長谷川欣則+堀越ふみ江 / UENOA architectsによる、東京・渋谷区の、店舗「地下食堂DAGAYA」。企業の社屋内にある“地域に開く”社員食堂。様々な使い方に応える空間を目指し、分割してランダム配置も可能な“三角形のテーブル”を考案。角度のズレに起因する視線の交錯が“自由さ”と“心地よさ”を生み出す エントランス photo©Nacasa&Partners
長谷川欣則+堀越ふみ江 / UENOA architectsによる、東京・渋谷区の、店舗「地下食堂DAGAYA」。企業の社屋内にある“地域に開く”社員食堂。様々な使い方に応える空間を目指し、分割してランダム配置も可能な“三角形のテーブル”を考案。角度のズレに起因する視線の交錯が“自由さ”と“心地よさ”を生み出す 三角形のテーブルを分割する前の状態 photo©Nacasa&Partners
長谷川欣則+堀越ふみ江 / UENOA architectsによる、東京・渋谷区の、店舗「地下食堂DAGAYA」。企業の社屋内にある“地域に開く”社員食堂。様々な使い方に応える空間を目指し、分割してランダム配置も可能な“三角形のテーブル”を考案。角度のズレに起因する視線の交錯が“自由さ”と“心地よさ”を生み出す 三角形のテーブルを分割した状態 photo©Nacasa&Partners
長谷川欣則+堀越ふみ江 / UENOA architects が設計した、東京・渋谷区の、店舗「地下食堂DAGAYA」です。
企業の社屋内にある“地域に開く”社員食堂です。建築家は、様々な使い方に応える空間を目指し、分割してランダム配置も可能な“三角形のテーブル”を考案しました。また、角度のズレに起因する視線の交錯が“自由さ”と“心地よさ”を生み出します。店舗の公式サイトはこちら 。
千駄ヶ谷で約80年の歴史を持つ松田建設工業の地下を改修して、地域に開いた社員食堂スペースを計画しました。
この場所は平日の昼間は社員や地域の人々が利用できる食堂として使用され、それ以外の時間帯は社内ミーティングや地域のイベントスペースとして様々な人が利用できる場所となっています。
計画としては既存躯体の角度に呼応するようなとても大きな三角形のテーブルを考えました。
そのテーブルを細かい三角形に分割することで、座席をランダムに配置できるような仕組みとしました。
三角形のテーブルの特徴として、座ったときに対面に向き合う壁や人との正対関係が特有の角度を持ってズレるため、様々な視線の交錯が生じます。そこに座ったときに予期せぬ関係性が自由さを感じさせ、不思議と心地よさを作り出すことができたのは面白い発見でした。
家具としての機能を少しだけ拡張し、大きなスケール感やランダム感などを空間に取り込むことで空間全体の印象に彩りを生み出しました。
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長谷川欣則+堀越ふみ江 / UENOA architectsによる、東京・渋谷区の、店舗「地下食堂DAGAYA」。企業の社屋内にある“地域に開く”社員食堂。様々な使い方に応える空間を目指し、分割してランダム配置も可能な“三角形のテーブル”を考案。角度のズレに起因する視線の交錯が“自由さ”と“心地よさ”を生み出す エントランス photo©Nacasa&Partners
長谷川欣則+堀越ふみ江 / UENOA architectsによる、東京・渋谷区の、店舗「地下食堂DAGAYA」。企業の社屋内にある“地域に開く”社員食堂。様々な使い方に応える空間を目指し、分割してランダム配置も可能な“三角形のテーブル”を考案。角度のズレに起因する視線の交錯が“自由さ”と“心地よさ”を生み出す photo©Nacasa&Partners
長谷川欣則+堀越ふみ江 / UENOA architectsによる、東京・渋谷区の、店舗「地下食堂DAGAYA」。企業の社屋内にある“地域に開く”社員食堂。様々な使い方に応える空間を目指し、分割してランダム配置も可能な“三角形のテーブル”を考案。角度のズレに起因する視線の交錯が“自由さ”と“心地よさ”を生み出す 三角形のテーブルを分割する前の状態 photo©Nacasa&Partners
長谷川欣則+堀越ふみ江 / UENOA architectsによる、東京・渋谷区の、店舗「地下食堂DAGAYA」。企業の社屋内にある“地域に開く”社員食堂。様々な使い方に応える空間を目指し、分割してランダム配置も可能な“三角形のテーブル”を考案。角度のズレに起因する視線の交錯が“自由さ”と“心地よさ”を生み出す photo©Nacasa&Partners
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長谷川欣則+堀越ふみ江 / UENOA architectsによる、東京・渋谷区の、店舗「地下食堂DAGAYA」。企業の社屋内にある“地域に開く”社員食堂。様々な使い方に応える空間を目指し、分割してランダム配置も可能な“三角形のテーブル”を考案。角度のズレに起因する視線の交錯が“自由さ”と“心地よさ”を生み出す photo©Nacasa&Partners
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長谷川欣則+堀越ふみ江 / UENOA architectsによる、東京・渋谷区の、店舗「地下食堂DAGAYA」。企業の社屋内にある“地域に開く”社員食堂。様々な使い方に応える空間を目指し、分割してランダム配置も可能な“三角形のテーブル”を考案。角度のズレに起因する視線の交錯が“自由さ”と“心地よさ”を生み出す photo©Nacasa&Partners
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長谷川欣則+堀越ふみ江 / UENOA architectsによる、東京・渋谷区の、店舗「地下食堂DAGAYA」。企業の社屋内にある“地域に開く”社員食堂。様々な使い方に応える空間を目指し、分割してランダム配置も可能な“三角形のテーブル”を考案。角度のズレに起因する視線の交錯が“自由さ”と“心地よさ”を生み出す photo©Nacasa&Partners
長谷川欣則+堀越ふみ江 / UENOA architectsによる、東京・渋谷区の、店舗「地下食堂DAGAYA」。企業の社屋内にある“地域に開く”社員食堂。様々な使い方に応える空間を目指し、分割してランダム配置も可能な“三角形のテーブル”を考案。角度のズレに起因する視線の交錯が“自由さ”と“心地よさ”を生み出す photo©Nacasa&Partners
長谷川欣則+堀越ふみ江 / UENOA architectsによる、東京・渋谷区の、店舗「地下食堂DAGAYA」。企業の社屋内にある“地域に開く”社員食堂。様々な使い方に応える空間を目指し、分割してランダム配置も可能な“三角形のテーブル”を考案。角度のズレに起因する視線の交錯が“自由さ”と“心地よさ”を生み出す image©UENOA architects
長谷川欣則+堀越ふみ江 / UENOA architectsによる、東京・渋谷区の、店舗「地下食堂DAGAYA」。企業の社屋内にある“地域に開く”社員食堂。様々な使い方に応える空間を目指し、分割してランダム配置も可能な“三角形のテーブル”を考案。角度のズレに起因する視線の交錯が“自由さ”と“心地よさ”を生み出す image©UENOA architects
長谷川欣則+堀越ふみ江 / UENOA architectsによる、東京・渋谷区の、店舗「地下食堂DAGAYA」。企業の社屋内にある“地域に開く”社員食堂。様々な使い方に応える空間を目指し、分割してランダム配置も可能な“三角形のテーブル”を考案。角度のズレに起因する視線の交錯が“自由さ”と“心地よさ”を生み出す photo©UENOA architects
長谷川欣則+堀越ふみ江 / UENOA architectsによる、東京・渋谷区の、店舗「地下食堂DAGAYA」。企業の社屋内にある“地域に開く”社員食堂。様々な使い方に応える空間を目指し、分割してランダム配置も可能な“三角形のテーブル”を考案。角度のズレに起因する視線の交錯が“自由さ”と“心地よさ”を生み出す photo©UENOA architects
以下、建築家によるテキストです。
千駄ヶ谷で約80年の歴史を持つ松田建設工業の地下を改修して、地域に開いた社員食堂スペースを計画しました。
この場所は平日の昼間は社員や地域の人々が利用できる食堂として使用され、それ以外の時間帯は社内ミーティングや地域のイベントスペースとして様々な人が利用できる場所となっています。
計画としては既存躯体の角度に呼応するようなとても大きな三角形のテーブルを考えました。
そのテーブルを細かい三角形に分割することで、座席をランダムに配置できるような仕組みとしました。
三角形のテーブルの特徴として、座ったときに対面に向き合う壁や人との正対関係が特有の角度を持ってズレるため、様々な視線の交錯が生じます。そこに座ったときに予期せぬ関係性が自由さを感じさせ、不思議と心地よさを作り出すことができたのは面白い発見でした。
家具としての機能を少しだけ拡張し、大きなスケール感やランダム感などを空間に取り込むことで空間全体の印象に彩りを生み出しました。
画一的ではない使われ方そのものが楽しさや動きのある風景として表出し、社員や地域住民に親しまれる場所となることを目指しました。
■建築概要
所在地:東京都渋谷区
用途:店舗
プロデュース:松田康一(松田建設工業)
施工:松田建設工業+松和会
金属加工(サイン看板+照明プロダクト):相原健作(東京藝術大学)
対象面積:78m2
計画:2021年9月
写真:Nacasa&Partners、UENOA architects