SHARE 成瀬・猪熊建築設計事務所による、愛知の「株式会社デンソー 名古屋オフィス」
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成瀬・猪熊建築設計事務所による、愛知の「株式会社デンソー 名古屋オフィス」です。
自動車部品メーカー、デンソーの新たなサテライトワークプレイスである。大手自動車部品メーカーの新たなブランディングの一環として、社外との関わりの活性化と新たな価値創造の実現を目指し、発想・交流を加速させるオフィス空間を生み出した。
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以下、建築家によるテキストです。
自動車部品メーカー、デンソーの新たなサテライトワークプレイスである。大手自動車部品メーカーの新たなブランディングの一環として、社外との関わりの活性化と新たな価値創造の実現を目指し、発想・交流を加速させるオフィス空間を生み出した。
<設計のポイント>
・デンソーのブランディングを担う場としての開かれたワークプレイス
企業の理念やブランド、製品の製造現場から要素を抽出し、空間として編集することで、企業のブランディングを体現・発信するメディアとしてのオフィス空間を設計した
・多様な場の使われ方を下支えする、最適化された家具と、それを統合するオープンストレージ
98脚の椅子、10台の机、18台のパレット、9台のホワイトボード、3台の収納カートを、1つのフレーム什器に納め込むことで、働き方の変化に伴う多様な場の使われ方を許容する、多機能な空間を作った
・企画と設計をシームレスにつなぐプロセスの設計
設計者として企画段階から関わり、クライアントチームの創造性を効率的に引き出すプロセスの設計を行うことで、多様な部署・立場の社員が関わる場づくりにおいて、意見集約を早める試みを行った
■建築概要
題名: 株式会社デンソー名古屋オフィス
用途: オフィス
担当: 長谷川駿、永山樹
所在地: 愛知県名古屋市
竣工:2017年3月