SHARE 山家明+田代朋彦による、大阪の、住宅兼事務所「大阪の住宅」
山家明 / マウンテンハウスアーキテクツと田代朋彦 / +建築設計事務所が設計した、大阪の、住宅兼事務所「大阪の住宅」です。
山家と田代は、トラフ建築設計事務所出身の建築家です。
大阪の住宅地に建つ木造2階建+ロフトのグラフィック事務所併設住居。
敷地は、間口4.2m奥行き18mで奥窄まりの細長い形状である。南北に集合住宅、東に住居が近接し、西面のみ接道している。この敷地条件を生かしながら、明るく開放的な室内空間が求められた。
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以下、建築家によるテキストです。
大阪の住宅地に建つ木造2階建+ロフトのグラフィック事務所併設住居。
敷地は、間口4.2m奥行き18mで奥窄まりの細長い形状である。南北に集合住宅、東に住居が近接し、西面のみ接道している。この敷地条件を生かしながら、明るく開放的な室内空間が求められた。
諸条件によって決定される最大ヴォリュームの中で、事務所と住居の入口を2箇所配置し、長方形で整形な平面を計画した。また居住空間を圧迫する廊下を極力なくすため、階段室を中央に配置し、事務所 / リビングといったパブリックなスペースと、浴室 / 寝室といったプライベート空間を分割する平面形を基本計画とした。
南北方向それぞれに配置した耐力壁間には、トイレや収納を収め、長手方向は中央でつながり、奥行き、空間のひろがりを感じる構成とした。梁に接続する頬杖の両サイドにハイサイドライトを設け、近接する住居からのプライベートに配慮しつつ、自然光を入れ、明るい空間とした。
■建築概要
主要用途:住宅兼事務所
構造設計:ハシゴタカ建築設計事務所
施工:月光
設計協力:+建築設計事務所
所在:大阪府・大阪市
敷地面積:68.05m2
延床面積:97.12m2
規模:地上2階+ロフト
構造:木造
設計期間:2017.11 – 2019.04
施工期間:2019.01- 05
写真:山田薫