大西麻貴+百田有希 / o+hが設計した、静岡・浜松市の店舗「まちのコモンズとしての店舗」です。
郊外のメガネ店の計画です。建築家は、暮らしを豊かにする“コモンズ”としての店舗を目指し、放射状に壁を配置して売場だけではない“性格の異なる居場所”を備えた建築を考案しました。また、地域の素材も使用して“暖かみのある空間”とすることも意図されました。店舗の場所はこちら(Google Map)。
買物としてはもちろん、目的がなくとも立ち寄りたくなる、まちの暮らしを豊かにするコモンズとしての店舗を目指した。
放射状に配置された壁によって、商品カテゴリーごとに個性を持たせた売り場や、ゆったりくつろげる待合、多彩な本の置かれたライブラリなど、性格の異なる居場所が生まれている。
地元産の天竜杉や、国内産間伐材を利用した木質ボードなど、地域に根ざした素材を使用することで、あたたかみのある空間としている。
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以下、建築家によるテキストです。
買物としてはもちろん、目的がなくとも立ち寄りたくなる、まちの暮らしを豊かにするコモンズとしての店舗を目指した。
放射状に配置された壁によって、商品カテゴリーごとに個性を持たせた売り場や、ゆったりくつろげる待合、多彩な本の置かれたライブラリなど、性格の異なる居場所が生まれている。
地元産の天竜杉や、国内産間伐材を利用した木質ボードなど、地域に根ざした素材を使用することで、あたたかみのある空間としている。
■建築概要
題名:まちのコモンズとしての店舗
所在地:静岡県浜松市中央区西伊場町78-2
主用途:店舗
設計:o+h 担当/大西麻貴、百田有希、古澤周、江口哉子
施工:株式会社ハンドマン(建築)、株式会社スペース(什器)
構造:木造
階数:地上1階
敷地面積:474.60㎡
建築面積:206.66㎡
延床面積:199.66㎡
設計:2022年8月~2023年3月
工事:2023年4月~2023年10月
竣工:2023年10月
写真:阿野太一