SHARE OHArchitectureによる、徳島の、大きな「おおい」が外観上の特徴にもなっている「徳島のオフィス」の写真
OHArchitectureのサイトに、徳島の、大きな「おおい」が外観上の特徴にもなっている「徳島のオフィス」の写真が掲載されています
OHArchitectureのウェブサイトに、徳島の、大きな「おおい」が外観上の特徴にもなっている「徳島のオフィス」の写真が23枚掲載されています。
徳島県板野郡の住宅地に建つ事務所ビルです。
敷地周辺には区画整理された新しい住宅や、昔から存在する古い民家等が混在するまちが広がっています。
この中で建物は、生活の時間軸が異なる住宅に対しての配慮を必要とし、一方で、様々な人々が出入りをしその中で新しい事を生産する場として外部に開くべきでもあります。
今回の計画では、そのような周辺環境に対する”事務所”という建物の開き方について考えています。
そこで方法として、中と外を線引きするのではなく、おおらかに中も外も一体的に執務空間としておおうことにしました。
内部と外部を断絶する壁や屋根でもなく、内部と外部の境界を透明にする窓でもなく、場所をつくる為の壁や屋根にとってかわる「おおい」のようなもので空間を構成しています。
傘の様に開くこの「おおい」は直射日光を遮蔽しつつ内部にやわらかく反射光を取り入れ、「おおい」にそって吹き上げる風を取り込み上部から換気し、均質でかつ快適な執務空間を技術的に支えます。
「おおい」により内部空間は外部環境や自然環境をまとい、集中とリラックスを確保した豊かな執務空間を実現しています。