SHARE JKMM・アーキテクツによる、ヘルシンキの、地上に飛び出るトップライト部分が公園の要素にもなっている地下美術館「Amos Rex」の写真など
JKMM・アーキテクツが設計した、フィンランド・ヘルシンキの、地上に飛び出るトップライト部分が公園の要素にもなっている地下美術館「Amos Rex」の写真などが14枚、dezeenに掲載されています。
JKMM・アーキテクツが設計した、フィンランド・ヘルシンキの、地上に飛び出るトップライト部分が公園の要素にもなっている地下美術館「Amos Rex」の写真などが14枚、dezeenに掲載されています。
平田晃久の建築設計による、新大阪駅近で建設が進められる、建物全体が8枚の屋外看板で覆われたカプセルホテル「ナインアワーズ」の現場写真がyahooニュースに掲載されています
平田晃久の建築設計による、新大阪駅近で建設が進められる、建物全体が8枚の屋外看板で覆われたカプセルホテル「ナインアワーズ」の現場写真がyahooニュースに掲載されています。プレスリリースには完成予想パースも掲載されています。
以下はリリースによるコンセプトです。
新大阪駅に近づくにつれ、沿線にひしめくように立ち並ぶ大型の屋外広告看板。商業都市としての活気を感じさせながら、街の彩りや風景をつくりだしています。
新大阪駅の沿線に位置する「ナインアワーズ新大阪」は、この街にトランジットサービスという新たなサービスを提供する施設でありながら、その街の景観と融合する外観デザインを有します。
建物を覆う8台の看板は、メイン構造と共にパイプを用いたサブ構造で支持され、新大阪駅ホームのどの位置からも見えるよう、様々な角度で立体的に設置しホテルのイメージを街に発信します。
ガラスが多用され、自然光が取り込まれる館内では、看板によって外部の視線から守られると共に、看板の内側は映像が投影されるスクリーンとなっており、移り行く大画面の映像と新幹線や飛行機が通り過ぎる風景の両方を体感できます。夜には映像の光がガラスに映り込み、まちを淡く照らします。
御手洗龍が設計した、東京・目黒区の店舗・住宅「stir ステア」の写真と、そのレビューがnoteに掲載されています
御手洗龍が設計した、東京・目黒区の店舗・住宅「stir ステア」の写真と、そのレビュー「中心に据えられた存在感のある階段が、未来に”建築”であることを担保する」がnoteに掲載されています。
建築家の建てた住宅というと、その美意識に従って、使う家具や住まい方までも建物に合わせなければいけない。と想像する方も多いと思います。実際にそのような使われ方を想定して設計をする建築家もいます。
しかし、篠原の住宅はそうではありません。クライアントによって使い倒されているにも関わらず、その建築は篠原一男の作品なのです。
今回拝見した、御手洗龍さんの「階段」もそのような役割を果たすであろうことが想像されました。
そして、御手洗さんのアプローチは、篠原の建てていた時代よりもより合理性が推し進められた現代に沿っているようにも感じます。つまり、ただオブジェ的なモノを建物内に挿入するのではなく、「階段」という実用的な、必ず建物に必要とされるものを、ちょっとスケールを変えることで、その役割を担わせたのだと。
二俣公一 / ケース・リアルが設計した、石川・金沢の店舗「イソップ 金沢店」です。
金沢に多く残る蔵付き町家。その多くは、通りに面する長屋の中に手前から奥へと延びるように「トオリニワ」と呼ばれる半屋外の土間があり、そこを抜けると小さな中庭と真っ白な漆喰壁の土蔵がある。台所などの水回りはトオリニワに集約され、居間などの各部屋はこの土間に沿うように並んでいる―。
今回のストアの敷地にも、古い町家に見られるようなそういった空間構成の長屋があった。しかし数年前に蔵を残して通り側の建屋は建て替えられ、2Fは住居として使用されつつも、1Fは倉庫と避難動線のみが確保された閉じられた空間になっていた。わたしたちはこの場所を、再度この場所らしい町家の空気感をもった場所として再構築したいと考えた。まず通路と室内とを隔てていた壁はその多くを取り払い、既存の躯体をそのまま現している。そしてそれらの空間をコモ(藁)を押し当てたモルタルの床で仕上げ、町家特有の半屋外の土間とそれを介して広がるひとつながりの空間を目指した。
御手洗龍が設計した、東京・目黒区の店舗+住宅「stir」の写真がjapan-architects.comに掲載されています
御手洗龍が設計した、東京・目黒区の店舗+住宅「stir」の写真が21枚、japan-architects.comに掲載されています。
以下は、内覧会開催時のリリーステキストです。
人の気配が漂う狭い路地、分刻みで電車が行き交う鉄道高架、2020年に向けて建設中の幅の広い都市計画道路。敷地は異なる三つの環境に挟まれた特異な場所に位置しています。その異なるスケールや距離感、速度、音、明るさといったものに反応しながら、環境と共に立ち上がる建築を考えました。
4層で構成された建物は、1階が店舗、2~4階が住宅となっています。そしてこの積層されたスラブを繋ぎ、内外を練り上げて(ステアして)いくように、階段を敷地全体に大きく廻していきます。人の動きを纏い、人の気配を定着させるそれは、暮らしの中心にありつつも、どこか人から離れた都市の骨格のようなスケールを持っています。
路地を歩いていくとその延長として階段が立ち上がり、高架をかすめるように建築に潜り込んでいきます。動きを持ったこの階段は空間を圧縮したり緩めたりしながら、そこに連続した居場所を作っていきます。それが周囲の環境を引込みつつ、場所の発見を促します。こうしてここに、この土地固有の豊かな開放感が生まれることを期待しています。
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