相坂研介設計アトリエによる、東京・千代田区の「Building of Music」。音楽教室や楽器販売等を手掛ける企業のビル。音楽を表象する建築を求め、“スピーカー”を連想させ日射や視線等の制御も担うメッシュ膜のファサードを考案。側面の避難階段や設備配管等も楽器の一部に見立て設計 photo©小川重雄
相坂研介設計アトリエによる、東京・千代田区の「Building of Music」。音楽教室や楽器販売等を手掛ける企業のビル。音楽を表象する建築を求め、“スピーカー”を連想させ日射や視線等の制御も担うメッシュ膜のファサードを考案。側面の避難階段や設備配管等も楽器の一部に見立て設計 フレームディテール photo©小川重雄
相坂研介設計アトリエによる、東京・千代田区の「Building of Music」。音楽教室や楽器販売等を手掛ける企業のビル。音楽を表象する建築を求め、“スピーカー”を連想させ日射や視線等の制御も担うメッシュ膜のファサードを考案。側面の避難階段や設備配管等も楽器の一部に見立て設計 7階、カフェコーナー photo©相坂研介設計アトリエ
相坂研介設計アトリエ が設計した、東京・千代田区の「Building of Music」です。
音楽教室や楽器販売等を手掛ける企業のビルです。建築家は、音楽を表象する建築を求め、“スピーカー”を連想させ日射や視線等の制御も担うメッシュ膜のファサードを考案しました。また、側面の避難階段や設備配管等も楽器の一部に見立て設計されました。
音楽教室・楽器販売・倉庫・本社機能を含む複合商業ビル。
機能は各階バラバラながら音楽という共通点を持って音楽の街に建つ、音楽会社の自社ビルを表象する建築を考えました。
変形敷地と斜線制限に合わせて分解した複数のブロックや避難階段・バルコニーや設備配管などの必要機能を、様々な楽器の一部に見立てつつ、最大容積を確保しながら再統合。
特に正面ファサードは、中からは見えつつ外からは見えないメッシュ膜で覆い、風を通しながら各階異なる日射、視線、遮音、換気などの条件を制御するとともに、建物全体が街に音楽を発信するスピーカーのような記号性をまとわせました。
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相坂研介設計アトリエによる、東京・千代田区の「Building of Music」。音楽教室や楽器販売等を手掛ける企業のビル。音楽を表象する建築を求め、“スピーカー”を連想させ日射や視線等の制御も担うメッシュ膜のファサードを考案。側面の避難階段や設備配管等も楽器の一部に見立て設計 様々な楽器のメタファー photo©小川重雄
相坂研介設計アトリエによる、東京・千代田区の「Building of Music」。音楽教室や楽器販売等を手掛ける企業のビル。音楽を表象する建築を求め、“スピーカー”を連想させ日射や視線等の制御も担うメッシュ膜のファサードを考案。側面の避難階段や設備配管等も楽器の一部に見立て設計 スピーカーのようなメッシュ膜 photo©小川重雄
相坂研介設計アトリエによる、東京・千代田区の「Building of Music」。音楽教室や楽器販売等を手掛ける企業のビル。音楽を表象する建築を求め、“スピーカー”を連想させ日射や視線等の制御も担うメッシュ膜のファサードを考案。側面の避難階段や設備配管等も楽器の一部に見立て設計 photo©小川重雄
相坂研介設計アトリエによる、東京・千代田区の「Building of Music」。音楽教室や楽器販売等を手掛ける企業のビル。音楽を表象する建築を求め、“スピーカー”を連想させ日射や視線等の制御も担うメッシュ膜のファサードを考案。側面の避難階段や設備配管等も楽器の一部に見立て設計 外壁ディテール photo©小川重雄
相坂研介設計アトリエによる、東京・千代田区の「Building of Music」。音楽教室や楽器販売等を手掛ける企業のビル。音楽を表象する建築を求め、“スピーカー”を連想させ日射や視線等の制御も担うメッシュ膜のファサードを考案。側面の避難階段や設備配管等も楽器の一部に見立て設計 階段ディテール photo©小川重雄
相坂研介設計アトリエによる、東京・千代田区の「Building of Music」。音楽教室や楽器販売等を手掛ける企業のビル。音楽を表象する建築を求め、“スピーカー”を連想させ日射や視線等の制御も担うメッシュ膜のファサードを考案。側面の避難階段や設備配管等も楽器の一部に見立て設計 1階、エントランス photo©小川重雄
相坂研介設計アトリエによる、東京・千代田区の「Building of Music」。音楽教室や楽器販売等を手掛ける企業のビル。音楽を表象する建築を求め、“スピーカー”を連想させ日射や視線等の制御も担うメッシュ膜のファサードを考案。側面の避難階段や設備配管等も楽器の一部に見立て設計 3階、教室階ロビー photo©小川重雄
相坂研介設計アトリエによる、東京・千代田区の「Building of Music」。音楽教室や楽器販売等を手掛ける企業のビル。音楽を表象する建築を求め、“スピーカー”を連想させ日射や視線等の制御も担うメッシュ膜のファサードを考案。側面の避難階段や設備配管等も楽器の一部に見立て設計 LL教室(バレエ) photo©小川重雄
相坂研介設計アトリエによる、東京・千代田区の「Building of Music」。音楽教室や楽器販売等を手掛ける企業のビル。音楽を表象する建築を求め、“スピーカー”を連想させ日射や視線等の制御も担うメッシュ膜のファサードを考案。側面の避難階段や設備配管等も楽器の一部に見立て設計 M教室(ドラム) photo©小川重雄
相坂研介設計アトリエによる、東京・千代田区の「Building of Music」。音楽教室や楽器販売等を手掛ける企業のビル。音楽を表象する建築を求め、“スピーカー”を連想させ日射や視線等の制御も担うメッシュ膜のファサードを考案。側面の避難階段や設備配管等も楽器の一部に見立て設計 S教室(ピアノ) photo©小川重雄
相坂研介設計アトリエによる、東京・千代田区の「Building of Music」。音楽教室や楽器販売等を手掛ける企業のビル。音楽を表象する建築を求め、“スピーカー”を連想させ日射や視線等の制御も担うメッシュ膜のファサードを考案。側面の避難階段や設備配管等も楽器の一部に見立て設計 5階、ショップ photo©小川重雄
相坂研介設計アトリエによる、東京・千代田区の「Building of Music」。音楽教室や楽器販売等を手掛ける企業のビル。音楽を表象する建築を求め、“スピーカー”を連想させ日射や視線等の制御も担うメッシュ膜のファサードを考案。側面の避難階段や設備配管等も楽器の一部に見立て設計 6階、卸倉庫 photo©小川重雄
相坂研介設計アトリエによる、東京・千代田区の「Building of Music」。音楽教室や楽器販売等を手掛ける企業のビル。音楽を表象する建築を求め、“スピーカー”を連想させ日射や視線等の制御も担うメッシュ膜のファサードを考案。側面の避難階段や設備配管等も楽器の一部に見立て設計 7階、オフィス photo©小川重雄
相坂研介設計アトリエによる、東京・千代田区の「Building of Music」。音楽教室や楽器販売等を手掛ける企業のビル。音楽を表象する建築を求め、“スピーカー”を連想させ日射や視線等の制御も担うメッシュ膜のファサードを考案。側面の避難階段や設備配管等も楽器の一部に見立て設計 7階、会議室 photo©小川重雄
相坂研介設計アトリエによる、東京・千代田区の「Building of Music」。音楽教室や楽器販売等を手掛ける企業のビル。音楽を表象する建築を求め、“スピーカー”を連想させ日射や視線等の制御も担うメッシュ膜のファサードを考案。側面の避難階段や設備配管等も楽器の一部に見立て設計 7階、カフェコーナー photo©相坂研介設計アトリエ
相坂研介設計アトリエによる、東京・千代田区の「Building of Music」。音楽教室や楽器販売等を手掛ける企業のビル。音楽を表象する建築を求め、“スピーカー”を連想させ日射や視線等の制御も担うメッシュ膜のファサードを考案。側面の避難階段や設備配管等も楽器の一部に見立て設計 8階、多目的室 photo©小川重雄
相坂研介設計アトリエによる、東京・千代田区の「Building of Music」。音楽教室や楽器販売等を手掛ける企業のビル。音楽を表象する建築を求め、“スピーカー”を連想させ日射や視線等の制御も担うメッシュ膜のファサードを考案。側面の避難階段や設備配管等も楽器の一部に見立て設計 8階、テラス photo©小川重雄
相坂研介設計アトリエによる、東京・千代田区の「Building of Music」。音楽教室や楽器販売等を手掛ける企業のビル。音楽を表象する建築を求め、“スピーカー”を連想させ日射や視線等の制御も担うメッシュ膜のファサードを考案。側面の避難階段や設備配管等も楽器の一部に見立て設計 地階、ホール photo©相坂研介設計アトリエ
相坂研介設計アトリエによる、東京・千代田区の「Building of Music」。音楽教室や楽器販売等を手掛ける企業のビル。音楽を表象する建築を求め、“スピーカー”を連想させ日射や視線等の制御も担うメッシュ膜のファサードを考案。側面の避難階段や設備配管等も楽器の一部に見立て設計 フレームディテール photo©小川重雄
相坂研介設計アトリエによる、東京・千代田区の「Building of Music」。音楽教室や楽器販売等を手掛ける企業のビル。音楽を表象する建築を求め、“スピーカー”を連想させ日射や視線等の制御も担うメッシュ膜のファサードを考案。側面の避難階段や設備配管等も楽器の一部に見立て設計 photo©小川重雄
相坂研介設計アトリエによる、東京・千代田区の「Building of Music」。音楽教室や楽器販売等を手掛ける企業のビル。音楽を表象する建築を求め、“スピーカー”を連想させ日射や視線等の制御も担うメッシュ膜のファサードを考案。側面の避難階段や設備配管等も楽器の一部に見立て設計 街に音を発するような夜景 photo©小川重雄
相坂研介設計アトリエによる、東京・千代田区の「Building of Music」。音楽教室や楽器販売等を手掛ける企業のビル。音楽を表象する建築を求め、“スピーカー”を連想させ日射や視線等の制御も担うメッシュ膜のファサードを考案。側面の避難階段や設備配管等も楽器の一部に見立て設計 image©相坂研介設計アトリエ
相坂研介設計アトリエによる、東京・千代田区の「Building of Music」。音楽教室や楽器販売等を手掛ける企業のビル。音楽を表象する建築を求め、“スピーカー”を連想させ日射や視線等の制御も担うメッシュ膜のファサードを考案。側面の避難階段や設備配管等も楽器の一部に見立て設計 image©相坂研介設計アトリエ
相坂研介設計アトリエによる、東京・千代田区の「Building of Music」。音楽教室や楽器販売等を手掛ける企業のビル。音楽を表象する建築を求め、“スピーカー”を連想させ日射や視線等の制御も担うメッシュ膜のファサードを考案。側面の避難階段や設備配管等も楽器の一部に見立て設計 image©相坂研介設計アトリエ
相坂研介設計アトリエによる、東京・千代田区の「Building of Music」。音楽教室や楽器販売等を手掛ける企業のビル。音楽を表象する建築を求め、“スピーカー”を連想させ日射や視線等の制御も担うメッシュ膜のファサードを考案。側面の避難階段や設備配管等も楽器の一部に見立て設計 image©相坂研介設計アトリエ
以下、建築家によるテキストです。
Building of Music -建物全体で音楽を表象するビル-
音楽教室・楽器販売・倉庫・本社機能を含む複合商業ビル。
機能は各階バラバラながら音楽という共通点を持って音楽の街に建つ、音楽会社の自社ビルを表象する建築を考えました。
変形敷地と斜線制限に合わせて分解した複数のブロックや避難階段・バルコニーや設備配管などの必要機能を、様々な楽器の一部に見立てつつ、最大容積を確保しながら再統合。
特に正面ファサードは、中からは見えつつ外からは見えないメッシュ膜で覆い、風を通しながら各階異なる日射、視線、遮音、換気などの条件を制御するとともに、建物全体が街に音楽を発信するスピーカーのような記号性をまとわせました。
■建築概要
所在地:東京都千代田区神田淡路町
主要用途:オフィス・倉庫・音楽教室・店舗
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設計・監理
建築:相坂研介設計アトリエ
構造:オーノJAPAN
設備:ZO設計室
音響:アコースティックエンジニアリング
照明:岡安泉照明設計事務所
サイン:廣村デザイン事務所
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施工:生和コーポレーション
階数:地下1階 / 地上8階
主体構造:鉄骨造
敷地面積:351.67㎡
建築面積:220.90㎡
延床面積:1667.98㎡
設計期間:2019年12月~2020年12月
施工期間:2021年1月~2022年3月
撮影:小川重雄