SHARE 中村拓志 & NAP建築設計事務所のデザイン監修による、東日本の既存建物を改修したヴィラ「Loggia on the Shore」
中村拓志 & NAP建築設計事務所のデザイン監修による、東日本の既存建物を改修したヴィラ「Loggia on the Shore」です。
100フィートの大型クルーザーが停留可能な海沿いのヴィラである。RC造の既存建物を改修し、宿泊機能やプール、ジム等を付帯させた迎賓館として再生させた。メインエントランスは海側にある。船から訪れたゲストをまず迎え入れるのは、プールやテラス、そして半屋外空間としてのロッジアである。
ロッジアとは涼しい風と眺めを楽しむ開放的な半屋外空間のことであるが、ここでは幅5mの特注昇降式サッシを設けることで、開放時は内外がつながり、心地よい涼風が山側の高窓へと抜けていく空間となっている。
以下の写真はクリックで拡大します
以下、建築家によるテキストです。
100フィートの大型クルーザーが停留可能な海沿いのヴィラである。RC造の既存建物を改修し、宿泊機能やプール、ジム等を付帯させた迎賓館として再生させた。メインエントランスは海側にある。船から訪れたゲストをまず迎え入れるのは、プールやテラス、そして半屋外空間としてのロッジアである。
ロッジアとは涼しい風と眺めを楽しむ開放的な半屋外空間のことであるが、ここでは幅5mの特注昇降式サッシを設けることで、開放時は内外がつながり、心地よい涼風が山側の高窓へと抜けていく空間となっている。
外壁のプレキャストコンクリートパネルや内部床のテラゾーは特注で、付近の砂浜の貝殻を混ぜて、やさしい砂浜の触感や風合いを感じさせる素材としている。また螺旋階段は巻貝のイメージで、造船技術である「ぎょう鉄」によって製作した。
■建築概要
題名:Loggia on the Shore
所在地:東日本
床面積:348.08m2
設計監理:有限会社 K設計
デザイン監修:中村拓志 & NAP建築設計事務所
施工:株式会社 キクシマ
構造:株式会社増田構造設計
竣工年月:2018年10月
竣工写真:Nacasa & Partners Inc.
種別 | 使用箇所 | 商品名(メーカー名) |
---|---|---|
外装・床 | 床 | オリジナルテラゾタイル(東洋テラゾ工業) |
外装・壁 | 外壁1 | オリジナル外壁GRCパネル(旭ビルウォール) |
外装・壁 | 外壁2 | |
外構・その他 | 外部プールのタイル | 可憐(マリスト) |
内装・床 | 床1 | フローリング(望造) |
内装・床 | 床2 | オリジナルテラゾタイル(東洋テラゾ) |
内装・壁 | 壁1 | |
内装・天井 | 天井1 | |
内装・造作家具 | 造作家具1 | オリジナル木テーブル(桜製作所) |
内装・造作家具 | 造作家具2 | オリジナルソファ・デイベッド(アスプルンド) |
内装・造作家具 | 造作家具3 | オリジナルチェア・ローテーブル(HAYHutte) |
内装・造作家具 | 造作家具4 | オリジナルローテーブル(interoffice) |
内装・建具 | カーテン | オリジナルカーテン(安東陽子デザイン) |
※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません