architecturephoto®

  • 特集記事
  • 注目情報
  • タグ
  • 建築
  • アート
  • カルチャー
  • デザイン
  • ファッション
  • 書籍
  • 展覧会
  • コンペ
  • 動画
  • テレビ
  • すべてのタグ

建築求人情報

Loading...
2020.3.11Wed
2020.3.10Tue
2020.3.12Thu
島田真弓+寺田和彦 / MIGRANTが設計し施工の多くを施主や有志と行った、長野・白馬村の「MOUNTAIN HUT」

19,628.63島田真弓+寺田和彦 / MIGRANTが設計し施工の多くを施主や有志と行った、長野・白馬村の「MOUNTAIN HUT」

architecture|feature
コミュニティ施設寺田和彦島田真弓本田犬友長野
島田真弓+寺田和彦 / MIGRANTが設計し施工の多くを施主や有志と行った、長野・白馬村の「MOUNTAIN HUT」 photo©INUTOMO HONDA

島田真弓+寺田和彦 / MIGRANTが設計し施工の多くを施主や有志と行った、長野・白馬村の「MOUNTAIN HUT」です。
島田と寺田は、手塚建築研究所出身の建築家。

白馬村の入り口、堀之内にある小さな山小屋のような建物です。この土地には2014年まで、スキーヤーやスノーボーダー、登山家たちの集まる伝説のシェアハウスがありました。白馬でそれらをやりこんでいた人が集って暮らすようになり、一時期は20人以上がその建物で寝泊まりしていたこともあったそうです。その建物が長野県神城断層地震で全壊してしまい、更地のまま数年が経ちました。この場所にもう一度人の集まる場所をつくりたい。そんな相談からプロジェクトが始まりました。

建築家によるテキストより

少ない予算で建物をつくりあげるために、基礎、設備、プレカットだけを業者にお願いし、建て方以降は週1度、賛同してくれる友人を集めて自分たちの力でつくりあげました。最初は同世代の大工さんに一人来てもらって教えてもらいながら進めていきました。MIGRANTが発注と人集めをして、毎週の現場にはシェアハウスの元住民や、白馬のスキーヤーたち、安曇野松本の同世代の友人たちがたくさん集まってくれて、施工に携わった人は延べ232人。建て方以降4ヶ月、施工日は25日という短時間でできあがりました。

建築家によるテキストより

まず構造は、素人が建て方することを念頭に置いて、建物自体の高さを最小限に抑え、柱をとても短くしました。梁をかける作業を足場がなくてもできるように、登り梁をA型に地組みして桁梁に載せるだけという簡単な構造にしました。屋根はコストと施工性からルーフィングとポリカでまず雨仕舞をし、山小屋っぽさのあるチャーミングな外観になるようにポリカの上に木を貼ることにしました。

ちょうど、シェアハウスの元住民が近くで木こりをやっていて、曲がりがあって使われなくなった丸太を譲ってくれるとのこと。屋根に木を貼りたいと相談したら、昔その地域で屋根材として使われていた「へぎ板」の作り方を教えてくれました。丸太から木を薄く割ってつくるへぎ板づくりの作業は楽しいけれどかなり大変。現場のたびに代わる代わるみんなで木を割って、数週間かけてなんとか枚数を揃えました。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

島田真弓+寺田和彦 / MIGRANTが設計し施工の多くを施主や有志と行った、長野・白馬村の「MOUNTAIN HUT」 photo©INUTOMO HONDA
島田真弓+寺田和彦 / MIGRANTが設計し施工の多くを施主や有志と行った、長野・白馬村の「MOUNTAIN HUT」 photo©INUTOMO HONDA
島田真弓+寺田和彦 / MIGRANTが設計し施工の多くを施主や有志と行った、長野・白馬村の「MOUNTAIN HUT」 photo©INUTOMO HONDA
島田真弓+寺田和彦 / MIGRANTが設計し施工の多くを施主や有志と行った、長野・白馬村の「MOUNTAIN HUT」 photo©INUTOMO HONDA
島田真弓+寺田和彦 / MIGRANTが設計し施工の多くを施主や有志と行った、長野・白馬村の「MOUNTAIN HUT」 photo©INUTOMO HONDA
島田真弓+寺田和彦 / MIGRANTが設計し施工の多くを施主や有志と行った、長野・白馬村の「MOUNTAIN HUT」 photo©INUTOMO HONDA
島田真弓+寺田和彦 / MIGRANTが設計し施工の多くを施主や有志と行った、長野・白馬村の「MOUNTAIN HUT」 photo©INUTOMO HONDA
島田真弓+寺田和彦 / MIGRANTが設計し施工の多くを施主や有志と行った、長野・白馬村の「MOUNTAIN HUT」 photo©INUTOMO HONDA
島田真弓+寺田和彦 / MIGRANTが設計し施工の多くを施主や有志と行った、長野・白馬村の「MOUNTAIN HUT」 photo©INUTOMO HONDA
島田真弓+寺田和彦 / MIGRANTが設計し施工の多くを施主や有志と行った、長野・白馬村の「MOUNTAIN HUT」 photo©INUTOMO HONDA
島田真弓+寺田和彦 / MIGRANTが設計し施工の多くを施主や有志と行った、長野・白馬村の「MOUNTAIN HUT」 image©MIGRANT
島田真弓+寺田和彦 / MIGRANTが設計し施工の多くを施主や有志と行った、長野・白馬村の「MOUNTAIN HUT」 photo©MIGRANT
島田真弓+寺田和彦 / MIGRANTが設計し施工の多くを施主や有志と行った、長野・白馬村の「MOUNTAIN HUT」 photo©MIGRANT

以下、建築家によるテキストです。


白馬村の入り口、堀之内にある小さな山小屋のような建物です。この土地には2014年まで、スキーヤーやスノーボーダー、登山家たちの集まる伝説のシェアハウスがありました。白馬でそれらをやりこんでいた人が集って暮らすようになり、一時期は20人以上がその建物で寝泊まりしていたこともあったそうです。その建物が長野県神城断層地震で全壊してしまい、更地のまま数年が経ちました。この場所にもう一度人の集まる場所をつくりたい。そんな相談からプロジェクトが始まりました。

建物をつくりたいとは言っても、住む場所として建てるわけでも、事業用として建てるわけでもないので、かけられる予算はほんの少し。それでもこの場所になんとか人の集まる場所を再建したいという思いに賛同し、設計を始めました。

提案したのはたった7.5坪の小さな建物でした。気軽に入れる入り口の土間、飲食店ができる最低限の厨房とトイレ、食事や寝泊まりができる板の間というとてもシンプルな構成です。小さな建物には、人をワクワクさせる不思議な魅力があると思っています。狭さによる不便は使い方次第でなんとかなるし、工夫を必要とすることは面白さでもある。広くてなんでも揃っている建物にはない、小さいからこその魅力が詰まった建物にしようと考えました。

少ない予算で建物をつくりあげるために、基礎、設備、プレカットだけを業者にお願いし、建て方以降は週1度、賛同してくれる友人を集めて自分たちの力でつくりあげました。最初は同世代の大工さんに一人来てもらって教えてもらいながら進めていきました。MIGRANTが発注と人集めをして、毎週の現場にはシェアハウスの元住民や、白馬のスキーヤーたち、安曇野松本の同世代の友人たちがたくさん集まってくれて、施工に携わった人は延べ232人。建て方以降4ヶ月、施工日は25日という短時間でできあがりました。

設計者が自分の手でつくるからには、通常のセルフビルドとは一線を画したクオリティでつくりあげたいという強い思いがありました。セルフビルドの良さ=素人仕事の味 とはならずに、もう少し頭を使ってみんなでやるからこその豊かな空間をつくりあげたい。つくっていてワクワクするような、できあがってからもみんなの愛着が沸くようなかっこよさと可愛さのある建物。手間がかかっても後に残る魅力を大事にしたいという思いでつくっていきました。

まず構造は、素人が建て方することを念頭に置いて、建物自体の高さを最小限に抑え、柱をとても短くしました。梁をかける作業を足場がなくてもできるように、登り梁をA型に地組みして桁梁に載せるだけという簡単な構造にしました。屋根はコストと施工性からルーフィングとポリカでまず雨仕舞をし、山小屋っぽさのあるチャーミングな外観になるようにポリカの上に木を貼ることにしました。

ちょうど、シェアハウスの元住民が近くで木こりをやっていて、曲がりがあって使われなくなった丸太を譲ってくれるとのこと。屋根に木を貼りたいと相談したら、昔その地域で屋根材として使われていた「へぎ板」の作り方を教えてくれました。丸太から木を薄く割ってつくるへぎ板づくりの作業は楽しいけれどかなり大変。現場のたびに代わる代わるみんなで木を割って、数週間かけてなんとか枚数を揃えました。普通の現場だったら手間がかかりすぎて職人にはやってもらえないようなことを、友人たちの力があるからこそ成し遂げられたのです。苦労してつくったへぎ板の屋根は、外観の最大のチャームポイントになっています。

内外装はホームセンターで買える、破風材や野縁などの下地材を中心に使いました。低価格ながらちゃんとした無垢材であり、節や多少の曲がりは良い味になります。板の間の床には一部、伐採したばかりの丸太を製材したブロックをそのまま並べて使っています。年輪をそのまま見せた本物すぎる木の表情はすごく魅力的です。そのうち割れてきて、すいてきて、暴れてくると思いますが、それも味。問題があればまた工夫して使っていけばよいのです。

内装ではしっくいでタイルをつくりました。素人仕事で塗ったしっくいの味のある仕上げよりは洗練されたイメージにしたかったし、普通の陶器のタイルよりは味のあるキュートなイメージにしたかったのです。タイルであればみんなで手分けをして短時間でつくれるという利点もありました。2日間集中的に人を集めて、左官職人の友人に指導をしてもらいながら子供も大人も真剣に鏝を握ってしっくいタイルをつくりました。平滑だけれど形が少し不揃いなしっくいタイルの絶妙なテクスチャが、内部空間の最大のチャームポイントになっています。

クリスマスに完成してから2ヵ月。人の手を借りてつくることで、建物をつくる過程そのものがコミュニティ形成のきっかけとなり、目指していた「人の集まる場所」の雰囲気は施工中からすでにできあがっていたと思います。思惑どおり、手伝いに来てくれた友人たちを中心として、たくさんの人がこの小さな建物を訪れてくれるようになりました。さらにこれからは、自分たちで厨房に立ちカフェをやったり、ワークショップなどイベントを企画したり、設計者という枠組みを超えて、積極的にこの場所に楽しいことを起こしていきたいと思います。
(島田真弓)

■建築概要

「MOUNTAIN HUT」
所在地:長野県北安曇郡白馬村神城15150-2
延床面積:24.84㎡
用途:住宅+飲食店
施主:忠田 圭史
設計・監理:MIGRANT
施工:施主+MIGRANT+有志によるハーフビルド
竣工:2019年12月
PHOTO:INUTOMO HONDA

  • 19,628.63
  • 482
  • 17
  • 0
  • 4
コミュニティ施設寺田和彦島田真弓本田犬友長野
2020.03.11 Wed 17:05
0
permalink

#長野の関連記事

  • 2020.12.15Tue
    井野勇志 / アトリエカムイによる、長野・軽井沢町の別荘「銀の家」
  • 2020.12.10Thu
    古谷誠章+NASCAによる、長野・水内郡の、畜舎兼事務所「アファン ホースロッジ」
  • 2020.12.09Wed
    /
    青木淳と品川雅俊のASと昭和設計による、長野の「松本平広域公園陸上競技場」の2020年11月時点での基本設計案
  • 2020.12.04Fri
    髙橋正嘉+原田小夜子 / ハイランドデザインによる、長野・安曇野市の、アトリエ付きの自邸「穂高有明の住宅」
  • 2020.9.28Mon
    武藤弘樹建築設計事務所による、長野市の、住宅の増築計画「神職の文庫」
  • 2020.9.24Thu
    岡田一樹 / R.E.A.D. & Architectsによる、長野の住宅「軽井沢のセカンドライフハウス」
  • 2020.9.20Sun
    //
    隈研吾がスノーピーク社の為に設計した、長野・白馬村の商業施設「snowpeak LANDSTATION HAKUBA」の写真。ショップ、レストラン、カフェと屋外アクティビティを一体化した施設
  • 2020.9.12Sat
    /
    青木淳・昭和設計JVが設計者に選ばれた「松本平広域公園陸上競技場」設計プロポについて、審査員を務めた上林功が振り返って解説した記事
  • 2020.8.28Fri
    /
    yHa architectsが最適候補者に選定された、長野の「御嶽山ビジターセンター(仮称)」の審査講評と二次審査議事録が公開
  • 2020.8.23Sun
    /
    武藤弘樹建築設計事務所による、長野の住宅の増築「神職の文庫」の写真
  • view all
view all

#コミュニティ施設の関連記事

  • 2021.1.06Wed
    石上純也建築設計事務所による、神奈川・厚木市の「神奈川工科大学KAIT広場」
  • 2020.11.18Wed
    五十嵐雄祐 / グリーンライトアソシエイツによる、北海道・札幌市の、調剤薬局が経営する多目的スペース「SPACE0034」
  • 2020.11.18Wed
    //
    リュウ・ジャークンが2015年に完成させた、中国・成都市の、コミュニティスペースの役割を果たす巨大な中庭を持ち立体的な公園のような構成の商業施設「West Village」の動画。市民に建築が使いこなされる様子をレポート
  • 2020.9.30Wed
    子浦 中 / シオ建築設計事務所による、茨城の、ZOZOTOWNを運営するZOZO社の物流拠点の休憩ラウンジ「7 Gates Lounge」
  • 2020.9.18Fri
    山本周+小林栄範による、石川・金沢市の、既存建物を“掃除”することで生き生きとした場を生み出した建築プロジェクト「問屋町の大掃除」と、そのプロセスと考え方を綴った論考「リノベーションからの脱線」
  • 2020.8.31Mon
    南木隆助のデザインとディレクションによる、東京・中央区銀座の、経済ニュースアプリを運営するNewsPicks社が開設したスペース「NewsPicks GINZA」
  • 2020.8.06Thu
    /
    アンドレス・ジャックによる、スペイン・マドリッドの、カラフルな色彩と素材の質感が独特な雰囲気を生み出しているコミュニティ施設「Run Run Run Intervention」の写真と図面
  • 2020.8.01Sat
    /
    「半麦ハット」でも知られる板坂留五が、東京・日本橋に完成させたスペース「TANNERAUM」について同世代の作家達との座談会形式で紹介するページを公開
  • 2020.7.20Mon
    塩塚隆生アトリエによる、福岡・福岡市の「dot.(大分県拠点施設)」
  • 2020.7.07Tue
    市川大輔 / admによる、愛知・半田市の「亀崎公園の再編」
  • view all
view all

建築求人情報

Loading...

 

    公式アカウントをフォローして、見逃せない建築情報を受け取ろう。

    30,361
    • Follow
    33,417
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    この日更新したその他の記事

    【ap job更新】 ハウジングオペレーションアーキテクツ株式会社が、設計監理スタッフを募集中

    ap job 【ap job更新】 ハウジングオペレーションアーキテクツ株式会社が、設計監理スタッフを募集中

    architecture|job
    建築求人情報
    【ap job更新】 ハウジングオペレーションアーキテクツ株式会社が、設計監理スタッフを募集中
    【ap job更新】 ハウジングオペレーションアーキテクツ株式会社が、設計監理スタッフを募集中
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
    job.architecturephoto.net

    ハウジングオペレーションアーキテクツ株式会社の、設計監理スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    日本の伝統美を映した唯一無二の注文住宅を手掛ける、ハウジングオペレーションアーキテクツ株式会社(HOP)は、関東を中心に、東海地方・北海道での受注を着実に伸ばしています。
    このたび、大阪地区への進出に伴い、事務所の大黒柱となり活躍してくれる初期メンバーを募集します。

    設計を行うのは、高級注文住宅です。
    伝統の様式美に現代的な先端の感性を調和させ、その土地の「文化」になるような味わいを持つ建築を手掛けています。
    お客様の家に対するイメージ・想い・期待を実現させていくプランニング・設計をお任せします。

    job.architecturephoto.net
    • ap job
    • 0
    • 0
    • 0
    • 0
    建築求人情報
    2020.03.11 Wed 19:06
    0
    permalink
    長坂常 / スキーマ建築計画がデザインした、暖簾(のれん)「NOREN」

    770.33 長坂常 / スキーマ建築計画がデザインした、暖簾(のれん)「NOREN」

    design|feature
    プロダクト望月孝長坂常
    長坂常 / スキーマ建築計画がデザインした、暖簾(のれん)「NOREN」 photo©望月孝

    長坂常 / スキーマ建築計画がデザインした、暖簾(のれん)「NOREN」です。

    日本橋めぐるフェスのうち「めぐるのれん展」の出品作品として暖簾をデザインした。
    暖簾とはと探求していく中で、我々がいたった暖簾とは2枚から3枚程度の布をつなぎ合わせたものを暖簾と考えた。その時、我々は布を作り繋ぐという2つの行程を一回でまとめることを考え、帯で編む暖簾を考えた。

    建築家によるテキストより
    • 残り4枚の写真を見る
    • 770.33
    • 11
    • 5
    • 0
    • 1
    プロダクト望月孝長坂常
    2020.03.11 Wed 14:56
    0
    permalink
    高知の「四万十町文化的施設」設計プロポの結果と提案書が公開

    2,392.34 高知の「四万十町文化的施設」設計プロポの結果と提案書が公開

    architecture|competition
    コミュニティ施設三浦丈典文化施設松崎真知高知

    高知の「四万十町文化的施設」設計プロポーザルの結果と提案書が公開されています。

    今回の第2次審査では第1次審査で選定された5事業者からのプレゼンテーションと選定委員によるヒアリングを行い、下記の結果となりましたので公表します。

    【四万十町文化的施設基本設計業務プロポーザルの結果】
    最優秀者
    株式会社スターパイロッツ+有限会社建築設計群無垢設計企業体

    次点者
    株式会社シーラカンスアンドアソシエイツ

    town.shimanto.lg.jp

    最優秀提案者の提案と審査講評のPDFはこちらに。

    • 最優秀者提案書
    • 審査の概要と講評

    二次審査に残っていたのは以下の5組でした。

    今回の基本設計業務プロポーザルには18事業者から提案書の提出がありました。
    その中で、第2次審査に参加を要請する事業者として下記の5事業者を選定しましたので公表します。

    ・株式会社スターパイロッツ+有限会社建築設計群無垢設計企業体
    ・有限会社マル・アーキテクチャ東京事務所
    ・リライト_Dライト・岡田設計JV
    ・長谷川逸子・建築計画工房株式会社
    ・株式会社シーラカンスアンドアソシエイツ

    town.shimanto.lg.jp
    • 2,392.34
    • 50
    • 6
    • 0
    • 2
    コミュニティ施設三浦丈典文化施設松崎真知高知
    2020.03.11 Wed 11:41
    0
    permalink
    村田純 / JAMによる、中国・北京市の、宿泊施設・工房・ギャラリー機能を持つ「瞑想と創造のための空間」

    700.09 村田純 / JAMによる、中国・北京市の、宿泊施設・工房・ギャラリー機能を持つ「瞑想と創造のための空間」

    architecture|feature
    ギャラリー中国北京図面あり宿泊施設村田純
    村田純 / JAMによる、中国・北京市の、宿泊施設・工房・ギャラリー機能を持つ「瞑想と創造のための空間」 photo©JAM
    村田純 / JAMによる、中国・北京市の、宿泊施設・工房・ギャラリー機能を持つ「瞑想と創造のための空間」 photo©JAM

    村田純 / JAMが設計した、中国・北京市の、宿泊施設・工房・ギャラリー機能を持つ「瞑想と創造のための空間」です。

    これは北京デザインウィーク「建築×アート」展のための空間である。槐谷林芸術センターは中国随一の芸術文化区域である宋庄村に位置する。北京郊外で選ばれた唯一のイベント会場である。その一画に、宿泊機能を伴った詩的空間をデザインした。

    短期滞在する芸術家のために宿泊機能が新たに追加された。下階エントランスから続く階段を天井まで延長させ、その表面に中国人書家の孫初氏による「流転楼梯」が描かれた。白糸の滝の如く流れるストライプ状の滴りが、天井のチタンに映り天地反転する。

    コンテナが積層した既存建築に従い、2つの白いコンテナを並置した。宿泊棟に南接するアトリエ棟は、創作と展示を兼ねる。二つのトップライトから入る自然光は、空間に膨張と収縮をもたらす。空の彩度や光の密度に敏感に反応し、内向的な空間の印象は劇的に変化する。

    建築家によるテキストより
    • 残り30枚の写真と建築家によるテキスト
    • 700.09
    • 7
    • 8
    • 0
    • 0
    ギャラリー中国北京図面あり宿泊施設村田純
    2020.03.11 Wed 09:47
    0
    permalink
    ズントー事務所でプロジェクトリーダーを務める杉山幸一郎による連載エッセイの最新回「建築の立面図について」

    1,447.11 ズントー事務所でプロジェクトリーダーを務める杉山幸一郎による連載エッセイの最新回「建築の立面図について」

    architecture
    杉山幸一郎論考
    ズントー事務所でプロジェクトリーダーを務める杉山幸一郎による連載エッセイの最新回「建築の立面図について」が公開されています
    blog.livedoor.jp

    ピーター・ズントー事務所でプロジェクトリーダーを務める杉山幸一郎による連載エッセイの最新回「建築の立面図について」が公開されています。

    • 1,447.11
    • 28
    • 7
    • 0
    • 0
    杉山幸一郎論考
    2020.03.11 Wed 08:04
    0
    permalink
    2020.3.10Tue
    • 【ap job更新】 K2-DESIGN ARCHITECT&ASSOCIATES 株式会社が、建築意匠設計の正社員(中途・新卒)を募集中
    • 島田陽 / タトアーキテクツの建築展「:REORGANIZATION」の会場写真
    • 「広島中央警察署本通交番庁舎」設計プロポの結果と提案書が公開
    2020.3.12Thu
    • ピーター・アイゼンマンに、若者へのアドヴァイスを聞いているインタビュー動画
    • 荒尾宗平 / SIDES COREによる、広島の店舗「BAKE CHEESE TART ekie広島店 / Cheesetart Shop」
    • MVRDVによる、台湾・台南市の、街の中心部にある元ショッピングモールを変形した、水場を中心とするパブリックスペース「Tainan Spring」の写真など
    • 韓国の建築家 ムーン・ホーンとその作品を、中国の動画メディア 一条が特集した動画

    Subscribe and Follow

    公式アカウントをフォローして、
    見逃せない建築情報を受け取ろう。

    「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
    様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

    30,361
    • Follow
    33,417
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    architecturephoto® News Letter(β)

    メールマガジンで更新情報を配信を予定しています。
    ただいま事前登録受付中。

    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • 特定商取引法に関する表記
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    Copyright © architecturephoto.net.

    • 建築
    • アート
    • カルチャー
    • デザイン
    • ファッション
    • 書籍
    • 展覧会
    • コンペ
    • 動画
    • テレビ
    • 特集記事
    • 注目情報
    • タグ
    • アーキテクチャーフォト ジョブボード
    • アーキテクチャーフォト・ブック
    • アーキテクチャーフォト・プロダクト
    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • 特定商取引法に関する表記
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    メールマガジンで最新の情報を配信しています

    この記事をシェア
    タイトルタイトルタイトルタイトルタイトル
    https://architecturephoto.net/permalink
    -1
    -1
    -1
    -1

    記事について#architecturephotonetでつぶやいてみましょう。
    有益なコメントは拡散や、サイトでも紹介させていただくこともございます。

    architecturephoto®
    • black
    • gray
    • white