SHARE POINTによる、東京・新宿区の小間の立礼茶室「夜咄Sahan」
all photos©淺川敏
POINTが設計した、東京・新宿区の小間の立礼茶室「夜咄Sahan(よばなしさはん)」です。
茶事の雰囲気をしっかりと気軽に味わえる小間の立礼茶室。
茶室の親密感を味わいながら、気軽に茶事やお酒を楽しめるように、畳敷きのカウンターを掘りごたつで囲んだ空間をつくった。
これにより、客は畳の上で正座をすることなく、亭主の茶事やバー形式での飲食を楽しむことができる。
茶事における亭主と客の関係と、バーにおけるバーテンダーと客の関係に共通点を見出し、これらを融合させた新しい世界を体験できる空間を目指した。
※以下の写真はクリックで拡大します
■建築概要
用途:茶室
敷地:東京・新宿区
延床面積:23㎡
ディレクション:宇田川宗光
設計:POINT
内装造作:市川建築
庭:風間宗景(晴風苑)
設備:大神田建設
クライアント:宇田川宗光
竣工:2015年
写真:淺川敏 (コンフォルト145号 2015年8月号掲載/建築資料研究社刊)