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2020.7.02Thu
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牧野研造建築設計事務所による、京都市の物販店舗「食道具竹上」
photo©中島光行

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architecture|feature
牧野研造中島光行建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)店舗京都
牧野研造建築設計事務所による、京都市の物販店舗「食道具竹上」 photo©中島光行
牧野研造建築設計事務所による、京都市の物販店舗「食道具竹上」 photo©中島光行

牧野研造建築設計事務所が設計した、京都市の物販店舗「食道具竹上」です。店舗の公式サイトはこちら。

包丁の販売、更生修理を通じて包丁文化、食文化を伝える店舗。道具を介して食文化の豊かさを伝えることを趣旨として、道具の販売にとどまらず、包丁講座や料理教室が開催されるなど、目に見えない価値を伝承する場として運営される。

間口4m、奥行き15.5mの細長い空間の中央に、LABOと呼ばれるボックス状の作業場を配置し、その前後を売り場とキッチンに分けている。LABOでは包丁の刃付けや更生修理、名入れが行われ、来客は、職人の仕事を間近で見ることができる。キッチンでは講座や教室が開催され、道具の使い方を学ぶことができる。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

牧野研造建築設計事務所による、京都市の物販店舗「食道具竹上」 photo©中島光行
牧野研造建築設計事務所による、京都市の物販店舗「食道具竹上」 photo©中島光行
牧野研造建築設計事務所による、京都市の物販店舗「食道具竹上」 photo©中島光行
牧野研造建築設計事務所による、京都市の物販店舗「食道具竹上」 photo©中島光行
牧野研造建築設計事務所による、京都市の物販店舗「食道具竹上」 photo©中島光行
牧野研造建築設計事務所による、京都市の物販店舗「食道具竹上」 photo©中島光行
牧野研造建築設計事務所による、京都市の物販店舗「食道具竹上」 photo©中島光行
牧野研造建築設計事務所による、京都市の物販店舗「食道具竹上」 photo©中島光行
牧野研造建築設計事務所による、京都市の物販店舗「食道具竹上」 photo©中島光行
牧野研造建築設計事務所による、京都市の物販店舗「食道具竹上」 photo©中島光行
牧野研造建築設計事務所による、京都市の物販店舗「食道具竹上」 photo©中島光行

以下、建築家によるテキストです。


包丁の販売、更生修理を通じて包丁文化、食文化を伝える店舗。道具を介して食文化の豊かさを伝えることを趣旨として、道具の販売にとどまらず、包丁講座や料理教室が開催されるなど、目に見えない価値を伝承する場として運営される。

間口4m、奥行き15.5mの細長い空間の中央に、LABOと呼ばれるボックス状の作業場を配置し、その前後を売り場とキッチンに分けている。LABOでは包丁の刃付けや更生修理、名入れが行われ、来客は、職人の仕事を間近で見ることができる。キッチンでは講座や教室が開催され、道具の使い方を学ぶことができる。

既存住宅の1階部分を店舗へ改修する工事である。既存建築物は、間口が狭く奥行が長い、京都の市街地に典型的な住宅であった。木造住宅がひしめき合った街区にこの店舗を設計する上で、解消すべき性能上の課題があった。包丁を修理する際、時に大きな音が出る。LABOと売り場やキッチンとの間に視線の行き来を作ることが重要な反面、防音性にも配慮する必要があり、また、十分でない梁間方向の耐力壁の充足を同時に実現したかった。視線を通すこと、音を伝えにくくすること、力を伝えることは、相互矛盾を含み、特に音については計画し切ることが困難であったが、現場での施工者との試行錯誤や、副資材の選定、許容レベルの丁寧な確認などにより、感覚上も問題ないレベルで実現することができた。

売り場の包丁ディスプレイは、包丁が映え、安全であること、レイアウト変更が容易にできること、包丁をひとつづつ取り出しやすいことが重要であった。まず、45mm角のヒノキを5mmの目地をとって壁に取り付け、展示壁面を構成した。5mmの目地は、目地材などが詰まっていない、いわゆる空目地の状態としている。この空目地に、ネオジウム磁石とフェルトを取り付けたスチールアングルを差し込み、磁力で包丁を支え、摩擦力で固定している。さらに、同様にフェルトを取り付けたアクリルケースを差し込んで、展示壁面を構成した。

内装については、ありふれた材料に小さな工夫を加えて使い、仕上げは素朴で正直な使い方であることを良しとしている。そうすることで、包丁やその他の食道具が、高級な展示品ではなく、日常を上質にするものであることをさりげなく示したかった。包丁は刃と口金、柄で構成されているが、建築や家具の構成も同程度の要素数、分節数とし、素材感もこれに習った。また、例えば105角の柱から45角の家具の脚まで、いくつかの断面を使い、建築と家具、道具のスケールを段階的に繋げた。握る、置くなどのモノを介した行為については、道具と家具、建築に繋がりを持たせるよう、行為の順序を考慮し関係付けていった。設計を行う上でこういった紐付けを可能な限り仕込むことを意識した。

小さな道具からはじまって、家具、建築、ひいては都市まで、スケールを横断して数珠繋ぎになると面白い。包丁を通して食文化を伝える、まずは一人の人間がそう考える。そのことが道具を介して、家具を介して、建築を介して、都市へ接続する。都市が、様々な人々の想いを媒介する、潤いに満ちた回路になれば素晴らしい、そんなことを考えながら設計した。

■建築概要

食道具竹上
設計監理:牧野研造建築設計事務所
施工:大工中村屋
所在地:京都市
主用途:物販店
規模・構造:木造 /改修部分床面積60.57㎡
竣工年月:2019年8月
写真家クレジット:中島光行

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
内装・床床

モルタル金鏝押え

内装・壁壁

フレキシブルボード t=6mm、PB t=12.5mm EP

内装・壁遮音壁

※下記で構成される遮音壁仕様
PB t=9.5mm:タイガーハイパーハードC(吉野石膏)の上VP
非硬化性遮音材:サウンドカット(吉野石膏)
PB t=15mm:タイガーボード・タイプZ(吉野石膏)
遮音シート
グラスウール t=100mm

内装・天井天井

石膏ボードt=9.5mm EP

内装・天井遮音天井

※下記で構成される遮音天井仕様
PB t=12.5mm:タイガーボード・タイプZ(吉野石膏)の上VP
非硬化性遮音材:サウンドカット(吉野石膏)
PB t=12.5mm:タイガーボード・タイプZ(吉野石膏)
グラスウール t=100mm

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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牧野研造中島光行建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)店舗京都
2020.07.02 Thu 15:26
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    トラフによる、神奈川・横浜の、イソップの新店舗「Aesopニュウマン横浜店」の写真

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    architecture
    店舗禿真哉神奈川鈴野浩一横浜
    トラフのサイトに、神奈川・横浜の、イソップの新店舗「Aesopニュウマン横浜店」の写真が掲載されています
    torafu.com

    トラフのウェブサイトに、神奈川・横浜の、イソップの新店舗「Aesopニュウマン横浜店」の写真が15枚掲載されています。

    オーストラリアのスキンケアブランドであるイソップの、ニュウマン横浜店の内外装計画。外部と吹き抜けにL型に面する間口7.4m、奥行き16mの空間が計画地となった。

    横浜という立地から、海の青をイメージできるよう、藍染めによってそれを表現したいと考えた。そこで、阿波藍の産地、徳島県上板町を拠点に、藍の栽培から染色、製作までを一貫して行っているBUAISOUの協力を得て、木板の藍染めを仕上げとした。樹種はいくつか実験した中で、藍と相性の良いメープルを選んだ。

    荒く仕上げられたモルタル床の上を、藍染めされた板の連なる自立した壁が、船体のように緩やかなカーブを描き空間の奥へと続いていく。同じ藍染でも、その日の藍の状態によって染まり具合が異なるため、色は均一にはならず、壁全体に自然のグラデーションが生まれる。さらに2面ある窓から入る外光が、藍染めの表情を刻々と変える。チューブタイプの商品棚は、波型に掘削された集成無垢材を藍染めして製作した。シンクや島什器の側面はステンレスで仕上げ、周りの藍の色を映し込む。

    一枚一枚丁寧に藍染めされた板には、画一的な素材には無い素朴さと力強さがある。人の手や自然の力を感じさせるような、おおらかな店舗空間を目指した。

    torafu.com
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    店舗禿真哉神奈川鈴野浩一横浜
    2020.07.02 Thu 17:49
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    今津康夫 / ninkipen!による、大阪・東大阪市の住宅「house fabricscape」
    photo©河田弘樹 Hiroki Kawata

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    architecture|feature
    fabricscapeninkipen!堀田カーペット海野敬亮建材(外装・壁)建材(外装・その他)建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・建具)NEW LIGHT POTTERY住宅大阪今津康夫河田弘樹
    今津康夫 / ninkipen!による、大阪・東大阪市の住宅「house fabricscape」 photo©河田弘樹 Hiroki Kawata
    今津康夫 / ninkipen!による、大阪・東大阪市の住宅「house fabricscape」 photo©河田弘樹 Hiroki Kawata
    今津康夫 / ninkipen!による、大阪・東大阪市の住宅「house fabricscape」 photo©河田弘樹 Hiroki Kawata

    今津康夫 / ninkipen!が設計した、大阪・東大阪市の住宅「house fabricscape」です。この建築のクライアントは、建築のカーテン等を手掛けることで知られるfabricscapeです。

    敷地はかつてアーケードのあった旧商店街に面しているが、すでに屋根は取り去られて多くの店は閉店し3階建の住宅に取って代えられ、歩行者専用の道路標識と店前に残る破けたテントやオーニングが当時の面影を忍ばせているだけだった。

    幼少期を近くで過ごし、今はカーテンなど布の意匠計画を生業とするクライアントと、かつての風景と行為を手掛かりとした家とすること、住み暮らしながら破けたそれらを普請していくことを決め、職住一致を基本としたかつての商店街の中へ、どのように新しく参加できるのかを模索した。

    まず初めに、旧商店街に面した1階を多目的な土間として町屋のように開き、農業用の布を刺繍した小さなオーニングを出した。さらに軒先から2階の窓を覆うようにより大きく2枚目を垂らし存在感を示し、向かいから道路に越境しながら伸びてくる鮮魚屋のオーニングと共鳴させて場所性強めた。

    外壁は周囲の風景に残る押縁下見板張を窯業サイディングを用いて再現し、桁行方向の窓は街並に倣ってプロポーションを決め、手摺を設けている。

    建築家によるテキストより
    • 残り28枚の写真と建築家によるテキスト
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    fabricscapeninkipen!堀田カーペット海野敬亮建材(外装・壁)建材(外装・その他)建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・建具)NEW LIGHT POTTERY住宅大阪今津康夫河田弘樹
    2020.07.02 Thu 16:46
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    長野の「松本平広域公園陸上競技場」プロポの二次審査対象者が発表。環境デザイン・林魏・倉橋建築設計共同体、槇総合計画事務所、青木淳・昭和設計共同体の3者。

    SHARE 長野の「松本平広域公園陸上競技場」プロポの二次審査対象者が発表。環境デザイン・林魏・倉橋建築設計共同体、槇総合計画事務所、青木淳・昭和設計共同体の3者。

    architecture|competition
    長野スポーツ施設
    長野の「松本平広域公園陸上競技場」プロポーザルの二次審査対象者が発表されています
    www.pref.nagano.lg.jp

    長野の「松本平広域公園陸上競技場」プロポーザルの二次審査対象者が発表されています。

    二次審査対象者(一次審査書類受付順)

    ○ 環境デザイン・林魏・倉橋建築設計共同体 
    ○ 株式会社槇総合計画事務所
    ○ 青木淳・昭和設計共同体

    pref.nagano.lg.jp

    一次審査対象者は以下でした。

    一次審査対象者
    1 環境デザイン・林魏・倉橋建築設計共同体所
    2 久米・内藤廣・E-DESIGN設計共同体
    3 株式会社槇総合計画事務所
    4 有限会社SANAA事務所
    5 株式会社伊東豊雄建築設計事務所
    6 環境設計研究所山田建築設計室設計共同体
    7 株式会社隈研吾建築都市設計事務所
    8 青木淳・昭和設計共同体

    pref.nagano.lg.jp

    一次審査の講評もPDFで公開されています。

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    長野スポーツ施設
    2020.07.02 Thu 08:02
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    小堀哲夫が、自作の解説を通して、オフィスや学校の設計プロセス等を語っているインタビュー

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    architecture|remarkable
    事務所小堀哲夫教育施設インタビュー
    小堀哲夫が、自作の解説を通して、オフィスや学校の設計プロセス等を語っているインタビューが、shigotoba.netに掲載されています
    www.shigotoba.net

    小堀哲夫が、自作の解説を通して、オフィスや学校の設計プロセス等を語っているインタビューが、shigotoba.netに掲載されています。図版もたくさん掲載されています。インタビューの後編はこちらに。

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    事務所小堀哲夫教育施設インタビュー
    2020.07.02 Thu 07:14
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    2020.6.30Tue
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    • ほか
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    • 長坂常をはじめ施工とも深くかかわる建築家8名に質問した、建築討論の特集「自炊のように作る、賄いのように作る。ビルドにコミットする建築家たちへの基礎調査」
    • ほか

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