山村尚子+鈴木宏亮 / す ず き による、東京の住宅「窓と風の家」

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山村尚子+鈴木宏亮 / す ず き による、東京の住宅「窓と風の家」

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all photos©長谷川健太

山村尚子+鈴木宏亮 / す ず き が設計した、東京の住宅「窓と風の家」です。

 品川の下町に建つ二世帯住宅。古い木造住宅が建ち並ぶ敷地周辺は、世代交代の時期で、敷地が分割され、密度が更に増して行く傾向にあり、新築の際は準耐火建築物以上の性能が必要な地域である。そこに「木の風合い」と「自然」を感じる住いを依頼された。

※以下の写真はクリックで拡大します

以下、建築家によるテキストです。

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窓と風の家

 品川の下町に建つ二世帯住宅。古い木造住宅が建ち並ぶ敷地周辺は、世代交代の時期で、敷地が分割され、密度が更に増して行く傾向にあり、新築の際は準耐火建築物以上の性能が必要な地域である。そこに「木の風合い」と「自然」を感じる住いを依頼された。

 私達はまず、木造の外壁耐火構造を採用し、外皮を固め、内部に木仕上げを使用できるようにした。そして、固めた外皮に、都市の隙間を吹き抜けて来る風を呼び込み、吹き抜けていくための窓を可能な限り設けることを考えた。

 全ての居室には、二方向以上に窓がある。平面的な風の抜けが得られるのと同時に、階段を介して立体的な風の動きも得ることができ、風を介して建築全体としての一体感が生み出されることをイメージした。窓と壁は交互に配され、外部からの視線もほどよく遮ることができる。窓を開けたままにもしやすくなり、暮らしと街との距離が縮まり、環境としての都市を、自然に感じられる住いになったのではないかと思っている。

 やがて、沢山開いた窓からは、少しずつ生活の表情が映し出されるようになり、
無機質な外観にも微笑ましさを生み出してくれることを想像している。窓並みの風景が、生まれ変わろうとしている地域の関係性にも風通しを造り出し、温かみある下町らしい繋がりをつくり出してくれることを願っている。

■建築概要
設計:山村尚子+鈴木宏亮/す ず き
構造設計:中原英隆/Q&Architecture・大川誠治/soso
施工会社:ホームビルダー(担当:松岡茂樹・北岡翼)
主要用途:住宅
規模:地上3階建て・建築面積:46.39㎡・延床面積:129.38㎡
構造:木造(在来軸組)
竣工:2018年7月
写真:長谷川健太


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