SHARE 乾久美子建築設計事務所+東京藝術大学乾久美子研究室+市川竜吾による、東京都豊島区の住宅「ハウスM」の写真
乾久美子建築設計事務所+東京藝術大学乾久美子研究室+市川竜吾による、東京都豊島区の住宅「ハウスM」の写真が、乾久美子のウェブサイトに掲載されています
乾久美子建築設計事務所+東京藝術大学乾久美子研究室+市川竜吾による、東京都豊島区の住宅「ハウスM」の写真が5枚、乾久美子のウェブサイトに掲載されています。
都心の住宅です。敷地は新しく建設された都道によって薄くスライスされたようで、奥行きが浅く間口が広くなっています。そこに3枚の片流れの屋根をそっと浮かせてみました。屋根の勾配方向は階ごとに違えており、まず1階の屋根は、北側の前面道路に対して庇を垂れ下げ、そのことが逆に人を誘い込むような雰囲気をもたせるような一般的な平入りの勾配方向としました。対して2階の屋根は道路に対して庇を跳ね上げるような勾配とし、3階の屋根はもとに戻って道路に対して下げています。この道路側に対して屋根の勾配の「下げ・上げ・下げのリズム」と階ごとのプログラムをリンクさせています。
本計画は東京芸術大学乾研究室による「小さな風景からの学び」のリサーチで得た知見を元に、乾久美子と乾久美子研究室のメンバーでデザイン・設計が行われました。