SHARE 住宅の名手として知られる佐藤重徳が、寸法の決め方・納め方等の設計手法を図面とともに解説した書籍『若手設計者に贈る 木造住宅の手描き詳細図集』のプレビュー
住宅の名手として知られる佐藤重徳が、寸法の決め方・納め方等の設計手法を豊富な図面とともに解説した書籍『若手設計者に贈る 木造住宅の手描き詳細図集』がamazonで予約受付中です。佐藤はレミングハウス(中村好文主宰)出身の建築家。ここでは書籍の中身をプレビューします。発売は2020年5月1日を予定。【ap・ad】
【推薦の言葉】
ゆったりとして、端正で、決して崩れない。
友人でありライバルでもある佐藤重徳の建築を見続けてきた。
常に手で考えている。それが確かな仕事につながるのだろう。
若手設計者やこれから設計者を目指す人に贈りたい。
住宅設計のすべてが詰まった設計図集。若手設計者やこれから設計を志す人の「設計がうまくなりたい、いい建築をつくりたい」という目標は、いつの時代も共通しているものです。住宅設計の基本を習得するためには、30坪程度の小さな家から考えてみることが近道といわれています。
この本は著者が手がけた30坪前後の木造住宅を対象に、平面図や矩計図、枠図、外部・内部枠詳細、階段詳細や台所詳細などの図面を通して、寸法の決め方や納まりの工夫など住宅設計の手法を解き明かしている本です。判型は迫力のあるA4判、製本は180度フラットに開くオープンバック製。
この本は、これまでに設計した木造住宅から4軒を選び、オリジナル図面をもとに、新たに描き起こした図面集です。設計の源となるテキストやスケッチ、手摺などの感覚にかかわる原寸図面なども掲載されており、一冊を通して僕の設計の考え方を伝えられるものになりました。
自分で考え描いた一本一本の線が、図面となり、建築となる。そのリアリティを感じ取っていただけたらと思います。
以下、中身のプレビューです。
以下の写真はクリックで拡大します
【著者略歴】
佐藤重徳(さとう しげのり)
1960年 東京都生まれ
1983年 東京電機大学工学部建築学科卒
1983~1989年 開建築設計
1991~1997年 レミングハウス(中村好文主宰)
1997年 佐藤重徳建築設計事務所設立