SHARE 二俣公一 / ケース・リアルによる、福岡の飲食店「だしいなり海木」
all photos©水崎浩志
二俣公一 / ケース・リアルが設計した、福岡の飲食店「だしいなり海木」です。
日本料理店「海木(かいぼく)」が昼間に営む、だしいなり専門店の計画。閉鎖的だったファサードと料理店の一部を改修し、いなり販売用のスペースと待ち合いを設けた。6坪という小スペースながらも、大開口のヒノキ枠を介して店内から庇へと続く木天井によって開放感ある空間を考えた。また、壁面を覆う障子や無垢の銀杏で出来たカウンター、そして漆で仕上げられたいなり専用の握り台など、限られたスペースに素材やディテールを凝縮させている。夜間はさらにその一部を障子で間仕切り、料理店の個室としても機能する。
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■建築概要
だしいなり海木(2016年/福岡)
クライアント:日本料理 海木
計画種別:内装設計
用途:飲食店
計画期間:2016年1月~2016年7月
計画面積:19.08平米(改修面積)
計画地:福岡県福岡市中央区渡辺通
設計:ケース・リアル 二俣公一 大仁田雄輝
施工:クレアプランニング
照明計画:モデュレックス福岡 佐藤政章
撮影:水崎浩志