architecturephoto®

  • 特集記事
  • 注目情報
  • タグ
  • 建築
  • アート
  • カルチャー
  • デザイン
  • ファッション
  • 書籍
  • 展覧会
  • コンペ
  • 動画
  • テレビ
  • すべてのタグ

建築求人情報

Loading...
2023.9.15Fri
2023.9.14Thu
2023.9.16Sat
SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる
photo©architecturephoto

SHARE SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる

日程
2023年9月15日(金)
–
9月24日(日)
architecture|exhibition|feature
猪又理子早坂環豊福晃弘倉掛健寛土屋紘奈陶器浩一箱田里菜中田陸川崎爽大石親良吉川直杜江南聖也西村安未荒木康佑河嶋正樹水上哲也百枝優湯浅良介建築展杉山幸一郎
SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる左:「100年の家 S邸改修計画」百枝優、右手前:「小さな開発」水上哲也、右奥:「TEMPO」湯浅良介 photo©architecturephoto
SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる左:「1:1のハウス」河嶋正樹+荒木康佑、中央奥:「House on the Border」土屋紘奈+杉山幸一郎+倉掛健寛+豊福晃弘+早坂環、右:「竹が繋ぐ地域の和ものづくりを通した町づくり」西村安未+猪又理子+江南聖也+吉川直杜+大石親良+川崎爽+中田陸+箱田里菜+陶器浩一+滋賀県立大学陶器浩一研究室 photo©architecturephoto

SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)です。
“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件の建築コンペティションで、若手建築家の登竜門としても知られています。本記事では展覧会の様子を前編・後編に分けて紹介します。会期は2023年9月15日~24日。SDレビュー2023の審査を務めたのは、千葉学、中山英之、山田憲明、金野千恵でした。展覧会の公式サイトはこちら。

SDレビューとは

SDレビューは、実際に「建てる」という厳しい現実の中で、設計者がひとつの明確なコンセプトを導き出す思考の過程を、ドローイングと模型によって示そうというものです。
実現見込みのないイメージやアイデアではなく、実現作を募集します。
1982年、建築家・槇文彦氏の発案のもとに第1回目が開催され、以降毎年「建築・環境・インテリアのドローイングと模型」の展覧会とその誌上発表を行っております。

kajima-publishing.co.jp
  • レポートの後編はこちら

以下、入選作品を展示順に掲載します。


小さな開発
水上哲也

以下の写真はクリックで拡大します

SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる photo©architecturephoto
SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる photo©architecturephoto
SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる photo©architecturephoto
SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる photo©architecturephoto
SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる photo©architecturephoto

繁華街に建つペンシルビルの計画。不動産業を営むオーナーは都心の小さな土地を購入しテナントビルを建てる事業を行なっている。敷地は高さ28mのビルが建ち並ぶ街区に空いた間口4m、15坪の土地である。周辺は薄暗い環境に閉鎖的な建物が詰め込まれ闇深い。本来ペンシルビルの建設は小さな開発でありその土地へ価値を還元するべきだが多くは土地の価値に、ぶら下がっているだけである。本計画では建物に必要不可欠なエレベーター、直通階段、避難上有効なバルコニーを光と風を呼び込む装置と見立てる。5階建とすることで直通階段を1つとし、エレベーターと階段を敷地奥に配置し高く持ち上げ、敷地の奥に光と風を取り込む計画とした。エレベーターシャフトは高反射アルミ材による光井戸、階段室は中性帯の位置を引き上げ換気塔とした。エレベーターは常時1階にあり稼働すると建物内全体の光環境が大きく変化する。階段室による換気塔は基本重力換気であるが中間期一定以上の風速の風が吹くと採風塔となり風力換気により上空のフレッシュな風を建物内と街へ取り込む。敷地の奥側から各テナントへアクセスする動線計画は表通り側が店主の居場所となり、バルコニーを介しその人々の様相や動的なアルミスクリーンによって自主的に周辺に良好な環境をつくり出す。建物の小ささ故に人間の動きがそのまま表層に立ち現れた瑞々しい建築による開発を目指した。

建築家によるテキストより

100年の家 S邸改修計画
百枝優

以下の写真はクリックで拡大します

SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる photo©architecturephoto
SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる photo©architecturephoto
SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる photo©architecturephoto
SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる photo©architecturephoto
SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる photo©architecturephoto

長崎市にある RC 造3階建住宅の改修計画。依頼当初は新築も検討していたが、環境負荷を鑑みて既存建築を長く使うための仕組みをデザインすることにした。
まず現状の問題点を洗い出した。元々は2世帯だったため延床面積は100坪以上あり、5人家族には大きすぎる。また、施主が経営する医院の敷地内に建設されたことで日照条件
が悪い。さらに、断熱材が 無いことで過酷な温熱環境になっている。
そこでRCラーメン躯体の屋根、床、内壁を抜いて荷重を減らしながら耐震診断+設計を行い、柱梁のフレーム間に木造の「部屋を建てる」ことを考えた。集合住宅の実践が多いスケルトン・インフィルの考えを部屋スケールに展開、既存建築をオープン・ビルディング化し、3階→2階建てへの減築、天窓からの採光、躯体内側を断熱した合理的な環境計画を実現する。部屋は個別に空調し、共用部に面する窓を開閉することで「室内」から「室外」へと快適な温度の空気を緩やかに取り込む。
ここでは「延命(躯体の長寿命化)」と、「新陳代謝(部屋の建て替え)」という「建築の生」に関する異なる概念をコンクリート、木造という2つの架構の入れ子によって両立させた。耐久性と断熱性を備えた外皮の内部に更新性を構築することで、建築、都市、地球の均衡を保つためのモデルを提示したい。施主には3人のお子さんがいて、仮に1番下の息子さん(9歳)が67才までこの家を住み継ぐ事ができれば、ちょうど100年が経過する。

建築家によるテキストより

TEMPO
湯浅良介

以下の写真はクリックで拡大します

SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる「TEMPO」湯浅良介 photo©architecturephoto
SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる photo©architecturephoto
SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる photo©architecturephoto
SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる photo©architecturephoto
SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる photo©architecturephoto
SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる photo©architecturephoto

商品化店舗付き住宅の計画。そのエントリーモデルとしての花屋兼住居を設計している。
土地がまだ決まっていないからこそ、地球の上にある、ということを設計の拠り所としている。店舗併用住宅、という住むことに加えて働く時間が重なる形式が、人の生活がある一つの場所で日々昼夜繰り返されることを意識させる。陽が照ること、雨が降ること、風が吹くこと、夜の帳が降りることと人の暮らし。それぞれがそれぞれのテンポをもってある一つの場所に重ね合わされる。
建築を構成するエレメントは単純な幾何形態を使用することで、プロトタイプとしての展開可能性を担保しながら、各々のエレメントが地球上に存在する様々なテンポに反応する役割を担い演じることで建築は形作られ豊かさを纏う。
“tempo”には「拍の速さ、時間、天気」の他に、「演劇のなかの一部」という意味がある。自分の生も大きな何かの一部である、地球の上に滞在することでこの世界の建設に加担している、と感じることは、自分以外の他者、自分をとりまく環境や世界への想像力をより高い解像度をもって描く助けにならないだろうか。
そう感じる想像力を得ることができたなら、今生きているこの時間、目の前でただ起きている事実や現象そのものにかけがえのなさを感じながら世界を見ることができないだろうか。その一助となるような、日々の現象を人や街の彩りとする建築を考えている。

建築家によるテキストより

1:1のハウス
河嶋正樹+荒木康佑

以下の写真はクリックで拡大します

SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる photo©architecturephoto
SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる photo©architecturephoto
SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる photo©architecturephoto
SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる photo©architecturephoto
SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる photo©architecturephoto

半外部空間と内部空間の気積比1:1の住宅である。
敷地が広い地方の住宅においては外部環境と共生することが必然となるが、住宅の高性能化が進む現在、外部と親密に繋がる大きな窓を設けることは困難になりつつある。そういった状況下にある住宅事情を肯定しながら外部との豊かな関係を再考したい。
敷地は農業地帯と工業地帯の間に位置し、周辺民家は母屋、下屋(半外部)、納屋といった要素で構成されている。
母屋と下屋の関係を反転しながら半外部空間を内部空間との気積比1:1で設けてみる。
ヴォールト屋根の空間を母屋に、片流れ屋根の空間を下屋に読み換え、双方を噛み合わせ、母屋は納屋を内包した半外部空間とし、下屋は純粋な内部空間とした。気積の半分を割いた半外部空間は敷地の広い地方暮らしには欠かせないさまざまな道具や行為を受け入れる場所となり、夏期は大きな軒下、冬期は温室、中間期は室内の延長として利用され、気積の小さな内部空間はエネルギー効率の良い高気密高断熱な室内となる。
庭や 畑と暮らすための道具に囲まれながら、四季を通じてダイナミックに変化する自然を感じ取ることができる半外部空間の余剰は、豊かで時に過酷な外部との暮らしを置き去りにしてしまう現代の住宅に必要な、おおらかな豊かさである。

建築家によるテキストより

竹が繋ぐ地域の和ものづくりを通した町づくり
西村安未+猪又理子+江南聖也+吉川直杜+大石親良+川崎爽+中田陸+箱田里菜+陶器浩一+滋賀県立大学陶器浩一研究室

以下の写真はクリックで拡大します

SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる photo©architecturephoto
SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる photo©architecturephoto
SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる photo©architecturephoto
SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる photo©architecturephoto
SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる photo©architecturephoto

「ゆめみヶ丘岸和田」は広大な丘陵地を開発して誕生した新しいまちで、その約半分を自然エリアが占め、さらにそのうちの8割が竹林となっている。
ここで提案するのは、竹林およびその麓に築く「竹工房」と「ギャラリー」で、建築は竹林から伐り出した竹を用いて自らで築く。竹工房では竹林内で伐採した竹を、枝打ちから加工まで一連の流れ作業で行うことで、一貫して竹製品を生み出すことができ、工房での制作物を展示するギャラリーを併設することで竹の地産地消にも貢献し、新たな産業を創出する礎にもなる。
また今回、新たな竹林との向き合い方を提案する。行政や企業が一対一で自然保護活動に取り組むのではなく、この場を中心として竹林とかかわる人たちのコミュニティを作り、それが地域社会に連鎖してゆくことで、自然環境に溶け込んだ心にゆとりのある暮らし、サスティナブルな街を目指す。

建築家によるテキストより

House on the Border
土屋紘奈+杉山幸一郎+倉掛健寛+豊福晃弘+早坂環

以下の写真はクリックで拡大します

SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる photo©architecturephoto
SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる photo©architecturephoto
SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる photo©architecturephoto
SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる photo©architecturephoto
SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる photo©architecturephoto
SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる photo©architecturephoto

計画敷地は福岡市から車で40分ほど離れた田園風景の広がる地域にある。
ここに母と2人の子供が住まう家を計画している。
敷地の一方は町道に、もう一方は気持ちのいい緑が広がる田園地帯に面しており、私たちはそちらに開いた空間を頭に浮かべた。
建築は自分と他人の間に線を引くことからはじまる。自分と他人、街の間には無数の境界(線)があり、あちらとこちらが生まれる。
それらは時に堀や柵として現れている。計画敷地の周辺は塀に囲まれた家々が立ち並ぶ、まさにそのような環境であった。
私たちのプロジェクトは、線の引き方を考えることから始まった。
南側の田園地帯を大きな庭のように大きく取り囲み、道路に面した北側の空間ではプライバシーをどう確保するかを考えた。
結果、境界(線)は敷地の真ん中を横断して描かれ、その上の空に向かって大きな開口を持つ、屋根がそっとのっている。
あちら側には緑の田園風景を取り込むプライベートなリビングがあり、こちら側には収納と水回りをコンパクトにまとめた住宅のインフラを計画した。
限られた予算からコンパクトなボリュームが求められたが小さいながらも、あちら側とこちら側は、外の空気や風景と一緒に繋がり、自分のいる領域が広がっていくような、豊かで大きな家を計画している。

建築家によるテキストより

  • SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(後編)はこちら

■展覧会情報

会期:2023年9月15日(金)~9月24日(日)会期中無休
11:00-19:00(最終日は16:00まで)
会場:ヒルサイドテラスF棟 ヒルサイドフォーラム
東京都渋谷区猿楽町18-8

あわせて読みたい

SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(後編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる
  • SHARE
猪又理子早坂環豊福晃弘倉掛健寛土屋紘奈陶器浩一箱田里菜中田陸川崎爽大石親良吉川直杜江南聖也西村安未荒木康佑河嶋正樹水上哲也百枝優湯浅良介建築展杉山幸一郎
2023.09.15 Fri 15:25
0
permalink

#湯浅良介の関連記事

  • 2025.5.05Mon
    湯浅良介による、埼玉・狭山市の住宅「LIGHTS」。ウルフの描く“灯台”をモチーフとして構想。“誰かの帰りの足並みを軽くする”住まいを求め、灯台の様に“光を指し示す”在り方を志向。形態・配置・開口部の検討に加えてカーテンの柄までも考慮して作り上げる
  • 2025.4.07Mon
    湯浅良介・ゴッティンガム・スタジオユアサ・オフィスユアサによる、建築展「Anybody Seen The Same River Twice?」。プリズミックギャラリーを会場に開催。ドローイング、オブジェ、写真、コラージュを通じて、“不可逆な時間に対する空間の可逆性”を“視覚的な問い”として投げかける
  • 2025.3.11Tue
    湯浅良介による、建築展「Anybody Seen The Same River Twice?」。プリズミックギャラリーを会場に開催。オフィスユアサ・スタジオユアサ・ゴッティンガム・湯浅良介が出展し、“不可逆な時間に対する空間の可逆性”を“視覚的な問い”として投げかける
  • 2024.6.08Sat
    湯浅良介による、京都市の、けんちくセンターCoAKでの建築展「TEMPO++」。他者との対話を通して“オートマティック”に建築を創作する建築家の展示。近作の“TEMPO”に焦点を当て、図面・模型・映像などの複数のメディアで表現。加えて絵本に着想を得たドローイングシリーズも公開
  • 2024.5.02Thu
    東京建築士会が主催する「住宅建築賞2024」の結果が発表
  • 2023.12.15Fri
    湯浅良介による建築展「BLINK」。品川区の“same gallery”で開催。空間そのものを対象とした展示を求め、複数の鏡を用いて“光と影”と“反射と遮断”をギャラリーに導入するインスタレーションを考案。鏡は作家の松尾慎二と共同で制作
  • 2023.11.08Wed
    湯浅良介による建築展「Where The Wild Things Are」。文京区の“Plateau books”で開催。自身に影響を与えた絵本の“空間と想像力との結びつき”を参照し、“空想上の建築”として表現したドローイングを展示。『かいじゅうたちのいるところ』等を選定
  • 2023.10.12Thu
    湯浅良介による、神奈川・鎌倉市の住宅改修「波」。海を望む高台での計画。雰囲気の刷新を望む施主の“感性”を拠り所に、不揃いに貼るタイルや量感のあるカーテンで“形の印象を弱め”て“密度を上げる”改修を実施。与件から得た断片的な心象を表面に置く様に作る
  • 2023.3.24Fri
    KASAと湯浅良介による建築展「In Between Two Houses」の会場写真。石上純也事務所と内藤廣事務所で其々に経験を積んだ二組の建築家の展覧会。“対話”をテーマとして各自が構想した“家”に関する作品を公開。畝森泰行と金野千恵の事務所でもある東京台東区の“BASE”を会場に開催
  • 2022.11.23Wed
    湯浅良介による建築展「Pole Star」。洋菓子店の上階のスペース“un”での展示。自身の建築の“捉え方”の表現を求め、華美な装飾が施され光を反射し回転する“柱”を製作。構造とは異なる“柱”の意味に注目し“想像の銀河”を重ねて構想
  • view all
view all

#杉山幸一郎の関連記事

  • 2025.2.03Mon
    村山徹と杉山幸一郎による連載エッセイ ”今、なに考えて建築つくってる?” 第5回「素材と仕上げ」
  • 2023.5.30Tue
    村山徹と杉山幸一郎による連載エッセイ ”今、なに考えて建築つくってる?” 第4回「構造と工法」
  • 2022.4.06Wed
    村山徹と杉山幸一郎による連載エッセイ ”今、なに考えて建築つくってる?” 第2回「サステイナブルであること、その正しさ」
  • 2022.2.09Wed
    村山徹と杉山幸一郎による連載エッセイ ”今、なに考えて建築つくってる?” 第0回「イントロダクション」
  • 2022.2.05Sat
    杉山幸一郎と建築史家・戸田穣の対談の動画。建築展「スイスのかたち、日本のかたち」に合わせて収録されたもの
  • 2022.1.24Mon
    杉山幸一郎による展覧会“スイスのかたち、日本のかたち”のレビュー「師の影響を素直に受け入れた上で生まれる建築家の個性」
  • 2022.1.13Thu
    杉山幸一郎の建築展「スイスのかたち、日本のかたち」が開催。ピーター・ズントー事務所出身でスイスを拠点とする建築家で、ドローイングやオブジェが公開される
  • 2021.8.10Tue
    /
    杉山幸一郎による連載エッセイの最新回「メルクリのペイント」
  • 2021.6.14Mon
    /
    ズントー事務所でプロジェクトリーダーを務める杉山幸一郎による連載エッセイの最新回「描くツール」
  • 2021.6.13Sun
    杉山幸一郎による連載エッセイ “For The Architectural Innocent” 第10回「石の編みもの / 浮かび上がるカタチ」
  • view all
view all

建築求人情報

Loading...

 

    公式アカウントをフォローして、見逃せない建築情報を受け取ろう。

    60,814
    • Follow
    82,750
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    この日更新したその他の記事

    【ap job更新】 “場所の魅力”を出発点に、宿泊施設と住宅等を手掛ける「佐々木達郎建築設計事務所」が、設計スタッフ(既卒・経験者・2023年新卒)と広報を募集中

    ap job 【ap job更新】 “場所の魅力”を出発点に、宿泊施設と住宅等を手掛ける「佐々木達郎建築設計事務所」が、設計スタッフ(既卒・経験者・2023年新卒)と広報を募集中

    architecture|job|promotion
    建築求人情報
    【ap job更新】 “場所の魅力”を出発点に、宿泊施設と住宅等を手掛ける「佐々木達郎建築設計事務所」が、設計スタッフ(既卒・経験者・2023年新卒)と広報を募集中
    【ap job更新】 “場所の魅力”を出発点に、宿泊施設と住宅等を手掛ける「佐々木達郎建築設計事務所」が、設計スタッフ(既卒・経験者・2023年新卒)と広報を募集中OMO5熊本 / 2023
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
    job.architecturephoto.net

    “場所の魅力”を出発点に、宿泊施設と住宅等を手掛ける「佐々木達郎建築設計事務所」の、設計スタッフ(既卒・経験者・2023年新卒)と広報募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    佐々木達郎建築設計事務所では、設計スタッフを募集します。

    【代表メッセージ】
    現在、ホテル、旅館等の宿泊施設の設計、その他オフィス、住宅、店舗等、様々なプロジェクトが進行しています。
    それぞれのプロジェクトでは、「場所と対話する建築」をテーマに掲げ、企画やコンセプトに反映させ提案をしていきます。

    また、弊社では、建築やインテリアデザインのみではなく、家具や備品に至るまでデザインをし、多くの専門家とも協働しながら一つの空間を作り上げていきます。

    私達のものづくりに対する思いに共感し、ここでの仕事を自分ごとにできる人、また、責任感を持って活躍してくれる仲間を募集しております。

    【業務について】
    現在は住宅やホテル等の設計依頼が多く、敷地がもつ「場所の魅力」を探し出し、企画やコンセプトから提案し、建築、インテリア、家具やもの等を通じて空間の提案を行っています。

    job.architecturephoto.net
    • ap job
    建築求人情報
    2023.09.15 Fri 21:30
    0
    permalink
    藤本壮介事務所のデザイン監修、梓設計の基本計画による、新潟市の再開発プロジェクトの画像が公開。約150mの高層建築で商業・オフィス・住宅を内包。2025年に着工して2029年の竣工を予定

    SHARE 藤本壮介事務所のデザイン監修、梓設計の基本計画による、新潟市の再開発プロジェクトの画像が公開。約150mの高層建築で商業・オフィス・住宅を内包。2025年に着工して2029年の竣工を予定

    architecture|culture
    藤本壮介新潟梓設計高層ビル
    藤本壮介事務所のデザイン監修、梓設計の基本計画による、新潟市の再開発プロジェクトの画像が公開。約150mの高層建築で商業・オフィス・住宅を内包。2025年に着工して2029年の竣工を予定外観のイメージ

    藤本壮介建築設計事務所のデザイン監修、梓設計の基本計画による、新潟市の再開発プロジェクトの画像が公開されています。
    約150mの高層建築で商業・オフィス・住宅を内包しています。また、2025年に着工して2029年の竣工を予定しているとのこと。

    本事業は、準備組合が事業主体として開発を推進しており、廣瀨および東京建物が事業協力者として参画している、新潟県最高層(※1)となる約150mの商業・オフィス・住宅複合型タワー再開発プロジェクトです。2025年の本体工事着工を予定しており、デザイン監修には世界的建築家である藤本壮介氏が主宰する藤本壮介建築設計事務所を起用し、基本計画は株式会社梓設計に委託しております。

    (※1)新潟県内の商業・オフィス・住宅複合型の建築物が対象。2023年8月時点、廣瀨・東京建物調べ。現在、建築中・計画中のものは除く。

    本計画地は、新潟市が進める新潟都心のまちづくり「にいがた2㎞」(※2)の古町地区内に位置しており、幹線道路にも面した交通利便性の高い立地です。古町地区にはみなとまち文化が色濃く残っており、現在も重要文化財や名勝など、数多くの貴重な文化財が集積しています。

    (※2)新潟市HP https://www.city.niigata.lg.jp/shisei/seisaku/jigyoproject/niigata2km.html

    本事業では、周辺エリアの活性化に資する都市機能の導入や、周辺施設との連携を高める都市基盤の拡充、防災機能強化と環境負荷低減に向けた取り組みを行うことにより、都市再生への貢献を果たします。また、美しい景観形成に努めるとともに、歩きやすく公共交通機関で移動しやすい回遊性の高い環境の整備を進めます。

    リリーステキストより

    以下に、その他の画像を掲載します。

    • 残り3枚の写真とテキストを見る
    • SHARE
    藤本壮介新潟梓設計高層ビル
    2023.09.15 Fri 21:05
    0
    permalink
    SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(後編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる
    photo©architecturephoto

    SHARE SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(後編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる

    architecture|exhibition|feature
    増井柚香子笹木聖熊田英梨嘉森下啓太朗山田宮土理宮﨑陸両川厚輝渕野剛史片山果穂小串賢司マルセロ大山亮森屋隆洋川見拓也中村航いとうともひさ川崎光克山下大地冨永美保建築展
    SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(後編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる手前:「Re SHIMIZU-URA PROJECT|集落を継ぎ接ぐ暮らしの提案」いとうともひさ+山下大地+川崎光克+両川厚輝+小串賢司マルセロ、奥:「巣材の家」山田宮土理+中村航+森下啓太朗+熊田英梨嘉 photo©architecturephoto
    SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(後編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる左:「里山タイニーハウス 滴滴庵」大山亮+片山果穂+笹木聖+渕野剛史+増井柚香子+宮﨑陸、正面奥:「里山だった場所と融合する家」森屋隆洋、右:「六郷キャンパスプロジェクト」冨永美保+川見拓也 photo©architecturephoto

    SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(後編)です。
    “実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件の建築コンペティションで、若手建築家の登竜門としても知られています。本記事では展覧会の様子を前編・後編に分けて紹介します(前編はこちらからどうぞ)。会期は2023年9月15日~24日。SDレビュー2023の審査を務めたのは、千葉学、中山英之、山田憲明、金野千恵でした。展覧会の公式サイトはこちら。

    SDレビューとは

    SDレビューは、実際に「建てる」という厳しい現実の中で、設計者がひとつの明確なコンセプトを導き出す思考の過程を、ドローイングと模型によって示そうというものです。
    実現見込みのないイメージやアイデアではなく、実現作を募集します。
    1982年、建築家・槇文彦氏の発案のもとに第1回目が開催され、以降毎年「建築・環境・インテリアのドローイングと模型」の展覧会とその誌上発表を行っております。

    kajima-publishing.co.jp
    • レポートの前編はこちら

    以下、入選作品を展示順に掲載します。

    • 残り30枚の写真と建築家によるテキスト
    • SHARE
    増井柚香子笹木聖熊田英梨嘉森下啓太朗山田宮土理宮﨑陸両川厚輝渕野剛史片山果穂小串賢司マルセロ大山亮森屋隆洋川見拓也中村航いとうともひさ川崎光克山下大地冨永美保建築展
    2023.09.15 Fri 19:25
    0
    permalink
    【ap job更新】 藤原徹平が主宰する「フジワラテッペイアーキテクツラボ」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)を募集中

    ap job 【ap job更新】 藤原徹平が主宰する「フジワラテッペイアーキテクツラボ」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)を募集中

    architecture|job|promotion
    建築求人情報
    【ap job更新】 藤原徹平が主宰する「フジワラテッペイアーキテクツラボ」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)を募集中
    【ap job更新】 藤原徹平が主宰する「フジワラテッペイアーキテクツラボ」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)を募集中クルックフィールズ / ©Yurika Kono
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
    job.architecturephoto.net

    藤原徹平が主宰する「フジワラテッペイアーキテクツラボ」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    新規スタッフを募集します。

    フジワラテッペイアーキテクツラボは2012年に法人化し、今年で12年目です。
    1年1年、体制を充実させている最中です。

    私たちは、建築の設計をする前にかなりの時間をかけて地域資源のリサーチを行います。そのリサーチをもとに、どんな建築をつくるのか、プレデザイン・基本構想段階を重視して業務を行っています。

    その意味では単なる設計事務所ではなく、地域の宝を探し出し磨き上げていく探究の場であり、未来への責任を果たしていく人の集合体でありたいと思っています。

    一緒に土地を訪ね、その土地の暮らしや産業を広く理解します。また、そこに住む人・働く人の考えにしっかりと耳を傾けた上で、最高の建築の提案を考えていくのは、1つの理想ですが、実際には大変な労力がかかり、多様な能力が問われます。

    私たちに共感し、この運動体に参加してくれる人を探しています。
    ぜひご応募ください。

    job.architecturephoto.net
    • ap job
    建築求人情報
    2023.09.15 Fri 15:55
    0
    permalink
    【ap job更新】 事業企画から運営までも手掛ける、“地方の暮らしを身近にする”会社「quod」が、建築設計アシスタント(既卒・経験者)を募集中

    ap job 【ap job更新】 事業企画から運営までも手掛ける、“地方の暮らしを身近にする”会社「quod」が、建築設計アシスタント(既卒・経験者)を募集中

    architecture|job|promotion
    建築求人情報
    【ap job更新】 事業企画から運営までも手掛ける、“地方の暮らしを身近にする”会社「quod」が、建築設計アシスタント(既卒・経験者)を募集中
    【ap job更新】 事業企画から運営までも手掛ける、“地方の暮らしを身近にする”会社「quod」が、建築設計アシスタント(既卒・経験者)を募集中
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
    job.architecturephoto.net

    事業企画から運営までも手掛ける、“地方の暮らしを身近にする”会社「quod」の、建築設計アシスタント(既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    2023年8月quodは一級建築士事務所を開業し、さらに事業の幅を広げていきます。

    物件開発・建築設計チームを新設にあたり、地域を象徴する物件をカタチにすることを熱量高く一緒に取り組んでくれる建築設計アシスタントを募集します。

    quodの物件開発では、エリアリサーチ、事業計画、建築設計、ファイナンス、PRブランディングまで包括して行います。
    建築設計の仕事をしながら他分野の知識を習得することも可能です。

    ───

    quodは地方の暮らしを身近にする会社です。

    quodが掲げるローカルプレイスブランディングとは、地域を象徴するプロジェクトを多数生みだすこと。

    プロジェクトを通して、その地域のイメージ・ブランド力が高まり、地域の人にとっても、地域に関わる人にとっても愛着がまし、ここに居場所があることを良かったと思えるようにしたい。

    関わる人にとってその地域がアイデンティティの一つになること。それを目指していきます。

    job.architecturephoto.net
    • ap job
    建築求人情報
    2023.09.15 Fri 13:25
    0
    permalink
    藤田雄介が手掛ける、建具ブランド“戸戸”の展覧会「戸戸 CASE STUDIES」が、都内2箇所で開催。会期中にトークイベントも行われる

    SHARE 藤田雄介が手掛ける、建具ブランド“戸戸”の展覧会「戸戸 CASE STUDIES」が、都内2箇所で開催。会期中にトークイベントも行われる

    architecture|exhibition
    藤田雄介
    藤田雄介が手掛ける、建具ブランド“戸戸”の展覧会「戸戸 CASE STUDIES」が、都内2箇所で開催。会期中にトークイベントも行われる

    藤田雄介が手掛ける、建具ブランド“戸戸(こと)”の展覧会「戸戸 CASE STUDIES」が、都内2箇所で開催されます。
    前編は、東京・文京区の「plateau books」にて、2023年10月6日~10月29日(※金土日祝日のみ)の期間開催。後編は、東京・練馬区の「AROUND ARCHITECTURE COFFEE(佐竹邸1F)」にて、2023年11月4日~11月26日(*土日のみ)の期間開催されます。また、会期中にトークイベントも行われます。アーキテクチャーフォトでは、藤田雄介に「戸戸」について聞いたインタビューを特集記事として公開しています。

    戸戸 CASE STUDIES

    設計活動と並行して建具ブランド「戸戸(こと)」を始めて、早5年が過ぎました。縁あって、10月と11月にふたつの場所で展示をすることになりました。

    10月のplateau booksでの展示は、普段通り本屋として営業する状態を崩さずに、ハッキングするような展示になります。11月はAROUND ARCHITECTURE 佐竹さんの自邸1階のギャラリースペースで、コーヒースタンドの営業もあります。コンパクトな空間なので、展示の雰囲気も変わります。さらに、それぞれの会期中にトークイベントを開催します。個人的に話してみたかった、住宅研究者の谷繁玲央さん、GROUPの井上岳さんに登壇してもらえることになりました。とても楽しみです。

    また展示に合わせて、これまで戸戸の製品を使ってくれた、建築家の皆さんの事例の一部をまとめた小さな本をつくりました。こちらも是非ご覧下さい。

    少し涼しくなっているはずの、秋の東京の散歩ついでに是非お立ち寄りください。

    建築家によるテキストより

    以下に、展覧会とトークイベントの詳細な情報を掲載します。

    • 続きを読む
    • SHARE
    藤田雄介
    2023.09.15 Fri 11:30
    0
    permalink
    竹本卓也建築研究所による、大阪・豊中市の「刀根山の家」。高度地区の敷地に建つ設計者の自邸。斜線制限下でも“過不足のない家”を目指し、廊下等を設けず“14の空間”を“9の層”で繋げる構成を考案。多様な形状の開口等を散りばめて空間に更なる変化も与える
    photo©笹の倉舎 笹倉洋平

    SHARE 竹本卓也建築研究所による、大阪・豊中市の「刀根山の家」。高度地区の敷地に建つ設計者の自邸。斜線制限下でも“過不足のない家”を目指し、廊下等を設けず“14の空間”を“9の層”で繋げる構成を考案。多様な形状の開口等を散りばめて空間に更なる変化も与える

    architecture|feature
    住宅大阪ワークショップ笹倉洋平図面あり建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(外装・屋根)建材(外装・壁)建材(外装・建具)笹の倉舎竹本卓也建築研究所橋本工務店
    竹本卓也建築研究所による、大阪・豊中市の「刀根山の家」。高度地区の敷地に建つ設計者の自邸。斜線制限下でも“過不足のない家”を目指し、廊下等を設けず“14の空間”を“9の層”で繋げる構成を考案。多様な形状の開口等を散りばめて空間に更なる変化も与える外観 photo©笹の倉舎 笹倉洋平
    竹本卓也建築研究所による、大阪・豊中市の「刀根山の家」。高度地区の敷地に建つ設計者の自邸。斜線制限下でも“過不足のない家”を目指し、廊下等を設けず“14の空間”を“9の層”で繋げる構成を考案。多様な形状の開口等を散りばめて空間に更なる変化も与える2階、左:キッチン、右:畳、手前:ダイニング photo©笹の倉舎 笹倉洋平
    竹本卓也建築研究所による、大阪・豊中市の「刀根山の家」。高度地区の敷地に建つ設計者の自邸。斜線制限下でも“過不足のない家”を目指し、廊下等を設けず“14の空間”を“9の層”で繋げる構成を考案。多様な形状の開口等を散りばめて空間に更なる変化も与える2階、ホールからダイニングを見る。 photo©笹の倉舎 笹倉洋平

    竹本卓也建築研究所が設計した、大阪・豊中市の「刀根山の家」です。
    高度地区の敷地に建つ設計者の自邸です。建築家は、斜線制限下でも“過不足のない家”を目指し、廊下等を設けず“14の空間”を“9の層”で繋げる構成を考案しました。また、多様な形状の開口等を散りばめて空間に更なる変化を与える事も意図されました。

    間口2間・奥行6.8間、建坪13.9坪のスキップフロアの住宅(設計者の自邸)。

    大阪府豊中市の第1種低層住居専用地域内の一角。西側接道、東西に細長い敷地形状で、東側隣地と高低差のある、23.2坪の小さな土地。高度斜線の制限を素直に受けるため、標準的な階高では2階の天井高を十分に確保できない。

    建築家によるテキストより

    そのような間口や建坪、斜線の制限のある敷地でも過不足ない家でありたい。
    あたりまえをあきらめない、あたりまえではない家を目指した。

    建築家によるテキストより

    14のスペースを9のレイヤーでつなぐスキップフロア。

    階段室や廊下のないひと連なりの構成とすることで、コンパクトでありながらも住宅として必要な容量を十分に確保している。
    また変化する床面と天井面が高さ方向への制限から建物を開放し、一体的でありながらも関係性の異なるつながりを生み出している。

    建築家によるテキストより
    • 残り32枚の写真と建築家によるテキスト
    • SHARE
    住宅大阪ワークショップ笹倉洋平図面あり建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(外装・屋根)建材(外装・壁)建材(外装・建具)笹の倉舎竹本卓也建築研究所橋本工務店
    2023.09.15 Fri 07:35
    0
    permalink
    2023.9.14Thu
    • 【シリーズ・部分から広がる建築思考】藤田雄介インタビュー・後編「建築家としての活動の延長線上で“建具メーカー”を運営する」
    • 西澤徹夫による、TOTOギャラリー・間での建築展「偶然は用意のあるところに」。これまでに手掛けた文化施設等の模型を中心に構成。限りない“チューニング”の積み重ねから生まれる自身の建築について、周縁的で断片的なオブジェクトから“事後的に探る”体験を提供
    2023.9.16Sat
    • 高松宮殿下記念世界文化賞の2023年の彫刻部門の受賞者に、オラファー・エリアソンが選出
    • 高松宮殿下記念世界文化賞の2023年の建築部門の受賞者に、フランシス・ケレが選出
    • ザハ・ハディド事務所による、中国・マカオの、宿泊施設「W Macau – Studio City」。約600の客室と飲食等の付帯機能を備えた施設。建築デザインは、アールデコ時代の豊かなディテール・大胆な幾何学模様・複雑な職人技を現代的に再解釈して考案。環境性能や敷地内の植物群の保全等にも配慮

    Subscribe and Follow

    公式アカウントをフォローして、
    見逃せない建築情報を受け取ろう。

    「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
    様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

    60,814
    • Follow
    82,750
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    architecturephoto® News Letter

    メールマガジンでも最新の更新情報を配信中

    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    Copyright © architecturephoto.net.

    • 建築
    • アート
    • カルチャー
    • デザイン
    • ファッション
    • 書籍
    • 展覧会
    • コンペ
    • 動画
    • テレビ
    • 特集記事
    • 注目情報
    • タグ
    • アーキテクチャーフォト ジョブボード
    • アーキテクチャーフォト・ブック
    • アーキテクチャーフォト・プロダクト
    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    メールマガジンで最新の情報を配信しています

    この記事をシェア
    タイトルタイトルタイトルタイトルタイトル
    https://architecturephoto.net/permalink

    記事について#architecturephotonetでつぶやいてみましょう。
    有益なコメントは拡散や、サイトでも紹介させていただくこともございます。

    architecturephoto®
    • black
    • gray
    • white