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竹中工務店が、藤井厚二設計の「聴竹居」を取得し、地元と共に保存活用をしていくそうです
竹中工務店が、藤井厚二設計の「聴竹居」を取得し、地元と共に保存活用をしていくそうです。リンク先はプレスリリースです。
竹中工務店(社長:宮下正裕)は、1928(昭和3)年に建設された名作住宅「聴竹居(ちょうちくきょ)」(所在地:京都府大山崎町)を取得しました。
「聴竹居」は、竹中工務店の設計部に在籍していた故・藤井厚二(※1)が、京都府大山崎町に建てた5回目の自邸です。和洋の生活様式の統合とともに日本の気候風土との調和を目指した昭和初期の木造住宅として、2000年にはDOCOMOMO JAPAN(※2)の日本を代表する「モダニズム建築20選」にも選定されています。
日本人のライフスタイルや感性と日本の気候風土に合わせた「日本の住宅」として先駆的存在で、歴史的・文化的価値が極めて高い「聴竹居」を、適切に維持・管理し保存活用して後世に遺していくことは、「サステナブル社会の実現を目指す」という当社グループのCSRビジョンの実現にもつながるものです。当社は2019年に、創立120周年を迎えますが、その記念事業の一環としても位置付けております。
なお、「聴竹居」は、「一般社団法人聴竹居倶楽部」を通じて今まで通り見学等が可能で、ご希望の方々には地元を中心としたスタッフで対応していきます(※3)。
今後は、「聴竹居」が所在する大山崎町や地元住民とより一層の連携・協力を図り、見学会やイベント等の開催や当社グループ社員による研修等での利活用、さらに歴史的建築物の保存活用に関する研究等、地域と一体となった建築文化の発信に努めて参ります。