SHARE エイスタディ+utac建築設計事務所による三重・津の住宅「srm」
photo©toshiyuki yano
齊藤良博 / エイスタディ+三宅祐介・杉本拓海 / utac建築設計事務所が設計した三重・津の住宅「srm」です。
心地よい「ゆらぎ」を住空間に付加したいと考え、クラフトマンシップに溢れる豊かな表情の素材感を内外装とも積極的に選択しており内・外壁の木はサイズを細かく変えて張り分けをしています。吹き抜けの籐編みの手摺はインドネシア、バリの職人へオーダーしたものです。
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以下、建築家によるテキストです。
長さ40mの大屋根の下に家族が集う350平米を超えるの専用住宅。家族が集うダイニングの真上を屋根の頂点にするため、ピークが平面的に対称になることがない難易度の高い寄棟の木造架構による大空間が特徴です。その内部にキューブ状の機能ユニット「個室」「キッチン」「水まわり」等を挿入し、結果として生まれるボイドをパプリックスペースと定めて計画をしています。
心地よい「ゆらぎ」を住空間に付加したいと考え、クラフトマンシップに溢れる豊かな表情の素材感を内外装とも積極的に選択しており内・外壁の木はサイズを細かく変えて張り分けをしています。吹き抜けの籐編みの手摺はインドネシア、バリの職人へオーダーしたものです。
ダイニングの家具・ソファー・照明器具はこの住宅の為に設計されたもの。縦に伸びるリビング空間の天井には一切器具のない照明計画を施しており、そのプロポーションに併せた家具のバランスを追求しています。各所にもうけららた、ディスプレイスペースのしつらえや、壁のアートワークの選定も行っています。
第33回三重県建築賞 知事賞受賞(住宅部門)
SRM
area:357.82㎡
stracture: W
project piriod:2012-2013
location: tsu-shi MIE
credit
client:personal
location:mie
art direction and design:a-study
architecture planning:yousuke miyake+takumi sugimoto/utac architects
structure design:takeshi kaneko / kaneko takeshi structure design office
lighting design:shun matsui
construction:yoshikawa kensetsu
furniture design: a-study
traditional craft director : yudai tachikawa, asuka nakayama/t.c.k.w
art work:eri and yuri / warang wayan indonesia
art and furniture coordination: a-study
project management: a-study
photograph:toshiyuki yano