SHARE 東京理科大学坂牛研究室による、山梨県富士吉田市の、製氷工場を事務所・保育所等にコンヴァージョンした「旧富士製氷工場」
all photos©川崎璃乃
東京理科大学坂牛研究室による、山梨県富士吉田市の、製氷工場を事務所・保育所等にコンヴァージョンした「旧富士製氷工場」です。
富士吉田市にある使われなくなった製氷工場のコンヴァージョンである。閉鎖的な工場にトンネルのような穴を開け、トンネルの壁天井を杉仕上げとし、その仕上げを各階の内部に連続させた。異なる空間への繋がりを重視したデザインである。用途は1階保育所、2階コミュニティキッチン、3階NPOオフィスとなった。機能的にもデザイン的にもより開かれた建築として再生する試みであり、今後日本のいたるところで発生する(している)ビルディングタイプである。
※以下の写真はクリックで拡大します
■建築概要
設計者:東京理科大学坂牛研究室
所在地: 山梨県富士吉田市
設計監理:坂牛卓、佐河雄介、中川宏文、大村聡一朗
用途:事務所、保育所
敷地面積:1540 m2
建築面積:92 m2
延床面積:219 m2
竣工:2016.02
構造設計:金箱構造設計事務所
施工:滝口建築
写真:川崎璃乃