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元木大輔 / DDAAによる、東京・港区の、オフィス改修「KOMORI GINZA OFFICE」。老舗ブランドの家具使用の要望から計画。“高級”に留まらない多義的な状態を求めて、手に触れる部分を丁寧に作り触れない部分はラフに仕上げる方法を考案。名作に新しい視点や価値を見出す事も目指す
photo©長谷川健太

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architecture|feature
古賀造DDAA港区リノベーション事務所東京元木大輔長谷川健太
元木大輔 / DDAAによる、東京・港区の、オフィス改修「KOMORI GINZA OFFICE」。老舗ブランドの家具使用の要望から計画。“高級”に留まらない多義的な状態を求めて、手に触れる部分を丁寧に作り触れない部分はラフに仕上げる方法を考案。名作に新しい視点や価値を見出す事も目指す photo©長谷川健太
元木大輔 / DDAAによる、東京・港区の、オフィス改修「KOMORI GINZA OFFICE」。老舗ブランドの家具使用の要望から計画。“高級”に留まらない多義的な状態を求めて、手に触れる部分を丁寧に作り触れない部分はラフに仕上げる方法を考案。名作に新しい視点や価値を見出す事も目指す photo©長谷川健太
元木大輔 / DDAAによる、東京・港区の、オフィス改修「KOMORI GINZA OFFICE」。老舗ブランドの家具使用の要望から計画。“高級”に留まらない多義的な状態を求めて、手に触れる部分を丁寧に作り触れない部分はラフに仕上げる方法を考案。名作に新しい視点や価値を見出す事も目指す photo©長谷川健太

元木大輔 / DDAAが設計した、東京・港区の、オフィス改修「KOMORI GINZA OFFICE」です。
老舗ブランドの家具使用の要望から計画が始まりました。建築家は、“高級”に留まらない多義的な状態を求めて、手に触れる部分を丁寧に作り触れない部分はラフに仕上げる方法を考案しました。そして、名作に新しい視点や価値を見出す事も目指しました。

KOMORIは、都心ビルの1フロアをリノベーションしたセカンドオフィスだ。

使い方以外のクライアントからの指示された具体的なオーダーは、イタリアの老舗ブランド、ポルトローナ・フラウのソファを入れたいという一点のみだった。

建築家によるテキストより

レザーやクッションの手触り、ソファの座り心地の良さ、木目の美しさ、それらを丁寧に仕上げれば仕上げるほどに、丁寧に仕事をすればするほどに、クオリティは上がるが「高級品」になってしまう。高級であることはもちろん悪いことではないが、できればひとつの価値に収束することなく、もっと多義的な状態を作りたいというのは、僕たちのデザインにおける一貫したテーマだ。

建築家によるテキストより

今回試みたのは、高級さに収束しない上質さ、ラフではあるがチープではない質、そして上質さとラフさが同居できる状態を保つことだ。「AではあるがBではない」というレトリックを意識してデザインをすることで、明言はさけつつも、ある輪郭を持った質を作ることを試みる。そして上質が担保されている名作プロダクトに対して、一つのコンセプトに収束しない何か新しい視点や価値を見出せないかということも考えながら設計した。

建築家によるテキストより

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元木大輔 / DDAAによる、東京・港区の、オフィス改修「KOMORI GINZA OFFICE」。老舗ブランドの家具使用の要望から計画。“高級”に留まらない多義的な状態を求めて、手に触れる部分を丁寧に作り触れない部分はラフに仕上げる方法を考案。名作に新しい視点や価値を見出す事も目指す photo©長谷川健太
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以下、建築家によるテキストです。


「AではあるがBではない」

KOMORIは、都心ビルの1フロアをリノベーションしたセカンドオフィスだ。

使い方以外のクライアントからの指示された具体的なオーダーは、イタリアの老舗ブランド、ポルトローナ・フラウのソファを入れたいという一点のみだった。

今回採用したのは、現在のステレオタイプなアームチェアの原型ともいえるクラシックな「Vanity Fair」に加え、ソファとソファベッドの中間のような存在である「Scarlett」の2つの家具だ。どちらも紛れもない名作だが、得てして上質な家具は扱いが難しいと感じる。上質さは容易に「高級さ」に繋がり、空間全体の価値観を単一なものに規定してしまうからだ。

レザーやクッションの手触り、ソファの座り心地の良さ、木目の美しさ、それらを丁寧に仕上げれば仕上げるほどに、丁寧に仕事をすればするほどに、クオリティは上がるが「高級品」になってしまう。高級であることはもちろん悪いことではないが、できればひとつの価値に収束することなく、もっと多義的な状態を作りたいというのは、僕たちのデザインにおける一貫したテーマだ。

今回試みたのは、高級さに収束しない上質さ、ラフではあるがチープではない質、そして上質さとラフさが同居できる状態を保つことだ。「AではあるがBではない」というレトリックを意識してデザインをすることで、明言はさけつつも、ある輪郭を持った質を作ることを試みる。そして上質が担保されている名作プロダクトに対して、一つのコンセプトに収束しない何か新しい視点や価値を見出せないかということも考えながら設計した。

この部屋は、手に触れる部分はできるだけ丁寧に作り、触れない部分は極めてラフに仕上げている。
手に触れる部分とは、「Vanity Fair」や「Scarlett」のような家具に加え、扉の開け締めをする把手、ワイングラスを置くための壁付けの棚板などだ。丸いガラステーブルには触り心地のすぐれた柳宗理のチェアを合わせた。扉につく把手は、特徴的なオリーブ木目を活かし、表面に貼った突板をそのまま曲げてツマミとしている。壁付けの棚は同じクライアントのために以前作ったテーブルに使った栗の無垢材を縦割りにして転用している。

対して空間はできるだけラフに作る。天井はデッキプレートむき出しの天井は既存の錆止めの赤をそのまま活かし、ガラステーブルの骨組みにも天井と同色の錆止めを用いた。窓際の壁は解体したまま既存のALCのままだが、手前に大きな花壇をつくることで直接手がふれる範囲から少し距離をとっている。

また、集中して仕事に取り組める環境をつくるため、出入り口やトイレ、シンク、ワインセラーなどはすべて大きな扉に入れた。扉は鏡面に仕上げたステンレスを使っており、すべて閉めるとただの壁のようになる。オリーブの扉も同様、出入り口と収納を等価にとりつけることで、すべて閉めると一枚の壁に見えるように仕上げている。

■建築概要

クライアント:KOMORI
所在地:東京都港区
用途:オフィス
設計:DDAA
プロジェクトチーム:元木大輔 / 滝美彩喜
施工:古賀造
延床面積:57.86m²
竣工:2021年11月
撮影:長谷川健太

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    クライアントの要望は、この立地を最大限に生かすこと、そして日常を非日常に感じる住宅であった。

    建築家によるテキストより

    そこで、山々の借景に向かって解放するコートハウスを計画した。建物は、水平面を強調した量感のある形態と中庭を囲む塀によって構成されている。塀は、室内から美しい山の稜線を眺められる高さに設定し、建物と一体的にデザインされている。
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    建築家によるテキストより

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    2022.6.21Tue
    • 宇野享 / CAnによる、愛知・名古屋市の「HASE-BLDG.3」。市街地に建つテナントビル。店子の交流を生み良い雰囲気でお客を引き込む事を目指し、各階共用部に多目的な場を備えた立体的な路地空間を構築。内部はフロアの組合せで幅広い賃貸面積の選択肢を提供
    • 鹿内健+渡辺裕貴 / Sデザインファームによる、沖縄の週末住宅「Waterfall Villa」。海や空を一望できる傾斜地に計画。海側の建物を“目隠し”しつつ“眺望”を得たいとの要望に、テラスのプールと連続して水の演出も行う“斜壁”を考案。海との連続感を作りリアルだからこその体験を提供
    • ファラによる、中銀カプセルタワーでの生活を回顧するエッセイ「Fala finds a home in Ginza: Remembering the Nakagin Capsule Tower」
    • ザハ・ハディド・アーキテクツがコンペで勝利した、中国の「精河新城文化芸術センター」の動画
    • ザハ・ハディド事務所による、中国の「精河新城文化芸術センター」。科学技術ハブとして発展する都市に計画。地域の蛇行する渓谷を想起させる形態を考案。街を繕うように異なる用途の地区を結び付け人々を集める
    2022.6.23Thu
    • 神谷修平 / カミヤアーキテクツによる、愛知・名古屋市の店舗「ohagi3」。商業施設内の和菓子店の旗艦カフェ。食での持続可能性を追求するブランド姿勢に従い、徹底的なサステナブルを追求して厨房以外を解体移動可能なユニットで作る空間を考案。日本の高度な職人芸の表現も意図
    • 【ap job更新】 建築系スタートアップ「VUILD」が、自社サービス“EMARF”の法人向け設計者(兼業も可)を募集中
    • ツバメアーキテクツによる、長野・塩尻市の宿泊施設「上原屋 BYAKU Narai」。古い街並みが残る“奈良井宿”の町屋改修。地域の建築保存のロールモデルを目指して、参照可能な施策を積み重ねる設計を志向。追加要素を空間の主題に昇華する“金継ぎ”の態度を実践
    • 【ap job更新】 小堀哲夫建築設計事務所が、業務拡大のため設計スタッフ(新卒既卒・経験者)と秘書を募集中
    • 溝部礼士建築設計事務所による、東京・目黒区の住宅「Fの貸家」。施主宅の隣に計画。将来は自らが住むとの要望を意識する中で、“賃貸住宅”と“専用住宅”の両者の感覚を撞着した状態での建築化を志向。ひとつの状態に結実しない事から生まれる豊かさを求める

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