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2024.7.24Wed
2024.7.23Tue
2024.7.25Thu
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定
photo©見学友宙

SHARE 芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定

architecture|feature
建材(内装・床)vogelまつもとコーポレーション田中哲也建築構造計画建材(外装・建具)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・天井)建材(内装・壁)港区図面あり見学友宙芦沢啓治住宅東京
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定外観、北東側の道路より見る。 photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定2階、手前:リビング、奥:ダイニング photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定3階、吹抜とホール photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定屋上 photo©見学友宙

芦沢啓治建築設計事務所が設計した、東京・港区の「House in Aoyama」です。
アートと家具に詳しい施主の為の住宅です。建築家は、作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施しました。また、多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定されました。

東京都心の住宅街にたつ地上3階建て、地下1階の4層のコンクリート住宅で、クライアントは、夫婦と子供1人、そして犬が2匹である。

建築家によるテキストより

計画としては、近隣住宅との離隔は取れるが、交差点に面してることもありプライバシーに配慮してリビングとメインベッドルームにはバルコニーを設け植栽を配している。それでも十分な光を取るためトップライトを有効に活用した。外観にバルコニーの手摺りと合わせてルーバーのファサードとしたのはそのためである。

2階に大きなリビングとダイニングを作り、寝室は1階と3階に分け、さらに地下に音楽を楽しむ部屋と倉庫を作っている。都心の住宅ににおいて屋上はその家の庭のようなものである。しっかりと植栽を設け、BBQができる空間を設けた。

建築家によるテキストより

アートと家具に対して造詣が深く、計画をするにあたりアートの配置計画と家具との相性も含め検討された。
モダンアートの背景が必ずしも白い壁である必要がないことは確認していたが、アートが壁や空間との関係の中で大きく関係し合うことから、プロポーションや場所に関してのみならず、周辺のディテールにおいても細心の注意を払い計画している。

インテリアにおいては外壁部分で断熱を構成していることから、内装でコンクリートを露出している。工事会社との連携により、コンクリートの仕上げは、天井はリブ状、壁は洗い出しとブラスト仕上げと多様な仕上げを施している。これらの仕上げは家具やアートとの相性を確認しながら検討されている。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定外観、北東側の道路より見る。 photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定外観、北東側の外壁を見上げる。 photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定外観、エントランスへのアプローチを見る。 photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定外観、エントランスへのアプローチを見る。 photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定1階、ホールからエントランスを見る。 photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定1階、エントランスからシューズクロークを見る。 photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定1階、エントランスからシューズクロークを見る。 photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定1階、ホールから2階への階段を見る。 photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定1階から2階への階段 photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定2階、左:1階への階段、右:3階への階段 photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定2階、手前:リビング、奥:ダイニング photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定2階、リビングからダイニングを見る。 photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定2階、ダイニングとリビングからテラスを見る。 photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定2階、リビング photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定2階、リビングからキッチンを見る。 photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定2階、キッチン photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定2階、キッチン photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定2階、リビングから3階への階段を見る。 photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定3階、吹抜とホール photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定3階、ホールから屋上への階段を見る。 photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定屋上 photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定屋上 photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定3階、メインベッドルームからテラスを見る。 photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定3階、メインベッドルーム photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定3階、メインベッドルーム photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定3階、メインベッドルーム photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定3階、メインベッドルームからメインバスルーム側を見る。 photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定3階、メインバスルーム photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定3階、メインバスルーム photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定2階、トイレ photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定1階、ゲストルーム photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定1階、ゲストルームからクローゼット側を見る。 photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定1階、ゲストバスルーム1 photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定地下1階、プレイルーム photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定地下1階、プレイルーム photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定地下1階、プレイルーム photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定2階、ダイニング、夕景 photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定2階、ダイニング、夕景 photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定2階、ダイニング、夕景 photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定2階、ダイニング、夕景 photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定2階、ダイニング、夕景 photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定壁と天井の詳細 photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定壁と天井の詳細 photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定壁と天井の詳細 photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定手摺の詳細 photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定外観、北東側の道路より見る、夜景 photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定1階平面図 image©芦沢啓治建築設計事務所
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定2階平面図 image©芦沢啓治建築設計事務所
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定3階平面図 image©芦沢啓治建築設計事務所
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定屋上階平面図 image©芦沢啓治建築設計事務所
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定地階平面図 image©芦沢啓治建築設計事務所
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定断面図 image©芦沢啓治建築設計事務所
芦沢啓治建築設計事務所による、東京・港区の「House in Aoyama」。アートと家具に詳しい施主の為の住宅。作品や家具と空間の関係性を考慮し、プロポーションや場所に加えて周辺のディテールの在り方までを意識した設計を実施。多様なRC壁の仕上げもアートとの相性を確認して決定断面図 image©芦沢啓治建築設計事務所

以下、建築家によるテキストです。


東京都心の住宅街にたつ地上3階建て、地下1階の4層のコンクリート住宅で、クライアントは、夫婦と子供1人、そして犬が2匹である。

計画としては、近隣住宅との離隔は取れるが、交差点に面してることもありプライバシーに配慮してリビングとメインベッドルームにはバルコニーを設け植栽を配している。それでも十分な光を取るためトップライトを有効に活用した。外観にバルコニーの手摺りと合わせてルーバーのファサードとしたのはそのためである。

2階に大きなリビングとダイニングを作り、寝室は1階と3階に分け、さらに地下に音楽を楽しむ部屋と倉庫を作っている。都心の住宅ににおいて屋上はその家の庭のようなものである。しっかりと植栽を設け、BBQができる空間を設けた。

アートと家具に対して造詣が深く、計画をするにあたりアートの配置計画と家具との相性も含め検討された。
モダンアートの背景が必ずしも白い壁である必要がないことは確認していたが、アートが壁や空間との関係の中で大きく関係し合うことから、プロポーションや場所に関してのみならず、周辺のディテールにおいても細心の注意を払い計画している。

インテリアにおいては外壁部分で断熱を構成していることから、内装でコンクリートを露出している。工事会社との連携により、コンクリートの仕上げは、天井はリブ状、壁は洗い出しとブラスト仕上げと多様な仕上げを施している。これらの仕上げは家具やアートとの相性を確認しながら検討されている。

その昔家を作る時、トレンドについて考えてはいけないとイタリアの建築家ジオポンティーが雑誌ドムスにおいて書いていた。長く設計に携わり家の経過を眺めてきた中で、実に確信に満ちた言葉であることかと思うことが多々ある。この家においては、その言葉を思い出しながら計画を進めていったところがある。末長く使われる家となってもらえれば本望である。

■建築概要

題名:House in Aoyama
所在地:東京都港区
主用途:専用住宅
意匠設計:芦沢啓治建築設計事務所 担当/芦沢啓治、本條理恵
構造設計:田中哲也建築構造計画 担当/田中哲也、片岡陽花
施工:株式会社まつもとコーポレーション 担当/岩田裕幸
造園:vogel 担当/川開修一 
構造:RC造
階数:地下1階 地上3階 PH
敷地面積:159.08㎡
建築面積:105.27㎡
延床面積:377.31㎡(106.65㎡/B1F、101.95㎡/1F、91.00㎡/2F、65.91㎡/3F、11.80㎡/PH)
設計:2021年1月~2021年12月
工事:2021年12月~2023年5月
竣工:2023年5月
写真:見学友宙

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・屋根屋根

防水下地+断熱パネルt40の上、塩ビシート防水歩行用パネルt8 貼り

外装・壁外壁

躯体防水の上、モルタル下地メッシュEPS断熱ボードt50:エコサームボード(東邦レオ)

外装・建具開口部

アルミサッシ:ARMS(三協立山アルミ)
特注スチールサッシ(SUSPRO)
特注木製サッシ(moro’s)

内装・床床

磁器質タイル貼りt9:One(Maristo)

内装・壁壁

コンクリート洗い出しの上撥水材塗布
珪藻土コテ仕上げ

内装・天井天井

コンクリート打ち放しの上、保護塗料塗布:ランデックスコート(大日技研工業)

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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  • 2021.3.22Mon
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    長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える
    photo©Ju Yeon Lee

    SHARE 長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える

    architecture|feature
    リノベーション長坂常宿泊施設長崎図面ありハシゴタカ建築設計事務所スキーマ建築計画イジュヨン綴組
    長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える外観、北西側の道路より見る、夜景 photo©Ju Yeon Lee
    長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える1階、土間から出入口側を見る。 photo©Ju Yeon Lee
    長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える2階、客室2入口から吹抜を見る。 photo©Ju Yeon Lee
    長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える2階、客室2-1から客室2-2を見る。 photo©Ju Yeon Lee

    長坂常 / スキーマ建築計画が設計した、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」です。
    フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテルです。建築家は、国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案しました。また、外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加えました。施設の場所はこちら(Google Map)。

    長崎県の離島、対馬にある明治元(1868)年に建てられた木造2階建ての旅館「旧有明荘」をホテルに改修する計画である。対馬は九州よりも韓国釜山に近いところに位置し、昔から韓国人が多く訪れ、韓国文化との結びつきの強い場所である。

    旧有明荘はその中心街・厳原の大町通りに建ちフェリーターミナルからも歩ける距離にある。そこで、本プロジェクトはこの場所を国内外からのゲストをもてなす島の表玄関にすべくスタートした。

    建築家によるテキストより

    そのために、明治元年に作られたファサードを極力維持しながら、中ではなにか変化が起こっていることを感じてもらえるよう、窓周りのしつらえを工夫し、中を改装した。

    中途半端に改修が重ねられていた1階部分は解体し、要素を取り除き、エンプティな空間をつくった。
    それによって上階への期待とともに、日々のニーズに合わせイベントなどを企画できるようなスペースとして未来への期待を担わせる空間にした。

    建築家によるテキストより

    2階は中廊下を挟み東西に分かれていたが、階段をひとつ追加し東西それぞれに上がれるようにすることで、その中廊下を落として吹き抜けをつくり、そこに東西の2部屋が面する計画とした。表情としても、日本と韓国のミックスを狙い新しく手を加えるところを中心に「白」で構成した。

    建築家によるテキストより
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    リノベーション長坂常宿泊施設長崎図面ありハシゴタカ建築設計事務所スキーマ建築計画イジュヨン綴組
    2024.07.24 Wed 15:06
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    【ap job更新】 “地域の可能性を拡げる”を掲げ、アトリエと組織を経験した水野芳康が主宰する「水野建築事務所」が、設計スタッフ(既卒・経験者・2025年新卒)を募集中

    ap job 【ap job更新】 “地域の可能性を拡げる”を掲げ、アトリエと組織を経験した水野芳康が主宰する「水野建築事務所」が、設計スタッフ(既卒・経験者・2025年新卒)を募集中

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    建築求人情報
    【ap job更新】 “地域の可能性を拡げる”を掲げ、アトリエと組織を経験した水野芳康が主宰する「水野建築事務所」が、設計スタッフ(既卒・経験者・2025年新卒)を募集中
    【ap job更新】 “地域の可能性を拡げる”を掲げ、アトリエと組織を経験した水野芳康が主宰する「水野建築事務所」が、設計スタッフ(既卒・経験者・2025年新卒)を募集中
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
    job.architecturephoto.net

    “地域の可能性を拡げる”を掲げ、アトリエと組織を経験した水野芳康が主宰する「水野建築事務所」の、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    設計スタッフを2名程度募集します。

    水野建築事務所は、静岡県焼津市に拠点を置く建築設計事務所です。
    私たちのミッションは「交流の力」を生み出すことです。私たちは、建築設計というフィールドで、地方都市の課題を真正面からとらえ地域の可能性を拡げるアウトプットをし続けていきます。私たちの事業は東京ではできない挑戦です。

    近年の仕事である、焼津市ターントクルこども館や焼津市豊田地域交流センターの設計を通じ、建築を点でとらえるのではなく、面的にとしてとらえることで、交流の場を中心とした、都市としての広がりをつくりだしてける可能性を感じました。また、焼津駅前通りの復興に貢献すべく、自社ビルの建設(設計中)、ランドバンク(低利用地の有効利用の促進)や商店街や行政への提案と実践を行っています。

    私たちの掲げる「交流の力」はすべてのビルディングタイプに共通したコンセプトです。どんな仕事でも、そのやり方次第で世界に発信しうる建築が出来ることを信じ、新たな挑戦を恐れずに取り組んでいます。

    代表の水野芳康は、大学卒業後、2つのアトリエ事務所(山中デザイン研究所、aat+ヨコミゾマコト建築設計事務所)と1つの組織事務所(日建設計)に勤務し、都内で10年間実務経験を積みました。「建築家になりたい!」という思いだけで突き進んだ時期でした。
    どこを拠点にして活動していくのかとても悩みましたが、東日本大震災の経験や、地元への思いから、地方都市に新しい建築の可能性を直感し、実家のある静岡県焼津市に戻ってきました。

    そこから、10年あまり「いい建築とは何か?」真っ直ぐにこの問いと向き合うのなら、地域に根ざした事務所こそチャンスに恵まれていると思っています。いい建築は、場所の空気を正確に理解し、人々と密な対話をすることからしか生まれないと思うからです。そこには、今までのように都市部の流行を時間差で写していくという価値観とは違った、独自の地域性の中から生まれる次世代の建築の可能性を感じます。

    私たちと一緒に、次世代の設計事務所を、一緒につくりませんか。幅広い視野を持って、建築家が地域社会に何ができるのか、地域からどんな発信ができるのか、可能性を拡大していきたいと考えています。

    焼津は東京駅まで1時間半と比較的近いため、首都圏と日常的な行き来のある地域です。一方で水産加工を中心としたしっかりとした産業と、小さなコミュニティの中で、東京の事務所にはない地域と建築との関わり方を経験できると思いますが、同時に不安な部分も多くあると思いますので、仕事以外の部分でも十分バックアップしたいと思います。

    私たちの考えに共感していただき、情熱をもって建築に取り組んでくれる方を募集します。

    job.architecturephoto.net
    • ap job
    建築求人情報
    2024.07.24 Wed 10:07
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    2024.7.23Tue
    • 青木淳と品川雅俊のASが改修を手掛けた、京都市東山区の店舗「MOMOTARO JEANS KYOTO」がオープン。京町家の美しさを引き継いで、古い素材を活かしながら新たな素材を重ね合わせる
    • 梅原佑司+山﨑円 / 風憬社による、高知・高岡郡の「久礼の家」。重要文化的景観にも選ばれる町でキャンプ等が趣味の施主の為に計画。周辺と馴染む“大きな切妻屋根の平屋”で、建具を開け放つと“屋外にいる様な”感覚になる建築を考案。収納や家事の為に機能的な動線計画も行う
    2024.7.25Thu
    • 【ap job更新】 関祐介が主宰する「YUSUKE SEKI STUDIO」が、設計スタッフ(既卒・経験者)と 外注スタッフを募集中
    • 土浦亀城邸が、東京・南青山のポーラ青山ビルディングの敷地内に移築され一般公開へ。月2回の公開で、2024年9月2日から予約受付を開始
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