竹中工務店(大平滋彦・浜谷朋之・奥出久人)による、2020年日本建築学会賞(作品)を受賞した「パナソニックスタジアム吹田」の動画と資料です。資料はPDFで28枚のものが公開されています。2020年は3作品の受賞があり、乾久美子による「延岡駅周辺整備プロジェクト」、MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOによる「道の駅 ましこ」が同時受賞しています。2020年日本建築学会賞の各賞についてはこちらで閲覧可能。
competition archive
日本建築学会による今年(2020年)の各賞受賞者が発表されていて、日本建築学会賞(作品)は、乾久美子の「延岡駅周辺整備プロジェクト」、竹中工務店の「パナソニックスタジアム吹田」、MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOの「道の駅 ましこ」の3作品が選ばれています。その他の各賞の情報はリンク先でどうぞ。
以下に受賞作品の動画を掲載します。
乾久美子による「延岡駅周辺整備プロジェクト」。
竹中工務店による「パナソニックスタジアム吹田」。PDF資料はこちら。
MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOの「道の駅 ましこ」については、PDF資料が公開されています。
伊東豊雄らが審査する、学生含め満35歳以下が応募可能な、くまもとアートポリスの実施コンペ「立田山憩の森・お祭り広場公衆トイレ 公開設計競技」の要項等が公開されています。
熊本市の中心部から東北に位置する標高152mの立田山は、市街地に残された貴重な自然緑地です。都市化の進展とともに行われる緑地の開発を防ぎ、県民の生活環境を保全するため、自然の森に復元し、憩いの場をつくることで生活環境保全林「立田山憩の森」として、多くの県民の健康づくりやふれあいの場として活用されてきました。
この設計競技は、熊本市北区立田山憩の森・お祭り広場に、県が建設する公衆トイレの設計者を広く公募するもので、熊本県が推進する「くまもとアートポリス」プロジェクト事業として実施するものです。
多くの方々にこの地にふさわしい公衆トイレ計画を提案していただき、設計に参画してもらうために実施します。
福島県「双葉駅西側地区災害公営住宅等」設計プロポーザルの結果と提案書が公開されています。
最優秀提案者は、ブルースタジオ・パシフィックコンサルタンツ設計共同体、次点者は、飯田善彦・鈴木弘人・杜設計共同体でした。
標記プロポーザルの審査結果について、審査等の手続きが終了しましたので、次のとおり公表します。
審査結果
1 最優秀提案者
ブルースタジオ・パシフィックコンサルタンツ設計共同体(東京都)
(代表者)株式会社ブルースタジオ 代表取締役 大地山 博2 次点者
飯田善彦・鈴木弘人・杜設計共同体(神奈川県)
(代表者)株式会社飯田善彦建築工房 代表取締役 飯田 善彦
最終候補者6組の提案書のPDFはこちら。
- 【最優秀提案者】技術提案書(ブルースタジオ・パシフィックコンサルタンツ設計共同体)
- 【次点者】技術提案書(飯田善彦・鈴木弘人・杜設計共同体)
- 技術提案書(FISH+Brezza 設計共同体)
- 技術提案書(高橋建築構造設計室)
- 技術提案書(株式会社清水公夫研究所)
- 技術提案書(株式会社土田建築設計事務所)
その他のプロポーザル参加者の提案書も匿名で、こちらのページで公開されています。
審査講評のPDFはこちら。
広島の「(仮称)呉市立天応義務教育学校校舎等」設計プロポーザルの結果と提案書が公開されています。
契約候補者に、香山・あい設計共同が、次点候補者にシーラカンスアンドアソシエイツが選定されています。
(仮称)呉市立天応義務教育学校校舎等建設工事に伴う設計業務の委託業者選定にあたり、第二次審査を実施した結果、次のとおり契約候補者及び次点候補者を決定しましたのでお知らせします。
提案事業者から提出された技術提案書及びプレゼンテーションを基に、(仮称)呉市立天応義務教育学校校舎等建設工事設計者選定委員会で審査、採点を行いました。
選定結果
契約候補者 : 香山・あい設計共同体 【得点 83.83点/100点】
次点候補者 : 株式会社 シーラカンスアンドアソシエイツ 【得点 82.83点/100点】
こちらは各者の提案書のPDFです。
(一次審査を通過していたのは、NSP設計、遠藤克彦建築研究所・アトリエコJV、香山壽夫建築研究所・あい設計JV、シーラカンスアンドアソシエイツ、内藤建築事務所、村田相互設計の6者でした。)
審査講評のPDFはこちら
SHARE 藤森照信が、令和元年度日本芸術院賞を受賞
藤森照信が、令和元年度日本芸術院賞を受賞しています。「ラ コリーナ近江八幡 草屋根」(平成27年竣工)が対象作品のようです。
賞の概要
日本芸術院では,会員以外の者で,卓越した芸術作品と認められるものを制作した者及び芸術の進歩に貢献する顕著な業績があると認められる者に対して,毎年,恩賜賞と日本芸術院賞を授与しています。
日本芸術院賞は,昭和16年から戦中,戦後の一時期を除いて毎年授与しており,平成30年度において第75回を数えています。
恩賜賞は日本芸術院賞を受賞した者の中から特に選ばれて贈られる賞です。
恩賜賞には賜品が,日本芸術院賞には賞状,賞牌,賞金が贈られます。
平成30年度恩賜賞・日本芸術院賞の授賞式は,天皇皇后両陛下の行幸啓を仰ぎ,令和元年6月24日に挙行されました。
日本芸術院についてはこちら。
役割
日本芸術院は,芸術上の功績顕著な芸術家を優遇するための栄誉機関です。
また,芸術の発達に寄与する活動を行うとともに,芸術に関する重要事項を審議し,これを文部科学大臣又は文化庁長官に意見を述べることができるとされています。沿革
日本芸術院は,明治40年6月に文部省美術展覧会(文展)を開催するために設けられた美術審査委員会を母体とし,大正8年9月に「帝国美術院」として創設されました。
その後,昭和12年6月に美術のほかに文芸,音楽,演劇,舞踊の分野を加え「帝国芸術院」に改組されるなどの拡充を経て,昭和22年12月に「日本芸術院」と名称を変更し,今日に至っています。
隈研吾とK2LDアーキテクツが、シンガポールの「Founders’ Memorial」設計国際コンペに勝利していて、提案の画像も9枚公開されています。
以下はその提案の動画。
The submission by Kengo Kuma & Associates in collaboration with K2LD Architects has been selected as the winner of the international architectural design competition for the Founders’ Memorial. The competition, launched in January 2019, attracted a strong response of 193 submissions from local and foreign firms.
The design concept originates from the idea of a path, a journey tracing the legacy of Singapore’s founding leaders to honor the past and to inspire the present and future. The design aims to be a living memorial, owned by each new generation of Singaporeans, with spaces for the celebration of milestone events and slopes that can be ascended, with a vision to the future the changing skyline of Singapore.
More than a singular building, we envision a garden: a place for all to gather close to nature. The Founders’ Path, as a central spine, defines the new topography with memorial slopes emerging from the landscape. Multiple paths and canopies extend into the garden, creating a seamless journey that invites visitors to reflect, learn and share while contemplating amidst the lush surroundings.
“The Founders’ Memorial, a new kind of monument.”
2019年度のJIA日本建築大賞を、古澤大輔の自邸「古澤邸」が受賞しています。
古澤邸については、以下の動画で様子を詳しく見ることができます。
公開された結果は以下。
【優秀建築選2019 JIA日本建築大賞・JIA優秀建築賞】
2019年度のJIA日本建築大賞及びJIA優秀建築賞が、3月8日(日)に審査委員及び現地審査に選ばれた6作品の関係者によるプレゼンテーションと質疑を経て、下記の通り、決まりましたので、お知らせいたします。【JIA日本建築大賞】(1点)
「古澤邸」
設計者:
古澤大輔(リライト_D/日本大学理工学部建築学科)【JIA優秀建築賞】(3点)
「新潟の集合住宅Ⅲ/ザ・パーク一番堀」
設計者:
細海拓也(細海拓也一級建築士事務所)
江尻憲泰(江尻建築構造設計事務所)「コート・ハウス」
設計者:
松岡聡(一級建築士事務所松岡聡田村裕希)
田村裕希(一級建築士事務所松岡聡田村裕希)「須賀川市民交流センター tette」
設計者:
佐藤維(株式会社石本建築事務所)
十河一樹(株式会社石本建築事務所)
畝森泰行(株式会社畝森泰行建築設計事務所)【JIA新人賞2019】
JIA新人賞2019が、1次審査、公開審査、現地審査を経て、3名の審査委員よる最終審査の結果、下記の方が受賞されましたので、お知らせいたします。審査委員:青木淳、宮本佳明、武井誠
【JIA新人賞2019】(1名)
中山英之(株式会社中山英之建築設計事務所)
「弦と弧」
高知の「四万十町文化的施設」設計プロポーザルの結果と提案書が公開されています。
今回の第2次審査では第1次審査で選定された5事業者からのプレゼンテーションと選定委員によるヒアリングを行い、下記の結果となりましたので公表します。
【四万十町文化的施設基本設計業務プロポーザルの結果】
最優秀者
株式会社スターパイロッツ+有限会社建築設計群無垢設計企業体
最優秀提案者の提案と審査講評のPDFはこちらに。
二次審査に残っていたのは以下の5組でした。
今回の基本設計業務プロポーザルには18事業者から提案書の提出がありました。
その中で、第2次審査に参加を要請する事業者として下記の5事業者を選定しましたので公表します。・株式会社スターパイロッツ+有限会社建築設計群無垢設計企業体
・有限会社マル・アーキテクチャ東京事務所
・リライト_Dライト・岡田設計JV
・長谷川逸子・建築計画工房株式会社
・株式会社シーラカンスアンドアソシエイツ
「広島中央警察署本通交番庁舎」設計プロポーザルの結果と提案書が公開されています。南俊允建築設計事務所が特定者に、近藤哲雄建築設計事務所が次点者に選ばれています。平田晃久が選定委員の部会長を担っていました。
令和2年2月7日(金)に行われた広島中央警察署本通交番庁舎新築工事に伴う基本設計及び実施設計に係る公募型建築プロポーザルに係るプレゼンテーション・ヒアリング及び審査部会において特定者及び次点者を下記のとおり決定しました。(次点者以降発表順に掲載)
以下は2次審査に残っていた応募者の提案書のPDFファイルです。
審査結果と審査講評のPDFはこちらに。
岡山・奈義町の「奈義町立中学校改築」設計プロポーザルの結果と、提案書が公開されています。
受託候補者に選ばれたのは、丹羽・畝森設計共同企業体でした。次点は、大建設計株式会社。結果はこちらのPDFにまとめられています。
以下は各者の技術提案書(PDF)へのリンクです。

石上純也・長谷川豪・勝田隆夫が審査する、一般財団法人杉本建築デザイン財団主催のデザインコンペが開催されます。テーマは「これからの職住一体集合住宅を考える」で、賞金総額は約200万円。応募期間・登録締切は2020年4月24日23:59まで。作品提出締め切りは2020年5月7日当日消印有効。【ap・ad】
コンペ概要
「テーマ:これからの職住一体集合住宅を考える」
多様化する価値観や変化する社会状況の中で、働く場所の選択ができる現代の都市の住まいとはどのようなものでしょうか。
住まいと職場が一体となった住戸をもつ新たな集合住宅を考えることから、住まいとは何か、仕事とは何か、根源的な意味に立ち返って本当に必要な現代の暮らしを考えることが今回のテーマです。近代以降、毎日決まった時間に住まいと職場の間を移動する生活スタイルに相応しい都市と住宅のかたちが模索され、住まいから仕事場が分離された専用住宅が広まりました。しかし近年、私たちの働き方は多様化し、住まいに周辺地域との結び付きをもたせたり、住まいでありながら多様な場所でもあり得るなど、求められる住宅のかたちは大きな変化を見せています。
第 1 回目となる今回は、東京都心部に立地する賃貸集合住宅を課題とします。住宅だけの機能に完結しない職住一体型の集合住宅を、自由な発想で提案してください。
【賞金】
最優秀賞(SUGIMOTO 賞)(1 点):100万円
審査員特別賞
石上純也賞、長谷川豪賞、LINE-INC.賞(計3 点):各30万円
佳作(数点):5万円
藤村龍至・吉村靖孝・吉里裕也・藤江和子が審査する、東京建築士会の「第6回 これからの建築士賞」の募集要項が公開されています。応募締切は2020年4月24日(金)必着。
都市と建築に関わる近年の活動や業績で、設計監理、施工、行政、教育、まちづくり、発注など建築士としての多様な立場を通じて行った未来につながる社会貢献に対して、その活動・業績を担った建築士もしくはそのグループを顕彰する。
未来につながる社会貢献とは、たとえば、美しい景観の形成、安全で魅力的なまちづくりや空間の提案、自然環境や歴史的環境の保全、地球温暖化・人口減少・高齢化社会に対する提案、弱者に対する対策、文化・にぎわい・コミュニティの創出、建築に関する啓蒙・普及など多様であるが、さらに、これからの建築士の仕事を開拓するような、従来の建築士の枠を拡げる活動の応募も大いに期待したい。

「富山県創業支援施設・UIJターン者等住居(仮称)」設計プロポーザルで特定された、仲建築設計スタジオの提案書が公開されています。
富山県創業支援施設・UIJターン者等住居(仮称)整備工事基本設計等業務に係る公募型プロポーザルの審査結果について掲載します。
1特定者について
株式会社仲建築設計スタジオ2審査会の経緯について
■審査会
・審査対象 13の技術提案書
※ 提出された13の提案書について、一次審査及び最終審査を行い、提案を特定した。

今年(2020年)のプリツカー賞を、グラフトン・アーキテクツを主宰する女性建築家のイボンヌ・ファレル(Yvonne Farrell)とシェリー・マクナマラ(Shelley McNamara)が受賞しています。アイルランドを拠点として活動しています。2018年にヴェネチアビエンナーレ国際建築展のキュレーターを務めたり2019年RIBAゴールドメダル受賞の経歴があります。彼女たちの経歴や審査についてはこちらのプリツカー賞公式ページにまとめられています。
簡易的なプロフィールは以下。
Grafton Architects was established in 1978. Directors Yvonne Farrell & Shelley McNamara are both graduates of UCD, are Fellows of the RIAI, are International Honorary Fellows of the RIBA and are elected members of Aosdána, the eminent Irish Art organisation. Teachers at the School of Architecture at University College Dublin from 1976 to 2002 and appointed adjunct Professors in 2015. They have held the Kenzo Tange chair at GSD Harvard and the Louis Kahn chair at Yale University and have been visiting professors at EPFL, Lausanne, Switzerland; Accademia d’Archittettura, Mendrisio, Switzerland, where they were appointed as full professors in 2013. They have been external examiners at numerous universities including Cambridge University and The London Metropolitan School of Architecture. As well as public lectures in Dublin and abroad, including the National Gallery of Ireland in Dublin and the Royal Academy in London, they have lectured widely in European and American Schools of Architecture.
以下に、作品写真を紹介します。
今年のプリツカー賞受賞者が、米国東部標準時の3月3日10時に発表されます(日本時間では2020年3月4日0時)。2019年の受賞者は磯崎新でした。
以下は磯崎の授賞式時の動画で、磯崎のスピーチ(日本語)も収録されています。公式サイトには過去の受賞者の作品画像やスピーチの動画などがアーカイブされています。