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21_21 DESIGN SIGHTでの「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」の入場チケットをプレゼント。WOWがディレクションを担当。会場に散りばめられた“問い”を通して、防災や災害について主体的に考えながらの作品鑑賞を促す。会場構成はトラフが手掛ける
21_21 DESIGN SIGHTでの「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」の入場チケットをプレゼント。WOWがディレクションを担当。会場に散りばめられた“問い”を通して、防災や災害について主体的に考えながらの作品鑑賞を促す。会場構成はトラフが手掛ける会場風景(ロビー) 撮影:木奥恵三
21_21 DESIGN SIGHTでの「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」の入場チケットをプレゼント。WOWがディレクションを担当。会場に散りばめられた“問い”を通して、防災や災害について主体的に考えながらの作品鑑賞を促す。会場構成はトラフが手掛ける会場風景(ギャラリー2) 撮影:木奥恵三
21_21 DESIGN SIGHTでの「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」の入場チケットをプレゼント。WOWがディレクションを担当。会場に散りばめられた“問い”を通して、防災や災害について主体的に考えながらの作品鑑賞を促す。会場構成はトラフが手掛ける会場風景(ギャラリー2)、坂茂建築設計+ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク「避難所用・紙の間仕切りシステム」 撮影:木奥恵三

21_21 DESIGN SIGHTでの「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」の入場チケットの抽選への応募はこちらから

21_21 DESIGN SIGHTでの「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」の入場チケットを抽選でプレゼントいたします。
ビジュアルデザインスタジオWOWがディレクションを担当しました。会場に散りばめられた“問い”を通して、防災や災害について主体的に考えながらの作品鑑賞を促す内容です。また、会場構成はトラフ建築設計事務所が手掛けています。
展示会期は、2025年11月3日まで。展覧会の公式ページはこちら。入場チケットプレゼント企画の応募締切は、2025年9月5日(金)13時まで(お申込みにはGoogleアカウントが必要になります)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。

21_21 DESIGN SIGHTでは、2025年7月4日より企画展「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」を開催いたします。展覧会ディレクターには、ビジュアルデザインスタジオのWOWを迎えます。

自然災害はいつどこで発生するか、確実にはわかりません。日頃から防災バッグを用意している人も、あまり考えないようにしている人もいるかもしれません。どんなに想像しても、当たり前の日常が失われるその瞬間は、実際に直面しなければわからないものでしょう。しかし災害大国と呼ばれる日本にいる私たちが、無縁ではいられないのは事実です。あまり考えたくはない災害の存在から目を背けず、その捉え方を見つめ直すことで、今やるべきことや、考えるべきことが見えてくるかもしれません。

本展では、そもそも災害とはなにかという視点から、これまでの地震や水害のデータビジュアライゼーションをはじめとしたリアルな状況把握や、防災に関するプロダクト、災害をきっかけに生まれたプロジェクトなど、人々が直面してきた自然災害を広く見つめ直します。また各地に残る災害に関する言い伝えや今後の可能性に目を向けた研究など、過去から現代、そして未来にいたるまでの災害への向き合い方も紐解きます。

会場には、いくつかの「問い」が散りばめられています。状況によって、答えは一つではありません。人によって正解も変わるかもしれません。しかしあらかじめ想像し、近くの人の答えを見聞きして、その瞬間を予想外としなければ、未来は少し変えられるかもしれません。新しい備えと、気持ちの準備をはじめませんか。

リリーステキストより

以下に、詳細な情報を掲載します。

内藤廣による、渋谷ストリーム ホールでの展覧会。タイトルは“建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷”。2023年開催の島根での展示の“渋谷版”として企画。学生時代の作品や様々な代表作に加えて渋谷駅周辺の再開発プロジェクトも紹介
内藤廣による、渋谷ストリーム ホールでの展覧会。タイトルは“建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷”。2023年開催の島根での展示の“渋谷版”として企画。学生時代の作品や様々な代表作に加えて渋谷駅周辺の再開発プロジェクトも紹介渋谷ストリーム ホールのエントランス付近の看板 photo©architecturephoto
内藤廣による、渋谷ストリーム ホールでの展覧会。タイトルは“建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷”。2023年開催の島根での展示の“渋谷版”として企画。学生時代の作品や様々な代表作に加えて渋谷駅周辺の再開発プロジェクトも紹介4階、会場風景 photo©architecturephoto
内藤廣による、渋谷ストリーム ホールでの展覧会。タイトルは“建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷”。2023年開催の島根での展示の“渋谷版”として企画。学生時代の作品や様々な代表作に加えて渋谷駅周辺の再開発プロジェクトも紹介5階、会場風景 photo©architecturephoto
内藤廣による、渋谷ストリーム ホールでの展覧会。タイトルは“建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷”。2023年開催の島根での展示の“渋谷版”として企画。学生時代の作品や様々な代表作に加えて渋谷駅周辺の再開発プロジェクトも紹介6階、会場風景 photo©architecturephoto

内藤廣による、渋谷ストリーム ホールでの展覧会です。
タイトルは“建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷”。2023年開催の島根での展示の“渋谷版”として企画されました。そして、学生時代の作品や様々な代表作に加えて渋谷駅周辺の再開発プロジェクトも紹介しています。
会期は2025年7月25日~8月27日まで。展覧会の公式ページはこちら

「建築家・内藤廣展 in 渋谷」実行委員会(委員長:小林幹育)は、2025年7月25日(金)から8月27日(水)まで、「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」(以下、本展覧会)を渋谷ストリーム ホールにて開催します。

日本を代表する建築家であり、渋谷駅周辺の再開発において、2006年から建築デザインや景観を調整する「デザイン会議」の座長などを務める内藤廣が手がける全45のプロジェクトを、内藤自身の頭の中に宿る「赤鬼」と「青鬼」が、リング下の場外乱闘さながらに解説する、異色の展覧会です。

本展覧会は、2023年に島根県益田市の島根県立石見美術館(島根県芸術文化センター「グラントワ」内)で開催された展覧会「建築家・内藤廣 BuiltとUnbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い」の渋谷版として企画されました。益田市での展覧会では、内藤の建築家としての思考を情熱的で自己主張の強い性格の「赤鬼」と、控えめで禁欲的な性格の「青鬼」という異なる視点から紐解き、作品を解説するという少し風変わりな展示方法も話題を呼び、12,815名の来場者を迎えました。

本展覧会では、このコンセプトを踏襲しつつ、蔵出しインタビューや「渋谷と益田」を対比的に表現した模型や映像などを新たに制作しました。渋谷駅周辺の再開発の全体像を俯瞰できる大型模型や撮り下ろしの映像作品、銀座線渋谷駅やグラントワの巨大な1/20模型など、渋谷と益田という対局にある街と向き合ったそれぞれの建築を体感できる展示になります。

リリーステキストより
TOTOギャラリー・間での建築展「新しい建築の当事者たち」。大阪・関西万博の休憩所他設計プロポで選ばれた20組のグループ展。複雑な状況下での実現までの過程を、模型や資料を通じて紹介。様々な対話から生まれた“思考の結節点となるキーワード”も提示
TOTOギャラリー・間での建築展「新しい建築の当事者たち」。大阪・関西万博の休憩所他設計プロポで選ばれた20組のグループ展。複雑な状況下での実現までの過程を、模型や資料を通じて紹介。様々な対話から生まれた“思考の結節点となるキーワード”も提示ギャラリー1での展示の様子。 photo©architecturephoto
TOTOギャラリー・間での建築展「新しい建築の当事者たち」。大阪・関西万博の休憩所他設計プロポで選ばれた20組のグループ展。複雑な状況下での実現までの過程を、模型や資料を通じて紹介。様々な対話から生まれた“思考の結節点となるキーワード”も提示中庭での展示の全景。 photo©architecturephoto
TOTOギャラリー・間での建築展「新しい建築の当事者たち」。大阪・関西万博の休憩所他設計プロポで選ばれた20組のグループ展。複雑な状況下での実現までの過程を、模型や資料を通じて紹介。様々な対話から生まれた“思考の結節点となるキーワード”も提示ギャラリー2での展示の様子。 photo©architecturephoto

TOTOギャラリー・間での建築展「新しい建築の当事者たち」です。
大阪・関西万博の休憩所他設計プロポーザルで選ばれた20組のグループ展です。複雑な状況下での実現までの過程を、模型や資料を通じて紹介します。また、様々な対話から生まれた“思考の結節点となるキーワード”も提示されました。
会期は2025年7月24日~10月19日です。展覧会の公式ページはこちら

出展者は、GROUP(井上岳、棗田久美子、齋藤直紀、中井由梨、赤塚健)、大西麻貴+百田有希 / o+h(大西麻貴、百田有希)、KIRI ARCHITECTS(桐圭佑)、工藤浩平建築設計事務所(工藤浩平)、KUMA&ELSA(隈翔平、エルサ・エスコベド)、studio m!kke+Yurica Design and Architecture+Studio on_site(小林広美、竹村優里佳、大野宏)、小俣裕亮建築設計事務所/new building office(小俣裕亮)、KOMPAS(小室舞)、t e c o(金野千恵)、斎藤信吾建築設計事務所+Ateliers Mumu Tashiro(斎藤信吾、根本友樹、田代夢々)、axonometric(佐々木慧)、コロガロウ/佐藤研吾建築設計事務所(佐藤研吾)、PONDEDGE+farm+VOID(鈴木淳平、村部塁、溝端友輔)、ナノメートルアーキテクチャー(野中あつみ、三谷裕樹)、MIDW+Niimori Jamison(服部大祐、新森雄大)、AHA 浜田晶則建築設計事務所(浜田晶則)、萬代基介建築設計事務所(萬代基介)、三井嶺建築設計事務所(三井嶺)、山田紗子建築設計事務所(山田紗子)、米澤隆建築設計事務所(米澤隆)です。

TOTOギャラリー・間では、開設40周年記念企画の第二弾として、「EXPO 2025 大阪・関西万博」の休憩所他設計業務の公募型プロポーザル※1にて選ばれた、1980年以降生まれの20組の建築家たちによるグループ展「新しい建築の当事者たち」を開催します。

20組の建築家は万博の休憩所・トイレ・サテライトスタジオ等の施設の提案にあたり、仮設建築物をつくるという前提のもと、社会や建築に対する問いを立て、自らの仮説を手がかりに試行錯誤を続けてきました。それらの取り組みの中には、産業化された建設や流通への挑戦、歴史への接続、循環する素材や既存技術の更新、そして多様な人びとを受け止めていく場としての建築の在り方など、今日的な建築の状況と課題を概観することができます。同時に、彼らは各方面から届く賛否交えたさまざまな意見を引き受け、実現に向けた関与を続けてきました。万博に限らず社会課題の複雑化が加速度的に進み先行きの見えない時代において、こうした向き合い方が、建築を新しくしていくひとつの原動力になると言えるのではないでしょうか。

本展は、20組がどのような問いを立て、複雑な状況に対峙しながらどのように案を実現させてきたのか、会場を埋め尽くす図面や模型などの資料と言葉を通じて彼らの奮闘を追うドキュメンタリーです。また、彼らの実践から、新しい建築の当事者像を浮かび上がらせる試みでもあります。今回の展覧会が20組や万博の枠を超え、現実社会の中で建築を実現させるために奔走するすべての人々と共有し、これからの建築について皆で議論していく場となることを願っています。

※1:2022年に開催されたプロポーザルで、審査員は藤本壮介、平田晃久、吉村靖孝の3氏が務めた

リリーステキストより
黒川紀章の“中銀カプセルタワー”をテーマとしたMoMAでの展覧会の会場写真。同建築の50年間の寿命に捧げる展示。タイトルは「中銀カプセルタワーの多様な人生」
黒川紀章の“中銀カプセルタワー”をテーマとしたMoMAでの展覧会の会場写真。同建築の50年間の寿命に捧げる展示。タイトルは「中銀カプセルタワーの多様な人生」Installation view of The Many Lives of the Nakagin Capsule Tower, on view at The Museum of Modern Art, New York, from July 10, 2025, through July 12, 2026. Photo: Jonathan Dorado.
黒川紀章の“中銀カプセルタワー”をテーマとしたMoMAでの展覧会の会場写真。同建築の50年間の寿命に捧げる展示。タイトルは「中銀カプセルタワーの多様な人生」Installation view of The Many Lives of the Nakagin Capsule Tower, on view at The Museum of Modern Art, New York, from July 10, 2025, through July 12, 2026. Photo: Jonathan Dorado.
黒川紀章の“中銀カプセルタワー”をテーマとしたMoMAでの展覧会の会場写真。同建築の50年間の寿命に捧げる展示。タイトルは「中銀カプセルタワーの多様な人生」Installation view of The Many Lives of the Nakagin Capsule Tower, on view at The Museum of Modern Art, New York, from July 10, 2025, through July 12, 2026. Photo: Jonathan Dorado.

黒川紀章の“中銀カプセルタワー”をテーマとしたMoMA(ニューヨーク近代美術館)での展覧会の会場写真です。
同建築の50年間の寿命に捧げる展示です。タイトルは「中銀カプセルタワーの多様な人生(The Many Lives of the Nakagin Capsule Tower)」。本記事では、会場写真に加えて関連資料の画像や動画も掲載します。
会期は、2025年7月10日~2026年7月12日です。展覧会の公式ページはこちら


こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

MoMAが2025年7月10日に中銀カプセルタワーの50年間の寿命に捧げる展覧会を開催

「中銀カプセルタワーの多様な人生(The Many Lives of the Nakagin Capsule Tower)」展では、ニューヨーク近代美術館のコレクションから完全に修復されたカプセルが展示されます。

ニューヨーク近代美術館は、1972年から2022年まで東京・銀座に存在した、日本の建築家・黒川紀章(1934年~2007年)による画期的なプロジェクト、中銀カプセルタワーの50年間の存続期間に焦点を当てた展覧会を開催します。「中銀カプセルタワーの多様な人生」展は、2025年7月10日から2026年7月12日までニューヨーク近代美術館のストリートレベルギャラリーで開催され、カプセルA1305とともに、建物の変化し続ける、予想外の用途を示す約45点の関連資料が展示されます。これらの資料には、1970~72年に作られた本プロジェクト唯一の現存模型、オリジナルの図面や写真、販促用の印刷物、アーカイブ映像や音声記録、元居住者へのインタビュー、そして建物全体のインタラクティブなバーチャルツアーが含まれます。通勤するビジネスマン向けのマイクロ住居として宣伝されたこの建物は、相互に接続された2つのコンクリートと鉄骨のタワーから成り、各ユニットにはプレハブ式の設備とソニー製のカラーテレビが完備された、1人用の「カプセル」が140個設置されていました。かつて建物の最上階に設置されていたカプセルA1305は、他の保存されたカプセルから回収された可能な限り多くのオリジナル部品によって完全に修復されており、オプションとして提供されていた音響機器一式も含まれています。このカプセルは、2022年に建物が解体された後、オリジナルの状態に修復されたわずか14個のうちの1つであり、2023年にニューヨーク近代美術館によって収蔵されました。ニューヨーク近代美術館の会員は、特別なアクティベーションイベントの際にカプセル内部に入る機会を得ることができます。「中銀カプセルタワーの多様な人生」展は、建築・デザイン部門のアシスタント・キュレーターであるエヴァンゲロス・コツィオリス(Evangelos Kotsioris)と、キュレーター・アソシエイトのパウラ・ヴィラプラナ・デ・ミゲル(Paula Vilaplana de Miguel)によって企画されました。

“デザインホテルの変遷と最近のトレンド”をテーマとしたセミナーが、パナソニックの主催で開催。国内外のデザインホテルに関する書籍も執筆する、寶田陵が講師を務める。参加費無料
“デザインホテルの変遷と最近のトレンド”をテーマとしたセミナーが、パナソニックの主催で開催。国内外のデザインホテルに関する書籍も執筆する、寶田陵が講師を務める。参加費無料寶田陵 / the range designによる「GREENITY IWATA」(静岡・磐田市)、2024年 photo©Tomooki Kengaku

【好評につき募集は終了しました。沢山のご応募ありがとうございました】

“デザインホテルの変遷と最近のトレンド”をテーマとしたセミナーが、パナソニックの主催で開催されます。
国内外のデザインホテルに関する書籍も執筆する、寶田陵が講師を務めます。参加費無料(要事前申込)。会場は、東京・新宿区のリビングデザインセンターOZONE開催日時は、2025年8月7日(木)17:30~20:00。【ap・ad】

寶田 陵氏が語る 国内・海外のデザインホテルの変遷と最近のトレンドについて

講師はthe rangedesignINC. 代表取締役 寶田 陵さん。
寶田 陵さんは今まで、数多くのホテルの設計を手がけています

ご自身の勉強の目的で、著名な国内外のホテルに宿泊し、客室のスケッチを行い、「実測 世界のデザインホテル」という書籍を出版されたほどです

今回は国内外のホテルを知り尽くした寶田さんに、デザインホテルの変遷と最近のトレンドについて、お話いただきます。

リリーステキストより

以下に、詳細な情報を掲載します。

藤本壮介による、森美術館での展覧会の会場写真。活動初期から進行中の計画まで網羅的に紹介する大規模個展。模型・図面・写真に加え、インスタレーションや空間を体験できる大型模型なども公開
藤本壮介による、森美術館での展覧会の会場写真。活動初期から進行中の計画まで網羅的に紹介する大規模個展。模型・図面・写真に加え、インスタレーションや空間を体験できる大型模型なども公開「思考の森」、会場の様子 photo©architecturephoto
藤本壮介による、森美術館での展覧会の会場写真。活動初期から進行中の計画まで網羅的に紹介する大規模個展。模型・図面・写真に加え、インスタレーションや空間を体験できる大型模型なども公開「開かれた円環」、会場の様子 photo©architecturephoto
藤本壮介による、森美術館での展覧会の会場写真。活動初期から進行中の計画まで網羅的に紹介する大規模個展。模型・図面・写真に加え、インスタレーションや空間を体験できる大型模型なども公開「仙台市(仮称)国際センター駅北地区複合施設(2024年提案版)1:15模型」、2025年 photo©architecturephoto
藤本壮介による、森美術館での展覧会の会場写真。活動初期から進行中の計画まで網羅的に紹介する大規模個展。模型・図面・写真に加え、インスタレーションや空間を体験できる大型模型なども公開「未来の森 原初の森—共鳴都市 2025」、会場の様子 photo©architecturephoto

藤本壮介による、森美術館での展覧会「藤本壮介の建築:原初・未来・森」の会場写真です。
活動初期から進行中の計画まで網羅的に紹介する大規模個展です。模型・図面・写真に加え、インスタレーションや空間を体験できる大型模型なども公開されています。会期は2025年11月9日まで。展覧会の公式ページはこちら
また、アーキテクチャーフォトでは、本展のチケットプレゼント企画を、2025年7月4日締切りで実施中です。

本展は、藤本にとって初の大規模個展です。活動初期から世界各地で現在進行中のプロジェクトまで8セクション構成で網羅的に紹介し、約30年にわたる歩みや建築的特徴、思想を概観します。

展示には、模型や設計図面、竣工写真に加え、インスタレーションや空間を体験できる大型模型、モックアップ(試作モデル)なども含まれ、建築に携わる人だけでなく、だれもが藤本建築のエッセンスを体感できる、現代美術館ならではの展覧会です。さらに、藤本による未来の都市像の提案を通し、建築の存在意義や可能性についての考察も試みます。

環境への配慮、人と人との変わりゆく関係性、分断されたコミュニティをつなぐ機能、テクノロジーの発展に影響される生活など、今日、建築や都市には従来以上の役割を担うことが求められています。そのような時代に、建築は私たちの暮らしをどう変えうるのか。藤本の実践をとおして、みなさんとともに考えます。

リリーステキストより
隈研吾が校長を務める「高知県立林業大学校」が、2025年度のオープンキャンパスの申込を受付中。CLTを活用した木造校舎の見学や、木造住宅の模型づくりなどが体験可能
隈研吾が校長を務める「高知県立林業大学校」が、2025年度のオープンキャンパスの申込を受付中。CLTを活用した木造校舎の見学や、木造住宅の模型づくりなどが体験可能

隈研吾が校長を務める「高知県立林業大学校」が、2025年度のオープンキャンパスの申込を受付中です

隈研吾が校長を務める「高知県立林業大学校」が、2025年度のオープンキャンパスの申込を受付中です。
CLTを活用した木造校舎の見学や、木造住宅の模型づくりなどが体験可能なイベントです。2025年8月2日(土)の午前・午後の計2回の開催で、定員は各回50名(先着順)です。こちらのページからの事前申込制で2025年7月28日(月)必着となっています。また、事前にご連絡すれば、いつでも見学・説明OKな「エブリデイオープンキャンパス(要予約)」も実施中。【ap・ad】

校長を務める世界的な建築家 隈研吾氏からのメッセージ

林業には希望がある

私が初めて手掛けた本格的な木造建築は、「木を全面的に使って欲しい」という要望に応えて設計した高知県梼原町の「雲の上のホテル」です。最初に梼原町を訪ねたのは30年前で、以来、幾度となく高知県を訪れ、そのたびに感銘を受けました。人々の暮らしと森がこれほど深く、温かくつながっている地域は世界でも希ではないのかと

こうした林業を振興することは、高知県にとって重要であるというだけではなく、日本全体にとっても極めて重要なことであり、この強い思いから高知県立林業大学校の校長に就任することを決意いたしました。

森林が県土の84%を占め、林業の中心地とも言える高知県で学ぶということは、非常に意味のあることだと思っています。周囲の森と一体になったこの素晴らしい環境に立地する本校は、高知県が林業・木材産業をいかに重要視しているかの象徴です

本校では、木に関わるさまざまな分野を総合的に教えていますが、これは社会がまさに必要としている教育のシステムであり、私が校長就任時に掲げた「林業を再生し、活性化するプラットフォーム」というビジョンは、すでに形になりつつあります。木に関する多様な領域を合わせるプラットフォームは、世界から見ても非常に貴重な存在であり、本校から巣立った人材は、高知県のみならず、日本全国、そして世界の「木の産業」にとって、重要な人材となります。

本校で各界の優れた指導者や全国から集った仲間と出会うことによって、林業・木材産業の再生に向けた画期的なアイデアが生まれることでしょう。木の世界は奥深く、多様な技術が絡み合っており、1、2年で学びきれるものではありません。社会に出てからも学び続け木の世界を探求して欲しい。そのためには、「木を愛する気持ち」を持ち続けることが重要です。

21世紀は木の世紀・木の時代が来ると、私は予測してきました。
本校で学ぶ人は木の時代のリーダーになれる人だと思っています。木の時代を担っていく人材という自覚を持って、互いに切磋琢磨していただきたい。
志を持った皆さん、日本一の高知県の森で、共に学び、成長していきましょう

以下に詳細な情報を掲載します。

青木淳+品川雅俊 / AS、小堀哲夫、仙田満 / 環境デザイン研究所、日建設計が参加する、滋賀の「守山市民ホール大規模改修」プロポの公開プレゼンが開催
青木淳+品川雅俊 / AS、小堀哲夫、仙田満 / 環境デザイン研究所、日建設計が参加する、滋賀の「守山市民ホール大規模改修」プロポの公開プレゼンが開催

青木淳+品川雅俊 / AS小堀哲夫仙田満 / 環境デザイン研究所日建設計が参加する、滋賀の「守山市民ホール大規模改修」プロポーザルの公開プレゼンテーションが開催されます。開催日時は、2025年6月30日10時~13時(開場・受付開始[先着]:9時30分 ※終了時刻は予定です)。開催場所は、守山市民ホール小ホール(Google Map)。事前申込と参加費は不要。

第一次審査で選定された4者による技術提案書の公開プレゼンテーション

守山市市民文化会館(守山市民ホール)は、昭和61年11月の開館以来、文化芸術に触れる場として、また式典や発表の場として、多くの市民に親しまれてきた一方、建物・各種設備は経年による老朽化が進み、安全面・利用面での課題を抱えています。

これを受け市では、今後も安全かつ安心して、より豊かな市民生活に寄与するため、大規模改修に取り組むことになりました。

基本設計・実施設計にあたっては、公募型プロポーザル方式を採用しており、基本計画を踏まえて、改修工事費を意識した上で、創造力や技術力を発揮する最も適切な設計者を選定します。

選定業者
・株式会社AS(東京都)
・株式会社小堀哲夫建築設計事務所(東京都)
・株式会社環境デザイン研究所(東京都)
・日建設計・日建設計CM共同企業体/代表構成員:株式会社日建設計大阪オフィス(大阪府)

MVRDVの会場構成による、ドイツでの展覧会「WEtransFORM」。“持続可能な建築と都市計画の未来”を紹介する展示。企画内容を反映した在り方を目指し、ほぼ全てを館内に既にある素材でまかなって“没入型の空間”を構築。展覧会そのものを提唱する新たな建築文化の実例とする
MVRDVの会場構成による、ドイツでの展覧会「WEtransFORM」。“持続可能な建築と都市計画の未来”を紹介する展示。企画内容を反映した在り方を目指し、ほぼ全てを館内に既にある素材でまかなって“没入型の空間”を構築。展覧会そのものを提唱する新たな建築文化の実例とするチャプター3、生物多様性の促進(Promoting Biodiversity) photo©Matthias Jung
MVRDVの会場構成による、ドイツでの展覧会「WEtransFORM」。“持続可能な建築と都市計画の未来”を紹介する展示。企画内容を反映した在り方を目指し、ほぼ全てを館内に既にある素材でまかなって“没入型の空間”を構築。展覧会そのものを提唱する新たな建築文化の実例とするチャプター5、既存建築の再活性化(Revitalising Existing Buildings) photo©Kunst und Ausstellungshalle der Bundesrepublik Deutschland
MVRDVの会場構成による、ドイツでの展覧会「WEtransFORM」。“持続可能な建築と都市計画の未来”を紹介する展示。企画内容を反映した在り方を目指し、ほぼ全てを館内に既にある素材でまかなって“没入型の空間”を構築。展覧会そのものを提唱する新たな建築文化の実例とするチャプター7、実験への挑戦(Daring to Experiment) photo©Kunst und Ausstellungshalle der Bundesrepublik Deutschland
MVRDVの会場構成による、ドイツでの展覧会「WEtransFORM」。“持続可能な建築と都市計画の未来”を紹介する展示。企画内容を反映した在り方を目指し、ほぼ全てを館内に既にある素材でまかなって“没入型の空間”を構築。展覧会そのものを提唱する新たな建築文化の実例とするチャプター6、循環の最適化(Optimising Cycles) photo©Matthias Jung

MVRDVの会場構成による、ドイツでの展覧会「WEtransFORM」です。
“持続可能な建築と都市計画の未来”を紹介する展示です。建築家は、企画内容を反映した在り方を目指し、ほぼ全てを館内に既にある素材でまかなって“没入型の空間”を構築しました。それによって、展覧会そのものを提唱する新たな建築文化の実例としています。
展覧会の会期は、2026年1月25日まで。公式ページはこちら


こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

持続可能性の章ごとの物語:MVRDVがボンのブンデスクンストハレ(Bundeskunsthalle)にて「WEtransFORM」展の展示デザインを手がける

木曜日に、ドイツ・ボンのブンデスクンストハレは、MVRDVによる展示デザインで最新の展覧会「WEtransFORM:建築の未来について」を開幕しました。ブンデスクンストハレの「持続可能性と環境変化の年」の中核と位置づけられているこの展覧会は、持続可能な建築と都市計画の未来を紹介し、気候に配慮した建築文化の刷新に必要な基本的な設計原則に焦点を当てています。空間デザインは、キュレーターによる8章構成を反映しており、館内にすでにある素材だけでほぼ完全に作られた、謎めいた没入型の空間が連なっています。この循環型のデザイン手法は、展覧会そのものを、展示が提唱する新たな建築文化の実例としています。

「私たちはこれまでに、自身の作品展を数多く手がけてきたことや、ハノーバーからボゴタ、台北に至るまでの博覧会向け展示パビリオンを設計してきたことから、展示デザインにおいてかなりの専門知識を培ってきました」と、MVRDVの創設パートナーであるヤコブ・ファン・ライス(Jacob van Rijs)は語っています。「その専門知識を、誰にでもわかりやすく、多様で、情報豊かな展示づくりにおいて、ブンデスクンストハレのような権威ある機関、そして建設における持続可能な革命という重要なテーマに活かすことができるのは、とても刺激的です」

キュレーターのエヴァ・クラウス(Eva Kraus)氏とスヴェン・ザッペルト(Sven Sappelt)氏は、ニュー・ヨーロピアン・バウハウスの原則に基づいてこの展覧会を構成し、建築業界の持続可能性を探るための8つのテーマ章の構成を作り上げました。展覧会は「地球の生態系(Earth’s Ecosystem)」に関する導入章から始まり、「気候レジリエンスの強化(Strengthening Climate Resilience)」「生物多様性の促進(Promoting Biodiversity)」「十分性の実践(Practising Sufficiency)」「既存建築の再活性化(Revitalising Existing Buildings)」「循環の最適化(Optimising Cycles)」「実験への挑戦(Daring to Experiment)」「積極的な関与(Getting Actively Involved)」と題された章へと続いていきます。

MVRDVはこれら8つの章を、それぞれ独立した空間の連なりとして構想し、ブンデスクンストハレにすでにある展示資材を各テーマに対応させるという課題に自ら取り組みました。その際には、展示される素材の種類や、各展示形式が伝えるメッセージや体験的な効果を常に念頭に置いていました。これら8つの空間は、壁面のグラフィック処理によって引き立てられており、色のグラデーションがそれぞれの空間の個性を際立たせています。

山本理顕による展覧会「コミュニティーと建築」の入場チケットをプレゼント。2024年にプリツカー賞を受賞した建築家の展示。およそ60点の模型・図面・ドローイング等を通して、約50年にわたる設計活動を紹介。代表作のひとつである横須賀美術館で開催
山本理顕による展覧会「コミュニティーと建築」の入場チケットをプレゼント。2024年にプリツカー賞を受賞した建築家の展示。およそ60点の模型・図面・ドローイング等を通して、約50年にわたる設計活動を紹介。代表作のひとつである横須賀美術館で開催ポスター画像 ©Flughafen Zuerich AG
山本理顕による展覧会「コミュニティーと建築」の入場チケットをプレゼント。2024年にプリツカー賞を受賞した建築家の展示。およそ60点の模型・図面・ドローイング等を通して、約50年にわたる設計活動を紹介。代表作のひとつである横須賀美術館で開催横須賀美術館(2007) photo courtesy of 横須賀美術館

横須賀美術館での展覧会「山本理顕展 コミュニティーと建築」の入場チケットの抽選への応募はこちらから

山本理顕による展覧会「コミュニティーと建築」の入場チケットを抽選でプレゼントいたします。
2024年にプリツカー賞を受賞した建築家の展示です。およそ60点の模型・図面・ドローイング等を通して、約50年にわたる設計活動を紹介します。代表作のひとつである横須賀美術館で開催されます。展示会期は、2025年7月19日~11月3日まで。展覧会の公式ページはこちら。入場チケットプレゼント企画の応募締切は、2025年7月11日(金)13時まで(お申込みにはGoogleアカウントが必要になります)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。

建築家・山本理顕(1945-)の50年にわたる設計活動を、およそ60点の模型や図面、スケッチ、ドローイングを通して紹介します。

山本理顕は、建築におけるパブリックとプライベートの境界を「閾(しきい)」と呼び、地域社会とのつながりを生む空間として重要視しています。こうした思想を体現した建築は、そこに住む人々だけでなく、周辺のコミュニティー全体を豊かにできるものとして世界的な評価をあつめ、2024年には、建築界で最も栄誉あるプリツカー賞を受賞しました。

代表作のひとつである横須賀美術館を会場として行われる本展は、山本理顕の設計思想を総合的に紹介する、過去最大規模の展覧会となります。

リリーステキストより

以下に、詳細な情報を掲載します。

今年の日本建築学会賞(作品)の受賞者による記念講演会が開催。伊藤博之と日建設計の江副敏史・多喜茂・髙畑貴良志が登壇。対面とオンラインで実施
今年の日本建築学会賞(作品)の受賞者による記念講演会が開催。伊藤博之と日建設計の江副敏史・多喜茂・髙畑貴良志が登壇。対面とオンラインで実施

今年の日本建築学会賞(作品)の受賞者による記念講演会が開催されます

今年(2025年)の日本建築学会賞(作品)の受賞者による記念講演会が開催されます。伊藤博之日建設計の江副敏史・多喜茂・髙畑貴良志が登壇します。対面とオンラインで実施されます。開催日時は、2025年7月8日18:00~20:30。会場は、建築会館ホール。参加費無料(要事前申込)。

防蟻防腐処理した木材の施工事例を見学する、意匠設計者向けのガイドツアーが開催。経年変化を見据えたメンテナンス計画や、外部に現しで使用する際のポイント等も解説。主催は兼松サステック
防蟻防腐処理した木材の施工事例を見学する、意匠設計者向けのガイドツアーが開催。経年変化を見据えたメンテナンス計画や、外部に現しで使用する際のポイント等も解説。主催は兼松サステック過去のガイドツアーの様子 photo courtesy of Ksustech

防蟻防腐処理した木材の施工事例を見学する、意匠設計者向けのガイドツアーの参加申込はこちら

防蟻防腐処理した木材の施工事例を見学する、意匠設計者向けのガイドツアーが開催されます。
経年変化を見据えたメンテナンス計画や、外部に現しで使用する際のポイント等も解説されます。主催は兼松サステックです。開催日は、2025年6月18日(水)・19日(木)・24日(火)・26日(木)。参加費無料。参加申込の締切は2025年6月13日(金)17:00まで。イベントの参加申込はこちらのページから。【ap・ad】

都心の中高層建物のファサードや軒天に木材を採用した事例が顕著になっています

誰もが気になる木材の腐れや、メンテナンス計画など、実際に施工された建物を見ながら解説するガイドツアーを開催します。

木材を高耐久化するAZN乾式加圧注入式保存処理の仕組みと、耐候性を保つための木材保護塗料について解説する座学の後に、外部から目視で建物見学をする半日コースになっています。

対象は主に非住宅の意匠設計者で、木材の経年変化を見据えたメンテナンス計画の考え方や、木材を外部に現しで使用する場合の設計的な配慮についても説明致します。

リリーステキストより

以下に、施工事例とイベントの詳細を掲載します。

「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」の入場チケットをプレゼント。2023年に島根で開催された展覧会の渋谷版として企画。建築家の思考を“赤鬼”と“青鬼”という異なる視点から紐解く内容。秘蔵インタビューや新規作成の模型等も展示
「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」の入場チケットをプレゼント。2023年に島根で開催された展覧会の渋谷版として企画。建築家の思考を“赤鬼”と“青鬼”という異なる視点から紐解く内容。秘蔵インタビューや新規作成の模型等も展示キーヴィジュアル 提供:「建築家・内藤廣展 in 渋谷」実行委員会
「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」の入場チケットをプレゼント。2023年に島根で開催された展覧会の渋谷版として企画。建築家の思考を“赤鬼”と“青鬼”という異なる視点から紐解く内容。秘蔵インタビューや新規作成の模型等も展示「渋谷駅周辺計画」東京都、20XX年、模型 ©内藤廣建築設計事務所

「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」の入場チケットの抽選への応募はこちらから

「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」の入場チケットを抽選でプレゼントいたします。
2023年に島根で開催された展覧会の渋谷版として企画されました。建築家の思考を“赤鬼”と“青鬼”という異なる視点から紐解く内容です。秘蔵インタビューや新規作成の模型等も展示されます。
会場は、渋谷ストリーム ホール。会期は、2025年7月25日~8月27日まで。展覧会の公式ページはこちら。入場チケットプレゼント企画の応募締切は、2025年7月14日(月)13時まで(お申込みにはGoogleアカウントが必要になります)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。

「建築家・内藤廣展 in 渋谷」実行委員会(委員長:小林幹育)は、2025年7月25日(金)から8月27日(水)まで、「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」(以下、本展覧会)を渋谷ストリーム ホールにて開催します。

日本を代表する建築家であり、渋谷駅周辺の再開発において、2006年から建築デザインや景観を調整する「デザイン会議」の座長などを務める内藤廣が手がける全45のプロジェクトを、内藤自身の頭の中に宿る「赤鬼」と「青鬼」が、リング下の場外乱闘さながらに解説する、異色の展覧会です。

本展覧会は、2023年に島根県益田市の島根県立石見美術館(島根県芸術文化センター「グラントワ」内)で開催された展覧会「建築家・内藤廣 BuiltとUnbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い」の渋谷版として企画されました。益田市での展覧会では、内藤の建築家としての思考を情熱的で自己主張の強い性格の「赤鬼」と、控えめで禁欲的な性格の「青鬼」という異なる視点から紐解き、作品を解説するという少し風変わりな展示方法も話題を呼び、12,815名の来場者を迎えました。

本展覧会では、このコンセプトを踏襲しつつ、蔵出しインタビューや「渋谷と益田」を対比的に表現した模型や映像などを新たに制作しました。渋谷駅周辺の再開発の全体像を俯瞰できる大型模型や撮り下ろしの映像作品、銀座線渋谷駅やグラントワの巨大な1/20模型など、渋谷と益田という対局にある街と向き合ったそれぞれの建築を体感できる展示になります。

リリーステキストより

内藤廣のメッセージ

2023年に島根県益田市で展覧会をやった時に、東京からもたくさんの方が見にきてくださいました。
その中に私が関わっている渋谷の再開発に関係する方たち、とりわけ商店会のメンバーもいました。彼らから、「これをぜひ渋谷でやってほしい」との声があり、その熱意に応えるつもりで、この渋谷の展覧会を催すことにしました。

内容は益田での展示を基にしつつ、美術館とは異なる場所での展示なので、展示の仕方も変え、大きく加えたのは渋谷に関する展示です。これから渋谷がこうなっていく、というまち造り全体を俯瞰する模型を多くの方に見てもらいたかったので新たに制作しました。

「過疎」発祥の地と言われる益田と、「オーバーツーリズム」で人が集まりすぎる渋谷。この二つは我が国の都市が抱える問題を典型的かつ対比的に象徴しているようにも見えます。建築家としてのこれまでの積み上げと延長の上に現在の私の立ち位置があるとすれば、それを見ていただき、この時代に対する思いの一端を共有していただけたら幸いです。

リリーステキストより

以下に、詳細な情報を掲載します。

ザハ・ハディド・アーキテクツによる展覧会「Function Through Form」の会場写真。自社のZHAギャラリーで開催。家具の仕事に着目し、この20年の活動の中から選ばれた作品を展示。多様な素材や文脈を横断しながらも“二項対立の継続的な探求”から一貫性のあるデザインが生まれる様子を紹介
ザハ・ハディド・アーキテクツによる展覧会「Function Through Form」の会場写真。自社のZHAギャラリーで開催。家具の仕事に着目し、この20年の活動の中から選ばれた作品を展示。多様な素材や文脈を横断しながらも“二項対立の継続的な探求”から一貫性のあるデザインが生まれる様子を紹介 photo©Luke Hayes
ザハ・ハディド・アーキテクツによる展覧会「Function Through Form」の会場写真。自社のZHAギャラリーで開催。家具の仕事に着目し、この20年の活動の中から選ばれた作品を展示。多様な素材や文脈を横断しながらも“二項対立の継続的な探求”から一貫性のあるデザインが生まれる様子を紹介 photo©Luke Hayes
ザハ・ハディド・アーキテクツによる展覧会「Function Through Form」の会場写真。自社のZHAギャラリーで開催。家具の仕事に着目し、この20年の活動の中から選ばれた作品を展示。多様な素材や文脈を横断しながらも“二項対立の継続的な探求”から一貫性のあるデザインが生まれる様子を紹介 photo©Luke Hayes

ザハ・ハディド・アーキテクツによる展覧会「Function Through Form」の会場写真です。
自社のZHAギャラリーで開催されています。同事務所の家具の仕事に着目し、この20年の活動の中から選ばれた作品を展示。多様な素材や文脈を横断しながらも“二項対立の継続的な探求”から一貫性のあるデザインが生まれる様子を紹介しています。会期は2025年の夏までとのこと。


こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

ZHAギャラリーでの「Function Through Form」展

クラーケンウェル・デザイン・ウィークで開始され、2025年の夏まで開催される、この新しい展覧会は、ザハ・ハディド・アーキテクツ(ZHA)の家具デザインへのアプローチを探求します。図面、模型、素材サンプル、完成品を含む「Function Through Form: Furniture Designs by Zaha Hadid Architects」は、スタジオの創造的プロセスの舞台裏を紹介します。

2005年から2025年までの選ばれた作品を取り上げながら、この展覧会では、デザインとテクノロジーの限界に挑んできた多様な委託作品やコラボレーションが紹介されます。これらの作品は多様な素材や文脈を横断しながらも、二項対立の継続的な探求が、これらのデザインに一貫性を与えています。それは、実体と空間、内と外、伝統的な工芸と最新技術です。

実験精神を出発点としている「Function Through Form」は、形状、機能、素材性、空間体験が常に対話を重ねる、ZHAのリサーチ主導のデザインアプローチを際立たせています。

20年にわたるプロジェクトの年表は、デジタル設計ツール、製造技術、さまざまな分野における協働の新たな展開を描きながら、ザハ・ハディド・アーキテクツの学際的な研究を進めるための継続的な取り組みを示しています。

本展で紹介される新たなプロジェクトには、2025年のフオリサローネで初披露された、Febal Casaとのコラボレーションによる「ONDA」のほか、2024年のサローネ・デル・モービレで初公開された、iSiMARとの協働による「TOPOS」コレクションなど、近年のプロジェクトの最新ヴァージョンが含まれます。

ロンドンに拠点を置くZHAのギャラリーの2フロアにわたって展示される「Function Through Form」は、機能的なニーズと革新的なプロセスが新たな定義のインスピレーションとなり、家具や空間を通じて日常の関わり方を再構築している様子を明らかにします。

原広司が設計した「粟津邸」を会場に、設計当時の図面・スケッチ・写真などを公開する展覧会が開催。施主の粟津潔の作品に加えて、関連作家の絵画や映像も展示
原広司が設計した「粟津邸」を会場に、設計当時の図面・スケッチ・写真などを公開する展覧会が開催。施主の粟津潔の作品に加えて、関連作家の絵画や映像も展示展覧会ポスター(表面) image courtesy of AWAZU HOUSE ART CENTER

原広司が設計した「粟津邸」(1972年竣工)を会場に、設計当時の図面・スケッチ・写真などを公開する展覧会が開催されます。
展覧会のタイトルは「AWAZU HOUSE INTO THE FUTURE!」です。また、施主の粟津潔の作品に加え、関連作家の絵画や映像も展示されます。開催期間は、2025年5月23日~6月29日(金・土・日のみオープン)。会場となる粟津邸の場所は本記事末尾の概要に記載しています。展覧会の公式サイトはこちら

アワヅハウス、過去、現在、そして未来へ!

粟津潔邸設計当時の図面、スケッチ、写真を中心に、ここで制作された粟津作品や
この家にまつわる作家たちによる絵画、さらには映像や音楽作品も展示します!

・原広司/アトリエファイによる設計図面、スケッチ、書籍、掲載誌など

・粟津潔邸で制作された作品と、粟津と関係のあった作家たちの作品(粟津潔/中村正義/秩父前衛派/ミロ/手塚治虫/山下菊二/ジョナス・メカス/東松照明ほか)

・粟津潔邸で撮影、制作された映画の上映 「風流」「ピアノ炎上」ほか

リリーステキストより

以下に、詳細な情報を掲載します。

東京都庭園美術館での展覧会「建物公開2025 時を紡ぐ館」の入場チケットをプレゼント。“機能の変遷”に焦点を当て“旧朝香宮邸”を公開。建物の記憶を紐解く為に各時代の写真や映像資料なども展示。会期中は通常非公開のエリアも見学でき写真撮影も可能
東京都庭園美術館での展覧会「建物公開2025 時を紡ぐ館」の入場チケットをプレゼント。“機能の変遷”に焦点を当て“旧朝香宮邸”を公開。建物の記憶を紐解く為に各時代の写真や映像資料なども展示。会期中は通常非公開のエリアも見学でき写真撮影も可能展覧会チラシ(表面) image courtesy of 東京都庭園美術館
東京都庭園美術館での展覧会「建物公開2025 時を紡ぐ館」の入場チケットをプレゼント。“機能の変遷”に焦点を当て“旧朝香宮邸”を公開。建物の記憶を紐解く為に各時代の写真や映像資料なども展示。会期中は通常非公開のエリアも見学でき写真撮影も可能東京都庭園美術館本館、書斎 photo courtesy of 東京都庭園美術館

東京都庭園美術館での展覧会「建物公開2025 時を紡ぐ館」の入場チケットの抽選への応募はこちらから

東京都庭園美術館での展覧会「建物公開2025 時を紡ぐ館」の入場チケットを抽選でプレゼントいたします。
“機能の変遷”に焦点を当て“旧朝香宮邸”を公開します。また、建物の記憶を紐解く為に各時代の写真や映像資料なども展示されます。会期中は通常非公開のエリアも見学でき写真撮影も可能となります。
展示会期は、2025年6月7日~8月24日まで。展覧会の公式ページはこちら。入場チケットプレゼント企画の応募締切は、2025年6月13日(金)13時まで(お申込みにはGoogleアカウントが必要になります)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。

幾重にも織りなされてきた時代を紐解く

東京都庭園美術館の本館は、1933年(昭和8)に朝香宮家の自邸として竣工しました。竣工時からの改変はわずかで、当時の様子を良好な状態で伝えることから、国の重要文化財に指定されています。
1983年(昭和58)に美術館として開館して以来、旧朝香宮邸の建築空間を生かした展覧会を開催してきました。年に一度の建物公開展では、特に素材や技法、意匠など、建築そのものに注目しながら、毎回様々なテーマを設け、当館の建築としての魅力を紹介しています。今回は、旧朝香宮邸における建築空間の「機能の変遷」に着目します。

この建物は現在に至るまで、時代の潮流と共に幾重もの歴史を紡いできました。
朝香宮家が過ごした邸宅としての14年間。
吉田茂元首相が政務の場として活用した7年間。
国の迎賓館として、数々の国賓をもてなした19年間。
民間の催事施設として、多くの人々に開かれた7年間。
そして今、美術館として42年目を迎えるこの建物は、時代ごとにどのような機能や役割を果たし、人々と共生してきたのでしょうか。

本展では、各時代を彩るゆかりの作品や写真・映像資料を通して、建物の記憶を紐解きます。また、建物自体の魅力を存分にお楽しみいただけるよう、家具や調度品を用いた再現展示、3階ウインターガーデンの特別公開、さらに窓のカーテンを開け放ち、夏の新緑を望めるように設えます。建築空間や室内意匠にもぜひご注目ください。

リリーステキストより

以下に、詳細な情報を掲載します。

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