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低予算で実現が可能、特注制作ハニカム屋根の“代替”として選ばれるLIXILのアルミ屋根「SCシリーズ」の特設サイトが公開中。“シンプルで美しい40mm厚の屋根”が公共建築や商業施設などの空間に調和。電子ギフトが抽選で貰えるアンケートも実施
低予算で実現が可能、特注制作ハニカム屋根の“代替”として選ばれるLIXILのアルミ屋根「SCシリーズ」の特設サイトが公開中。“シンプルで美しい40mm厚の屋根”が公共建築や商業施設などの空間に調和。電子ギフトが抽選で貰えるアンケートも実施施工事例(日本体育大学) photo courtesy of LIXIL

低予算で実現が可能、特注制作ハニカム屋根の“代替”として選ばれるLIXILのアルミ屋根「SCシリーズ」の特設サイトが公開中です。
“シンプルで美しい40mm厚の屋根”が公共建築や商業施設などの空間に調和します。これまでの様々な施工事例を掲載しています。電子ギフトが抽選で貰えるアンケートも実施しています。回答の締め切りは、2026年9月30日まで。アンケートのフォームはこちらから

デザイン性に優れた特注アルミハニカム屋根の導入に、予算が合わずに悩まれた経験はありませんか

SC for Public SPACEは「デザイン性の高い規格品」を柔軟に応用することで、コストダウンに寄与します。
豊富なサイズ展開と、現場に合わせた納まりの工夫により、特注造作に引けを取らない美しい仕上がりを低予算で実現できます。

9月30日まで、アンケートキャンペーンを実施中。抽選で150名さまにAmazon電子ギフト2000円分をプレゼント

リリーステキストより

以下に、製品の写真や採用事例を掲載します。

MVRDVによる、オランダの「ロッテルダム・ロックス!」。没入型アート空間をメインとする社会的企業の為の文化拠点。人間と自然が共生する“未来に捧げるランドマーク”として、緑化された7つの“岩”を積み重ねる建築を考案。内部動線は“洞窟”のような様相を呈する
MVRDVによる、オランダの「ロッテルダム・ロックス!」。没入型アート空間をメインとする社会的企業の為の文化拠点。人間と自然が共生する“未来に捧げるランドマーク”として、緑化された7つの“岩”を積み重ねる建築を考案。内部動線は“洞窟”のような様相を呈する image©MVRDV
MVRDVによる、オランダの「ロッテルダム・ロックス!」。没入型アート空間をメインとする社会的企業の為の文化拠点。人間と自然が共生する“未来に捧げるランドマーク”として、緑化された7つの“岩”を積み重ねる建築を考案。内部動線は“洞窟”のような様相を呈する image©MVRDV
MVRDVによる、オランダの「ロッテルダム・ロックス!」。没入型アート空間をメインとする社会的企業の為の文化拠点。人間と自然が共生する“未来に捧げるランドマーク”として、緑化された7つの“岩”を積み重ねる建築を考案。内部動線は“洞窟”のような様相を呈するエントランス・セントラル・ホール image©MVRDV
MVRDVによる、オランダの「ロッテルダム・ロックス!」。没入型アート空間をメインとする社会的企業の為の文化拠点。人間と自然が共生する“未来に捧げるランドマーク”として、緑化された7つの“岩”を積み重ねる建築を考案。内部動線は“洞窟”のような様相を呈するトップオブザロックのダイニング image©MVRDV

MVRDVによる、オランダ・ロッテルダムの「ロッテルダム・ロックス!」です。
没入型アート空間をメインとする社会的企業の為の文化拠点の計画です。建築家は、人間と自然が共生する“未来に捧げるランドマーク”として、緑化された7つの“岩”を積み重ねる建築を考案しました。また、内部動線は“洞窟”のような様相を呈しています。


こちらはリリーステキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)

MVRDVが、ロッテルダムの「Shift Embassy」の国際建築設計コンペティションで勝利

MVRDVは、社会的企業Shiftが実施した「Shift Embassy」の国際設計コンペティションを勝ち取りました。それは、大規模な生態学的・社会的変革の実現に向けて来場者を鼓舞することを目的とした、ロッテルダムの主要な文化拠点です。人間と自然が共生する未来に捧げられたランドマークを創出するというコンペティション要項の目標に動機づけられ、「ロッテルダム・ロックス!」と名付けられたMVRDVの提案は、マース川沿いのランドスケープとして機能することを目指しています。それは、一般に広く開放された岩のような緑豊かなランドマークであり、来場者はテラス、水辺、緑地、展示、展望スポット、交流スペースを巡りながら、上へ下へと移動します。

この建物は、社会的企業Shiftによる取り組みです。同社は、創設者ドン・リッツェン(Don Ritzen)の言葉によれば、「私たちが共有する未来のために、現状に甘んじることや無力感から、希望、想像力、そして集団的な行動へと転換する」ために必要な社会的機運を生み出すことを目指しています。

Shift Embassyは、没入型アート、建築、コミュニティ形成、ストーリーテリング、そして持続可能な暮らしやビジネスの実例を組み合わせた、目的志向の文化拠点として構想されています。自然、エネルギー、旅行、そしてサーキュラリティにおける世界的な成果や成功事例を中心に据えたShiftの目的は、家庭や職場における意識の転換を鼓舞することです。Shiftの目標は、個人から集団へ、そして最終的にはシステム全体の変化へと移行することです。

Shift Embassyは、「The Elysium」と呼ばれる5,000㎡の没入型体験を通じて、来場者を鼓舞することを目的としています。The Elysiumは、未来を説明するのではなく、没入型アート、心を動かすストーリー、そして実践的な行動への道筋を通じて、来場者を未来の体験へと誘います。The Elysiumは、未来を説明するのではなく、没入型アート、人を鼓舞するストーリー、そして実践的な行動への道筋を通じて、来場者に未来を体験するよう促します。また、200室のホテル、教育スペース、ビジネスイベントや地域コミュニティの集まりのためのスペース、フードコート、レストラン、そして展望デッキも備える予定です。ウォーターカントは、マース川南岸で間もなく実現予定の新たな地区で、3,750戸の新しい住宅、学校、メイカースペース、都市型スポーツキャンパス、新駅、オフィス、レストラン、そして文化施設を供給する予定です。

八木敦之 / アトリエMEMEによる、栃木の「日光の住宅」。周囲に山々が連なる地域での計画。心安らぐ“隠れ場”の様な住まいとの要望に、大小の立方体の量塊を組み合わせた“自然の一部である岩場のような佇まい”の建築を考案。渦巻状の平面構成は“洞窟”も想起させる
八木敦之 / アトリエMEMEによる、栃木の「日光の住宅」。周囲に山々が連なる地域での計画。心安らぐ“隠れ場”の様な住まいとの要望に、大小の立方体の量塊を組み合わせた“自然の一部である岩場のような佇まい”の建築を考案。渦巻状の平面構成は“洞窟”も想起させる俯瞰、東側より見下ろす。 photo©Blue Hours 沖裕之
八木敦之 / アトリエMEMEによる、栃木の「日光の住宅」。周囲に山々が連なる地域での計画。心安らぐ“隠れ場”の様な住まいとの要望に、大小の立方体の量塊を組み合わせた“自然の一部である岩場のような佇まい”の建築を考案。渦巻状の平面構成は“洞窟”も想起させる外観、北側の道路より見る。 photo©Blue Hours 沖裕之
八木敦之 / アトリエMEMEによる、栃木の「日光の住宅」。周囲に山々が連なる地域での計画。心安らぐ“隠れ場”の様な住まいとの要望に、大小の立方体の量塊を組み合わせた“自然の一部である岩場のような佇まい”の建築を考案。渦巻状の平面構成は“洞窟”も想起させるエントランス側からダイニングとキッチンを見る。 photo©Blue Hours 沖裕之
八木敦之 / アトリエMEMEによる、栃木の「日光の住宅」。周囲に山々が連なる地域での計画。心安らぐ“隠れ場”の様な住まいとの要望に、大小の立方体の量塊を組み合わせた“自然の一部である岩場のような佇まい”の建築を考案。渦巻状の平面構成は“洞窟”も想起させるリビングから開口部越しに外部を見る。 photo©Blue Hours 沖裕之

八木敦之 / アトリエMEMEが設計した、栃木の「日光の住宅」です。
周囲に山々が連なる地域での計画です。建築家は、心安らぐ“隠れ場”の様な住まいとの要望に、大小の立方体の量塊を組み合わせた“自然の一部である岩場のような佇まい”の建築を考案しました。また、渦巻状の平面構成は“洞窟”も想起させます。

敷地は日光市内に位置し、周囲には男体山をはじめとする山々が連なる。
本計画は、夫婦と子ども3人が暮らすための住宅である。日々の慌ただしさの中にあって心安らぐひとときを過ごせる、「隠れ場」のような住まいを施主は望んだ。 そこで、住宅でありながらも自然の一部としてそこに在り続けてきた岩場のような佇まいを目指した。

建築家によるテキストより

周囲に住宅が近接していることから、正対を避けるために建物全体を敷地に対して斜めに配置した。
渦巻き状の平面に沿って雁行させた大小さまざまな立方体のボリュームが、岩を想起させる。その間に生まれた空間は、先を見通せない平面構成により、洞窟を思わせる構成となっている。

ボリュームは3,600mm角の大きなものから900mm角の小さなものまで多様で、居室や水回り、収納などを納める。洞窟のような空間はリビングやダイニング、廊下といった役割を担い、幅や高さを変化させながらひとつながりに続いていく。 中心に向かうにつれて天井は高くなり、ダイニングを経てリビングへと至る。

建築家によるテキストより

一方、外周に近づくにつれて天井は低くなり、ヒューマンスケールを強調したより私的な空間へと移行していく。
そこに隣接する各個室は二層構成とし、廊下から入るとまず大きな空間が広がり、その奥にもうひとつ小さな空間を設けた。家族それぞれが洞窟を開拓するように自由に使える場とし、暮らしの変化に柔軟に対応できるよう計画している。

建築家によるテキストより
ZHAによる「エコー・チェア・コレクション」。3Dプリント製の椅子。二つの連続した面を“座面及び土台”と“背もたれ及び支持構造”として、構造・表面・人間工学の境界を無くす。新たなエコシステムとして廃棄物に新たな命を与えるべく原材料に用いる
ZHAによる「エコー・チェア・コレクション」。3Dプリント製の椅子。二つの連続した面を“座面及び土台”と“背もたれ及び支持構造”として、構造・表面・人間工学の境界を無くす。新たなエコシステムとして廃棄物に新たな命を与えるべく原材料に用いる photography courtesy of Maria Docam Studio
ZHAによる「エコー・チェア・コレクション」。3Dプリント製の椅子。二つの連続した面を“座面及び土台”と“背もたれ及び支持構造”として、構造・表面・人間工学の境界を無くす。新たなエコシステムとして廃棄物に新たな命を与えるべく原材料に用いる photography courtesy of Maria Docam Studio
ZHAによる「エコー・チェア・コレクション」。3Dプリント製の椅子。二つの連続した面を“座面及び土台”と“背もたれ及び支持構造”として、構造・表面・人間工学の境界を無くす。新たなエコシステムとして廃棄物に新たな命を与えるべく原材料に用いる photography courtesy of Maria Docam Studio
ZHAによる「エコー・チェア・コレクション」。3Dプリント製の椅子。二つの連続した面を“座面及び土台”と“背もたれ及び支持構造”として、構造・表面・人間工学の境界を無くす。新たなエコシステムとして廃棄物に新たな命を与えるべく原材料に用いる photography courtesy of Maria Docam Studio
ZHAによる「エコー・チェア・コレクション」。3Dプリント製の椅子。二つの連続した面を“座面及び土台”と“背もたれ及び支持構造”として、構造・表面・人間工学の境界を無くす。新たなエコシステムとして廃棄物に新たな命を与えるべく原材料に用いる photography courtesy of Maria Docam Studio

ZHAがデザインした「エコー・チェア・コレクション」です。
3Dプリント製の椅子です。建築家は、二つの連続した面を“座面及び土台”と“背もたれ及び支持構造”として、構造・表面・人間工学の境界を無くしました。また、新たなエコシステムとして廃棄物を原料として製造しています。


こちらはリリーステキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)

ZHAによるナガミ(Nagami)のための新しいエコー・チェアー・コレクション

ZHAがナガミのために開発した3Dプリント製のエコー・チェアーは、音響現象としてではなく、幾何学的な状態としてのエコーを探求しています。反復ではなく、エコーは変容として理解されています。すなわち、一つの幾何学的な論理が、複数の構造的・空間的・素材的な表現へと展開していくものです。

リサイクルプラスチックを用いた3Dプリンティングによって、ナガミは建築とデザインのための新たなエコシステムを創り出しました。それは、他者が残していったものを回収し、廃棄物を新たな命を迎える準備のできたデザインへと変えています。残されたものから、かたちが生まれます。

共有された構造的なエッジから生じる二つの連続した面から生成されたエコー・チェアーの一方の面は、もう一方の面のエコーとなっています。同じ基盤となる幾何学形状から展開しながらも、それぞれ異なる役割を担っています。この接触線から、一方の面は座面と土台を形成し、もう一方の面は背もたれと支持構造へと展開します。単一の連続したシステムとして構想されたこの椅子は、構造・表面・人間工学の区別をなくしています。

ZHAラボにおける反復的な研究プロセスを通じて開発されたエコー・チェアーは、コンピュテーショナルデザインと大規模な積層造形を組み合わせています。連続押出式3Dプリンティングによって製造されたこの椅子は、単一の途切れることのないプロセスとして製作されています。そこでは、幾何学形状・構造・製造が、個別の部品を組み立てることによってではなく、同時に立ち現れます。

パナソニックが、「コンセント体感アイテム」のプレゼント企画を実施中。USBコンセント・F型インナーコンセント・S-OAタップの3種の中から、ご希望のサンプル1点をプレゼント
パナソニックが、「コンセント体感アイテム」のプレゼント企画を実施中。USBコンセント・F型インナーコンセント・S-OAタップの3種の中から、ご希望のサンプル1点をプレゼントUSBコンセント

パナソニックが、「コンセント体感アイテム」のプレゼント企画を実施中です。
USBコンセント・F型インナーコンセント・S-OAタップの3種の中から、ご希望のサンプル1点をプレゼントします。申込期間は、2026年8月17日まで(※ただしご応募数が定員に達し次第終了)。プレゼントキャンペーンについての詳細はこちらから。

ホテル・オフィス・カフェなど、空間を選ばず活躍するパナソニックのコンセント。製品の質だけではなく、デザインにもこだわっています。

今なら、建築・設計に携わる皆さま限定のプレゼントキャンペーンを実施中!コンセント3種の中から1点、お選びいただいたサンプルをプレゼントいたします。

応募は8月17日まで

以下に、製品の写真や使用例の写真も掲載します。

【ap編集長の建築探索】vol.025 青木淳+リチャード・タトル「ほぼ、空」
【ap編集長の建築探索】vol.025 青木淳+リチャード・タトル「ほぼ、空」下階、展示室2、企画展 photo©rem goto

「ap編集長の建築探索」は、23年の歴史ある建築ウェブメディア「アーキテクチャーフォト」の編集長である後藤連平が、訪問した建築を紹介する連載シリーズです。論考のようなかっちりとした形式ではなく、現地で感じた雰囲気や空気感が伝わるような“ライブ感”のある文体で綴ります。読者の皆様も自身が建築を体験するように読んでいただければ幸いです。


青木淳+リチャード・タトル「ほぼ、空」

文章:後藤連平

 
青木淳さんと、美術家のリチャード・タトルさんの展覧会「ほぼ、空」を拝見した。
会場は、初台の東京オペラシティアートギャラリー。(会期は2026年9月23日まで)

そして、本展をキュレーションをしたのは、同ギャラリーのシニアキュレーターである能勢陽子さん。前職の豊田市美術館では、石上純也展を企画担当した人物。今後も建築とアートを架橋する展覧会を企画してくれることも期待してしまう、、、!

最初に拝見したと書いたのだけど、既に別日で二回見学(体験)した。1回目は、プレス向けの内覧会で、青木さん、タトルさんの解説を聞きながらツアー形式で。2回目は翌日の展覧会初日に、自分のペースでこの展示を体験したくて訪問した。

意図せず、二つの形式でこの展覧会を経験することになった。もちろん、解説付きのツアー形式でも展覧会を楽しむことができたのだけれど、圧倒的に豊かな体験だと感じたのは後者、、、!本当に素晴らしい体験をすることができた!

自分の思うがままに展示室内を何度もぐるぐると回っているうちに、いろいろな気づきや発見、疑問が浮かび上がってる感覚があり、次第にそれは静かな心震えるような感動さえも呼び起こしてくれた、、、、!

BIGによる、デンマークの「Dymak本社」。工業地域と自然景観の間に位置する敷地。騒音対策と景観導入を意図し、南北で高さが変わる中庭を備えた“円形の建物”を考案。園芸用品を扱う企業の社屋として“触感豊かな素材のパレット”を採用
BIGによる、デンマークの「Dymak本社」。工業地域と自然景観の間に位置する敷地。騒音対策と景観導入を意図し、南北で高さが変わる中庭を備えた“円形の建物”を考案。園芸用品を扱う企業の社屋として“触感豊かな素材のパレット”を採用 photo by Rasmus Hjortshoj
BIGによる、デンマークの「Dymak本社」。工業地域と自然景観の間に位置する敷地。騒音対策と景観導入を意図し、南北で高さが変わる中庭を備えた“円形の建物”を考案。園芸用品を扱う企業の社屋として“触感豊かな素材のパレット”を採用 photo by Rasmus Hjortshoj
BIGによる、デンマークの「Dymak本社」。工業地域と自然景観の間に位置する敷地。騒音対策と景観導入を意図し、南北で高さが変わる中庭を備えた“円形の建物”を考案。園芸用品を扱う企業の社屋として“触感豊かな素材のパレット”を採用 photo by Rasmus Hjortshoj
BIGによる、デンマークの「Dymak本社」。工業地域と自然景観の間に位置する敷地。騒音対策と景観導入を意図し、南北で高さが変わる中庭を備えた“円形の建物”を考案。園芸用品を扱う企業の社屋として“触感豊かな素材のパレット”を採用 photo by Rasmus Hjortshoj

BIGが設計した、デンマーク・オーデンセの「Dymak本社」です。
工業地域と自然景観の間に位置する敷地での計画です。建築家は、騒音対策と景観導入を意図し、南北で高さが変わる中庭を備えた“円形の建物”を考案しました。また、園芸用品を扱う企業の社屋として“触感豊かな素材のパレット”を採用しています。


こちらはリリーステキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)

BIGが設計した、デンマーク・オーデンセにあるDYMAKの「生きた素材カタログ」の内部をのぞく

工業地域とグリスホルム湖周辺の自然景観の間に位置するオーデンセのDymak新本社は、保護された緑豊かな中庭を囲む円形の建物として構想されています。BIG – ビャルケ・インゲルス・グループが設計したこのDGNBゴールド、ハート、ダイヤモンド認証を取得した本社は、2,800㎡の建物内にオフィススペース、ショールーム、共用施設を備え、会社の日常の中心に自然光や景観、そして人々の交流をもたらしています。

起伏のある屋根の景観と、格子状の木材とガラスによるファサードを特徴とするDymak本社は、デンマーク第3の都市オーデンセの主要な玄関口の一つに位置しており、新たな産業開発と森林や湖の景観が接する場所にあります。職場および素材のショーケースとして構想されたこの建物は、Dymakの触感豊かで自然な素材のポートフォリオの「生きたカタログ」として機能するとともに、共用スペースや緑豊かな中庭、ジムを通じて、より交流が生まれやすく柔軟な日常の利用を支えています。Dymak本社はすでにDGNBゴールド、ハート、ダイヤモンド認証を取得しており、建物全体のエネルギー性能、スタッフのウェルビーイングへの取り組み、そして建築品質が評価されています。なお、ダイヤモンド認証は、卓越したデザインの完成度に対して、独立した審査員団によって別途授与されています。

屋根は北側に向かって持ち上げられ、近くの森林を一望できる眺望を確保するとともに、南側に向かって段状に低くなることで、日射を遮り、室内環境を最適化し、騒音公害を低減しています。この起伏のある形状は、屋根に設けられた約880枚の特注形状の太陽光発電パネルのための最適な面も提供しており、建物内でのエネルギー生産に貢献しています。

「Dymak本社は、低炭素素材の活用における傑作として構想されています。マスティンバー構造、粘土タイル、粘土モルタル、そしてアマモは、建物のエンボディドカーボンを低減するとともに、温かみのある有機的な雰囲気をもたらしています。円形の建物は、中央の中庭を囲むように配置された十分に採光された執務環境を提供しており、近くの高速道路の騒音から隔てられ、保護されています。ソーラールーフは、発電効率を最適化し、日射熱取得を最小限に抑え、隣接する湿地への眺望を最大限に確保できるよう角度が付けられています。その結果としての彫刻的なフォルムは、幾何学におけるメビウスの帯を想起させるとともに、オマージュでもあります。それは見た目がユニークであるだけでなく、その性能もまた独自のものとなっています」― BIG 創設者兼クリエイティブ・ディレクター、ビャルケ・インゲルス

最も注目を集めたトピックス[期間:2026/7/13-7/19]
最も注目を集めたトピックス[期間:2026/7/13-7/19]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2026/7/13-7/19)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。(弊サイトでは、作品記事についてSNS広告を活用した再発信を行う場合がありますが、その流入はランキングに影響しないよう設定しています)


  1. 石上純也の「徳島文化芸術ホール」をテーマとした展覧会の会場写真。約2,000枚の実施設計が完了している建築の模型やドローイングを中心に展示
  2. 共栄木材が、設計者と地域工務店を対象に「大スパン木造」実現へのサポートを展開中。LVLトラスからネイルプレートトラスまで、様々な方法で“20メートルを超える無柱空間”を造り上げる。構造材から焼杉など外壁材の選定まで、初期計画段階から支援
  3. 関谷涼太 / タソ建築アトリエによる、愛知の「江南の家」。隣地の建設計画が不明な状況で構想された住まい。外部環境に左右されない“光のさま”を求め、平面の半分を吹抜とし上部開口から光を取込んで格子梁で拡散させる空間を考案。手刻み木組みの大工技術でつくり上げる
  4. 【ap編集長の建築探索】vol.024 小滝健司+高藤万葉 / TOASt「Three island Terrace」
  5. OMAによる、オランダ・アムステルダムの集合住宅「ザ・マーティン」。同事務所がマスタープランを担う開発内での計画。“日本のパズル”のように4つの量塊が組み合わさり、バルコニーが透過性のあるファサードを生み出す建築を考案。多様な住戸形式に加えて二つの屋上テラスも備える
  6. 後藤周平建築設計事務所による、東京・大田区の店舗「loose」。木造住宅の和室をセレクトショップへと転用。空間と庭の“街への開放”も意図し、掃出し窓を出入口として道路から庭を通り抜ける50mのアプローチを整備。新旧要素と環境を呼応させて“場所の固有性”も創り出す
  7. 甘粕敦彦による、神奈川・横浜市の「根岸森林公園トイレ」。“最小単位の公共建築”として構想された施設。環境負荷が少なく周囲に溶け込む存在を求め、既存地形も維持できる“円弧状の道”と一体となる建築を考案。緩勾配のアプローチで車いす等での通り抜けも可能にする
  8. 荻逃魚 / N&C一級建築士事務所による、神奈川・川崎の住宅「SAIWAIの家」
  9. 大阪市で「『現し』を考える。展@大阪本町」が、パナソニックEWの企画で開催。電材での意匠表現の可能性を探る展示。東京で開催された同名の展覧会のver.1.0からver.4.0をベースとして再構成
  10. トラフによる、東京・世田谷区の店舗「MM Canele 駒沢大学駅店」。駅構内のカヌレのテイクアウト専門店。雑踏の中で“印象が立ち上がる”存在を求め、白い空間に“樹皮を混ぜたボードを用いたカウンター”を浮遊させる構成を考案。商品・図案・素材の量感の呼応で印象の凝縮も意図
  11. ニジアーキテクツによる、千葉・柏市の「登間の家」。中央に“崖”があり奥に向かい高低差のある敷地。環境に寄り添い享受する設計思想のもと、地形を活かし高い部分の眺望も取込む建築を志向。登窯のようで3つの床レベルのある“多様な居場所”を備えた空間を構築
  12. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
  13. miCo. による、東京・狛江市の「Pet Hotel & Salon One²」。ペットのホテルとサロン。“一軒家”のような宿泊スペースとの要望から着想し、個々の空間の連なりが“集落の風景”となる状況の構築を志向。家々の要素を抽象化し“幅の異なる二種類の線”で表現して配置する
  14. ヨネダ設計舎 / 米田雅樹による、三重・亀山市の住宅「野原の家」
  15. 阿曽芙実による、兵庫・西宮市の「『唯一味』の加工場とショップ」。既存住宅の一部を唐辛子製品の店へと増改築。元テラスの基壇を活用して、板張りの優しい佇まいと対比的な“ピリッとした物体”が浮遊する建築を考案。商品特徴との共通性も備えた“結晶の様な唯一無二の塊”も意図
  16. トラフによる、東京・渋谷区の店舗「TOM WOOD SHIBUYA」。ジュエリーブランドの新旗艦店。製品の世界観の空間化と“開かれた体験の展開”を求め、スケール感のあるガラスショーケースの周りを回遊する構成を考案。ラウンジ領域の用意は回遊と滞在の緩やかな重なりも意図
  17. 山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.による、東京のサウナ施設「渋谷SAUNAS」。都心部の新築三階建ての建築。専門家らと共に立案したコンセプトの具現化の為に、形と寸法や素材において“触覚の心地よさ”を意識した設計を志向。細かな什器までも一貫してデザインし非日常的な世界観を作る
  18. MVRDVとバランスによる、イタリアの、トリノ市立近現代美術館の改修。近代建築を復元しつつ現代的に刷新する計画。間仕切りの撤去等で可変的な展示空間を作ると共に、地下にコレクションを鑑賞できる“オープン収蔵”の空間も構築。地上階を横断可能な公共広場として周辺施設とも繋ぐ
  19. nendoによる、長野・御代田町の「土管のゲストハウス」。宿泊機能を備えた芸術作品等を収蔵する保管庫。インフラに用いられる“ボックス・カルバート”の考え方を応用し、土管を井桁状に積み重ねた様な建築を考案。保管物の増加に伴い“土管”の追加も想定
  20. 小室舞​​​​​​​ / KOMPASによる、東京・千駄ヶ谷の、事務所併用住宅「アイビス千駄ヶ谷」。収益性と生活の両立を目指し、法規制内で建築可能な最大限の床面積を確保、その過程で生みだされる階段状の屋外空間が内部とも連続し、都心部における緑あふれる豊かな生活を実現

青木淳とリチャード・タトルによる、東京オペラシティ アートギャラリーでの展覧会「ほぼ、空」。建築家と美術家が協働して制作。タトルが提案した三つの要素“柱・バスケット・色の帯”を、青木の“枠組みを外す”計画で館内に配置。光と影が質感を生み出して展示室内に“空気”が現れる
青木淳とリチャード・タトルによる、東京オペラシティ アートギャラリーでの展覧会「ほぼ、空」。建築家と美術家が協働して制作。タトルが提案した三つの要素“柱・バスケット・色の帯”を、青木の“枠組みを外す”計画で館内に配置。光と影が質感を生み出して展示室内に“空気”が現れる下階、展示室1 photo©architecturephoto
青木淳とリチャード・タトルによる、東京オペラシティ アートギャラリーでの展覧会「ほぼ、空」。建築家と美術家が協働して制作。タトルが提案した三つの要素“柱・バスケット・色の帯”を、青木の“枠組みを外す”計画で館内に配置。光と影が質感を生み出して展示室内に“空気”が現れる下階、展示室2 photo©architecturephoto
青木淳とリチャード・タトルによる、東京オペラシティ アートギャラリーでの展覧会「ほぼ、空」。建築家と美術家が協働して制作。タトルが提案した三つの要素“柱・バスケット・色の帯”を、青木の“枠組みを外す”計画で館内に配置。光と影が質感を生み出して展示室内に“空気”が現れる上階、展示室3 photo©architecturephoto
青木淳とリチャード・タトルによる、東京オペラシティ アートギャラリーでの展覧会「ほぼ、空」。建築家と美術家が協働して制作。タトルが提案した三つの要素“柱・バスケット・色の帯”を、青木の“枠組みを外す”計画で館内に配置。光と影が質感を生み出して展示室内に“空気”が現れる上階、展示室4 photo©architecturephoto

青木淳とリチャード・タトルによる、東京オペラシティ アートギャラリーでの展覧会「ほぼ、空」です。
建築家と美術家が協働して制作しました。タトルが提案した三つの要素“柱・バスケット・色の帯”を、青木の“枠組みを外す”計画で館内に配置しています。そして、光と影が質感を生み出して展示室内に“空気”が現れます。
会期は、2026年7月18日~9月23日まで。美術館の公式ページはこちら

美術家のリチャード・タトルと建築家の青木淳による2人展「ほぼ、空」では、まるで空を仰ぐように斜め上を見上げることが促される。「そら」でもあり「くう」でもある「空」は、なにもない空虚ではなく、光や影、大気に満ちた、微細な変化に富む場である。タトルは、美術作品は“光”であり、ある瞬間に捉えた真実、美しさ、充足感を他者と分かち合う媒体だという。青木は、自らの建築は“空気”であり、人それぞれが持つ異なる価値観や速度を許容する自由な空間をつくることだという。“光”と“空気” ― 世界を満たす現象に準えられる美術と建築が融合したら、どのような空間が生まれるだろうか。

キュレーターによるテキストより

展示室では、タトルが提案した3つのエレメント ― 柱、バスケット、色の帯 ― が、繰り返し現れる。柱はなにも支えておらず、照明器具のようなバスケットは光の代わりに植物を湛えている。木の幹としての柱、枝としての茶色の柱頭、そしてバスケットのなかのモミの葉は、自然の恩寵の象徴だろうか。来場者はこの3つのエレメントに導かれ、斜め上を見上げることになる。

キュレーターによるテキストより

そして青木は、企画展示室、収蔵品展示室、コリドール、ミュージアムショップと、固定した使われ方をしている場の枠組みを外し、それらを境界線のないひとつの有機的な空間にしている。通常、上の階で行っている収蔵品展を下の階の企画展示室のなかに取り込み、企画展は2層にまたがるアートギャラリー全体に及んでいる。青木のキュレーションによる収蔵品展では、野又穫の絵画が展示され、茫漠とした光景のなかに巨大な建造物を描き出す野又の絵画は、美術と建築が交差する本展に溶け込んでいる。また、エントランスを出たところにあるミュージアムショップを館内のコリドールに移し、そこが展示室に替わっている。これにより、美術館の展示室は外に広がることになった。また、展示室で作品に寄り添うように置かれた照明やベンチ、またショップの什器は、過去の展覧会で使用した台座を青木が再デザインしたものである。青木が試みているのは、敷地から建築プランを導き出すように、あくまでこの場で見出したものから、そうと気づかれないくらいささやかに空間を変容させることである。

キュレーターによるテキストより
2026年 日本建築学会賞(作品)の受賞者による講演「作品を語る」の動画。周防貴之、髙橋一平、日野雅司・川口有子・仲俊治が登壇。2026年7月に公開されたもの

2026年 日本建築学会賞(作品)の受賞者による講演「作品を語る」の動画です。周防貴之髙橋一平日野雅司川口有子仲俊治が登壇。2026年7月に公開されたもの。
受賞作品の、、周防貴之(SUO)による「屋島山上プロジェクト」の写真と図面はこちらに。髙橋一平(髙橋一平建築事務所)の「霞ケ浦どうぶつとみんなのいえ」の動画はこちらに。日野雅司(SALHAUS)・川口有子(カワグチテイ建築計画)・仲俊治(仲建築設計スタジオ)の「金沢美術工芸大学」の写真と図面はこちらに掲載されています。

中山英之・藤原徹平・田部井美奈が出演するトークセッションが開催。日本ペイントが主催するイベント「COLOR IS LIFE」の一環として実施。トークに加えて事例や空間の展示で、色彩を“装飾”ではなく“設計手法”として捉え直す機会を提供
中山英之・藤原徹平・田部井美奈が出演するトークセッションが開催。日本ペイントが主催するイベント「COLOR IS LIFE」の一環として実施。トークに加えて事例や空間の展示で、色彩を“装飾”ではなく“設計手法”として捉え直す機会を提供

中山英之・藤原徹平・田部井美奈が出演するトークセッションが開催されます。
日本ペイントが主催するイベント「COLOR IS LIFE」の一環として実施されます。トークに加えて事例や空間の展示で、色彩を“装飾”ではなく“設計手法”として捉え直す機会を提供します。
建築・設計・デザイン業務に従事する方々を対象としたイベントです。開催場所は、東京・原宿のWith Harajukuホール開催日時は、2026年8月26日(水)15:00~18:30参加費無料。参加には、こちらのページから事前申込が必要となっています。

トークセッション

テーマ:「色彩にまつわる設計手法」
建築家・アートディレクター/グラフィックデザイナーがそれぞれの立場から「色」をどう捉え、どのようにデザインに取り込んでいるかを語るトークセッション。それぞれの視点を交差させ、色彩を“装飾”ではなく“設計手法”として捉え直す機会を創ります。

登壇者:建築家 中山英之氏 (中山英之建築設計、東京藝術大学教授)
    建築家 藤原徹平氏 (フジワラテッペイアーキテクツラボ主宰)
    グラフィックデザイナー 田部井美奈氏 (株式会社 田部井美奈 代表)

モデレーター:編集者・ライター 山田泰巨氏

リリーステキストより

以下に、詳細な情報を掲載します。

miCo. による、東京・狛江市の「Pet Hotel & Salon One²」。ペットのホテルとサロン。“一軒家”のような宿泊スペースとの要望から着想し、個々の空間の連なりが“集落の風景”となる状況の構築を志向。家々の要素を抽象化し“幅の異なる二種類の線”で表現して配置する
miCo. による、東京・狛江市の「Pet Hotel & Salon One²」。ペットのホテルとサロン。“一軒家”のような宿泊スペースとの要望から着想し、個々の空間の連なりが“集落の風景”となる状況の構築を志向。家々の要素を抽象化し“幅の異なる二種類の線”で表現して配置する1階、ショップとレセプション photo©福田駿
miCo. による、東京・狛江市の「Pet Hotel & Salon One²」。ペットのホテルとサロン。“一軒家”のような宿泊スペースとの要望から着想し、個々の空間の連なりが“集落の風景”となる状況の構築を志向。家々の要素を抽象化し“幅の異なる二種類の線”で表現して配置する2階、ペットホテル photo©福田駿
miCo. による、東京・狛江市の「Pet Hotel & Salon One²」。ペットのホテルとサロン。“一軒家”のような宿泊スペースとの要望から着想し、個々の空間の連なりが“集落の風景”となる状況の構築を志向。家々の要素を抽象化し“幅の異なる二種類の線”で表現して配置する2階、ペットホテル photo©福田駿
miCo. による、東京・狛江市の「Pet Hotel & Salon One²」。ペットのホテルとサロン。“一軒家”のような宿泊スペースとの要望から着想し、個々の空間の連なりが“集落の風景”となる状況の構築を志向。家々の要素を抽象化し“幅の異なる二種類の線”で表現して配置する2階、ペットホテル、ケージの詳細 photo©福田駿

今村水紀+河合伸昴 / miCo. が設計した、東京・狛江市の「Pet Hotel & Salon One²」です。
ペットのホテルとサロンの計画。建築家は、“一軒家”のような宿泊スペースとの要望から着想し、個々の空間の連なりが“集落の風景”となる状況の構築を志向しました。そして、家々の要素を抽象化し“幅の異なる二種類の線”で表現して配置しました。店舗の場所はこちら(Google Map)。

東京・狛江の都道沿いにある小さな木造2階建ての、ペットのホテルとサロンである。

飼い主が旅行先で日常とは異なる街を楽しむのと同じように、犬にとって非日常となるような場所を目指した。そこで、旅先での風景を写真に収めるように、ここでの思い出をさまざまな印象で切り取ることを考えた。

建築家によるテキストより

犬の宿泊する部屋は、一軒家のようにあることが望まれ、大中小三つのサイズの家と、それぞれ景色を眺める窓が求められた。この犬の家々は、手前から眺めるとファサードを共有した集落の風景が見えるような気がした。この感覚を頼りに、インテリアの中のミニチュアの集落ではなく、集落の風景をつくることはできないだろうか、と考えた。

建築家によるテキストより

まず、家々が並ぶ集落の要素を抽出し、それを抽象化して、小さなインテリアの中にちょうど良い情報量として適切に配置することを試みた。具体的には、各ケージのアクリルに線幅の異なる二種類の線を並べて重ねている。
部分で見ると、抽象的でグラデーショナルな模様が多様な場所を浮かび上がらせ、全体で見ると、窓や家々といった具体的な形を認識できる。この認識の変化によって、透明感が引き立ち、新たな模様を浮かび上がらせると共に空間に奥行きと多様な風景の印象を生み出す。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 住宅設計の道を選ぶ人が、“独立ノウハウ”も学べる環境で“100通りのキャリア”を描ける「フリーダムアーキテクツ」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)を募集中
【ap job更新】 住宅設計の道を選ぶ人が、“独立ノウハウ”も学べる環境で“100通りのキャリア”を描ける「フリーダムアーキテクツ」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)を募集中
【ap job更新】 住宅設計の道を選ぶ人が、“独立ノウハウ”も学べる環境で“100通りのキャリア”を描ける「フリーダムアーキテクツ」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)を募集中

住宅設計の道を選ぶ人が、“独立ノウハウ”も学べる環境で“100通りのキャリア”を描ける「フリーダムアーキテクツ」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

フリーダムアーキテクツは、完全自由設計の注文住宅を手掛ける設計事務所です。

【働く環境】
社内は100人以上の設計者コミュニティとなっており、さまざまなバックグラウンドを持つ方が活躍中です。経験・知識が豊富な先輩たちに常に囲まれながら、困ったときには気軽に相談できます。自分に合ったキャリア形成ができる環境が整っています。

独立したいと考えている方にもおすすめ!
集客等、経営に必要な知識や独立する為のノウハウを体系的に学べます。
実際に独立して活躍している方も多く、学びの多い環境です。

□先輩たちの主な前職
アトリエ系設計事務所、工務店、ハウスメーカー、個人設計事務所、組織設計事務所…など

また、国内初BIM確認申請など、BIMの活用で業務の効率化や最適化、デザインの向上を実現しています。
VRや3次元モデルも導入し、図面だけでは伝わりにくい設計イメージをお客さまに分かり易く説明できるようになりました。天井の高さやキッチンの作業台の高さなど、細かなイメージもすり合わせることが可能です。

【成長環境を完備】
これまで未経験・経験浅めのレベル感から、設計の主担当まで社員を育成してきた実績が多い同社。
現場目線で求められる、あらゆるサポート体制が整っているのは同社ならではの特長です。
ご契約~着工、引き渡しまで一貫して携われる裁量大きい働き方のため、若手から自分の作品を創造するという経験を積むことができます。

また、社員の大半が設計者であることも大きなポイント。
周りには常に経験豊富な設計の先輩たちがおり、気軽に何でも話しやすいフランクな雰囲気のため、困ったときでも安心できます。
日々の業務を通して、刺激を受けやすいのも同社ならではの魅力でしょう。
「設計のプロ」として豊富な経験と高いスキルを得るならば、最適な環境です。

石上純也の「徳島文化芸術ホール」をテーマとした展覧会の会場写真。約2,000枚の実施設計が完了している建築の模型やドローイングを中心に展示
石上純也の「徳島文化芸術ホール」をテーマとした展覧会の会場写真。約2,000枚の実施設計が完了している建築の模型やドローイングを中心に展示 photo©石上純也建築設計事務所
石上純也の「徳島文化芸術ホール」をテーマとした展覧会の会場写真。約2,000枚の実施設計が完了している建築の模型やドローイングを中心に展示 photo©石上純也建築設計事務所
石上純也の「徳島文化芸術ホール」をテーマとした展覧会の会場写真。約2,000枚の実施設計が完了している建築の模型やドローイングを中心に展示 photo©石上純也建築設計事務所
石上純也の「徳島文化芸術ホール」をテーマとした展覧会の会場写真。約2,000枚の実施設計が完了している建築の模型やドローイングを中心に展示 photo©石上純也建築設計事務所

石上純也の「徳島文化芸術ホール」をテーマとした展覧会の会場写真です。
約2,000枚の実施設計が完了している建築の模型やドローイングを中心に展示しています。主催は、石上純也展実行委員会です。
会期は、2026年8月30日まで。会場は、竹内ビル1F(徳島県徳島市東船場町1丁目10 / Google Map)。展覧会の公式ページはこちら。また、本展覧会開催に関するクラウドファウンディングも実施されています。本建築に関する正式なクレジットは、熊谷・石上純也・IAO竹田・アクト環境・ピーエス三菱・野村建設JVです。

石上純也によるコメント

展覧会再開に際して

このたび、「石上純也展 ― 徳島文化芸術ホールへと続く、風景と建築の思想 ―」を、徳島市内の新たな会場にて開催する運びとなりました。

本展覧会は、2026年6月1日より開催を予定しておりましたが、当初会場として予定していた倉庫は民間所有である一方、その敷地が県有地であったことから、徳島県からの要請を受け、開催中止となりました。

その後、実行委員会ならびに公益社団法人 日本建築家協会 四国支部 徳島地域会の多大なるご尽力により、新たな民間会場において開催できる運びとなりました。

現在、徳島県では藍場浜を敷地として、新たなホール整備事業が進められています。一方、本展覧会でご紹介する徳島文化芸術ホール計画は、約三年にわたり徳島県と協議を重ね、県民の皆様から寄せられた多くのご意見を受け止めながら積み重ねられた計画です。現在も県との協定は継続しており、実施設計まで完了し、施工予定者も決定しています。

今、徳島では二つの未来が並行して存在しています。

建築とは、建物をつくることだけではなく、人々がどのように集い、文化を育み、未来の風景を形づくっていくのかを構想する営みです。その構想は、数多くの対話や試行錯誤を重ねながら育まれ、建物として完成する以前から、社会にとって大切な文化的価値を持っています。

本展覧会では、実施設計まで積み重ねられた一つの建築の思考と、その背景にある風景や理念をご覧いただきます。

これは、新たなホール計画と対立するためのものではありません。むしろ、一つの建築の思考を社会に開くことで、この先、徳島の地で生まれる新たな場所について、多くの方々が自由に考え、語り合う契機となることを願っています。

建築は、一人の建築家だけがつくるものではなく、多くの人々と共に共有する未来を形づくるものです。

また、この計画に携わってきた私たちにとって、徳島の未来を思い描きながら、多くの時間と労力を費やして積み重ねてきた図面や計画が、誰の目にも触れられることなく、なかったことになってしまうのは、とても辛く、寂しいことでもあります。だからこそ、この建築の歩みや思考を、多くの皆様にご覧いただきたいと願っています。

本展覧会が、徳島の未来にふさわしいホールのあり方、そして建築が果たすべき役割について考える場となれば幸いです。

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

共栄木材が、設計者と地域工務店を対象に「大スパン木造」実現へのサポートを展開中。LVLトラスからネイルプレートトラスまで、様々な方法で“20メートルを超える無柱空間”を造り上げる。構造材から焼杉など外壁材の選定まで、初期計画段階から支援
共栄木材が、設計者と地域工務店を対象に「大スパン木造」実現へのサポートを展開中。LVLトラスからネイルプレートトラスまで、様々な方法で“20メートルを超える無柱空間”を造り上げる。構造材から焼杉など外壁材の選定まで、初期計画段階から支援LVLトラスを用いた作業場「三秋バーン」

設計者と地域工務店を対象に、共栄木材が「大スパン木造」実現へのサポートを展開しています。
木造での20メートル超スパンの無柱空間の実現に加えて、焼杉などの様々な無垢の外壁材の選定もお手伝いします。また、プラン初期段階での相談や、愛媛の会社敷地内で様々なタイプの大スパン木造建築の見学も可能となっています。

無柱の20メートルを超えるスパンを木造で

従来なら鉄骨造で建っていた20メートルを超える無柱空間の非住宅建築の木造化に取り組んでいます。
LVL、Iジョイスト、ネイルプレートトラスなどを組み合わせ、倉庫・作業場・工場・店舗・オフィスなど広々とした柱のない空間を実現します。

共栄木材の大スパン木造とは

在来木造・枠組壁工法を問わず、構造計画・構造計算・プレカット伏図作成から、加工・建て方(レッカーの配置・搬入計画)、必要に応じて構造の専門家や工務店様のご紹介まで、中四国を中心に、パートナーと一緒に日本全国でお手伝いします。

また、大きなスパンを飛ばす方法もLVLトラス、Iジョイスト、ライトフレームトラス等、構造体も在来木造から枠組壁工法まで、現場状況・職人さんの得手不得手・補助金制度などによって柔軟に使い分けることが可能です。
共栄木材では、10棟を超えるさまざまなタイプの大スパン木造建築を実際に活用しており、会社全体がモデル工場のような役割を果たしています。
工務店様やお施主様にも、実物をご見学・ご確認いただけます

また、単に構造材だけでなく、焼杉をはじめ様々な無垢の外壁材や羽目板も一緒にご提案することで、建物を美しく親しみのある建築へと仕上げるお手伝いができます

一つの建物に必要な木材が全て相談できるパートナーを当社は目指しています。

以下に、工法の紹介や採用事例を掲載します。

OMAによる、オランダ・アムステルダムの集合住宅「ザ・マーティン」。同事務所がマスタープランを担う開発内での計画。“日本のパズル”のように4つの量塊が組み合わさり、バルコニーが透過性のあるファサードを生み出す建築を考案。多様な住戸形式に加えて二つの屋上テラスも備える
OMAによる、オランダ・アムステルダムの集合住宅「ザ・マーティン」。同事務所がマスタープランを担う開発内での計画。“日本のパズル”のように4つの量塊が組み合わさり、バルコニーが透過性のあるファサードを生み出す建築を考案。多様な住戸形式に加えて二つの屋上テラスも備える photography by Ossip van Duivenbode for OMA
OMAによる、オランダ・アムステルダムの集合住宅「ザ・マーティン」。同事務所がマスタープランを担う開発内での計画。“日本のパズル”のように4つの量塊が組み合わさり、バルコニーが透過性のあるファサードを生み出す建築を考案。多様な住戸形式に加えて二つの屋上テラスも備える photography by Ossip van Duivenbode for OMA
OMAによる、オランダ・アムステルダムの集合住宅「ザ・マーティン」。同事務所がマスタープランを担う開発内での計画。“日本のパズル”のように4つの量塊が組み合わさり、バルコニーが透過性のあるファサードを生み出す建築を考案。多様な住戸形式に加えて二つの屋上テラスも備える photography by Ossip van Duivenbode for OMA

OMA / デイヴィッド・ジャーノッテンによる、オランダ・アムステルダムの集合住宅「ザ・マーティン」です。
同事務所がマスタープランを担う開発内での計画です。建築家は、“日本のパズル”のように4つの量塊が組み合わさり、バルコニーが透過性のあるファサードを生み出す建築を考案しました。また、多様な住戸形式に加えて二つの屋上テラスも備えています。


こちらはリリーステキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)

OMAが設計した、バイエス・クワルティール(Bajes Kwartier)のザ・マーティンが完成

アムステルダムのバイエス・クワルティールのザ・マーティンが完成しました。OMAのデイヴィッド・ジャーノッテン(David Gianotten)とマリアーノ・サガスタ(Mariano Sagasta)が設計した本プロジェクトは、互いに組み合わさった4つのボリュームで構成され、その外周に沿って連続するバルコニーを備えた、層状で透過性のあるファサードによって特徴づけられています。ザ・マーティンは、旧バイルメルバイエス刑務所(Bijlmerbajes、1978~2016年)を都市構造に統合された持続可能な街区へと転換するOMAのマスタープランにおける最新の建築です。

OMA マネージング・パートナー、アーキテクトのデイヴィッド・ジャーノッテン(David Gianotten)は次のように述べています。
「ザ・マーティンの互いに組み合わさったヴォリュームは、立体的な日本のパズルのように組み合わさることで、より透過性の高い建築を生み出しています。すべての住戸に設けられたゆとりあるバルコニーは、居住者の居住性を高めるとともに、閉鎖的でモノリシックな旧刑務所施設との意図的な対比を生み出しています。マスタープランのセントラル・クラスターの一部であるザ・マーティンは、開発地区全体を貫く唯一の軸線を形成しています」

13万5,000㎡のバイエス・クワルティール開発は、7.5ヘクタールの敷地に広がっており、オランダ政府の中央政府不動産機関(Rijksvastgoedbedrijf)からこの敷地を取得したデベロッパーAMが率いるチームの一員として、OMAがマスタープランを策定しました。この設計は、中心的な歩行者・自転車動線としてのカルファー通り(Kalverstraat)に加え、中庭や庭園など、旧刑務所の主要な要素を保持するとともに、周辺都市との新たなつながりを導入しています。外周壁の一部、管理棟、そして当時の塔1棟を含む保存された構造物は、新たな建築と組み合わされ、住宅、商業、文化の各用途を収容しています。この開発は約1,350戸の住宅で構成され、その30%がソーシャルハウジングに指定されています。これらは4つの異なるクラスターで構成されています。

セントラル・クラスター内に位置するザ・マーティンは、互いに組み合わさったフォルムによって段状に連なるテラスを生み出し、それぞれの面に異なる表情を与えています。アルミニウム製の外部グリッドが建物を一体化する一方、バルコニーの透明なガラス手すり越しに、暮らしの一端が垣間見えます。

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