SHARE 403architecture[dajiba]の作品集が、現代建築家コンセプト・シリーズから出版。タイトルは「建築で思考し、都市でつくる」
403architecture[dajiba]の作品集が、現代建築家コンセプト・シリーズから出版されます
403architecture[dajiba]の作品集が、現代建築家コンセプト・シリーズから出版されます。タイトルは「建築で思考し、都市でつくる」です。発売は2017年9月1日を予定。
21世紀に入って経済成長の神話が崩れ、都市回帰と地域再生の動きが同時に進み、建築が大きな転換点を迎えるなか、403architecture [dajiba]は2011年に静岡県浜松市を拠点に活動をスタートし、約6年の間に50のプロジェクトを完成させてきた。
彼らは、敷地やプログラム、クライアントが異なるそれぞれのプロジェクトのなかに「材料転用」「既存応用」「慣習ずれ」「新旧混成」「等価空間」「単位反復」という性格を見出し、新たな建築的価値を浮かび上がらせる。これら6つの「タグ」は、これからの建築が求める複層的な価値観を示すとともに、建築という創造の歴史との豊かな接続を物語っている。
本書では、6つのタグによる作品分析、6つのタグの歴史的解釈を行なうとともに、イギリスの建築家集団「Assemble」とのメール対談では、建築活動の世紀的な転回を語りあう。
建築はこれからどのような意思とともにあるべきか。ここにひとつのモデルが示される。