SHARE 坂茂らが、イタリア中部の地震被災地の避難所で、紙の間仕切りを設置へ
坂茂らが、イタリア中部の地震被災地の避難所で、紙の間仕切りを設置することになるそうです
坂茂らが、イタリア中部の地震被災地の避難所で、紙の間仕切りを設置することになるそうです。リンク先にレポートが掲載されています。
イタリア中部では8月から3回続けて地震が発生しました。10月30日に発生した地震の被害は大きく、大規模な避難所が設置されています。坂 茂(バン シゲル)は11月2日、3日にかけ、カメリーノで避難所 になっているスポーツセンターへ行き、添付の写真のようにPPS(Paper Partition System - 紙の間仕切り)の デモンストレーションを行いました。これを受け、11月10日、Camerinoの行政より、正式にPPS50セットの発注を受けました。よって11月18日に間仕切りを届け、現地の学生たちと避難所 で組み立てを行う予定です。 坂が代表するVAN ボランタリー・アーキテクツ・ネットワークは、2011年東日本大震災や今年の熊本地震の後に設けられた避難所などで、これまで合計3800ユニット以上のPPSを設置しました。 海外の避難所での間仕切り設置は坂にとって初めてで、これを端緒に、今後日本 だけでなく海外においても、災害避難時のプライバシー確保の手段として、間仕 切りの普及に努める予定です。 今回の間仕切り設置は、資材や運搬サービスを寄付してくださるSONOCO ALCORE 社とSTIPA社の協力およびに現地のカメリーノ大学の協働によって実現いたします。