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2018.9.21Fri
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伊藤維による、東京・渋谷区の、グローバル・スタートアップ企業の新社屋「Office Empath」
photo©奥田正治

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architecture|feature
事務所東京伊藤維奥田正治渋谷
伊藤維による、東京・渋谷区の、グローバル・スタートアップ企業の新社屋「Office Empath」 photo©奥田正治

伊藤維による、東京・渋谷区の、グローバル・スタートアップ企業の新社屋「Office Empath」です。

音声認識AIによる感情解析技術を開発するグローバル・スタートアップ企業、「Empath」の新社屋を設計した。奥行きが深く両端に開口部を持つテナント空間(7階)を明快に分割し、フリーアドレスで社外の人でも立ち寄ることのできる「オープンスペース」、開発環境のセキュリティを担保する執務空間、そしてその中間に、どちら側にも属せる大小のミーティングスペースを確保した。オープンスペースでは執務・様々な形式の会議や休憩のほか、公開イベント・レクチャーなども行われる。

以下の写真はクリックで拡大します

伊藤維による、東京・渋谷区の、グローバル・スタートアップ企業の新社屋「Office Empath」 photo©奥田正治
伊藤維による、東京・渋谷区の、グローバル・スタートアップ企業の新社屋「Office Empath」 photo©奥田正治
伊藤維による、東京・渋谷区の、グローバル・スタートアップ企業の新社屋「Office Empath」 photo©奥田正治
伊藤維による、東京・渋谷区の、グローバル・スタートアップ企業の新社屋「Office Empath」 photo©奥田正治
伊藤維による、東京・渋谷区の、グローバル・スタートアップ企業の新社屋「Office Empath」 photo©奥田正治
伊藤維による、東京・渋谷区の、グローバル・スタートアップ企業の新社屋「Office Empath」 photo©奥田正治
伊藤維による、東京・渋谷区の、グローバル・スタートアップ企業の新社屋「Office Empath」 photo©奥田正治
伊藤維による、東京・渋谷区の、グローバル・スタートアップ企業の新社屋「Office Empath」 photo©奥田正治
伊藤維による、東京・渋谷区の、グローバル・スタートアップ企業の新社屋「Office Empath」

以下、建築家によるテキストです。


音声認識AIによる感情解析技術を開発するグローバル・スタートアップ企業、「Empath」の新社屋を設計した。奥行きが深く両端に開口部を持つテナント空間(7階)を明快に分割し、フリーアドレスで社外の人でも立ち寄ることのできる「オープンスペース」、開発環境のセキュリティを担保する執務空間、そしてその中間に、どちら側にも属せる大小のミーティングスペースを確保した。オープンスペースでは執務・様々な形式の会議や休憩のほか、公開イベント・レクチャーなども行われる。

深層学習によって最適化を志向するAIと、最適化からどこまでも逃れていく(あるいは逃れたいであろう)と思われる人間の感情。この一見相矛盾する二つの事象を結びつけるチームが、思索を巡らせ、議論を深める場所として、「オープンスペース」は、意味の凝固しきらない空間、時に外部の世界や他者を取り込み、変化を感じられる空間であると良いと感じた。そして外形のない「感情」に取り組む企業のアイデンティティを体現すべく、加算的・装置的な多室空間によってではなく、できるだけシンプルな一室空間でそれを実現することが望ましいと考えた。

むき出しの天井、モルタルの床としたオープンスペースでは、等しい幅・高さで反復する枠なし扉で構成された肌理の異なる壁が、窓面からの光や風景、あるいは空間内の人・ものを、異なる様相で受け止める。またミーティングスペースへの出入りや一体利用時の開閉によって、鏡面の建具が像を変化させる。人の動かす「建具」という基本的な建築言語の抽象化・反復によって、背景としての空間でありながら、テクスチャや人・環境の機微が最大限に知覚されることを企図した。それは自閉・自己完結することの多い典型的な基準階のテナントに、ひとや都市、環境のダイナミズムに開かれた空間を挿し込み、コモンスペースの下地を現前させる、ささやかな試みでもある。

このプロジェクトは、mui Lab・KeyKilt・伊藤維の設計施工体制により実現した。
3者の密な連携により、スイスから遠隔での設計監理が可能となった。

■建築概要
所在地:東京都渋谷区
用途:事務所
設計監理:伊藤 維
施主:株式会社Empath
プロデュース:mui Lab
施工:合同会社keykilt
構造:鉄筋コンクリート(既存躯体)
仕上:オープンスペース
床:モルタル金コテ+防塵塗装
天井:躯体露し(既存天井撤去)
壁:塗装・ラーチ合板・鏡面
延床面積:164 m2
竣工:2018年5月
all photo credit:奥田正治

伊藤維
建築家。1985年岐阜県生まれ。2008年東京大学工学部建築学科卒業。藤村龍至建築設計事務所、シーラカンスK&Hを経て独立。2016年ハーバードデザイン大学院建築学修士課程(M.Arch.Ⅱ)修了。2017年コロンビアGSAPP特任助教。2017年よりETH Zurich建築学科助手。

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事務所東京伊藤維奥田正治渋谷
2018.09.21 Fri 16:21
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    2018.09.21 Fri 15:49
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    川口裕人 / 1110建築設計事務所による、大阪・河内長野市の、住宅+事務所「公園と畑の家」
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    1110建築設計事務所住宅リノベーションコンバージョン事務所大阪川口裕人
    川口裕人 / 1110建築設計事務所による、大阪・河内長野市の、住宅+事務所「公園と畑の家」 photo©1110建築設計事務所

    川口裕人 / 1110建築設計事務所による、大阪・河内長野市の、住宅+事務所「公園と畑の家」です。

    北側を畑、南側を公園に挟まれた敷地環境の中に建つ築45年の平屋を住居兼事務所に改修しました。
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    1110建築設計事務所住宅リノベーションコンバージョン事務所大阪川口裕人
    2018.09.21 Fri 15:41
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    駒田建築設計事務所による、東京・江戸川区のコワーキング・カフェ・集住の複合施設「西葛西APARTMENTS-2」のオープンハウスが開催

    SHARE 駒田建築設計事務所による、東京・江戸川区のコワーキング・カフェ・集住の複合施設「西葛西APARTMENTS-2」のオープンハウスが開催

    日程
    2018年9月24日(月)
    architecture|exhibition
    集合住宅店舗事務所東京駒田由香駒田剛司複合ビル
    駒田建築設計事務所による、東京・江戸川区のコワーキング・カフェ・集住の複合施設「西葛西APARTMENTS-2」のオープンハウスが開催されます
    komada-archi.info

    駒田建築設計事務所が設計した、東京・江戸川区のコワーキング・カフェ・集住の複合施設「西葛西APARTMENTS-2」のオープンハウスが開催されます。開催日時は9月24日(月)10:00〜15:00。リンク先に建築の図面や場所の情報も掲載されています。

    私どもが企画設計監理をしてまいりました「集う× 住む× 働く× 商う」場を地域に提供することを目的とした街の小さな複合施設「西葛西APARTMENTS-2」が竣工致しました。1F はベーカリーカフェ「gonnno bakery market」、2F はコワーキングスペース「Far East of Tokyo× 駒田建築設計事務所」、3,4Fは6戸の賃貸集合住宅。隣接する「西葛西APARTMENTS」(2000年竣工)との間に設けたオープンスペース「7丁目PLACE」は街に開かれ、オープンハウス当日は「やどり木」主催
    のマルシェ「パンのある食卓と、日々。」を同時開催予定です。
    お誘い合わせの上、是非お立ち寄り頂ければと思います。

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    集合住宅店舗事務所東京駒田由香駒田剛司複合ビル
    2018.09.21 Fri 15:16
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    スティーブン・シェンク+服部大祐 / Schenk Hattoriによる、スペイン・マドリッドでの日本の妖怪文化を紹介する展覧会の会場構成
    photo©Schenk Hattori

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    architecture|feature
    Schenk Hattori会場構成スティーブン・シェンク服部大祐スペイン
    スティーブン・シェンク+服部大祐 / Schenk Hattoriによる、スペイン・マドリッドでの日本の妖怪文化を紹介する展覧会の会場構成 photo©Schenk Hattori

    スティーブン・シェンク+服部大祐 / Schenk Hattoriによる、スペイン・マドリッドでの日本の妖怪文化を紹介する展覧会「Yōkai: Iconografía de lo fantástico」の会場構成です。

    日本の妖怪文化を取り上げたこの企画展は、日本・スペイン外交関係樹立150周年を記念して、マドリッドにある1752年創立の王立サン・フェルナンド美術アカデミーにて開催された。

    日本文化に馴染みのない鑑賞者が多く訪れること、展示品の大部分を絵巻物が占めていたことから、絵巻物の特性である右から左へと繰広げながら鑑賞する形式に倣い、細長い展示空間を反時計回りで一筆書きのように巡る会場構成とした。

    一般的に企画展の空間は、”展示空間”-”什器”-”展示品”というレイヤーで構成されるが、この”展示空間”と”什器”の距離感を近づけることで、より”展示品”の存在を際立たせることが出来るのではと考え、空間の面(壁面・床面)に直接取り付く什器を設計した。搬入の都合により1500mm幅でユニット化された展示ケース群は、現場での施工精度を考慮した連結部のディテールにより、仮設感の無い一繋がりの展示ケースとして立ち現れる。

    展示品に応じて用意された数タイプの什器は、全て共通して脚が無く特徴的な横架材により支えられている。静的な展示空間に唯一残されていた既存の西洋的装飾としてのアーチ壁と、日本家屋の軒空間を連想させるこの構造材が、この企画展ならではの独特な緊張感を持って共存している。

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    Schenk Hattori会場構成スティーブン・シェンク服部大祐スペイン
    2018.09.21 Fri 13:53
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    SUGAWARADAISUKE建築事務所による、秋田の酒蔵が運営する地域拠点「下タ町醸し室HIKOBE」
    photo©Photo Office-K(コンドウ ダイスケ)

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    architecture|feature
    SUGAWARADAISUKE建築事務所リノベーションコンバージョンコミュニティ施設秋田菅原大輔
    SUGAWARADAISUKE建築事務所による、秋田の酒蔵が運営する地域拠点「下タ町醸し室HIKOBE」 photo©Photo Office-K(コンドウ ダイスケ)
    SUGAWARADAISUKE建築事務所による、秋田の酒蔵が運営する地域拠点「下タ町醸し室HIKOBE」 photo©Photo Office-K(コンドウ ダイスケ)

    SUGAWARADAISUKE建築事務所による、秋田の酒蔵・福禄寿酒造が運営する地域拠点「下タ町醸し室HIKOBE」です。建築の場所はこちら。

    300年以上の歴史をもつ秋田県五城目町の福禄寿酒造が運営する地域拠点。本計画では、日本酒を醸す風景に埋め込まれた歴史と文化を継承し、この町らしい未来の風景を発信する地域拠点です。

    複数回の増築で複雑化した既存建物を減築し、三角庇と開閉するビックドアによるmicroスケールの増築を行うことで機能性と耐震性を確保しました。極寒期に風除室として機能するこの半屋外空間によって、表通り-裏庭-酒蔵-朝市通りをつなぎ合わせる歩行ネットワークと賑わいをつくりました。

    室内の設計では、既存の木下地や欄間、使いこまれた建具や家具などと、新設される部材や素材を一体的に扱うことで、時間の中で成熟された価値とこれから積み重ねられる価値が同居するデザインを目指しました。新設された開口とテラスからは、町の象徴である森山を望むことができます。

    「HIKOBE」は、酒の販売や試飲だけでなく、地域文化の展示や発信、まちのリビングルームとして、開かれており、町内外の老若男女が自由に集い、留まることができます。この場所は、歴史と未来、地域内外、モノ・コト・ヒトがつがなる、交流型の新しい公共空間です。

    microな手法で地域を大きくアップデートする
    micro public networkとは、100㎡程度の小規模拠点を広域に点在させ、様々なイノベーションと共にネットワークさせる手法です。それは段階的な開発と小規模な投資によって、歴史的な風景を守りながら都市的な利便性をアップデートし、地方が優位性を持つ新しい社会に導きます。特に近隣住区と同規模の人口5,000人程度のコミュニティーは大きな可能性を持っているといえるでしょう。この人口規模は社会的インパクトを持ちながら、情報技術や自動運転、経済システムや働き方などのイノベーションに対して敏感に反応します。
    町内の主要道路に面する「HIKOBE」は、本計画周辺をつなぐだけでなく、村全体にモノ・コト・ヒトの流れを生むmicro public networkの中心拠点と位置付けています。町外にもプレゼンスを発揮するBABAME BACEやSHARE VILLAGEといった主要施設と連携したmicro public networkの構築と、モノ・コト・ヒトの活性化を目指しています。

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    SUGAWARADAISUKE建築事務所リノベーションコンバージョンコミュニティ施設秋田菅原大輔
    2018.09.21 Fri 11:13
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    Eureka / 稲垣淳哉+佐野哲史+永井拓生+堀英祐による、埼玉の住宅「Eagle Woods House」
    photo©黒目写真館/大倉英揮

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    architecture|feature
    Eureka住宅埼玉大倉英揮堀英祐佐野哲史永井拓生稲垣淳哉
    Eureka / 稲垣淳哉+佐野哲史+永井拓生+堀英祐による、埼玉の住宅「Eagle Woods House」 photo©黒目写真館/大倉英揮

    Eureka / 稲垣淳哉+佐野哲史+永井拓生+堀英祐が設計した、埼玉の住宅「Eagle Woods House」です。同作品の動画はこちらにあります。

    敷地は、関東平野の中央を流れる古利根川の、自然堤防として生まれた森である。土砂が堆積し形成された森は、古くから村落が広がってきた。現在は圏央道などの整備や住宅地開発が進み、変化のただ中にある。一方、建主の幼期の遊び場だった森は、ここ20年暗く閉ざされ、下草が繁茂し、光が地表まで届かない状況だった。

    そこで、まず森に分け入り、野帳に樹木植生や地形、環境、眺望、森を貫く計画道路等を記して地図を描いた。家族は将来、子供部屋や仕事場を森に増築する予定で、地図は、森の将来像を含めたものとなった。これは、森の緩やかな形成史を継いでいくように、新しい家族の暮らしを重ねていく作業である。今日、自然災害や気候変動により、大地の自明性が失われる中、住居を土地の大きな物語と結び、一方本来固定しない、変化する生活のダイナミズムを召喚する。

    • 残り18枚の写真と建築家によるテキスト
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    Eureka住宅埼玉大倉英揮堀英祐佐野哲史永井拓生稲垣淳哉
    2018.09.21 Fri 10:28
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    妹島和世ら女性建築家3人が、プラダの為にバッグをデザイン

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    architecture|fashion
    妹島和世
    妹島和世ら女性建築家3人が、プラダの為にバッグをデザインしたそうです
    www.wwdjapan.com

    妹島和世ら女性建築家3人が、プラダの為にバッグをデザインしたそうです。WWD JAPANが伝えています。過去にプラダは、メンズ2018年秋冬コレクションで、ヘルツォーク&ド・ムーロンやOMAに洋服のデザインを依頼したこともありました。

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    妹島和世
    2018.09.21 Fri 09:15
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    永山祐子の設計で、奈良・大和高田市にショッピングモールが建設中

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    architecture|remarkable
    商業施設奈良永山祐子
    永山祐子の設計で、奈良・大和高田市にショッピングモールが建設されていて、公式サイトにパースが掲載されています
    www.oaktown.co.jp

    永山祐子の設計で、奈良・大和高田市にショッピングモールが建設されていて、公式サイトにパースが2枚掲載されています。ソースはこちら。

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    商業施設奈良永山祐子
    2018.09.21 Fri 07:57
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    2018.9.20Thu
    • 山本理顕への、浅子佳英によるインタビュー「閾、個室、水まわり──そして未来のコミュニティへ」
    • 須磨一清と坂東幸輔によるA Nomad Subの建築展が、プリズミックギャラリーで開催
    • 平田晃久による、東京の宿泊施設「ナインアワーズ浅草」の写真
    • 「建築現場で死を体験 怖すぎるVR研修とは」(日テレNEWS24)
    • 「オンラインがギャラリービジネスを変える? メガギャラリーの戦略から見る最新の動向」(美術手帖)
    • ほか
    2018.9.22Sat
    • 太田浩史 / ヌーブが、くまもとアートポリスの「南阿蘇鉄道高森駅周辺再開発グランドデザイン」プロポで最優秀者に
    • ジョン・ポーソンが内装を手掛けた、東京・表参道のジルサンダーの旗艦店の写真

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