小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現外観、南西側より見る。夜景 photo©トロロスタジオ 中村マユ
小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現外観、南側より高層部分を見上げる。夜景 photo©トロロスタジオ 中村マユ
小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現外観、南側より低層部分を見る。夜景 photo©トロロスタジオ 中村マユ
小山光+KEY OPERATIONが設計した、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭 Luce Jardin」。
催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビルの計画です。建築家は、広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案しました。そして、内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現しています。
中池袋公園に隣接し、池袋駅東口から徒歩2分の立地に計画された、商業施設と住宅が一体となった複合ビル。
2019年にオープンした複合文化商業施設「Hareza池袋」およびリニューアル後の中池袋公園との調和を図り、地域の新たな魅力を創出することを目指して進められた。
中池袋公園は、砂地の舗装から石貼りの広場へと変貌を遂げ、ヨーロッパの広場のような趣を持つ空間として再整備され、文化的イベントや賑わいを支える場として機能している。この広場との一体感を生み出すファサードデザインが、本計画の主要なテーマとなった。
本計画では、敷地が広場に面しているため、高さ制限が緩やかである点を活かし、階高を4メートル程度とすることで、限られた敷地面積においても広がりを感じられる内部空間が実現された。広場への緑化として当初は壁面緑化を検討したが、テナント内部の視認性を損なうという課題があった。
一方、防火設備の制約からアルミサッシの製作高さは2.2mが限界であり、その上部に高窓が生まれることに着目した。この高窓部をセットバックして立体的な植栽を挿入することで、テナントの視認性を確保しながら広場の緑に寄与する「高窓の光庭」を実現した。
「面積を犠牲にせずに緑を都市に還元できるか」という問いへの回答として、高窓の光庭はセットバックした隙間に設けられている一方、建物の下部は敷地際まで広げられており、テナントのリース面積を最大限に確保する効率的な断面形状となっている。
高窓の光庭の軒裏には木材が使用され、立面図のファサードとは異なり、アイレベルから見上げた時に現れるもうひとつのファサードが、建物全体に温かみを与えている。高窓の植栽は季節によって表情を変え、広場の木々と呼応しながら、文化的イベントが開催される広場の賑わいを各階から見渡せる関係性をつくり出している。
本計画では、都心の中高層ビルとして容積率を最大限活用しながら、ポーラスなヴォリュームに植栽を植える隙間空間を創出し、広場との一体感を持たせ、都市の風景に調和した豊かな環境を提供する新たな公共性を持つ建築を提案した。
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小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現鳥瞰、南東側より見下ろす。 photo©トロロスタジオ 中村マユ

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現外観、南西側より見る。 photo©KOP 小山光

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現外観、南西側より見る。 photo©KOP 小山光

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現外観、南側より低層部分を見る。 photo©KOP 小山光

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現外観、南側より高層部分を見上げる。 photo©KOP 小山光

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現外観、セットバックした部分の植栽を見る。 photo©KOP 小山光

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現外観、南西側より見る。 photo©KOP 小山光

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現1階、テナント photo©トロロスタジオ 中村マユ

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現5階、テナント(3階~6階は同平面) photo©トロロスタジオ 中村マユ

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現6階、テナント photo©トロロスタジオ 中村マユ

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現8階、住宅部分、屋外階段からエントランスドアを見る。 photo©トロロスタジオ 中村マユ

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現8階、住宅部分、エントランスホールからウォークインクローゼット側を見る。 photo©トロロスタジオ 中村マユ

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現8階、住宅部分、左:リビングルーム、右:ウォークインクローゼット photo©トロロスタジオ 中村マユ

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現8階、住宅部分、リビングからダイニングを見る。 photo©トロロスタジオ 中村マユ

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現8階、住宅部分、ダイニングからリビングを見る。 photo©トロロスタジオ 中村マユ

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現8階、住宅部分、正面:リビング、右手前:ダイニング、右奥:キッチン photo©トロロスタジオ 中村マユ

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現8階、住宅部分、キッチン photo©トロロスタジオ 中村マユ

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現8階、住宅部分、キッチンからダイニングとリビングを見る。 photo©トロロスタジオ 中村マユ

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現8階、住宅部分、ダイニングからリビングを見る。 photo©トロロスタジオ 中村マユ

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現8階、住宅部分、ロフト photo©トロロスタジオ 中村マユ

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現8階、住宅部分、ロフト photo©トロロスタジオ 中村マユ

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現8階、住宅部分、ロフト photo©トロロスタジオ 中村マユ

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現8階から7階への階段、住宅部分、7階の北のロフト側を見る。 photo©トロロスタジオ 中村マユ

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現7階ロフト、住宅部分、北のロフトから階段側を見る。 photo©トロロスタジオ 中村マユ

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現8階から7階への階段、住宅部分 photo©トロロスタジオ 中村マユ

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現7階、住宅部分、廊下から南のロフトへの階段を見る。 photo©トロロスタジオ 中村マユ

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現7階、住宅部分、廊下 photo©トロロスタジオ 中村マユ

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現7階、住宅部分、廊下から個室側を見る。 photo©トロロスタジオ 中村マユ

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現7階、住宅部分、東側の個室 photo©トロロスタジオ 中村マユ

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現8階、住宅部分、トイレと洗面所 photo©トロロスタジオ 中村マユ

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現7階、住宅部分、ロフトの窓越しにセットバック部分の植栽を見る。 photo©KOP 小山光

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現7階、住宅部分、バルコニー photo©トロロスタジオ 中村マユ

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現外観、南側より低層部分を見る。夜景 photo©トロロスタジオ 中村マユ

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現外観、南東側より低層部分を見る。夜景 photo©トロロスタジオ 中村マユ

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現外観、南東側より低層部分を見る。夜景 photo©トロロスタジオ 中村マユ

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現外観、南側より高層部分を見上げる。夜景 photo©トロロスタジオ 中村マユ

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現外観、南西側より見る。夜景 photo©トロロスタジオ 中村マユ

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現外観、南西側より見る。夜景 photo©トロロスタジオ 中村マユ

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現1階平面図 image©KEY OPERATION

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現2階平面図 image©KEY OPERATION

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現3〜6階平面図 image©KEY OPERATION

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現7階平面図 image©KEY OPERATION

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現7階ロフト平面図 image©KEY OPERATION

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現8階平面図 image©KEY OPERATION

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現8階ロフト平面図 image©KEY OPERATION

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現断面図 image©KEY OPERATION

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「中池袋公園 高窓の光庭」。催しも行われる公園と対面する敷地に建つ複合ビル。広場と“一体感を生む”ファサードを意図し、高窓部分を後退させて“植栽を挿入する”断面構成の建築を考案。内部への視認性の確保とリース面積の最大化も実現矩計図 image©KEY OPERATION
以下、建築家によるテキストです。
中池袋公園に隣接し、池袋駅東口から徒歩2分の立地に計画された、商業施設と住宅が一体となった複合ビル。
2019年にオープンした複合文化商業施設「Hareza池袋」およびリニューアル後の中池袋公園との調和を図り、地域の新たな魅力を創出することを目指して進められた。
中池袋公園は、砂地の舗装から石貼りの広場へと変貌を遂げ、ヨーロッパの広場のような趣を持つ空間として再整備され、文化的イベントや賑わいを支える場として機能している。この広場との一体感を生み出すファサードデザインが、本計画の主要なテーマとなった。
本計画では、敷地が広場に面しているため、高さ制限が緩やかである点を活かし、階高を4メートル程度とすることで、限られた敷地面積においても広がりを感じられる内部空間が実現された。広場への緑化として当初は壁面緑化を検討したが、テナント内部の視認性を損なうという課題があった。
一方、防火設備の制約からアルミサッシの製作高さは2.2mが限界であり、その上部に高窓が生まれることに着目した。この高窓部をセットバックして立体的な植栽を挿入することで、テナントの視認性を確保しながら広場の緑に寄与する「高窓の光庭」を実現した。
「面積を犠牲にせずに緑を都市に還元できるか」という問いへの回答として、高窓の光庭はセットバックした隙間に設けられている一方、建物の下部は敷地際まで広げられており、テナントのリース面積を最大限に確保する効率的な断面形状となっている。
前面はメインである1階テナントの顔を優先するため、階段とエレベーターは側道からのアプローチとした。1階と2階のテナントスペースは、それぞれ独立した利用が可能である一方、店内階段やダムウェイターを設けることで一体化した使用も可能な設計となっている。
3階から6階には物販やクリニックなどのテナントが想定され、7階と8階はメゾネットの住居となっている。住居部分には、リビングダイニングやキッチンを備えた空間に加え、ロフトを設けたことにより、2層のメゾネットが4層の「クアトレット」となっており、密度の高い断面を形成している。このロフトは高窓の光庭と空間的にリンクし、植栽越しに広場を望みながら緑と光に包まれた居場所となっている。
8階のリビングには円弧状の吹き抜けが設けられ、ネットを張ることでハンモックのような空間が形成されており、さらにはボルダリングで上部に登れる仕組みも設けられている。7階には個室や水回りが配置され、滑り台も用いた動線を生かした立体的な居住空間が実現されている。
当初、敷地形状に沿った多角形の外形に合わせて構造フレームを設ける計画だったが、コスト効率を考慮し、構造フレームは中央部に単純なグリッド形式を採用した。これにより、建物の外形は敷地形状に沿いつつ、内部では効率的な構造設計が可能となった。高窓の光庭の奥には、このグリッドフレームに沿った窓を設け、高窓の植栽を通して室内に自然光が柔らかく差し込む空間となっている。
昼は高窓の植栽を通して室内に自然光が柔らかく差し込み、夜は各階テナントの灯りが高窓の植栽を透かして広場に漏れ出す。昼は光庭が広場の緑と建築をつなぎ、夜は光の帯が広場に温かみをもたらす。
高窓の光庭の軒裏には木材が使用され、立面図のファサードとは異なり、アイレベルから見上げた時に現れるもうひとつのファサードが、建物全体に温かみを与えている。高窓の植栽は季節によって表情を変え、広場の木々と呼応しながら、文化的イベントが開催される広場の賑わいを各階から見渡せる関係性をつくり出している。
本計画では、都心の中高層ビルとして容積率を最大限活用しながら、ポーラスなヴォリュームに植栽を植える隙間空間を創出し、広場との一体感を持たせ、都市の風景に調和した豊かな環境を提供する新たな公共性を持つ建築を提案した。
■建築概要
建物名称:中池袋公園 高窓の光庭 Luce Jardin
英語名称:Clerestory Garden at Naka-Ikebukuro Park
所在地:東京都豊島区
主要用途:店舗+住宅
施主:個人
設計:小山光+KEY OPERATION INC.
構造設計:構造設計工房デルタ
設備設計:コモド設備計画
施工:渡辺建設株式会社
敷地面積:82.84㎡
建築面積:65.47㎡
延床面積:469.06㎡
設計期間:2020年11月~2024年7月
施工期間:2023年9月~2025年1月
写真:トロロスタジオ 中村マユ