鹿嶌信哉+佐藤文 / K+Sアーキテクツによる、群馬・伊勢崎市の医療施設「原病院 南新館」 北外観夜景 本来はこちらが正面ファサードとなる。 photo©上田宏(上田宏建築写真事務所)
鹿嶌信哉+佐藤文 / K+Sアーキテクツによる、群馬・伊勢崎市の医療施設「原病院 南新館」 EVホールを見る1F photo©上田宏(上田宏建築写真事務所)
鹿嶌信哉+佐藤文 / K+Sアーキテクツによる、群馬・伊勢崎市の医療施設「原病院 南新館」 中庭に挟まれたデイルーム1F。 photo©上田宏(上田宏建築写真事務所)
鹿嶌信哉+佐藤文 / K+Sアーキテクツ が設計した、群馬・伊勢崎市の医療施設「原病院 南新館」です。
本計画は永きに渡ってこの地域に根差し、精神医療サービスを提供してきた病院の建替え刷新計画になります。入院患者総数344人、デイケア30人、新規に開設する60人の介護付優良老人ホームの医療やサービスの質を確保しつつ、老朽化した病棟をいかに刷新していくかが課題となりました。工事のそれぞれのフェイズにおいてスタッフ動線や工事動線を確保すること、工事の騒音や粉塵との分離、患者への負担を最小限に抑えながら既存機能を継続する方法を慎重に検討し計画を進めました。
まず最初に、敷地南側のグラウンドに南新館を建設しました。 その後患者を移動し、空いた2期病棟を改修、そこに患者を戻した上で老朽化した1期病棟を解体、その跡地に新たな玄関となるラウンジ棟を建設し、最後に広場を整備して本計画が完了します。