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加藤正基+松本光索による、大阪市の、近代建築内のアパレルショップ「Little $uzie Apartment Osaka」。特徴的な建築要素が残る空間と商品の架け橋となる中間的な要素を設計し、大小新旧がおおらかにつながり合う伸びやかな場としての店舗空間を構想
photo©衣笠名津美

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嵩倉建設KOSAKU衣笠名津美建材(内装・床)建材(内装・造作家具)加藤正基図面あり店舗大阪松本光索
加藤正基+松本光索による、大阪市の、近代建築内のアパレルショップ「Little $uzie Apartment Osaka」。特徴的な建築要素が残る空間と商品の架け橋となる中間的な要素を設計し、大小新旧がおおらかにつながり合う伸びやかな場としての店舗空間を構想 photo©衣笠名津美
加藤正基+松本光索による、大阪市の、近代建築内のアパレルショップ「Little $uzie Apartment Osaka」。特徴的な建築要素が残る空間と商品の架け橋となる中間的な要素を設計し、大小新旧がおおらかにつながり合う伸びやかな場としての店舗空間を構想 photo©衣笠名津美
加藤正基+松本光索による、大阪市の、近代建築内のアパレルショップ「Little $uzie Apartment Osaka」。特徴的な建築要素が残る空間と商品の架け橋となる中間的な要素を設計し、大小新旧がおおらかにつながり合う伸びやかな場としての店舗空間を構想 photo©衣笠名津美

加藤正基+松本光索 / KOSAKUが設計した、大阪市の、近代建築内のアパレルショップ「Little $uzie Apartment Osaka」です。特徴的な建築要素(アーチ梁、装飾壁、大きな2つの窓など)が残る空間と商品の架け橋となる中間的な要素を設計し、大小新旧がおおらかにつながり合う伸びやかな場としての店舗空間が構想されました。
店舗が入居する大阪農林会館は、三菱地所設計の前身である三菱合資地所部営繕課の設計により1930年に竣工した建築です。店舗の公式サイトはこちら。

アパレルショップの内装計画。 場所は大阪・南船場にあるビル、大阪農林会館内で、1930年に三菱商事のオフィスとして建てられた近代建築の中には現在、ファッション関係のショップやオフィスなどが多く集まっている。

建築家によるテキストより

既存空間は建設当時の雰囲気を感じることのできるアーチ梁や装飾壁、大きな2つの窓がある特徴的な空間であった。依頼は内装設計であったものの、現状で十分魅力的な空間に新たに内装として手を加えることは、必要がないと感じた。
しかし、ヴィンテージビルとアパレルブランドの商品という明快な対比の構図を店舗空間として作ると、モノそれぞれには目が向かうものの、それらへの意識が自然と混ざりって生まれる空間を体験することは難しい。

建築家によるテキストより

そこで、既存空間と商品のスケールの架け橋となる中間的な要素を設計し、ドアノブや洋服から柱梁まで、大小さまざまな古さと新しさがおおらかにつながり合うことで、空間の全体性を浮かび上がらせることができないかと考えた。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

加藤正基+松本光索による、大阪市の、近代建築内のアパレルショップ「Little $uzie Apartment Osaka」。特徴的な建築要素が残る空間と商品の架け橋となる中間的な要素を設計し、大小新旧がおおらかにつながり合う伸びやかな場としての店舗空間を構想 photo©衣笠名津美
加藤正基+松本光索による、大阪市の、近代建築内のアパレルショップ「Little $uzie Apartment Osaka」。特徴的な建築要素が残る空間と商品の架け橋となる中間的な要素を設計し、大小新旧がおおらかにつながり合う伸びやかな場としての店舗空間を構想 photo©衣笠名津美
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加藤正基+松本光索による、大阪市の、近代建築内のアパレルショップ「Little $uzie Apartment Osaka」。特徴的な建築要素が残る空間と商品の架け橋となる中間的な要素を設計し、大小新旧がおおらかにつながり合う伸びやかな場としての店舗空間を構想 photo©衣笠名津美
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加藤正基+松本光索による、大阪市の、近代建築内のアパレルショップ「Little $uzie Apartment Osaka」。特徴的な建築要素が残る空間と商品の架け橋となる中間的な要素を設計し、大小新旧がおおらかにつながり合う伸びやかな場としての店舗空間を構想 photo©衣笠名津美
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加藤正基+松本光索による、大阪市の、近代建築内のアパレルショップ「Little $uzie Apartment Osaka」。特徴的な建築要素が残る空間と商品の架け橋となる中間的な要素を設計し、大小新旧がおおらかにつながり合う伸びやかな場としての店舗空間を構想 photo©衣笠名津美
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加藤正基+松本光索による、大阪市の、近代建築内のアパレルショップ「Little $uzie Apartment Osaka」。特徴的な建築要素が残る空間と商品の架け橋となる中間的な要素を設計し、大小新旧がおおらかにつながり合う伸びやかな場としての店舗空間を構想 photo©衣笠名津美
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加藤正基+松本光索による、大阪市の、近代建築内のアパレルショップ「Little $uzie Apartment Osaka」。特徴的な建築要素が残る空間と商品の架け橋となる中間的な要素を設計し、大小新旧がおおらかにつながり合う伸びやかな場としての店舗空間を構想 image©加藤正基+松本光索

以下、建築家によるテキストです。


アパレルショップの内装計画。 場所は大阪・南船場にあるビル、大阪農林会館内で、1930年に三菱商事のオフィスとして建てられた近代建築の中には現在、ファッション関係のショップやオフィスなどが多く集まっている。

既存空間は建設当時の雰囲気を感じることのできるアーチ梁や装飾壁、大きな2つの窓がある特徴的な空間であった。依頼は内装設計であったものの、現状で十分魅力的な空間に新たに内装として手を加えることは、必要がないと感じた。
しかし、ヴィンテージビルとアパレルブランドの商品という明快な対比の構図を店舗空間として作ると、モノそれぞれには目が向かうものの、それらへの意識が自然と混ざりって生まれる空間を体験することは難しい。

そこで、既存空間と商品のスケールの架け橋となる中間的な要素を設計し、ドアノブや洋服から柱梁まで、大小さまざまな古さと新しさがおおらかにつながり合うことで、空間の全体性を浮かび上がらせることができないかと考えた。

既存空間には、バックヤードやフィッティングルームを隔てる壁を建てず、どこにいても空間全体が見渡せるよう、什器や扉などをそれぞれ独立したボリュームとしてデザインし、その配置や構成によって店舗内をゾーニングした。また、それらのボリュームには、洋服や家具、空間のどれにも寄り付かない抽象的なスケールや素材感を注意深く設定することで、空間を構成するそれぞれの要素をつなぐ媒体のような役割を持たせた。

設計された媒体によって、あらゆるモノ同士が関連しあいながらも自由に振舞える、伸びやかな場としての店舗空間のあり方を模索した。

■建築概要

作品名:Little $uzie Apartment Osaka
所在地:大阪府大阪市
設計:加藤正基 / Masaki Kato, 松本光索 / KOSAKU
施工:嵩倉建設
延床面積: 61.4㎡
設計期間:2021年4月〜2021年5月
施工期間:2021年6月〜2021年7月
写真:衣笠名津美

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
内装・床床

既存コンクリート床の上、アクアカラーモスカーキ(アッシュフォードジャパン)

内装・造作家具造作家具1

コーリアン(デュポン)

内装・造作家具造作家具2

フレキシブルボード

内装・造作家具造作家具3

十和田石

内装・造作家具造作家具4

ラワン合板

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません


This Interior design project for an apparel store is located inside Osaka Norin Kaikan Minami-Semba, Osaka. This modern building was originally build in 1930 as an office for Mitsubishi Corporation. It is now home to many fashion-related stores and offices.

The existing space was characterized by arch beams, decorative walls, and two large windows that gave a sense of the atmosphere at the time of construction. Although the initial request was for an interior design, we felt it was unnecessary to change any of existing interior structure as it was attractive enough in its current state. It was easy to draw attention to each products if we create a store with a clear contrasting composition on a vintage building and and apparel brand products, but the experience of the space where awareness towards these things naturally mixes is lost. We proposed to design an intermediate element that would bridge existing space and products. This brings out the wholeness of the space by generously connecting new and old elements of various sizes, from doorknobs and clothes to pillars and beams.

In the existing space, we decided not to build walls which separates the backyard and fitting room, but designed each fixtures and doors as an independent volumes so that the entire space can be seen from anywhere and zoned the store by arranging and configuring each volumes. In addition, by carefully setting an abstract scale and materiality to these volumes so that they do not lean toward categories such as clothing, furniture, or space, each volumes act as a medium that connects each of the elements that make up the space. This project sought for a possibility of a flexible store space by having these designed mediums creating connections to all the elements in the space and acting freely at the same time.

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    玉井洋一による連載コラム “建築 みる・よむ・とく” 第1回「小屋の佇まい ─── 角地の小屋」

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    建築 みる・よむ・とく玉井洋一論考
    玉井洋一による連載コラム “建築 みる・よむ・とく” 第1回「小屋の佇まい ─── 角地の小屋」

    建築家でありアトリエ・ワンのパートナーを務める玉井洋一は、日常の中にひっそりと存在する建築物に注目しSNSに投稿してきた。それは、誰に頼まれたわけでもなく、半ばライフワーク的に続けられてきた。一見すると写真と短い文章が掲載される何気ない投稿であるが、そこには、観察し、解釈し、文章化し他者に伝える、という建築家に求められる技術が凝縮されている。本連載ではそのアーカイブの中から、アーキテクチャーフォトがセレクトした投稿を玉井がリライトしたものを掲載する。何気ない風景から気づきを引き出し意味づける玉井の姿勢は、建築に関わる誰にとっても学びとなるはずだ。
    (アーキテクチャーフォト編集部)


    小屋の佇まい ─── 角地の小屋

    玉井洋一による連載コラム “建築 みる・よむ・とく” 第1回「小屋の佇まい ─── 角地の小屋」 photo©玉井洋一
    text:玉井洋一

     
     
    新宿の角地に建つ小屋。
    外装はチャコールグレーの金属サイディングと黄色の役物で交互に覆われている。

    黄と黒の配色は工事現場のトラテープのようで小屋の存在を歩行者や車に対して注意喚起している。奥に見える工事足場と色合いが似ていることから都市における仮設物のマナーを小屋なりに実践しているようだ。

    小屋の外形はビルの外壁を一面とした歪な五角柱である。各コーナーにある役物は外壁より下に100mmほど伸びていて木製柱の根元を雨水から保護している。

    役物は構造的には脇役だけれど、役物が小屋を支えているようでカッコいい。ふとヨーロッパの古典建築に見られる「付柱」を思い出したが、そういった建築の歴史が小さな建物を堂々と見せている理由かもしれない。

    少し引いて小屋を眺めると、小屋から離れるように緩いカーブの白線が道路に描かれている。白線は都市が生んだ歩行者と車を分かつサインであるが、敷地の隅切りを道路と同じアスファルトで舗装したために小屋と白線が離れて見えていると考えられる。結果的に小屋の前にゆったりとした路側帯が生まれていて前庭のようで興味深い。

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    建築 みる・よむ・とく玉井洋一論考
    2021.09.27 Mon 06:55
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    最も注目を集めたトピックス [期間:2021/9/20-9/26]

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    最も注目を集めたトピックス
    最も注目を集めたトピックス [期間:2021/9/20-9/26]

    アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2021/9/20-9/26)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


    1. 石上純也のチームが「徳島文化芸術ホール(仮称)」設計プロポで、優先交渉権者に選定。技術提案書や公開プレゼンテーションの動画も公開
    2. 藤原慎太郎+室喜夫 / 藤原・室 建築設計事務所による、兵庫・西宮市の住宅「夙川の家」。厳しい法規条件の敷地に、スキップフロア形式に合わせて周辺の様々な景色を取り込む開口を持った建築を計画
    3. SDレビュー2021の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件の建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる
    4. 杉下均建築工房による、岐阜・関市の「後藤昭夫藝術館」。約15mの砂利敷の光を抑えた“羨道”のような土間を通り抜け、自然光での作品鑑賞がなされる展示部にいたる空間を構成
    5. SDレビュー2021の入選作品の展覧会レポート(後編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件の建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる
    6. 須藤剛建築設計事務所による、埼玉・川口市の、木造3階建ての住宅を改修した「ガイアノーツオフィス」。住宅街という立地を考慮し、1階に滞在時間の長い執務室を配置して、街に働く風景が現れることで“顔の見えるオフィス”となることを意図
    7. 木村日出夫+木村淳子 / STUDIO RAKKORA ARCHITECTSによる、京都市の「原谷の公民館」。地域の多様で自由な活動を包含し、内外の連続性を持つ木質空間が、地域の景観に新たな印象をもたらす
    8. 田邉雄之建築設計事務所よる、長野・軽井沢町の住宅「ナガナガレの家」。施主の要望であった安眠と朝陽の享受を叶える、森の中に佇む船のような建築
    9. OMA / 重松象平による、ロサンゼルスの「オードリー・イルマス・パヴィリオン」。構内の歴史的な既存寺院への敬意を形態で表現しつつ、新たなコミュニティの場として都市に寄与する3つの集いの空間を持つ建築を計画
    10. ファラによる、ポルトガル・ポルトの住宅「house in fontaínhas」。庭側ファサードの不必要な要素を用いた独特の構図と、内部の拮抗した空間構造が特徴的な建築
    11. OMA / イヤド・アルサカの設計で着工した、インド・ムンバイの複合施設「Prestige Liberty Towers」。二つの高層オフィスタワーと基壇部の商業施設で構成され、2025年の完成を予定
    12. ファラが設計した、ポルトガル・ポルトの、工場を転用した集合住宅「reasonable housing」。既存の柱位置を起点とし、“規則”、“例外”、“アンバランスな対称性”によって平面に幾何学的な秩序をつくりだす
    13. 町秋人建築設計事務所による、静岡・焼津市の、作業場・店舗「松葉畳店」
    14. 吉岡徳仁による、クリスチャン・ディオールのためにデザインした椅子「Medallion of Light」。364の透明なプレートを積層した輝きを放つ椅子
    15. ヘレスバック・メラニー+ルノー・セバスチャン / 2m26による、京都の築約100年の長屋を改修した「2m26 Kyoto House」
    16. クリスト&ジャンヌ=クロードによる、パリの凱旋門を包むアート「L’Arc de Triomphe, Wrapped」が公開。亡くなった作家の意思を継ぎ政府機関等の協力もあり実現された作品を、製作段階の様子を含め紹介
    17. 世界的に著名な建築家 BIGのビャルケ・インゲルスが、日本滞在中に撮影した、日本の風景
    18. 小松隼人建築設計事務所による、広島市の、設計者の自邸「江波の家」。遠景の緑に“接庭”と定義した植栽で満たされた半外の場を重ねることで、建築・周辺環境・庭が渾然一体と繋がる関係を設計
    19. 石本建築事務所・石上純也JVが、神奈川の「厚木市複合施設基本設計」プロポで受注候補者に選定。提案書も公開
    20. 藤原・室 建築設計事務所による、奈良市の住宅「学園前の家」

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    2021.9.28Tue
    • 重名秀紀 / studio junaによる、岡山市の、仕事スペースを持つ住宅「庭瀬の家」。L型の特徴的な敷地形を生かした、空間同士の小さな関係性の連続で成り立つような建築を構想
    • ツバメアーキテクツの共用部設計・監修による、東京・北区の、社員寮を改修した分譲集合住宅「リノア北赤羽」。道路境界の擁壁等を撤去しパーゴラによって地域へ開かれた構えをつくり、地域住民も使用できるシェアキッチン等によって“まちのコモンズ”となることを意図
    • 【ap job更新】 子ども施設等を手掛ける「株式会社SOU建築設計室」が、正社員(中途・既卒・2022年度新卒)を募集中
    • 棚橋玄+棚橋杏奈 / 棚橋建築設計事務所による、長野市の「長野の家」。部屋の性格に沿って建物を3つの矩形に整理し、“小山の連なりのように”ずらすことで、山裾の敷地環境に建築を馴染ませる

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