしてくださったパートナーおよび支援者の皆さまに、心より感謝いたします」

サーペンタインのアーティスティック・ディレクターであるハンス・ウルリッヒ・オブリスト(Hans Ulrich Obrist)は、次のように述べています。「この10年にわたり、サーペンタイン・パヴィリオンは、より若い建築プラクティスに機会を提供することに、いっそう力を注いできました。メキシコの建築家であるランサ・アトリエが、2026年サーペンタイン・パヴィリオンを設計することを、私たちは大きな喜びとともに発表します。ランサ・アトリエの建築は、常に地域の文脈や素材、そして生きられた経験との深い関与を伴っています。彼ら自身の言葉を借りれば、彼らはそのエネルギーが持続するコンテンポラリーな空間を創り出しています。彼らの空間は、人々に、よりつながりのある、思いやりに満ちた、そして創造的な未来を思い描くことを促します。例年どおり、パヴィリオンはレクチャー、映画上映、パフォーマンスを含むコンテンツを生み出す装置となります。また私たちは、『実験に終わりはあってはならない』というモットーを私たちに授けてくれた、ザハ・ハディド(Zaha Hadid、1950–2016)を追悼します。第25回目のパヴィリオンを迎えるにあたり、私たちはその原点を振り返ります。2000年の創設以来、パヴィリオンは建築家たちのキャリアにおける重要な節目において、触媒としての役割を果たしてきました。ランサ・アトリエのパヴィリオンは、2018年のフリーダ・エスコベド(Frida Escobedo)以来、メキシコの建築家が任命されるのは2度目となります。私たちは、この招待を受け入れてくれたランサ・アトリエに感謝するとともに、惜しみない助言を寄せてくれた藤本壮介に、心からの謝意を表します」

夏のあいだから10月まで、2026年サーペンタイン・パヴィリオンは、音楽、映画、演劇、ダンス、文学、哲学、ファッション、テクノロジーにおける出会いを提供する、サーペンタインのライブおよびイベント・プログラムのためのプラットフォームとなります。毎年のコミッションは、パヴィリオン固有の建築に応答し、活性化された空間を観客が体験できるよう招いています。

2026年、サーペンタインはザハ・ハディド財団と協働し、ザハ・ハディドの遺産を顕彰するとともに、第25回サーペンタイン・パヴィリオンという節目を記念します。建築に特化したプログラムが、サーペンタイン・サウスにて開催されます。2000年に初回のサーペンタイン・パヴィリオンを手がけた建築家として、ハディドの革新の精神は、その後、世界で最も影響力のある建築コミッションのひとつとなったこの取り組みの基調を形づくってきました。このアプローチは、パヴィリオン・シリーズにとどまらず、サーペンタインによる展示やライブイベントを含む、より広範なプログラムを形づくり続けています。

本プログラムは、ハディドによる分野への画期的な貢献を探究すると同時に、革新的な建築的対話を通して、新たでより幅広い観客層とつながることを目的としています。第一線で活躍する建築家、思想家、文化実践者を集めることで、本プログラムは国境や世代を越えた建築的対話を育み、かつてのパヴィリオン建築家たちを招いて、今日の建築の最前線にある問いを探究します。その際、ザハ・ハディドのキャリアとパヴィリオンのレガシーを振り返りつつ、未来の可能性へと視線を向けていきます。

本年のパヴィリオンの選考は、サーペンタインのCEOであるベッティナ・コレック、アーティスティック・ディレクターのハンス・ウルリッヒ・オブリスト、建設および特別プロジェクト担当ディレクターのジュリー・バーネル(Julie Burnell)、展覧会キュレーターのクリス・ベイリー(Chris Bayley)、同じく展覧会キュレーターのタムシン・ホン(Tamsin Hong)、アシスタント・エキシビションズ・キュレーターのリズ・スタンプフ(Liz Stumpf)に、アドバイザーの藤本壮介を加えたメンバーによって行われました。

サーペンタインは、パヴィリオンにあわせて、ランサ・アトリエ初のモノグラフを刊行します。エストゥディオ・エレーラ(Estudio Herrera)のデザインによる本書は、建築、美術、詩の分野からの新しく示唆に富んだ寄稿を集めたものとなります。カラー図版を豊富に収録するとともに、ランサ・アトリエとサーペンタインのアーティスティック・ディレクターであるハンス・ウルリッヒ・オブリストとの詳細な対談や、ホセ・エスパルサ・チョン・クイ(Jose Esparza Chong Cuy)によるエッセイも収載されています。

パヴィリオンは、ゴールドマン・サックスの支援を受けています。


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ランサ・アトリエによる、イギリス・ロンドンのサーペンタイン・パヴィリオン。毎年1組が選ばれ造られる期間限定の建築。国や周辺環境の文脈等を考慮し、果樹壁“サーペンタイン・ウォール”から着想を得たレンガ壁を特徴とする建築を考案。光と風を導入して閉鎖性と開放性の境界の軟化も行うSerpentine Pavilion 2026 a serpentine, designed by Isabel Abascal and Alessandro Arienzo, LANZA atelier. Design render, aerial view. © LANZA atelier. Courtesy Serpentine.
ランサ・アトリエによる、イギリス・ロンドンのサーペンタイン・パヴィリオン。毎年1組が選ばれ造られる期間限定の建築。国や周辺環境の文脈等を考慮し、果樹壁“サーペンタイン・ウォール”から着想を得たレンガ壁を特徴とする建築を考案。光と風を導入して閉鎖性と開放性の境界の軟化も行うSerpentine Pavilion 2026 a serpentine, designed by Isabel Abascal and Alessandro Arienzo, LANZA atelier. Design render, exterior © LANZA atelier. Courtesy Serpentine.
ランサ・アトリエによる、イギリス・ロンドンのサーペンタイン・パヴィリオン。毎年1組が選ばれ造られる期間限定の建築。国や周辺環境の文脈等を考慮し、果樹壁“サーペンタイン・ウォール”から着想を得たレンガ壁を特徴とする建築を考案。光と風を導入して閉鎖性と開放性の境界の軟化も行うSerpentine Pavilion 2026 a serpentine, designed by Isabel Abascal and Alessandro Arienzo, LANZA atelier. Design render, interior © LANZA atelier. Courtesy Serpentine.
ランサ・アトリエによる、イギリス・ロンドンのサーペンタイン・パヴィリオン。毎年1組が選ばれ造られる期間限定の建築。国や周辺環境の文脈等を考慮し、果樹壁“サーペンタイン・ウォール”から着想を得たレンガ壁を特徴とする建築を考案。光と風を導入して閉鎖性と開放性の境界の軟化も行うSerpentine Pavilion 2026 a serpentine, designed by Isabel Abascal and Alessandro Arienzo, LANZA atelier. Design render, interior © LANZA atelier. Courtesy Serpentine.
ランサ・アトリエによる、イギリス・ロンドンのサーペンタイン・パヴィリオン。毎年1組が選ばれ造られる期間限定の建築。国や周辺環境の文脈等を考慮し、果樹壁“サーペンタイン・ウォール”から着想を得たレンガ壁を特徴とする建築を考案。光と風を導入して閉鎖性と開放性の境界の軟化も行うSerpentine Pavilion 2026 a serpentine, designed by Isabel Abascal and Alessandro Arienzo, LANZA atelier. Conceptual sketch, worm's eye view. © LANZA atelier. Courtesy Serpentine.

以下の写真はクリックで拡大します

ランサ・アトリエによる、イギリス・ロンドンのサーペンタイン・パヴィリオン。毎年1組が選ばれ造られる期間限定の建築。国や周辺環境の文脈等を考慮し、果樹壁“サーペンタイン・ウォール”から着想を得たレンガ壁を特徴とする建築を考案。光と風を導入して閉鎖性と開放性の境界の軟化も行うランサ・アトリエのイサベル・アバスカルとアレッサンドロ・アルテンツォ / Isabel Abascal and Alessandro Arienzo of LANZA atelier. Photo: © Pia Riverola

以下、リリーステキストです。


LANZA ATELIER, FOUNDED BY ISABEL ABASCAL AND ALESSANDRO ARTENZO, SELECTED FOR THE SERPENTINE PAVILION 2026

Serpentine is delighted to announce that the Mexican architecture studio LANZA atelier, founded by Isabel Abascal and Alessandro Arienzo, has been selected to design the 2026 Pavilion. Titled a serpentine, LANZA atelier’s Pavilion will be unveiled to the public at Serpentine South on 6 June 2026 with Goldman Sachs supporting the annual project for the 12th consecutive year. As the Pavilion reaches its 25th edition, Serpentine will celebrate this landmark anniversary through a special partnership with the Zaha Hadid Foundation.

Throughout its history, the Serpentine Pavilion has grown into a highly anticipated showcase for emerging talents. The Pavilion has evolved over the years as a participatory public and artistic platform for Serpentine’s experimental, interdisciplinary, community and education programmes.

LANZA atelier, founded in 2015 by Isabel Abascal and Alessandro Arienzo, is a Mexico City-based architecture studio. Their collaborative practice is rooted in the everyday and the informal, attentive to how technology, craft, and spatial intelligence emerge in unexpected conditions. Their work locates beauty in use, assembly, and encounter, proposing ways of building that foreground dialogue and collective experience.

The duo places particular emphasis on hands-on design methods such as drawing and model-making, treating them as active tools for thinking through material, form, and structure. Working globally, the studio understands architectural practice as one that moves fluidly across cultural spaces, residential projects, public infrastructure, and furniture design, through a critical and engaged perspective.

For this year’s Serpentine Pavilion, LANZA atelier took its inspiration from the English architecture feature known as a serpentine or crinkle-crankle wall which forms one side of the pavilion. This type of brick wall, composed of alternating curves, originated in ancient Egypt and was later introduced to England by Dutch engineers. Its curvilinear form provides stability through lateral support, meaning the one-brick-wide serpentine wall requires fewer bricks than a straight wall. The eponymous feature also subtly nods to the nearby Serpentine lake, named for its gentle curvature, evoking the form of a serpent.

In dialogue with the surrounding landscape, a second wall works in harmony with the tree canopy without disrupting it, while the main structure is positioned on the Northern side of the site. A translucent roof rests lightly on brick columns evoking a grove of trees. The pavilion’s configuration allows light and air to permeate the space, softening the boundary between enclosure and openness.

LANZA atelier chose brick as the primary material to celebrate the distinctly English garden tradition and establish a conversation with the existing brick facade of the Serpentine South Gallery, once a tea pavilion itself. Constructed from a rhythmic repetition of brick columns that transform the wall from opaque to permeable, the Pavilion becomes a metaphorical bridge between the geographies of Europe and the Americas.

LANZA atelier said: “It is an honour to be selected as the architects of the 25th Serpentine Pavilion, a milestone year for the commission. We are deeply grateful for the opportunity to share our work with a wider public and to contribute to the Pavilion’s ongoing legacy of spatial experimentation and collective encounter. Set within a garden, an evocation of the natural world, the project takes the form of a serpentine wall, conceived as a device that both reveals and withholds: shaping movement, modulating rhythm, and framing thresholds of proximity, orientation, and pause.

Inspired by the figure of the serpent as a generative and protective force, we draw a parallel with England’s winding fruit walls, which are structures that temper climate, create shelter, and enable growth. From this idea emerges a pavilion built of simple clay brick, foregrounding vernacular craft and the elemental capacity of architecture to bring people together. The 2026 Pavilion proposes built forms that are permeable, shaped and held by a gentle geometry, and continually responsive to those who move through it.”

Bettina Korek, Chief Executive, Serpentine said: “For 25 years, the Serpentine Pavilion has been a leading global platform for architectural experimentation – first inviting internationally significant architects yet to build in London, and later championing emerging voices. It offers a rare brief: to test ambitious ideas in an open, accessible setting. Conceived as a structure that extends beyond its walls, the Pavilion connects architecture, landscape, and people. With LANZA atelier, we strengthen cultural exchange with Mexico and reaffirm the Pavilion as a free, civic space of connection, central to our summer and autumn programmes. We are deeply grateful to our partners and supporters for making the Pavilion possible.”

Hans Ulrich Obrist, Artistic Director, Serpentine said: “Over the last 10 years the Serpentine Pavilion has increasingly focussed on giving opportunities to younger architectural practices. We are excited to announce that Mexican architects LANZA atelier will design the 2026 Serpentine Pavilion. LANZA atelier’s architecture always involves a deep engagement with the local context, materials and lived experience. In their own words, they create contemporary spaces whose energy can last. Their spaces invite people to imagine a more connected, compassionate and creative future. As always, the Pavilion will be a content machine with lectures, film screenings and performances. We will also remember Zaha Hadid (1950–2016) who gave us our motto that ‘there should be no end to experimentation’. As we mark the 25th Pavilion, we reflect on these origins. Since its inception in 2000, the Pavilion has acted as a catalyst for architects at pivotal moments in their careers. LANZA atelier’s Pavilion will mark the second time Mexican architects are appointed since Frida Escobedo in 2018. We are grateful to LANZA atelier for embracing this invitation, and we extend our sincere thanks to Sou Fujimoto for his generous guidance.”

Throughout the Summer and until October, the Serpentine Pavilion 2026 will become a platform for Serpentine’s live and events programme, providing encounters in music, film, theatre, dance, literature, philosophy, fashion and technology. Each year’s commission respond to the unique architecture of the Pavilion, inviting audiences to experience the activated space.

In 2026, Serpentine will collaborate with the Zaha Hadid Foundation to commemorate Zaha Hadid’s legacy and mark the 25th Serpentine Pavilion. A dedicated programme on architecture will take place at Serpentine South. As the architect of the inaugural Serpentine Pavilion in 2000, Hadid’s spirit of innovation has set the tone for what has since become one of the world’s most influential architectural commissions. This approach continues to shape not only the Pavilion series, but also Serpentine’s wider programme of exhibitions and live events.

The programme will aim to explore Hadid’s groundbreaking contributions to the field while connecting new and wider audiences with innovative architectural conversations. Bringing together leading architects, thinkers, and cultural practitioners, it will foster transnational and transgenerational architectural dialogue, inviting former Pavilion architects to explore questions at the forefront of architecture today, reflecting on Zaha Hadid’s career and the legacy of the Pavilion whilst looking ahead to the possibilities of the future.

This year’s Pavilion selection was made by Serpentine CEO Bettina Korek; Artistic Director Hans Ulrich Obrist; Director of Construction and Special Projects Julie Burnell; Exhibitions Curator Chris Bayley; Exhibitions Curator Tamsin Hong; and Assistant Exhibitions Curator Liz Stumpf, together with advisor Sou Fujimoto.

Serpentine will publish LANZA atelier’s first monograph to accompany the Pavilion. Designed by Estudio Herrera, it will bring together new and insightful contributions from the fields of architecture, art and poetry. Generously illustrated in colour, it also features an extensive conversation between LANZA atelier and Serpentine’s Artistic Director Hans Ulrich Obrist and an essay by Jose Esparza Chong Cuy.

The Pavilion is supported by Goldman Sachs.

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    【ap job更新】 デベロッパーアーキテクトとして建築設計事務所の新しい役割を模索する「らいおん建築事務所」が、スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)を募集中

    ap job 【ap job更新】 デベロッパーアーキテクトとして建築設計事務所の新しい役割を模索する「らいおん建築事務所」が、スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)を募集中

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    【ap job更新】 デベロッパーアーキテクトとして建築設計事務所の新しい役割を模索する「らいおん建築事務所」が、スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)を募集中
    【ap job更新】 デベロッパーアーキテクトとして建築設計事務所の新しい役割を模索する「らいおん建築事務所」が、スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)を募集中
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
    job.architecturephoto.net

    デベロッパーアーキテクトとして建築設計事務所の新しい役割を模索する「らいおん建築事務所」の、スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    【デベロッパーアーキテクトとして活躍できる人を募集しています】
    私たちは建築設計者という枠を越えて、自らの投資によって事業を企画し、デザインを行い、作り、運営までの一貫した事業プロデュースを行う新しいタイプの建築家として「デベロッパーアーキテクト」という職能を実践し、開拓しています。

    らいおん建築事務所は、クライアントワークで培った設計・監理の経験を土台に、自社で不動産を取得・再生し、ホテル、民泊、まちの拠点などを企画・設計しながら、事業者として運営にもコミットするチームです。

    そのノウハウを活かし、全国各地でリノベーションまちづくりのプロジェクトも手がけています。

    今回募集するのは、そのような「事業」と「空間」を同時に考えながら、建築とまちを作るデベロッパーアーキテクト 1~2名です。
    建築の設計・監理やリノベーション設計、施工・現場監督などの実務経験をお持ちで、モノのデザインだけでなく、企画や運営、まちづくりにも楽しく踏み込んでいきたい方を歓迎します。

    【嶋田洋平から転職・就職を検討している方へ】
    私たちが目指しているのは建築が好きで建築を学び建築を仕事にしたいと思った人たちが自信を持って自分の仕事を誇れるような会社です。

    建築の行為自体が社会的に批判されてしまうような時代に、私たちは建築家としてどのような役割を果たしながら必要な存在として社会に貢献できるのでしょうか。
    らいおん建築事務所は創業以来常にそれを模索しながらプロジェクトに取り組んできました。

    建築を軸足に、限界は決めずに。目の前の仕事を通じて考えプロジェクトの中で答えを探し自らの行動で示す。未来を先取るプロフェッショナルとして 一緒に社会に貢献できる仲間を探しています。

    job.architecturephoto.net
    • ap job
    建築求人情報
    2026.01.22 Thu 09:03
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    2026.1.20Tue
    • 【ap job更新】 住宅や共同住宅などを手掛け、“合理的でシンプルなデザイン”を志向する「PANDA:山本浩三建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)を募集中
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