SHARE POINT+丹青社による、茨城の、実験施設+ギャラリー「筑波大学エンパワースタジオ」
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POINT+丹青社による、茨城の、実験施設+ギャラリー「筑波大学エンパワースタジオ」です。
エンパワースタジオは、<エンパワーメント情報学※1>という新しい学科の実験施設である。この施設は、大規模空間の実験スペースと、前面のギャラリースペース(グランドギャラリー)によって構成されている。
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以下、建築家によるテキストです。
筑波大学エンパワースタジオ / Empowerment Studio, University of Tsukuba
エンパワースタジオは、<エンパワーメント情報学※1>という新しい学科の実験施設である。この施設は、大規模空間の実験スペースと、前面のギャラリースペース(グランドギャラリー)によって構成されている。
グランドギャラリーは様々な使い方に対応するため、可動什器(=エンパワーユニット)の組合せで成り立っている。
エンパワーユニットは、<モバイル(可動)><トランスフォーム(変形)><マルチファンクション(多機能)>というコンセプトでデザインされ、組合せ次第で大小様々な研究成果の発表や展示が可能となる。
また、ワークショップ・レクチャー等のイベントにもフレキシブルに対応でき、大学の実験施設として、よりアクティブに使われる空間を目指した。
※1:人の機能の補完・協調・拡張により、生活の質を向上させることを目的とした情報学
■建築概要
用途:実験施設+ギャラリー
所在地:茨城・つくば
企画・全体計画:筑波大学 岩田洋夫
空間・什器デザイン:POINT 長岡勉
実験装置・什器 実施設計、施工:丹青社 松村磨
什器制作:TANK
建築施工:エム・ケー
電気設備設計:EOSplus
空調設備設計:Comodo設備計画
クライアント:筑波大学
完成年月:2015年3月
撮影:長谷川健太