SHARE 長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・江東区の「ブルーボトルコーヒー清澄白河フラッグシップカフェ」
長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・江東区の「ブルーボトルコーヒー清澄白河フラッグシップカフェ」です。2015年2月に長坂の設計でオープンした同店舗を、使われ方の変化により再び改修した建築です。2015年竣工時の写真はこちらのページで閲覧できます。
ブルーボトルコーヒージャパンのロースタリー兼本社と兼ねて生まれたカフェだが、さらなる店舗数に対応するため、新たなロースタリー専用の工場を用意したことにより、清澄からロースタリー機能を取り除き、スペース余ったのでその分カフェ機能を拡張することになった。
また、旗艦店として特別なメニューを用意し、テーブルオーダーとテーブル会計のフルオーダー接客に対応できるようにした。同時にテイクアウト専用カウンターを設け、新しいサービス形態をとっている。
また、よりコーヒーへの興味を促すため、コーヒーの入れ方や豆の違いを教えるコンシェルジュのようなC barやコミュニケーションをとりながら目の前で(生で)コーヒーの入れる姿を(方を)見ることのできる(学べる)バーカウンター席などがある。また、バリスタ自身がトレーニングするキッチンもその奥にあり、その様子を窓越しに体験することができる。造りとしても、既存のインダストリアル感強い表情、グレイに塗られたスチールとLSLを基調にした空間に新たにオーク材で統一した家具を足し、また客席を着色されたエポキシを流すことで今までとは異なる温かみを足した。
以下の写真はクリックで拡大します
■建築概要
題名:ブルーボトルコーヒー清澄白河フラッグシップカフェ
設計:長坂常/スキーマ建築計画
担当:林昂平
所在地:東京都江東区平野1-4-8
主用途:カフェ・事務所
施工:株式会社 TANK
協力:
ホシザキ東京株式会社(厨房計画)
株式会社ホワイトライト (音響計画)
株式会社ブートレグ(サイン計画)
延床面積:539.44㎡(1F 269.72㎡ / 2F 269.72㎡)
竣工:2019年9月
オープン: 2019年10月
写真:太田拓実