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TOTO通信2021年夏号「特集:個室の復権」のオンライン版。8組の建築家が個室を提案

TOTO通信2021年夏号「特集:個室の復権」のオンライン版が公開されています。8組の建築家が個室を提案しています。

人がひとりで過ごすための場を考えたい。建築家は、人同士のコミュニケーションが豊かになるための空間にさまざまなアイデアを提案してきているが、一方で、人はひとりで過ごす時間も長い。
何かに集中するとき、没頭したいことがあるとき、あるいは瞑想するときもあるかもしれない。
そして、このコロナ禍においては、リモートワークが進み、ソーシャルディスタンスも促されている。否応なく人と交わらない生活の渦中に立たされ、この災禍において「個室」の意義を再検討したいと考えさせられた。
人間がひとりになる場所としての「個室」をどうとらえるのか。上記の想いを投げかけ、複数の建築家たちに「個室」を計画していただいた。

こちらは建築家の提案ページへのリンクです。

写真家・大竹央祐が、タトアーキテクツ / 島田陽設計のThe Blend Innとその周辺を撮影した写真集『Beyond Inn Out』をプレビュー
写真家・大竹央祐が、タトアーキテクツ / 島田陽設計のThe Blend Innとその周辺を撮影した写真集『Beyond Inn Out』をプレビュー photo©大竹央祐
写真家・大竹央祐が、タトアーキテクツ / 島田陽設計のThe Blend Innとその周辺を撮影した写真集『Beyond Inn Out』をプレビュー photo©大竹央祐
写真家・大竹央祐が、タトアーキテクツ / 島田陽設計のThe Blend Innとその周辺を撮影した写真集『Beyond Inn Out』をプレビュー photo©大竹央祐

写真家・大竹央祐が、タトアーキテクツ / 島田陽設計のThe Blend Innとその周辺を撮影した写真集『Beyond Inn Out』をプレビューします。写真集はこちらのページから購入可能です。
また、出版に合わせた写真展が2021年5月29日・30日開催、29日には島田陽を迎えたトークイベントも企画されており、その情報も末尾に掲載します。

大阪・此花区にあるホテル、The Blend Inn(設計:タトアーキテクツ)とその周辺を2か月にわたり取材。

空間の光や風、場所に漂う空気感のようなものを対象に、それらを同じフォーマットのフィルムで捉え直すことで、建築の「内=in(n)」「外(out)」の境界を超えて、建築を取り巻く環境を写し出そうとする試み。

インフォーマルな風景の中に人々の暮らしが息づく「まちなみ」の写真と、そのまちなみのような時間の堆積を荒々しいコンクリートの肌理と遊戯的な設えによって再現した「建築」の写真を、同じ見開きの中に並列、対比させることで、見るものに連想的なイメージを与える構成。

巻末には建築家・島田陽へのインタビューのほか、著者と詩人・辺口芳典によるノート・撮影地点マップを収録。

表紙coverは、“Inn ver.”と“Out ver.”の2種展開です。

リリーステキストより
TOTO通信の2021年春号「特集:建築家のもうひとつの仕事」のオンライン版が公開。寳神尚史・藤田雄介・菅原大輔・小泉誠に設計ではない仕事の話を聞く

TOTO通信の2021年春号「特集:建築家のもうひとつの仕事」のオンライン版が公開されています。寳神尚史藤田雄介菅原大輔小泉誠に設計ではない方の仕事について話を聞いています。寳神には不動産ディベロッパーの側面、藤田には、建具ブランド展開の側面、菅原にはコミュニティカフェ運営の側面、小泉には物販店舗の運営の側面がある事で知られています。

建築家が、建築設計以外の仕事にチャレンジすることが増えてきた。
たとえば、家具や建具を別の建築家向けに販売したり、設計事務所にカフェを併設して街との接点を生んだり。
あるいは、土地と建物に自らお金を出し、オーナーを兼ねて商業施設や集合住宅を設計することもある。
これらは、設計業を存続していくための経営上のサバイバルの方策でもあるが、設計のクリエイティビティを外部から刺激する動力としても働くのではないか。
建築家たちの「もうひとつの仕事」を紹介する。

杉本博司と榊田倫之による新素材研究所のモノグラフ『Old Is New 新素材研究所の仕事』をプレビュー
杉本博司と榊田倫之による新素材研究所のモノグラフ『Old Is New 新素材研究所の仕事』をプレビュー

現代美術作家の杉本博司と建築家の榊田倫之による新素材研究所のモノグラフ『Old Is New 新素材研究所の仕事』がamazonで発売されています。本記事では書籍の中身をプレビューします。

こちらは杉本が本書籍に寄せたテキスト。

表紙の絵柄について

この本のジャケットには抽象画が採用された。しかしこの絵は初めから抽象画として描かれたものではない。それは偶然に絵となったものだ。私は熱海にあるMOA美術館全面改修にあたって、全長17メートル、高さ4メートルの壁を6面、日本の伝統工法である黒漆喰でおおうことにした。漆喰は土だ、そしてコテで塗られる。現代建築は乾いた材料を好む。しかし伝統工法は湿式工法が多い。この巨大な壁面を目地なしで仕上げるには1面を1日で終わらせなければならない。熟達の職人が3人集められた。1人ひとりコテの運びが違う。伝統工法を用いてこれだけの巨大面を仕上げたことは、日本建築史上ないのではないかと自負している。漆喰そのものが稀になった現在、普通は白の漆喰に炭の粉を混ぜて黒にするのはさらに稀だ。乾くのに時間がかかる。数日後、その面に立ち現れたのはほぼ無意識のコテの痕跡だ。私はそこに意識を超えた美しさを見出すのだ。大昔、人が意識と無意識の狭間で描きはじめた洞窟壁画もこのようにはじまったのに違いない。
Old Is New、忘れられた古代の魂、私は現代にあって、その魂の姿をもう一度見てみたいのだ。
(杉本博司)

書籍より
菊竹清訓の、島根県立美術館で行われた建築展「菊竹清訓 山陰と建築」のカタログがPDFで公開
菊竹清訓の、島根県立美術館で行われた建築展「菊竹清訓 山陰と建築」のカタログがPDFで公開 photo©髙橋菜生

菊竹清訓の、島根県立美術館で行われた建築展「菊竹清訓 山陰と建築」のカタログがPDFで公開されています。2021年3月22日まで行われていた展覧会です。

以下は展覧会公式概要。

菊竹清訓(1928-2011)は、《島根県立美術館》(1998)の設計を手がけた戦後の日本を代表する建築家です。

自邸《スカイハウス》(1958)、《出雲大社庁の舎》(1963)といった作品や、建築運動「メタボリズム」などによって、国際的にも高い評価を受けています。島根県では、知事も務めた第23代田部長右衛門との関係から、当館の前身である《島根県立博物館》(1958)をはじめ多くの建築を設計しました。

菊竹清訓の没後10年に開催される本展では、菊竹による山陰地方の建築に加え、代表的な作品や、生涯を通じて取り組んだ未来都市の構想を紹介し、菊竹建築の魅力を紹介します。

坂牛卓とエンリク・マシップ=ボッシュの対話「建築、都市、理論」と、坂牛卓のモノグラフ『Taku Sakaushi. Unfolding architecture』プレビュー
坂牛卓とエンリク・マシップ=ボッシュの対話「建築、都市、理論」と、坂牛卓のモノグラフ『Taku Sakaushi. Unfolding architecture』プレビュー

坂牛卓エンリク・マシップ=ボッシュ(ENRIC MASSIP-BOSCH)の対話「建築、都市、理論」を掲載、坂牛卓のモノグラフ『Taku Sakaushi. Unfolding architecture』をプレビューします。
エンリクはスペインの建築家で東工大への留学時代に篠原一男を研究していた経験もあります。
この対話の日本語版は、坂牛のモノグラフに収録しきれなかったもので、許可を得てアーキテクチャーフォトで特別に公開するものです。この書籍はGA gallery BOOKSHOPなどでも販売されています。

 
 
建築、都市、理論:坂牛卓とエンリク・マシップ=ボッシュの対話

 
エンリク・マシップ=ボッシュ(以下、エンリク):あなたの作品からは様々な方向性が見て取れます。明確な理論、社会に対する認識、そして建築の自律性など、一見お互いに矛盾した要素が糸となって織り上げられ作品となっています。最終的にどのような模様のタペストリーが織り上がるのかは分からないし、もしかしたら最終的な模様は永遠に出来上がらないかもしれません。この不確実性というか予測不能性があなたの建築を魅力的なものにしているのだと思います。あなたの作品の中には分かりやすいメッセージや形式論は見えませんが、それでもある種の統一感が感じられます。対話を始めるにあたり、このように様々な方向性が存在する中で、まずはあなたの仕事のベースにある理論的なアプローチについての熱い思いを語っていただきたいと思います。私が聞きたいのは、このモノグラフ作成に当たって指針となった理論的概念が、作品の構想が出来上がってから形成されたものなのか、そうではなくて作品の設計における前提条件だったのかということです。

坂牛卓(以下、坂牛):作品の方向性については、仕事を始める前に既にあったアイデアが元になりそれらが何らかの形で表出したものであったり、作品を制作した後で気づいたことや「発見」したことから発展したものであったりします。建築の理論的フレームワークとは常に言葉では表現できないものを起点としており、先験的なものと経験に基づいたものとのフュージョンのようなものであるというのが私の考えです。

エンリク:建築に対するアプローチについて説明した本を何冊か書いていらっしゃいますね。それらを「理論」と呼ぶことにしましょう。最近『建築の設計力』を出版されましたが、建築における理論の必要性を正当化しているように読み取れます。多くの日本人建築家が理論的概念を提示して来ましたが、その意義について、そして特にそうすることの必要性についてどう考えたらよいのか私はずっと考え答えに行き着いていません。なぜあなたにとって理論は大切なのでしょうか?そして一般的に日本人建築家が理論を重視するのはなぜだと思いますか?

坂牛:そうですね、私の場合はこれまでに受けてきた教育への反動でもあり成果でもあります。私は1980年代に日本で建築を学びました。当時の建築家は、教えることが本職ではない一種の芸術家のような存在であるか、あるいは自分の作品だけを見せながら教える大学教授のどちらかであり、建築をどのように考えたらよいのかということは真剣に教えませんでした。学生に対して、ひたすら「言われた通りにしろ」「自分が見せた建築作品から学べ」とだけ言っていました。建築に必要な知的なプロセスが欠けていたのです。

エンリク:しかし、例えば篠原一男はどうだったのでしょうか?

坂牛:篠原は言葉をとても大切にし、著作を多く残しましたが、彼が残した言葉を理論と呼べるかどうかはわかりません。彼の文章はどちらかというと詩のようなものでしたから。とはいえ、自分が知っている手法しか教えないような建築家たちとは明らかに違う存在でした。優秀な建築家はいましたが、篠原と比べれば彼らはただの専門家に過ぎません。私が思うに、その当時理論を重視していた建築家は篠原一男と磯崎新の二人だけで、たまたま私は東京工業大学で篠原の教えを受けました。私は建築とは一つの理論であると思っていたので、篠原と磯崎を追随すべきモデルとしたのです。私はその後UCLAに行きチャールズ・ムーアの指導の下で修士論文を書き上げました。

安藤忠雄がゲストエディターを務めるドムス2021年2月号の社説。「大都市の宝石箱」というタイトルで既存の都市機構に批判的声明を出す必要性を説く

安藤忠雄がゲストエディターを務めるドムス2021年2月号の社説が公開されています。「大都市の宝石箱」というタイトルで既存の都市機構に批判的声明を出す必要性を説く内容です。2021年2月号の概要はこちらで閲覧できます。ハンス・ホラインのレッティ蠟燭店が表紙。

中川エリカが自身の書籍『中川エリカ 建築スタディ集 2007-2020』を解説している動画

中川エリカが自身の書籍『中川エリカ 建築スタディ集 2007-2020』を解説している動画です。

注目の若手建築家、中川エリカの初の単行本。「ヨコハマアパートメント」(オンデザインと共同設計)、「桃山ハウス」ほか、計画中の作品も含む15のプロジェクトを掲載。スタディの目的ごとにいくつも制作する大きなスケールの模型、街と建築の連続性を検証するための「街のコンテクスト図」など独自のスタディ手法を通して、中川の作品と思想を紹介。建築家のスミルハン・ラディック、西沢大良とのふたつの対談も収録。(日本語/英語併記)

発売早々に重版となった『内藤廣設計図面集』の増刷出来を前に、 内藤廣直筆サイン入り版の事前予約を1/25まで受付中。南洋堂・紀伊國屋書店・丸善ジュンク堂書店・蔦屋書店など16店舗が参加。
発売早々に重版となった『内藤廣設計図面集』の増刷出来を前に、 内藤廣直筆サイン入り版の事前予約を1/25まで受付中。南洋堂・紀伊國屋書店・丸善ジュンク堂書店・蔦屋書店など16店舗が参加。
発売早々に重版となった『内藤廣設計図面集』の増刷出来を前に、 内藤廣直筆サイン入り版の事前予約を1/25まで受付中。南洋堂・紀伊國屋書店・丸善ジュンク堂書店・蔦屋書店など16店舗が参加。 photo©南洋堂書店
発売早々に重版となった『内藤廣設計図面集』の増刷出来を前に、 内藤廣直筆サイン入り版の事前予約を1/25まで受付中。南洋堂・紀伊國屋書店・丸善ジュンク堂書店・蔦屋書店など16店舗が参加。

発売早々に重版となった『内藤廣設計図面集』の増刷出来を前に、内藤廣の直筆サイン入り版の事前予約を2021年1月25日まで、全国主要店舗で受け付けています。南洋堂・紀伊國屋書店・丸善ジュンク堂書店・蔦屋書店など16店舗が参加しています。本書籍の中身プレビューはこちらのページで閲覧可能です。サイン本は2021年2月初旬頃に各店舗へ順次届けられる予定で、数に限りがあるので、確実に入手されたい方は事前予約がお勧めとのこと。【ap・pr】

内藤廣の直筆サイン入り版の予約を受け付けている店舗は以下。
(電話等で直接店舗にお問い合わせください)

TOTO通信の2021年新春号、特集「藤塚光政の写真術を読む」のオンライン版が公開

TOTO通信の2021年新春号、特集「藤塚光政の写真術を読む」のオンライン版が公開されています。インタビューに加え藤津賀が撮影した建築作品の写真と撮影時のエピソードを読むことができます。

以下は、各ページへのダイレクトリンク。

ドムス誌の2021年ゲストエディターを務める安藤忠雄による社説が公開。改めて建築における“光”の重要性を語る

イタリアの歴史ある建築雑誌ドムスの2021年ゲストエディターを務める安藤忠雄による社説が公開されています。改めて建築における“光”の重要性を語られています。ドムスは1928年にジオ・ポンティによって創刊された雑誌です。現在は紙媒体とウェブ媒体で更新されています。

グラフィックの枠を超え建築家とも協同する原田祐馬 / UMAの単著『One Day Esquisse:考える「視点」がみつかるデザインの教室』をプレビュー
グラフィックの枠を超え建築家とも協同する原田祐馬 / UMAの単著『One Day Esquisse:考える「視点」がみつかるデザインの教室』をプレビュー photo courtesy of UMA

グラフィックの枠を超え建築家とも協同する原田祐馬 / UMAの単著『One Day Esquisse:考える「視点」がみつかるデザインの教室』をプレビューします。

京都芸術大学(旧京都造形芸術大学)空間演出デザイン学科でゼミをもつデザイナーの著者が、今年4月1日から自主的にスタートした1日1問の出題形式のオンラインゼミ「One Day Esquisse(ワンデイ・エスキース)」。
本書は同ゼミで出題された課題と参加学生の作例、講師による講評コメントをもとに、自宅の環境や身近な素材からクリエイティブなアイデアを発想し、具体的な形やプレゼンテーションとしてアウトプットするための視点と手法を解説する書籍です。

5月末まで約1ヶ月半にわたり実施されたゼミから課題をテーマごとに章立て。
出題の詳細内容と出題意図、学生の提出作品、作品に対する講評コメントを作品画像を中心にレイアウト。
解説文から考え方のヒントを読み解き、具体的な作例も制作意図とともに見ることができます。

大学の新1年生から修士課程2年生まで、幅広いレベルの学生たちにむけられるゼミの柔軟な課題の数々は、現役の学生だけでなく、コロナ禍で一般化したオンライン授業に悩む教員の方々のヒントとなる内容。
また、デザイン系の学校・職種を目指すひと、広告関係や商品開発などクリエイティブな業務に関わるビジネス層にとってもデザイン的な思考法に触れる入口となるでしょう。

リリーステキストより
内藤廣の大判図面集『内藤廣設計図面集』の中身を先行プレビュー。Amazonと南洋堂で予約受付中
内藤廣の大判図面集『内藤廣設計図面集』の中身を先行プレビュー。Amazonと南洋堂で予約受付中

オーム社より刊行される、内藤廣の大判図面集『内藤廣設計図面集』の中身を先行プレビューします。発売は2020年12月23日。【ap・ad】

現在、Amazonおよび南洋堂で予約受付中です。

長く待ち望まれた、内藤廣の図面集がついに刊行。

~初期の代表作「海の博物館」(1992)から近作「日向市庁舎」(2019)まで~
プロジェクトの最重要と位置づけられた図面のみで構成された全18作品。

建築家・内藤廣が、1981年に自身の建築事務所を設立してから現在に至るまでの仕事の中から18作品を選び出し、その設計図面を一冊にまとめた本です。設計図を目の前にすると、この図面からあのような建築がつくられるのかと感慨が押し寄せてきます。

公共建築など大規模なものとなれば、設計図面は1000枚を超えるといわれます。その中でも内藤がもっとも大事にしているのは、「技術やシステム、構造、設備、デザインのすべてを網羅した断面矩計図」です。この図面は建築の質を決定づけているといってよく、内藤廣が「建築に何を込めたか」を如実に伝えてくれます。

本書はそれらを中心に、要となるディテールや各種詳細図を含む、プロジェクトの最重要と位置づけられた図面のみで構成されています。内藤自身による解説はもちろん、描き下ろしの美しいドローイングも収録。

判型は大判サイズの「B4判」。開くと大迫力の図面が展開します。製本方法は180度見開きやすい、糸かがりのオープンバック製本を採用しています。

リリーステキストより
TOTO通信の2020年秋号「特集:変容する住宅たち」のオンライン版が公開。篠原一男の「谷川さんの住宅」、本野精吾の「本野精吾邸」等の継承のされ方をレポート

TOTO通信の2020年秋号「特集:変容する住宅たち」のオンライン版が公開されています。篠原一男の「谷川さんの住宅」、本野精吾の「本野精吾邸」等の継承のされ方をレポートしています。

建築雑誌『エル・クロッキー』の最新号(205号)がSANAAを特集。書籍収録の妹島・西沢と大西麻貴の対話パートが無料公開中

スペインを拠点とし高品質なモノグラフを刊行することで世界的に知られている建築雑誌『エル・クロッキー』の最新号(205号)がSANAAを特集しています。2015年から2020年までの作品を収録。本書籍に併せて収められている、妹島和世・西沢立衛と、o+hの大西麻貴との対話パート「Architecture and Environment as One. A Conversation with Kazuyo Sejima and Ryue Nishizawa, by Maki Onishi」がPDFで無料公開中です。

元木大輔 / DDAAによる著書『工夫の連続: ストレンジDIYマニュアル』の中身をプレビュー。ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展への参加でも注目される建築家による初の著書
元木大輔 / DDAAによる著書『工夫の連続: ストレンジDIYマニュアル』の中身をプレビュー。ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展への参加でも注目される建築家による初の著書

元木大輔 / DDAAによる初の著書『工夫の連続: ストレンジDIYマニュアル』の中身をプレビューします。発売は2020年10月2日を予定。元木は、ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館への参加でも注目される建築家です。元木大輔 / DDAAの作品は、アーキテクチャーフォトでも多数紹介してきており、こちらから閲覧可能です。

視点を変えるだけで、あらゆるものは素材になる。ゼロから考えずに、すでにあるものをハックする方法を獲得しよう。まわりの環境を変える工夫を身につければ、世界はより豊かで楽しいものになる!
自由に形を考えられるフルーツ・ボウルから駅の階段を使った劇場まで、さまざまなスケールのものを自らの手で作り、考えるための画期的なDIYマニュアル。
ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展への出展などで注目を浴びる建築家、元木大輔による初の著書!

リリーステキストより

こちらは元木自身がtwitterに投稿した本書籍の紹介内容をまとめたものです。

これは、「デザイン=工夫」と捉えることでフルーツ・ボウルから駅の階段を使った劇場まで、さまざまなスケールのものを自らの手で作り、考えるためのちょっと変わったDIY的方法論についての本です。

DIYをテーマに間口を広くを意識しつつ、ビスの留め方からタクティカルアーバニズムや都市まで、できるだけ広く深く様々なスケールのデザインについて考えていることをまとめました。この本は、写真、テキスト、イケア的な作り方マニュアルの3つの要素から構成されています。

はじめは「合板」や「スポンジ」だったDIYの材料がだんだん「ガードレール」や「駅の階段」になっていくちょっと変わったなDIYの作り方マニュアル。happaで撮影した作ったものたちの写真。写真、テキスト、ドローイング全て未発表の撮り下ろし、書き下ろしです。

ブックデザインは今までもいくつものプロジェクトでご一緒しいている安定の橋詰宗さん。巻頭カラーのグラビアページはほぼセレクトから並び順まで、ほぼゴッティンガムにお任せしました。

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