稲荷明彦建築研究室+多和良屋による、石川・金沢市の「桜木幼稚園」

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稲荷明彦建築研究室+多和良屋による、石川・金沢市の「桜木幼稚園」

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all photos©稲荷明彦建築研究室

稲荷明彦建築研究室多和良屋が設計した、石川・金沢市の「桜木幼稚園」です。

百余年の歴史を持つ教会付属幼稚園の改築計画。既存園舎の老朽化や、幼保連携型認定こども園への移行に伴う必要諸室の増加など、様々な理由により建替えとなったときに、これまでの時間の流れをいかに引き継ぎ、これからの園舎をいかに作るかということを主題としました。

園庭に向かって開くとともに、高窓から桜の景色を取り込んでいた旧園舎の断面構成を新しい保育室や遊戯室でも踏襲しました。また、玄関ホールでは旧園舎と同時に解体された、W・M・ヴォーリズ設計の旧牧師館の階段や窓の部材を再利用しています。
これらにより、今まで幼稚園で育ってきた人々の愛着や歴史を継承し、子供たちがこれまでと同じ風景のなかで成長し、これまでと同じように思い出を紡いでいくことを意図しています。

新しい園舎は、園のシンボルとなっている桜などの既存樹木を大切にし、それらをかわした雁行型配置としています。先生による教えに集中できるシンプルな形の保育室を、様々な遊びの仕掛けを施した廊下で繋いでいます。
傾斜のついた渡り廊下の奥まったベンチや本棚、教会員も集う絵本コーナー、禁止された場所としてのキャットウォーク、あるいは隅っこや暗がり、少し危ない場所など、多様な場所を散りばめつつ、保育室と廊下を対比的にしすぎず、保育室のなかにも遊びの設えがあり、廊下でも教える場所があり、その交錯のなかで重層化された豊かな学びが形成されることを期待しています。

※以下の写真はクリックで拡大します

■建築概要
桜木幼稚園
所在地:石川県金沢市
用途:幼保連携型認定こども園
設計:稲荷明彦建築研究室+多和良屋
担当:稲荷明彦、杉中俊介、杉中瑞季
構造:宮坂建築設計事務所
設備:山崎設備設計
施工:トーケン
建築面積:634.51㎡
延床面積:721.83㎡
構造規模:木造一部鉄筋コンクリート造2階建
竣工:2018.3


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