宮川清志 / SESNが設計した、東京の、美容クリニック「Renatus clinic Shinjuku shop」です。
繁華街の路面店舗として計画されました。建築家は、施主が提示した“グラデーション”という言葉に応え、曲線を用いた“形態操作”と時間毎に色味が変わる“照明計画”を実施しました。また、夜は周辺と異なる色味の光を灯してブランド認知に寄与します。
RENATUS CLINC新宿店、RENATUS CLINCとしては4店舗目となる美容クリニックデザイン。
計画当初クライアントからグラデーションという言葉を与えられプロジェクトがスタートし、我々は路面店である事も踏まえ営業時間外の夜間帯の在り方も考慮しながらグラデーションを捉え直す事とした。
空間全体としては直線的なリニアな空間の中に曲線を取り込み緩やかさや柔らかさを持たせる事でシームレスでグラデーショナルな空間とした。
照明計画では照明の溜まりや抜けを設ける事で空間の気積を変化させ、時間によっては色が変化する事で突然内部照明の一部の色が変化し空間全体に緩やかに影響する様な計画とした。
夜間帯においては日中とは異なり、周辺環境からも異なる色味を蛍の光の様に常夜灯として灯す事でブランド認知を高める役割を持たせた。
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以下、建築家によるテキストです。
RENATUS CLINC新宿店、RENATUS CLINCとしては4店舗目となる美容クリニックデザイン。
計画当初クライアントからグラデーションという言葉を与えられプロジェクトがスタートし、我々は路面店である事も踏まえ営業時間外の夜間帯の在り方も考慮しながらグラデーションを捉え直す事とした。
空間全体としては直線的なリニアな空間の中に曲線を取り込み緩やかさや柔らかさを持たせる事でシームレスでグラデーショナルな空間とした。
照明計画では照明の溜まりや抜けを設ける事で空間の気積を変化させ、時間によっては色が変化する事で突然内部照明の一部の色が変化し空間全体に緩やかに影響する様な計画とした。
夜間帯においては日中とは異なり、周辺環境からも異なる色味を蛍の光の様に常夜灯として灯す事でブランド認知を高める役割を持たせた。
日が上り沈んで行く中で見られる色味や光量の変化、光と影の関係の様に全ての時間帯でグラデーションを捉え直し置き換える事で空間の内部と外部が緩やかに繋がり変化するデザインとしている。
■建築概要
題名:Renatus clinic Shinjuku shop
所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-32-6
主用途:美容クリニック
設計デザイン:宮川清志、岸沖達也 / SESN
照明計画:hmmm
施工:Ten line Inc,.
延床面積:152㎡ / 46坪
竣工年月日:2022年10月1日
写真撮影:山内紀人