SHARE 中原崇志による、銀座ソニーパークでの、Ginza Sony Park「BULLETIN CUBES」展の会場構成
中原崇志による、銀座ソニーパークでの、Ginza Sony Park「BULLETIN CUBES」展の会場構成です。この展示は2020年6月18日から約一カ月行われるとの事。詳細は公式ページにて。
Ginza Sony Parkにて、2020年6月から約一ヶ月開催される展覧会の会場構成。
各ジャンルで活躍されているアーティストやクリエイター等が、今だからこそ紹介したい物や事を、その思いを、伝言板という形で情報発信する展覧会です。
展示物が特にある訳ではなく、文章とQRコードのみがこの空間の中に展開されていく極めてシンプルな展覧会となっています。
少ない情報を空間化していく時に目指したデザインは、情報だけが浮かんでいる、透明感のある空間でした。
以下の写真はクリックで拡大します
以下、建築家によるテキストです。
Ginza Sony Parkにて、2020年6月から約一ヶ月開催される展覧会の会場構成。
各ジャンルで活躍されているアーティストやクリエイター等が、今だからこそ紹介したい物や事を、その思いを、伝言板という形で情報発信する展覧会です。
展示物が特にある訳ではなく、文章とQRコードのみがこの空間の中に展開されていく極めてシンプルな展覧会となっています。
少ない情報を空間化していく時に目指したデザインは、情報だけが浮かんでいる、透明感のある空間でした。
様々なボリュームの鏡面で仕上がったキューブが空間の中にランダムに配置されていきます。
キューブのモジュールは、空間の既存タイルのサイズによって規定されています。
例えば、B1階では300グリッド、 B2階では400グリッドと、グリッドのラインがキューブの中に写り込むことによって、より空間に対して透明感を創り上げていく効果として現れてきます。
情報展開の構成は天板面に主たる情報。側面にはタイトルという構成になっています。
情報だけが浮かぶ事を目指した空間でしたが、キューブに周りの風景や、そこに滞在する人々、キューブ同士の写り込みによって、一見シンプルだが、様々な重なりやつながりが生まれ、「伝言板」という意味を空間化する事が出来たのではないかと思います。
■建築概要
Ginza Sony Park「BULLETIN CUBES」
場所:銀座ソニーパーク
用途:展覧会会場設計
主催: Ginza Sony Park
企画・制作:Ginza Sony Park
会場構成:中原崇志
グラフィックデザイン:田部井美奈
施工:脇プロセス
竣工:2020年6月
写真:Ginza Sony Park
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■ BULLETIN CUBES 概要
期間:2020年6月18日(木)から 11:00〜19:00
※設置期間は約1ヶ月間の予定ですが、変更になる場合があります。
場所:Ginza Sony Park (東京都中央区銀座5-3-1)
PARK B1/地下1階・PARK B2/地下2階・PARK B3/地下3階
※ BULLETIN CUBESは充分な間隔をとって設置しています。
種別 | 使用箇所 | 商品名(メーカー名) |
---|---|---|
内装・造作家具 | 展示什器 | 木工下地、天板:アクリルミラー、側面:鏡面ミラー |
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