遠藤克彦建築研究所による、東京都大田区の集合住宅「Ark」のオープンハウスが開催されます
遠藤克彦建築研究所による、東京都大田区の集合住宅「Ark」のオープンハウスが開催されます。開催日は、2015年4月4日。詳細はリンク先でどうぞ。
この度、弊社にて設計監理を行っておりました「Ark」がまもなく竣工の運びとなり、クライアントのご厚意によりましてオープンハウスを開催させて頂く事になりましたので、ご案内申し上げます。
敷地は久が原駅至近で、駅前から続く商店街と交差する比較的幅員のある道路に面しています。そこは駅前の喧騒や商店街の賑わいから離れた、静かで落着きのある住宅街となっています。このような周辺環境に対して、賃貸10戸、オーナー2戸の計12戸の集合住宅を計画するにあたり、密集した住宅地において、風や光等の自然環境を享受する開放的な住空間とする事や、集まって住むことの多様性を許容する共用空間とする事、共用空間を介して各住戸がゆったりと繋がる事、天空率を用いて最大限の建物ヴォリュームを獲得する事など、これらの操作によって都市部における集合住宅のあり方を模索しました。
各住戸に設けた「リビングテラス」と呼ぶ半屋外空間は、周辺環境や共用空間とのバッファーゾーンとして、リビングの延長として、また建物全体の通風/換気装置としてさまざまな側面を持ち、この建物の表情をつくります。お忙しいところとは存じますが、是非皆様のご高覧を賜りましてご批評を頂戴できれば幸いです。