隈研吾の設計で、スターバックス社が中目黒に、焙煎もする店舗(ロースタリー)を計画

隈研吾の設計で、スターバックス社が中目黒に、焙煎もする店舗(ロースタリー)を計画しているそうです

隈研吾の設計で、スターバックス社が中目黒に、焙煎もする店舗(ロースタリー)を計画しているそうです。オープン予定は2018年との事。隈研吾は過去に、スターバックスの福岡・大宰府の店舗を手掛けていて、そのデザインは建築業界以外でも注目を集めました。

「スターバックス リザーブ ロースタリー(以下ロースタリー)」は、世界的建築家であり、東京大学隈研究室を立ち上げた隈研吾氏とのコラボレーションにより設計され、お客様に今まで体験したことがないコーヒーの世界を存分に味わっていただける空間となっています。敷地面積1,200平方メートルの広さを誇るこのロースタリーでは、世界中から調達した最も個性的なコーヒーの焙煎と抽出を五感で感じながら、生豆が運ばれてくるところを見るだけでなく、スターバックスのコーヒースペシャリストやマスターロースターとの会話や、厳選された手作りのビバレッジをお楽しみいただけます。またこのロースタリーでは、イタリア料理で有名なロッコ・プリンチ氏監修の焼きたてのフードやパンも取り扱う予定です。

スティーブン・ホールによる、ニューヨーク州の、立体幾何学による複雑な内部空間を持つアーティストのための住宅の写真

スティーブン・ホールによる、ニューヨーク州の、立体幾何学による複雑な内部空間を持つアーティストのための住宅の写真がdezeenに掲載されています

スティーブン・ホールが設計した、ニューヨーク州の、立体幾何学による複雑な内部空間を持つアーティストのための住宅の写真が8枚、dezeenに掲載されています。このページには施工中の写真も掲載されています。

田村篤昌 / 田村篤昌デザイン事務所による、和歌山の住宅「蝙蝠庵 1945-2015」

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五尺七寸(1726mm)伝統的な和風の寸法で内法高を統一

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all photos©照井壮平 蝙蝠の明窓から射す光が広縁をてらす

田村篤昌 / 田村篤昌デザイン事務所が設計した、和歌山の住宅「蝙蝠庵 1945-2015」です。

施主の叔母が残した築70 年の住宅。
叔母が茶道教室を行うために購入した建物(旧棟)に、程なく住居としても使えるように新棟を増築した木造平屋建の住宅である。
長らく荷物置き場として放置されていた住宅は、施主が譲り受けたときには、損傷が激しく居住することが出来ない状態にあった。施主が荷物の整理を行い閉ざされた雨戸を開くと蝙蝠の明窓から射す光が広縁を照らし開放感のある座敷が現れた。贅沢な造りの付書院と床の間、遊び心のある書院造りである。
取壊して新築を建てるべきか、リノベーションを行うか、現場考察での判断が求められた。
新築よりも費用や時間、手間がかかることを説明した上で、それでも施主の「のこしたい」という想いがある。
施主の想いを尊重し、単に復元するのではなく古い空間と新しい空間が出会う場として「蝙蝠庵」と名付け、新築では体験できない「のこす価値」を提案した。

ギャラリー・間で次回行われる「堀部安嗣展 建築の居場所」の予告動画

ギャラリー・間で次回行われる「堀部安嗣展 建築の居場所」の予告動画です。

以下は、展覧会の概要。

本展では、建築の真髄を伝えるべく、代表作である「竹林寺納骨堂」や「阿佐ヶ谷の書庫」を含む14作品による5編の短編映画を制作し、会場で上映いたします。個々の物語からは、それぞれの建築と月日を共にしてきたお施主様へのインタビューやそこを訪れる人びとの様子、周囲の環境との関わりなどから、作品のその時々の表情を読み取ることができます。そしてそれらの物語を通して、堀部氏の建築が、建築家個人の精神の発露であると同時に、施工から完成、その後に至るまで、多くの人に支えられ共に時を重ねていく存在であることを感じていただけることと思います。また会場には、日々作品が生み出される事務所のインテリアを再現し、建築が生まれるまでの過程をスタディ模型から氏愛用の設計道具、堀部氏が影響を受けた建築などを通して紹介します。

ギャラリー間での建築展「トラフ展 インサイド・アウト」の公式会場写真

ギャラリー間のサイトに建築展「トラフ展 インサイド・アウト」の公式会場写真が掲載されています

ギャラリー間のサイトに建築展「トラフ展 インサイド・アウト」の公式会場写真が14枚掲載されています。以下は展覧会公式の概要。

「インサイド・アウト」と名づけられた本展は、初期作品から数々の会場構成、プロダクツ、そして最新の住宅プロジェクト「Big T」(2016年)に至るまで、その完成形をスタディの過程、試行錯誤する中で手がかりとなったもの、インスピレーションを受けた素材などとともに展示することで、創る過程をも楽しむトラフのアタマの中をのぞき、思考の過程を追体験いただだける内容となります。是非、トラフの思考法に触れ、これからの建築や都市の有り様を探っていただくきっかけとしていただければ幸いです。

最も注目を集めたトピックス [期間:2016/10/17-10/23]

アーキテクチャーフォト・ネットで、先週(期間:2016/10/17-10/23)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページ右下の「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


1、「(仮称)大阪新美術館」設計コンペの一次審査通過者が発表

2、小嶋一浩さんが亡くなりました

3、【特集:書籍・リノベーションプラス】 青木淳による書評『自分が楽しいと思うことの先に「仕事」がある。先に「建築」があるのではない。』

4、建築家の中山英之が、エルメスのファッションショーに出演。過去には石上純也が ヨウジヤマモトのショーに出演したことも

5、POINTによる、大阪の住宅「階段の家」

6、伊東豊雄が設計した、宮城・仙台の認定こども園「森のこども園」の内覧会が開催 [2016/10/23]

7、山崎壮一建築設計事務所による、兵庫の住宅「芦屋の家」

8、村田純 / JAMによる、大阪の、住宅兼アトリエ「中津のリノベーション」

9、ホルヘ アルマザン+慶応義塾大学アルマザン研究室による、山梨県の酒蔵のコンバージョン「サケウェアハウス」

10、TANK+POINTによる、東京・外苑前の、ブリヂストンサイクルのコンセプトショップ「RATIO &C」

11、「【訃報】建築家・小嶋一浩氏 開放的で可変性の高い空間構成、学校建築に多大な功績」(建設通信新聞ブログ)

12、青木淳による、岡山の内部空間に入ることができ、動きのあるパヴィリオン「A&A TUBE」の動画など

13、アトリエ・ワンによる、ギリシャ・アンティパロスの住宅「ツリー・ハウス」の写真

14、POINTによる、東京・渋谷の、可動家具によるオフィスリノベーション「AITオフィス」

15、POINTによる、東京・新宿区の小間の立礼茶室「夜咄Sahan」

16、ルイス・バラガンによる、メキシコの住宅「ヒラルディ邸」の現在の様子を伝える動画

17、frontofficetokyoによる、東京の住宅「Oyamadai House」の写真

18、コンマによる、東京都港区新橋の、都市に開かれた店舗併用住宅「TENTOSHI」の内覧会が開催 [2016/10/15]

19、川島範久+佐藤桂火 / ARTENVARCHによる、京都・山科の住宅「京都の三段屋根」

20、建築家の木下道郎に、自邸「ドッグハウス」について聞いているインタビュー


過去の「最も注目を集めたトピックス」はこちらでどうぞ

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